家づくり 2022/01/06
断熱性能について新築前に知っておくべきこと5選
家を新築するとき、間取りの機能性やデザイン性も重要になりますが、一年中快適に過ごすためには断熱性能にも力を入れる必要があります。
この断熱性能によって、家自体の寿命を左右し、また日々の暮らしに大きな影響を与えます。
例えば、冬は寒くてつらい。夏は暑くてエアコンを使いっぱなし。
このような家では、暖房費や電気代などの光熱費もかかり、思わぬ出費で家計を圧迫するケースもあるでしょう。
いくらステキな家でも、断熱性能が低ければ、暮らしはじめてからの悩みも増えていくはずです。
そこで、新築する前に知っておきたい断熱性能についてここでご紹介します!見た目だけではない、確かな住宅性能で、マイホームを実現しましょう。
Contents
断熱性能、これだけは知っておきたいこと
「高断熱住宅」、「高気密住宅」の違い
「高断熱住宅」とは、外壁と内壁の間や基礎、小屋裏などに断熱材を用い、さらに断熱性の高い窓を採用して、断熱性能を高めた住まいのことです。
魔法瓶のように家全体を断熱材で囲み、断熱性を高めることで夏は暑い外気をシャットアウト、冬は暖かい室内の熱が外に出ていくのを防いでくれます。
一方、「高気密住宅」とは、隙間が少ない気密性の高い家のことです。
建築時に小さな隙間も建築素材や防湿シート、断熱材、気密テープなどを使用して隙間を埋め、外気の侵入を防ぎます。
これによって外気に影響されない「気密性が高い」住まいとなり、これが「高気密住宅」といわれます。
この「高断熱住宅」と「高気密住宅」を一緒に取り入れるのが「高断熱高気密住宅」となり、オールシーズンいつでも室内は快適。
夏と冬の温度差がある日本では、適した住宅性能と言えるでしょう。
では、簡単にまとめてみましょう。
- 高断熱…断熱材を用い、住まいの断熱性能を高めること
- 高気密…建築素材などを用い、住まいの隙間を無くすこと
断熱性能が高い家をおススメする理由
断熱性能が高い家は、まず第1に「外の気温の影響を受けにくい」というメリットがあります。
暑い夏も寒い冬も関係なく、室内温度を一定に保つ心地よい住まいで過ごすことができるでしょう。
特に冬はエリアによってはマイナス気温の中で過ごすこともありますが、そんな気候でも関係がなく、暖かな住まいを実現できます。
また断熱性能が高いということは、住宅性能も安心。住まいが長持ちするのもメリットのひとつといえます。
高断熱高気密住宅のいいところ
外の気温の影響を受けにくい
先にあげたように外気の影響を受けにくく、「夏は涼しく、冬は暖かい」にすることができます。
光熱費を抑えることも可能、省エネ効果が期待できます
「高断熱高気密住宅」では、冷暖房を使用したときの冷気や暖気が室内から逃げにくく留まるため、冷暖房機の使用が最小限に済むことが期待できます。
これによってシーズンを通して光熱費を抑えることも可能。省エネ効果が期待できます。
冷暖房効率の良い環境
冷暖房効率が良い環境となっているため、室内の結露も極力解消し、長寿命の住まいも期待できます。
「高断熱高気密住宅」でも特にポイントになるのは「省エネ効果」があり、光熱費を抑えることができることです。
外気に左右されない家ですから、冷暖房の設備も使用頻度が少なくなるでしょう。そのため電気代なども抑えることができ、家計は助かりますね。
お財布にやさしいのがこの「高断熱高気密住宅」の魅力のひとつと言えます。
新築住宅に必要な断熱性能とは?省エネ基準もご紹介
住宅の省エネルギー基準
「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)により、一定の基準以上の省エネルギー性能の実現に対する努力義務を課しているのが「住宅の省エネルギー基準」です。
1980年に「省エネ法」として制定され、2015年には「建築物省エネ法」に移行。その法律の改正ごとに強化されてきました。
従来は、断熱性能や日射遮蔽性能など、住宅の外皮の性能を評価するものでしたが、2015年に改正された基準では、
外皮性能に加えて、住宅全体で使用するエネルギー量の二面から住宅の省エネルギー性能を評価するようになりました。
その省エネ性を示す基準値として、外皮については「断熱等性能等級」、一次エネルギー消費量には「一次エネルギー消費量等級」に分かれています。
また、新築住宅の省エネ義務化が2025年度から適用の予定。省エネ住宅がどんどん身近になっています。
※外皮とは、住宅の外周(外壁・屋根・窓等)の部分で、建築用語で「外皮」と呼ばれています。
※一次エネルギー消費とは、空調エネルギー消費量 + 換気エネルギー消費量+ 照明エネルギー消費量 + 給湯エネルギー消費量+ その他エネルギー消費量 (OA機器等)等のことです。
省エネルギー住宅を実現する「断熱」、「日射遮蔽」、「気密」の3つが対策の柱
「断熱」は、壁、床、屋根、窓などを通しての住宅の内外の熱の移動を少なくすること。
「日射」は夏に室内の温度が上がる最も大きな要因となる、外部からの日射を遮蔽し、
室温の上昇を抑えることで、冷房に必要なエネルギーを削減すること。
そして「気密」は住宅に隙間があると、その隙間を通じて空気が出入りすることで熱が室内外で移動します。
この空気の移動による熱の移動を少なくするために隙間を減らすのが気密対策となります。
「省エネ住宅」にはこの3つの対策が重要なのでこれも覚えておきましょう。
断熱性能が高い家に住んでみて
ここで、「高断熱高気密」住宅に住んでいる方の声をご紹介します
Aさん「外はマイナス気温だけど家の中は20℃以上。リビングだけじゃなく、どの部屋に行っても一定の温度なので、冬も快適に暮らしています」。
Hさん「住んでみるまで『本当に夏に涼しくて、冬に暖かいのか?』と思っていました。住んでみて2年経った今、一年を通して快適に暮らせています」。
Bさん「白い息を吐きながら起きたことはありません。寒空の下から帰ってきて、玄関のドアを開けた瞬間の、じんわりとした暖かさ。それだけで、幸せを感じています」。
Kさん「外が少し暑い日でも、家の中はひんやりとしているので、扇風機だけで、かなり快適です。夏も涼しく快適ですね」。
Iさん「断熱性能の良い家を建てると、国なども温暖化対策として、税金の控除や、ローンの金利軽減の補助をしてくれます。冷暖房費が安くなるうえ、税金などで優遇措置が受けられるので、家計にも助かりますね」。
高い住宅性能「COZY standard」
構造、性能はしっかりと。5つの確かな品質
毎日が快適で長く住むことができる家をお届けするため、構造・性能はしっかりと。
お約束する品質「COZYスタンダード」を定め、家づくりを実行しています。
①【断熱性・気密性】COZYの家は暖かい家
公的基準を1.2倍も上回る断熱性能
COZYの家は、断熱性能を表す「UA値」が、標準仕様で公的に定められた省エネルギー基準値を上回っています。
断熱等性能等級が最高ランク「4」
断熱性能を表す断熱等性能等級。COZYの家は最上位等級4を取得しています。
②【耐震性】COZYの家は地震に強い家
木造軸組工法と2×4工法の“イイとこ”を合わせた「ハイブリッドファーム工法」
③【省エネ・耐久性】COZYの家は経済性の高い家
住んでからのお金も考えた家をつくり、光熱費やメンテナンス費といったランニングコストを低減。家計にもやさしい暮らしをお届けします。
- 外壁のメンテナンス費用を削減
- 火事に強い構造で火災保険料が安くておトク
④ 【規格・設備】COZYの家は後悔しない家
各種保証をご用意。いつでも頼れる安心をお届けします。
標準仕様には、機能性・デザイン性を備えた、使いやすく人気な設備が追加料金なしで組み込まれています。
この充実した設備面も、オーナー様からCOZYが高い評価を受けているポイントです。
また、アフターに強い規格住宅をご提供。壁塗装保証30年、瑕疵保証10年、定期点検、迅速なアフターメンテナンスなどいつまでも頼れる安心サポートも充実しています。
建物にかかるお金を抑えることができ、メンテナンスの費用も少なく済みます。
このように、COZYの住まいは高断熱高気密、高い住宅性能と省エネ性をベースとし、保証なども安心のシステムが整っています。
マイホームを検討中の方は、COZYで快適な住まいを実現しましょう。
-
WriterCOZY Life Plus 編集部
「家は、シンプルでいい」これから理想のお家づくりを始めるみなさんに、COZY Life Plus 編集部がお役立ち情報をお届けします!