F1観戦記 海外GP現地観戦に行こう!

2024年F1シンガポールGP 9月22日(日)

シンガポール3日目、日曜、決勝日です。

ホテルで朝食後は、ブギスジャンクションで買い物。

昼食はブギスジャンクションのスーパーで買って、ホテルで食べました。

昼食後、私は入り待ちのため、ゲートオープン時間にサーキットへ。

妻は入り待ち参加せず。土曜にガスリーに会えたので既に満足。この日はドライバーズパレードまではホテルで休憩してました。

 

私の入り待ちは結局3日間ともパドックゲート前は断念し、スタッフゲートの所にしました。

なので、車で現地入りするドライバーには1度も会えませんでした。

パドックゲート前の混雑は異常ですね。

何人かのドライバーにサインをもらって入り待ちも終わり、ドライバーズパレードの時間に合わせて席へ移動。

妻とも合流。

 

ドライバーズパレードが始まりました。

トラックになってる!

2023年の記憶は若干曖昧ですが、2022年まではクラシックカーでのドライバーズパレードでした。

ちなみに下の写真は2022年のドライバーズパレードです。

トラックだと一瞬で通り過ぎちゃうのと、ドライバー同士で話してしまって客席をあまり見てくれないんですよね。

個人的には1人1台方式の方が好きです。

過去行った中では、2016年のカナダGPも1人1台方式でした(下の写真です)

 

ということで、パレードは一瞬でトラックが通り過ぎてしまって終了。

少し間があって、レーススタート!

スタート直後の1コーナーの攻防が目の前で見れるのが、この席の最大の売りだと思います。

今年はシンガポールGP史上初めてセーフティーカー導入無しでレース終了。

セーフティーカー無しだと終了時間も遅くならないので助かります。

 

終了後は前日同様、妻はホテルへ、私は出待ちへ。

金曜土曜はセッション後も翌日以降に向けたミーティングなどがあるので、ドライバーはなかなか出てきませんが、日曜はレースが終わると比較的すぐに出てきます。

また、土曜は12時で追い出されましたが、さすがに最終日の日曜は12時過ぎても追い出されませんでした。

 

ラッセルはレース後は熱中症気味だったそうですが、カメラを引き連れて元気そうに出てきていました。

過去のプログラムにサインもらいました。

これにて日曜日も終了です。

全体の総括などは、次回のブログにて書こうと思います。

2024F1シンガポールGP 9月21日(土)

シンガポール2日目、土曜日です。

この日はホテルで朝食を取った後、靴を買いに行きました。

前日の出待ち中にスコールを浴びたせいで靴はびしょ濡れ。一晩で乾くはずもなく、使い物になりません。

買い物はブギスジャンクションへ。

行く時には、妻が持っていたサンダルを拝借。とても助かりました。

 

靴も調達して、意気揚々とサーキットへ。

この日は妻も一緒に入り待ちです。

妻はガスリー推しなので、初日の金曜は、ガスリーが例年通り歩いてサーキット入りしていることを私が確認。

確認できたところで、土曜に妻も入り待ち参加。

 

前日金曜同様、パドックゲート前は酷い混雑なので、スタッフゲートへ。

スタッフゲートへ着くと、なんとロズベルグ発見!

ロズベルグは引退後もちょこちょこサーキットへ来ているのは知っていましたが、鈴鹿シンガポールといったアジアに来ているイメージは無かったのでビックリ!

昔のプログラム(2012年モナコGP)にサインをもらいました。

プログラムと言えば、今年もシンガポールGPではプログラムの販売はありませんでした。

もはやシンガポールGPではプログラムが無いことが定番化しているので、あまり驚きはありませんが、やっぱり少し寂しいです。

 

ロズベルグにサインをもらったところで、この日も前日に続き、韓国の親子に会うことができました。

ブログを読んで、私が妻と2人でシンガポールに来ることは事前に知っていたとのことで、妻も初めましてのご挨拶。

なんと、Gardens by the Bayでお土産を買ってきてくれていました。

他にも、私達夫婦のチェキを撮ってくれたり、とても嬉しかったです。ありがとうございました!

 

入り待ちですが、ガスリーにも無事会えました。

ただ、入り待ちの最前列が確保できなかったため、妻はセルフィーうまく撮れず。

今年は去年とはレイアウトが変わり、ドライバーと並んで歩くことができなくなっていましたので、セルフィーチャンスは一瞬しか無い状態でした。

シンガポールの運営も徐々に鈴鹿化して、ドライバーとの接点が減らされている印象です。

それでも、ガスリーを目の前で見ることができて、妻も満足。

私は無事にサインをもらいました。

 

それから、来年ガスリーのチームメートとしてアルピーヌからデビューするドゥーハンにも会いました。

色紙にサインももらいました。

 

アロンソもいましたが、例年通りサインは一切せず通過。

 

ストロールは過去のプログラムにサインゲット。

 

それから、10年以上前からF1を観ている方ならご存知、デラロサにも会いました。

デラロサと写真を撮った後、近くにいた海外の若いファンから「あれ誰?どこかの偉い人?それとも元ドライバー?」と聞かれたので、元ドライバーだよと教えてあげました。

ちょうど、ロズベルグにもサインをもらった2012年モナコGPのプログラムを持っていたので、デラロサのページ(当時のサイン入り)を見せてあげると、「ほんとだ!」と驚いてました。

「プログラムの写真撮って良い?」と言うので、もちろんOK。

この日の入り待ちは終了。

 

席に戻って、FP3観戦。

金曜のFP1とFP2の間はサーキット内で食事休憩していましたが、この日のFP3と予選の間は、一度ホテルに戻りました。

やはりシンガポールは暑いのと、人が多くて食事を買うのも時間がかかるし、食べる席も無いので、ホテルの下のコンビニで夕飯を買い、部屋で食べました。

こういう時、ホテルが至近で便利です。

 

サーキットへ戻って予選観戦。

その後は、妻はホテルへ、私は出待ちへ。

この日は雨は降りませんでしたが、12時になると昨年同様追い出されました。この時間だと、ドライバーはまだ出てこないですね。

そして、ホテルはGATE1が最寄りなのに、なぜかGATE2から出ろと。このくだりも昨年と同じですね。GATE1は閉まってると。

私は毎年GATE1を使っていて、観客用のGATE1が閉まってもスタッフ用ゲートから出られるのを知っているので、無視してGATE1に向かおうとしましたが、しつこくGATE2に行けと迫ってきました。

ホテルを伝えて、GATE1が最寄りだと言っても「閉まってるからダメだ」の一点張り。頭きたので日本語でまくし立てて、振り払ってGATE1から帰りました。当然ですが、スタッフ用ゲートから何の問題も無く出られました。

これにて土曜日も終了です。

2024年F1シンガポールGP 9月20日(金)

今年最初のF1現地観戦!シンガポールGPです。

フライト、ホテル、観戦席などの全体計画の概要は、以下のブログからご覧ください。

f1world.hatenablog.com

f1world.hatenablog.com

出発は9/19(木)夜のフライトなので、仕事後に羽田空港へ。

羽田へは、自宅前の商業施設から無料シャトルバスが出ているのでアクセス抜群。

空港へ到着し、事前に送っておいたスーツケースを受け取り、チェックイン。

フライトはANAのプレミアムエコノミーにしたので、ANAのラウンジが使えました。

かなり広いし、食事も満足。夕飯はここで済ませました。

肝心のフライトですが、プレミアムエコノミー、正直微妙でした。

確かにエコノミーよりは広く、リクライニングも深いですが、コスパ考えたらエコノミーで良いかなと思います。機中泊なので睡眠重視で選びましたが、睡眠の質もそこまで変わらなかったかな。

 

シンガポールには翌日早朝に到着。

早朝に着いたので、ホテルへ行ってもチェックインまで長時間待たされるのを避けるため、ジュエルへ。

ジュエルは大半のショップは早朝は開いてませんが、スタバなどいくつかの店は開いてました。なのでとりあえずスタバで休憩。

少し休憩して、他の店が開いた頃に、店を移って朝食。

朝食後は、ジュエル内で散策。

早朝は流れていなかった滝も、流水が始まっていました。

 

昼前にはジュエルを後にして市内へ。

昨年はタクシーで行きましたが、今年は地下鉄で行ってみました。

ホテルはブギス駅から歩いて行けるので、乗り換えも1回だけ。片道1人2ドルで行けました。

ホテルに到着。私はホテルのメンバーなので、アーリーチェックインをちょっと期待していましたが、チェックインは15時までできませんとのこと。まぁ、仕方ないですね。

この日はサーキットのゲートオープンがホテルのチェックインタイムよりも早かったので、チェックインは妻に託し、私は先にサーキットへ。

 

ところが、昨年に続いて今年も工事。

サーキットへの最短ルートは使えず、今年も迂回が必要でした。

迂回してサーキットへ着くと、ゲートが見えないほどの長蛇の列!

ゲートオープン前には着いたのに、結局中に入れたのはゲートオープンの30分後。金曜から凄い人でした。

 

とりあえず、定番の入り待ちポイント、パドックゲート前へ行ってみました。

ここも凄い人!

ちょっともう無理ですね。

なので昨年同様、もうひとつの入り待ちポイント、スタッフゲート前へ。

 

ここで嬉しい再開がありました。

昨年知り合った韓国人親子です。

このブログも読んでくれていたので、私がシンガポールに来ることも事前に知っていてくれました。

昨年は初のF1現地観戦で勝手がわからないとのことでしたが、今年は早目にシンガポール入りして、ドライバーも泊まっている中心地のホテルに1泊し、数人のドライバーにも会えて写真を撮ったりサインをもらったりしたそうです。もう楽しみ方を習得してますね。

 

さてドライバーの入り待ちですが、昨年の観戦ブログでも書きましたが、この入り待ちポイントでは、徒歩で現地入りするドライバーにしか会えません。

シンガポールでは約半数のドライバーが車で現地入りしていますので、車で来るドライバーに会いたかったら、激混みのパドックゲート前で頑張るしかありません。

 

少し待つと、今年後半からサージェントに代わってデビューしたコラピント登場!

色紙にサインをもらいました。

サインはカーナンバーも入れてくれました。

カーナンバー43の、3の上の部分が少し崩れてしまったので47にも見えますが、問題無しです。

何人かのドライバーにサインをもらい、入り待ち終了。

 

観戦席へ移動し、妻と合流。

席からの眺めはこんな感じ。

少し2コーナー寄りだったのでメインストレートは後半部分しか見えませんが、まずまずの眺めです。

 

FP1と2を観戦し、妻はホテルへ、私は出待ちへ。

ところが、出待ちの最中、スコール直撃!

出待ちでは誰のサインももらえないまま、びしょ濡れになってホテルへ戻りました。

これにてこの日は終了です。

2024年WEC @富士 総括

今回のブログは、2024年WEC富士総括に加え、2つの点(パドックパス価格と観客のマナー)について個人的な意見を書きたいと思います。

まずは総括です。

・ほぼ丸1年振りとなったレース観戦は、やはり楽しかったです。来年以降は丸1年もブランクができないような観戦スケジュールを組みたいと思います。

・宿はとても良いところを発見できました。「富士山中湖ホテル」。宿に求めるポイントは人それぞれかと思うので、全員に高評価を受けるとは言えませんが、サーキットへのアクセス、コスパ、施設面、とてもバランスの取れた宿だと思います。

パドックは人が多過ぎて、満足度は低めです。来年以降、値段は大幅に上げるべきです。パドックに人が多過ぎで危険です。

トヨタ1メーカーの時代を知る身としては、これだけメーカーが増えるととても嬉しいです。BOPには様々な意見がありますが、ワンメイクになってしまっては更につまらなくなってしまいます。コストなども考慮した現状の妥協策としては、BOPの活用が最善のように感じます。

総括は以上です。

次に、パドックパスの価格についての意見です。

安過ぎます。そのせいで人が多過ぎです。今年は28,800円でした。

例えば来年のF1日本GPで、パドックなんて一切入れない普通の観戦席で一番高いのがV2上段の14万円です。それより安いのはバランスとして違和感があります。

個人的には0を増やして288,000円でいいと思いますが、今年のWECの「ル・マン スピリットクラブ VIPパッケージ」が285,000円で価格が逆転してしまうので、15万くらいが妥当なところでしょうか。15万でも今年の5倍です。購入者が半分になっても売上は倍以上です。

そんなことすると客離れが起きるという人がいますが、どんどん値上げされてるF1で客離れが起きてないので大丈夫です。むしろ、パドック内の人は減らさないと危険です。売上は単価×客数ですから、単価上げた分、客が減っても売上維持できますから。

庶民が行けなくなるという意見もありますが、通常チケット(自由席)を値上げしなければ問題ありません。パドックパス価格を庶民に遠慮する必要はありません。

現状では誰もハッピーではありません。チームスタッフやドライバーはストレスフルだし、客は目当てのドライバーとの接点が持てないし。

ロッシやバトンといった人気ドライバーは、昼食さえ制限されていました。他のドライバーはパドック内のレストランに行っていましたが、バトンは出てこなかったのでケータリングでしょうし、ロッシは車でパドック外へ行っていました。

SNSで、「パドックBMWスタッフからアジア人を軽蔑する言葉を言われたからWEC二度と行かない」という投稿がありました。BMWはロッシ所属チームです。これ、スタッフの本音だと思います。二度と来るなと本気で思っていたんだと思います。

値上げで人数を大幅に減らさないと、来年も同じことが起きると思います。

3万とか5万とかの誤差みたいな値上げではなく、10万以上、15万くらいが適正だと思います。

最後に、観客のマナーについての意見です。

観客と言っても、パドックパス客の話です。グランドスタンド側の話ではありません。

まずは、サイン待ちのマナーです。

明らかに走行セッションを邪魔しない、朝のドライバー到着時や、その日の全セッション終了後の出待ちならまだしも、それ以外の時間帯はレース運営が最優先です。

ドライバーだけでなく、スタッフの邪魔になるような行動は一切慎む必要があります。

「サインが欲しい自分」を中心に考えるのはやめましょう。最優先は「どうしたら邪魔にならないか」です。広がらない、端で待つ、隙間に入る、そういった行動が必要です。

バトン所属のJOTAのピット裏で、こんなことがありました。

私が隙間に入ったところ、横にいた人から真顔で「並んでんだよ」と。

アホに何言っても仕方が無いのと、絡まれても面倒なので放置しましたが。

パドックで「並ぶ」なんていう概念はありません。土曜朝にミック・シューマッハがパドックでしてくれたようなセルフサイン会なら話は別ですが、「並ぶ」と列ができて長くなるので、はっきり言って邪魔です。完全に、サインもらいたい自分視点の発想です。

パドックではとにかく、端による、通行を妨げない死角で待つ。これだけです。

このままだと、F1鈴鹿のように、客とドライバーを遠ざける運営になってしまいます。自分さえ良ければいいという発想はやめましょう。

次に、観戦時のマナーです。

パドックパスでの観戦場所は、主にピットビル屋上になりますが、下の写真はレース中のものです。

場所取りが酷いんです。

これ、レース前ではありません。レース中です。

トイレや買い物で5分10分で帰ってくるならわかります。30分後もこのままでした。

そんなに長時間戻ってこないなら、その間、他の人がここから観たっていいじゃないですか。戻ってきた時に、空いてるところから観れば。

これも、自分さえ良ければいい、自分のことしか考えない発想の典型です。

律儀な日本人は、戻っても来ない場所取りの隙間から観るだけ。

海外の方々は、場所取りなんて気にもせずに土足でビニールシートに乗って観てましたし、そんな海外の方々を見て、私はむしろスッキリしてました。

日本は思いやりの国なんて言われますが、海外のレース観戦に何度も行っている私からすると、海外の方が思いやりがあって、日本の方が自己中心的に感じます。

 

色々書きましたが、一言で言えば、みんなレース好きな仲間なんです。

チームスタッフも仲間。他の観客も仲間。

自分のことだけ考えて行動して仲間(チームや観客)の邪魔ばかりするのではなく、仲間にとって気持ちの良い行動とは何かをもう少し考えましょう。

2024年WEC @富士 9月14~15日(土日)

WEC富士、2日目、土曜日です。

ちなみに、駐車場は前売り指定ではなく当日払いでしたので、ゲートオープンに合わせてサーキットへ。

前日の人混みに若干嫌気がさしていたのと、土日はピットウォークがあるので、パドックではチーム活動に支障が出ないように、サインをもらうのは朝のサーキット到着時をメインにしました。

でもバトンは朝だけでも人混みが嫌だったようで、金曜は駐車場に停めてからピットビルへ歩いていましたが、この日はピットビルへ直接車で乗り付けて、車はその後スタッフが駐車場スペースへ。

 

ドライバーの来場が一巡したところでアルピーヌピットへ行くと、ミックが即席サイン会を開いてくれていました。

これも、金曜の混乱を案じて「サイン会するからレースの邪魔しないでね」という意思表示のように感じました。

ミックのサインをもらって、バトンのいるJOTAのピットへ行くと、こんな張り紙が。

まだ控えめな表現だと思います。金曜のスタッフは、かなりイライラしている様子でしたから。

 

フリー走行後はピットウォーク。ピットウォークのサイン会は土日2日間ともバトン目当てでJOTAへ。

ミックやバトンのサインは過去のF1プログラムを中心にもらいました。

それから、ピットウォークのもう1つの醍醐味は、整備中のマシンが見れること。

パドックでも思いましたが、参戦メーカーが増えて賑やかです。

マシン綺麗だし格好良いし、テンション上がります。

この後、予選を見てから、宿は金曜と同じ富士山中湖ホテルへ。

 

日曜は、ゲートは夜通しオープンなので、パドックオープン前にサーキット入り。

この日はサイン会が午前中なのと、前日のバトンの来場の様子や、パドックの混雑なども勘案して、ドライバーの入り待ちはせず、早々にピットウォークの列へ。

JOTAはフロントにカタカナで「ジョタ」。こういう遊び心も好きです。

 

ピットウォーク後は決勝レース。

6時間もあるので、場所を変えたり、グッズショップで買い物したりしながら観戦。

結果はポルシェの勝利でした。

レース終了後のドライバー達。お疲れ様です。

GTクラスでロッシが表彰台に上ったこともあり、表彰式もすごい人。

表彰式後は、走行後のマシンを見にガレージへ。

ピットウォーク時とは異なり、6時間の激闘を感じさせる傷や汚れをまとったマシン。

これはこれで迫力です。

 

レースも終わったので、少しドライバーの出待ちをしてから帰宅しました。

以上で、今年のWEC観戦は終了です。

総括なども書こうかと思いましたが、少し長くなりそうなので、次回にします。