十日市信号所(操車塔)が9月に撤去されるらしい
2021年3月撮影
「鳥の巣」の愛称で知られる十日市信号所の操車塔は1952年に設置され、1955年まで係員が塔の上で電車のポイント切り替え作業を行っていました。その後は自動化に伴い無人となり、ポイント切り替えや信号の表示のための機器が設置されていましたが、建物の老朽化が進んだことにより、今年9月から解体されることになりました。
【Facebookページ/広島電鉄(Hiroshima Electric Railway) 8月31日】
設置されてから約70年ということですが、実際に係員が常駐して作業を行っていたのが 1952~1955年の約3年間だけとは知りませんでした。昭和レトロな建造物が無くなってしまうのは残念ではありますが、現行の耐震基準を満たしていないらしいので、やむを得ない対応なのかなと思います。
この操車塔に人が入っているのを最後に見かけたのは、7号線(横川駅~紙屋町西~広電本社前)が復活した時だったか、若しくは新型超低床車 1000形が導入された時だったような記憶があり、どこかにメモ書きした憶えもあるのですが、探しても探しても見つからず… (^^);
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