第12回路面電車まつり
6月10日は、6(ロ)・10(デン)で 「路面電車の日」・・ ということで、毎年恒例、今年で12回目を迎える広電・路面電車まつりを覗いてきました。
午前中こそ冴えない曇り空でしたが、午後からは青空が広がって汗ばむほどの暑さになった広島市内、路面電車まつりの会場となった広島電鉄・千田車庫内は、今年もたくさんの家族連れや路面電車ファンで賑わっていました。ほぼ毎年覗いている訳ですが、年を追う毎に入場者が益々増えているように感じるのですが如何でしょうか!?
さて、今年の路面電車まつりはほぼ例年通りではありましたが、新たな試みもいくつか見受けられ、色々と工夫されている様子が伺えました。
まずは路面電車の展示・・ 最新超低床車グリーンムーバーmax 5101号の広島観光インフォメーション電車、ドルトムント電車 76号、ハノーバー電車 238号、大正電車 101号。ここまでは昨年同様ですが、それらに加えて被爆電車 651号と 802号のモシカ号が展示されていました。[0] 原爆ドーム前 の方向幕を出した被爆電車 651号の車内にはモニタが設置され、「ヨーロッパの都市と思想から学ぶ広島の未来像 (広島電鉄制作)」 や 「ミュージカル チンチン電車と女学生 (STAGE21制作)」 などのビデオ上映がなされていました。一方の 802号は絵本コーナーとして、冷房の効いた車内で小さな子供さんが絵本など楽しめるようになっていたようです。
そして新たに登場したのが、超低床車グリーンムーバーmax 5105号を使用したミステリー電車。これは、約 2時間の運行中、『路線の分岐や駅の手前で 「どちらへ進むか」 などクイズを出し、不正解者は下車させられる。(2007.6.6 朝日新聞より)』 という企画だそうです。何とも面白そうな企画ではありますが、あくまでも対象は 3歳~小学生の親子連れのみ ということでした。
以下、コンパクトデジカメで撮った写真で会場内の様子などご紹介・・
やはり一番人気は、最新の超低床車グリーンムーバーmax。運転席目当てのチビッコ連れ親子で順番待ちの列が途切れることはありませんでした・・
チビッコにかかれば、被爆電車の運転席もガチャガチャ・カチカチ触り放題・・ この程度で被爆から復旧された路面電車が壊れることはありません!? たぶん(^^;)。
ミニ電車もチビッコ達の人気を集めていたようです。時々、登場して愛嬌を振りまいてくれた電車君・・ 暑い中、ご苦労様でした!!
路面電車ファンとしましては、終了時に展示車輌貸切運行の走行シーンを撮影するのが一つの楽しみになっています。今年は、ドルトムント電車 76号が横川駅行きで貸切運行されました。ちょうど本川町の横断歩道橋にて 76号を待ち受け撮影した後、折り返し回送中の 76号を十日市で再度撮影することができました。また、機会があれば後日お披露目したいと思っています。
** 昨年以前の路面電車まつりの記事をご紹介・・
> 第11回路面電車まつり(続編) -2006.06.15
> 第11回路面電車まつり -2006.06.11
> 第10回路面電車まつり -2005.06.08
> 第9回路面電車まつり -2004.06.06
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コメント
路面電車まつりは鉄道関連のイベントにしては家族連れが大変多いのが特徴ですね。路面電車がとても身近な存在であることが伺われます。
何より来場者数が年々伸びていることは頼もしいことです。また、梅雨時期の開催で雨に降られないというのも珍しいことです。
投稿: ひろしま人 | 2007.06.11 07:08
> ひろしま人さん
子供向けの企画が多いから親子連れが多いのか、親子連れが多いから子供向けの企画が増えたのか・・ どちらか分かりませんけど、いずれにしても親子連れが多いですね。まさに身近な路面電車です。
子供達は大喜びしているようですが、結構若いパパさん・ママさんも楽しんでいらっしゃるような気もします。
投稿: T.Kaze | 2007.06.13 00:09