荒手車庫--路面電車撮影
先日広電・荒手車庫にて撮影した路面電車の写真・・・ 本来、車庫内に放置されている路面電車を撮影するなんて、私的には邪道と言うか、ほとんど興味無しではありますが、もう運転される見込みがない車輌については話が別です。
写真は通称「ドルトムント電車」 76号(手前)と77号(奥)。昭和56(1981)年に旧西ドイツ・ドルトムント市から移籍した3両連接車両で、塗色・車体広告は当時のままで残されています。そのスタイル・デザインはいかにも洋風で垢抜けしていて、さすが技術先進国のドイツ製といった感じでしょうか!? 当時は海外から路面電車を移籍・導入することも珍しかったようで、路面電車ファンにも人気のある車輌です。ただ残念なのは、現在余り運行されていないこと・・・ 76号はごく稀に貸切電車として運行され、恒例の路面電車まつりにも毎年駆り出されているのですが、77号はこの荒手車庫の一番奥で「使用休止中」の貼り紙が付けられ、もう運転されることもないようです。腐食もかなり進んでいて、痛みも激しいように見えます。一度でいいから、路面を颯爽と走る77号を撮影したかった・・・。
本家Webサイト内 『路面電車が走る街 広島写真集~広電市内線沿線フォトギャラリー~』 には、広電市内線の路面電車写真をあれこれ掲載しています。そのうちに、「番外編」として宮島線や荒手車庫で撮影した写真なども追加しようかなぁ と予定してますので、またいつの日か・・・。
ところで、かなり気になったのがグリーンムーバー5001号。この5001号は、平成11(1999)年にドイツから空輸されてきた最新超低床車両の第一号なのですが、何故かドルトムント77号のすぐ隣に放置されているのです。ワイパーなども取り外されていて雑然とした感じで、ほとんど動く気配がない・・・ 一体どうしてしまったんでしょうか??
** 許可を得て荒手車庫内を見学、写真撮影させていただいてます。一応詰め所で、見学者として名簿に住所・氏名を記載して見学させていただくことが可能なのです。
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