2022年現場ベストアクト 春編。 - 零れ落ちる前に。

零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

2022年現場ベストアクト 春編。

2022年現場ベストアクト、続いては4月~6月の春編です。

 

前回の冬編はこちらから。

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4月(9公演)

4月はハロプロ三昧。ひなフェス、MSMW、そして念願の単独ツアー!

 

Hello! Project ひなフェス 2022 Juice=Juice プレミアム/アンジュルム プレミアム(2日、幕張メッセ国際展示場1・2ホール)

川名・広本「The 摩天楼ショー

BEYOOOOONDS「プラスティック・ラブ」

アンジュルム「愛すべきべき Human Life

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ひなフェスは何といっても「べきべき」の初披露。Juiceプレミアムの短尺の時点で泣いていたのに、アンジュプレミアムのほぼ最前で浴びたフル尺べきべきは干乾びました。大信頼の堂島孝平!今後末永く歌われるであろう楽曲の、生まれたての姿を現場で拝むことができたのも嬉しかったですね。オタクたるもの歴史に立ち会いたいのでね。シャッフルユニットはケロちと瑠璃ちゃんの「The 摩天楼ショー」、カバーコーナーはビヨの「プラスティック・ラブ」が個人的ベストアクトです。

 

M-line Special 2022 ~My Wish~(9日、KT Zepp Yokohama)

竹内朱莉「ショートカット」

田中・竹内「次々続々」

 

MSMWは竹内さんゲスト回。隣のお姉さんが最新曲はわからないけど昔の曲は身体をグワングワン動かしてノる古の田中れいなオタクで、竹内さん目当てで来た私との温度差がおもろいことに。昔の曲も勉強しよう...と誓いましたし、逆にお姉さんは「次々続々」くらい知っててくれよな...と思ったり。層の違うオタク同士が生む奇妙なグルーヴがMSMWの醍醐味のひとつです。また、同日名古屋で催されたカワカワリンリン*1では橋迫鈴が、MSMWでは竹内朱莉が「ショートカット」をソロで歌うという、師弟関係の奇跡が起こった日でもありました。

 

小片リサbon voyage!」in COTTON CLUB(14日、COTTON CLUB)

米村・窪田「笑って」

ルビーの指輪

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翌週は小片リサさんのコットンクラブへ当日券で飛び込み。よねくぼゲスト回です。小片リサ×COTTON CLUBはもう大正解で、うっとりと彼女の歌声に聴き入る夢のようなひとときでした。ゲストの2人の選曲は小片さんのイメージが強い「笑って」。緊張したと思いますが、ハイクオリティなパフォーマンスに大満足です。

 

lyrical school 「L.S.」リリースイベント(16日、タワーレコード新宿店)

「Danger Treasure」

 

(19日、タワーレコード渋谷店5F)

「バス停で」

 

リリスクのリリイベにも先月に引き続き。4月12日の13時に突如流れてきた卒業発表を見たら増やさざるを得ませんでした。しかし悔しいことに、リリース翌週に控えていたイベントはメンバーのコロナ感染によって全て中止に...。機転を利かせたPがリリスクヘッズ達からチェキを募集したことで、「LAST SCENE」の名MV誕生に繋がりましたが、こぶしのリリイベがコロナで全中止という経験をした身としては、悔しさを拭うことはできなかったなあ...。

 

natalie.mu


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アンジュルム CONCERT TOUR ~The ANGERME~(16日、ハーモニーホール座間 大ホール)

「恋はアッチャアッチャ」

佐々木・橋迫・川名「恋ならとっくに始まってる」

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上京して1年以内にコロナ禍に突入してしまったので、こぶし以外の単独に行ったことのない私にとって、アンジュルムの単独は長らく憧れでした。久々の単独、メンバーの体力的にも大変だったと思いますが、想像以上の完成度で大号泣。同じく最近ファンになった人と一緒に楽しめたのも良い思い出です。

 

・Juice=Juice CONCERT TOUR ~terzo(17日、ハーモニーホール座間 大ホール)

「Magic of Love(J=J 2015Ver.)」

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アンジュルムの翌日、わざわざ再度座間に訪れて観たJuice単独も、オタクの大拍手でメンバーみんなが泣きだしちゃうような伝説的な公演でした。座間LOVE...。有澤さん、入江さん、江端さんら新メンバーが大活躍で、グループの雰囲気の良さが伝わってきました。

 

・BEYOOOOOND 1St CONCERT TOUR どんと来い! BE HAPPY! at BUDOOOOOKAN!!!!!!!!!!!!(25日、日本武道館

「アツイ!」

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全グループ平等に武道館公演が決定したことで、4月以降は武道館に住むことに。トップバッターは念願の初武道館を達成したBEYOOOOONDS。このグループらしい終始へんてこでおもちゃ箱のようなライブは、あまりにも自信に満ち溢れていて、武道館が小さく見えるほどでした。特にSeasoningSがフィーチャーされた「アツイ!」、うーみよほのぴが日本武道館のセンターステージを支配した瞬間は忘れられないです...。

 

5月(8公演)

5月も現場で大忙し。GWは早速フェスです。

 

・JAPAN JAM 2022(5月1日・3日、千葉市蘇我スポーツ公園

モーニング娘。'22「TIKI BUN」

アンジュルム「愛すべきべきHuman Life

miwa「ヒカリへ」

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アンジュ、まさかとは思ったがべきべきを大トリに持ってくる名采配。だって初披露から1ヶ月弱ですよ?大器晩成、46億年LOVEという大名曲達を差し置いて普通そんなことできる?それがアンジュルムならできるんです。「And you? And you?」のコールが、アンジュルムを知らない大勢の人を巻き込んでいく光景は圧巻でした。懐かしのmiwaを、今の友達と一緒に見ることができたのも何だか感慨深かったなあ。この日はTLの皆さん大集合で、今一番の友達と胸を張って言える方々と過ごせて幸せでした。

 

アンジュルム CONCERT TOUR ~The ANGERME~(5月5日、中野サンプラザ

「恋はアッチャアッチャ」

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春ツアー2本目。ツアーを重ね、フェスを経たことでまとまり具合も座間と段違いでした。川村さんのデビュー5周年記念日に立ち会えたのもラッキーでした。きらきらの笑顔でアンジュルムに入れてよかった!と語るかむちゃんにオタクはすぐ泣く。

 

・日比谷ノンフィクションⅨ(5月15日、日比谷野外大音楽堂

「文化祭の夜」

「恋する感覚 -feat. 花澤香菜-」

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中旬は数年ぶりの日比谷ノンフィクションとつばき武道館の2DAYS。日比谷はサプライズ多めで、本家の「恋する感覚」初披露という歴史的瞬間も。あとは超グルーヴィーな「文化祭の夜」がベストアクトでした。アンコール明けには3度目の武道館の発表もあり、こちらもう嬉しいサプライズでした。

 

つばきファクトリー CONCERT TOUR~PARADE 日本武道館スッペシャル~(5月16日、日本武道館

「マサユメ」

「だからなんなんだ!」

「表面張力〜Surface Tension〜」

 

翌日のつばき武道館は2度目にして最高峰。正直初武道館はセトリが物足りなかったのですが、今回はつばきファクトリーというグループを表すのに完璧なセットリストでした。前回トリ曲の「マサユメ」から始まるのがニクイ演出!

 

lyrical school 「L.S.」リリースイベント(5月28日、渋谷マルイ)

「brand new day」

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lyrical school tour 2022 “L.S.”(5月29日、柏PALOOZA)

「Find me」

「NIGHT FLIGHT」

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リリスク単独ツアーは柏公演へ。馴染みのない界隈がライブハウスに集うとこんな肩身狭いんか...と小動物と化していましたが、始まってみれば心身ともにノリノリ。himeさんの色気がとんでもなかったし、yuuさんの声は癖をゴリゴリ抉ってくるから危険でした。アルバム「L.S.」でまだ聴けていなかった曲も爆音で聴けて大満足です。

 

・Juice=Juice CONCERT TOUR ~terzo~ FINAL 稲場愛香卒業スペシャ(5月30日、日本武道館

「禁断少女」

「もしも・・・」

もしも・・・

もしも・・・

  • provided courtesy of iTunes

 

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月末は愛香の卒コン。これも完璧な公演でした...。カントリー・ガールズ→活動休止→北海道研修生との活動→Juice=Juiceとかなり波乱のアイドル人生でしたが、これまでの苦難をすべて昇華し切った卒業コンサートだったと思います。「禁断少女」のウインクと、「もしも・・・」はもはや呪いです。いつまでも愛香の夢の中で過ごしたいよう......。そんなオタクの幻想は露知らず、間髪入れずにインスタ投稿を始め、好き放題活動している姿も潔くて大好きです。Juiceメンとの卒業旅行写真を見て、アイドルの「卒業」を一般人の「卒業」と切り離していた自分に気付かされました。そうだよね、「卒業」はあくまで人生の一区切りだもんね...!

 

6月(3公演)

6月は初めていく現場が2つあり、どちらも非常に有意義な現場でした。

 

never young beach おひさしぶりツアー 2022(6月10日、ダイアモンドホール

「なんかさ」

「Pink Jungle House」

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ひとつはネバヤン。赤い公園をきっかけに仲良くなった友達に誘われ、近所の名古屋まで。ボーカルの方が「男はつらいよ」にハマっていたらしく、寅さんに扮して泥臭く歌っていたのがチャーミングでした。トロピカルなロックと昭和っぽい見た目の食い合わせの妙も新鮮でしたね。心地よいグルーヴだったなあ。

 

アンジュルム CONCERT TOUR -The ANGERME- PERFECTION(6月15日、日本武道館

松本わかな「わたし」

橋迫鈴「私を創るのは私」

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「-The ANGERME-」というセルフタイトルのようなツアー名のファイナルに「PERFECTION」と銘打ったからには何かあるだろうと予測していましたが、「全シングルを披露する」という意味合いでの「完全」でした。若干「そっちか~(ズコー)」となったのは否めないですが、そんな些細なことはどうでもよくなるほど10人のパフォーマンスが完璧で、年下メンバー含めこんなにも大きくなったんだなあ...と感涙。特にソロメドレーが素晴らしかったですね。橋迫鈴さんは主人公。

 

小沢健二 Ozawa Kenji So kakkoii 宇宙 Shows(6月26日、東京ガーデンシアター)

「あらし」

「失敗がいっぱい」

 

下旬はフォロワーのご厚意によりオザケン2年ぶりのツアーへ。壮大なオーケストラ編成、「魔法的電子的回路」なる電飾グッズを用いた観客参加型の演出、2時間ずっと解決せずにうねり続ける音楽など、すべてが体験として斬新でした。特に「離脱」という概念が面白く、曲中にオザケンが「離脱」と唱えると曲のテンポが半分になり、「戻る」と唱えると元に回帰するという、奇妙なものでした。オザケンが唱えるタイミングも恐らくアドリブのため、常にオーケストラに緊張感が走っており、他のライブでは得難い体験でしたね。あとはスチャダラパーのサプライズ出演!ブギバの途中でオザケンが「有明最終日、1992年へ」と呟くと、一瞬暗転しスチャが登場する粋な演出は、あまり2組を知らない自分でもかなり興奮しました。

 

***

 

以上、春編でした。

 

次は折り返して夏編!

 

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*1:アンジュルムの川(カワ)村文乃・川(カワ)名凜(リン)・橋迫鈴(リン)による円盤化・配信なしのレアイベント。「歌詞に『川』が入っているから」という理由だけで滅多に披露されない「フラグをぶっ壊せ!」を歌うなど、やりたい放題のセトリだった。行けた人羨ましい...。

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