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| 今期(2024年冬)視聴のテレビ番組をリストアップしてみました。
23番組です。 初期リスト(非公開)では37番組だったので、およそ6割くらい残りました。
今期もまあまあ、時間帯の被りが気になる番組表でしたね。 まあ、MX以外は、あえてぶつけてきてるか、そこしか枠がないかという感じなのでしょうが。
そんな中、今期開始アニメで僕が特に注目しているのは『わんだふるぷりきゅあ!』『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』『SYNDUALITY Noir(第2クール)』『望まぬ不死の冒険者』『SHAMAN KING FLOWERS』『悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~』『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』あたりでしょうか。
『わんだふるぷりきゅあ!』は、いわずと知れたプリキュア次回作。 つまり、このリストで唯一、まだ始まっていない番組となりますが、来週(2月4日)からいよいよ開始です。
今作はシリーズで初めて、『プリキュア』の部分がカタカナ以外(ひらがな)となっています。 その意味、本質的なことは始まってみなければわかりませんが、少なくとも、録画をキーワードで登録している場合、反応しないことがあるので、いま一度確認をしておいた方がいいと思われます。
前作は主人公が異世界人でしたが、今作は犬。 犬モチーフはいままでもいましたが、本当に犬なのはもちろん初めてのことなので、はたしてどうなるのか……?
『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』は、ライトノベル原作の作品。 長いタイトルで大体説明ができていますが、実際に、概ねそういう感じの話が展開されています。
主人公がいわゆる『おもしれー女』で、ループものではあるのですが、各ループ初見でも大体その道を極めてしまえる才女。 そんなバケモノ(かわいい)が、今度は何をしてくれるのか?……という作品なのではないかと思います。
ところで、悪役令嬢モノもだいぶ増えてきましたが、意味合いはちょっとずつ変わってきているように思います。 最近では、『悪役のレッテル(事実無根)を貼られて不利益を被った令嬢』という感じが多いような?
『SYNDUALITY Noir(第2クール)』は、2023年夏に放送されたオリジナルアニメの、第2クール。 僕としてはそこそこ珍しく、後半が始まるのをいまかいまかと待っていたアニメでもあります。
第1クールもいろいろありましたが、第2クールに入って、本筋が一気に進みつつあります。 若干テイストは変わったようにも感じますが、軸はブレていないと思うので、個人的には今期の本命といっていいと思います。
配信がDisney+独占なので、人に勧めづらいのはこの上ない難点。 ただ、そのDisney+のおかげなのか、結構思い切った表現もできる感じではあるので、そこには期待しています。
『望まぬ不死の冒険者』は、ノベル原作の作品。 主人公が骸骨っぽかったので見始めたのですが、早々にグールに進化してしまったので、その点はちょっと残念でした。
主人公がとてもいい人で、いい人の周りにはいい人が集まるという、見始める前に感じていた雰囲気がいい意味で裏切られました。 メリハリのためか、わりと悪辣というか露悪的だったりする深夜アニメ界隈で、こういうのはとてもいいですね(主人公はアンデッドになりましたが)。
この先どうなるか、僕は知りませんが、いい人たちばかりなので、きっとそんなにひどいことにはならないはず(主人公はアンデッドになりましたが)。 主人公がアンデッドなので、画面に映るのもアンデッドですが、見終えたあとは結構気分よく眠りにつける作品です。
『SHAMAN KING FLOWERS』は、タイトルから想像できるとおり、『SHAMAN KING』の続編アニメ。 主人公が次の世代に移り、新しい物語が始まっています。
個人的に、もとの原作『シャーマンキング』は大好きなマンガで、未完も含め、ちゃんと完結まで読みました。 外伝や続編については手つかずなので、まさに初見として楽しんでいます。
ただ、原作も林原めぐみも好きな時代だったのですが、旧アニメはあまり好みではなかったのですよね……。 まあこれは、ジャンプ系で非ラブコメな作品では、個人的にありがちな傾向ではあるのですが。
逆に、今作はアニメでしか知らないわけなので、大丈夫な気がします。 きっと大丈夫だと思います。
『悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~』は、ライトノベル原作の作品。 これもまた悪役令嬢系ですね……流行りというか、これはもはや定着したのでしょう。
こちらは、どちらかというと『やべー女』が主人公。 そしてやはり、タイトルで概ね説明ができている通りの設定で、物語が描かれます。
ここまでで主人公が規格外に強いことは重々わかったので、そこからそれをどう転がしていくかですね。 まだどのようにでもできる位置にあると思うので、先行きが楽しみです。
『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』も、ライトノベル原作の作品。 まあ、例によってタイトルが長いですね。
その長いタイトルが全部説明している……かと思いきや。 そこに嘘偽りはまったく含まれていませんが、主人公はそんな感じではなく、それをいうならヒロインの方に蛮族の気質を感じます。
そんなヒロインによるキレのよいツッコミこそ、今作最大の見どころというか、それを見に来たくらいの代物。 設定上は重い要素もちらほら見受けられる気がしますが、基本的にはサクサクと、気構える必要ないのが魅力だと思います。
思えば、今期の異世界はクソ加護だのクソ女神だのクソ賢者だのクソ村長だの……そんなのばっかりだな! 最近は召喚された人(たち)にちゃんと敬意を払える王や上司も増えてきたというのに……。  
| 2024/01/31 01:05|TV・CD・本|TB:0|CM:11|▲
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| 去る1月14日に行われた『令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト:化学』を解いてみました。
問題や解答はネット上に公開されていますので、そちらでご確認ください。 (『朝日新聞デジタル』、『読売新聞オンライン』)
解答自体は公開されているので、一応、解説がメインです。 ……ですが、私製の宿命として、もしかしたら誤りがあるかもしれません。 あしからずご了承下さいませ。
記事は大問ごとに分割しています。 この記事ではその5(最後)として、第5問を取り扱います。
令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト:化学 【第5問】(20点)
問1[27]④(4点)
質量分析法の定量性に関する問題。
検量線のグラフが与えられているので、値を読み取り計算する。
 (画像クリックで高解像度版表示)
$0.5 \times {10^{ - 8}}\;[{\text{g}}] \times \dfrac{{90\;[{\text{mL}}]}}{{3.0\;[{\text{mL}}]}} = 1.5 \times {10^{ - 7}}\;[{\text{g}}]$
したがって、正解は④。
問2[28]③(4点)
同位体希釈質量分析法(質量分析法で物質量を求める)の問題。
求める銀の物質量は、各同位体の物質量を用いて以下の様に表すことができる。
$n = {n_{107}} + {n_{109}}\;[{\text{mol}}]\quad \cdots {\text{(i)}}$
実験Ⅰより、試料中に含まれる各同位体の物質量比は等しい。
${n_{107}}\;[{\text{mol}}] = {n_{109}}\;[{\text{mol}}]\quad \cdots {\text{(ii)}}$
実験Ⅱの操作は、以下の式で表すことができる。 ここから、求める物質量を計算する。
$\begin{align} \dfrac{{{n_{107}}\;[{\text{mol}}] \times \dfrac{{100\;[{\text{mL}}]}}{{200\;[{\text{mL}}]}} + 5.00 \times {{10}^{ - 3}}\;[{\text{mol}}]}}{{{n_{109}}\;[{\text{mol}}] \times \dfrac{{100\;[{\text{mL}}]}}{{200\;[{\text{mL}}]}}}} &= \dfrac{{75\;[\% ]}}{{25\;[\% ]}} \\ \dfrac{{\dfrac{n}{2} \times \dfrac{{100}}{{200}} + 5.00 \times {{10}^{ - 3}}}}{{\dfrac{n}{2} \times \dfrac{{100}}{{200}}}} &= \dfrac{{75}}{{25}}\quad \left( {\because \;{\text{(i)}},\;{\text{(ii)}}} \right) \\ n &= 1.00 \times {10^{ - 2}}\;[{\text{mol}}] \\ \end{align} $
したがって、正解は③。
問3a[29]④(4点)
質量分析法のフラグメンテーションの問題。
まず、メタンの質量スペクトルとイオンの強度分布から、メタンの主たるピークは分子ピークである。 そしてそれは、クロロメタンでも同様の傾向を示すと推測できる。
ここで、塩素の同位体比より、主たるピークは${\text{C}}{{\text{H}}_{\text{3}}}^{{\text{35}}}{\text{C}}{{\text{l}}^ + }$つまり50のものになると考えられる。 したがって、①③⑥は誤り。
また、その比が$3:1$なので、その相対強度は以下の様に見積もることができる。
$\begin{align} 100:x &= 3:1 \\ x &= 33.3 \ldots \\ \end{align} $
そうなっているものを選ぶと、正解は④。
問3b[30]②(4点)
質量スペクトルの帰属の問題。
与えられた相対質量から、候補となる物質の相対質量を計算する。
$\begin{align} {M_{{\text{C}}{{\text{O}}^{\text{ + }}}}} &= 12 + 15.995 \\ &= 27.995 \\ \end{align} $
$\begin{align} {M_{{{\text{C}}_{\text{2}}}{{\text{H}}_{\text{4}}}^{\text{ + }}}} &= 12 \times 2 + 1.008 \times 4 \\ &= 28.032 \\ \end{align} $
$\begin{align} {M_{{{\text{N}}_{\text{2}}}^{\text{ + }}}} &= 14.003 \times 2 \\ &= 28.006 \\ \end{align} $
ここから、そうなっている組み合わせを選ぶ。 したがって、正解は②。
問3c[31]①(4点)
質量分析法のフラグメンテーションの問題。
開裂しやすい結合が示されているので、候補となる断片イオン(フラグメントイオン)を考える。
$\begin{align} &{\text{C}}{{\text{H}}_{\text{3}}}{\text{COCHC}}{{\text{H}}_{\text{2}}}^{\text{ + }} \hfill \\ &{\text{COCHC}}{{\text{H}}_{\text{2}}}^{\text{ + }} \hfill \\ &{\text{C}}{{\text{H}}_{\text{3}}}{\text{C}}{{\text{O}}^{\text{ + }}} \hfill \\ &{\text{C}}{{\text{H}}_{\text{3}}}^{\text{ + }} \hfill \\ &{\text{C}}{{\text{O}}^{{\text{ + }}}} \hfill \\ &{\text{CHC}}{{\text{H}}_{\text{2}}}^{\text{ + }} \hfill \\ \end{align} $
それらの相対質量を計算する。
${M_0} = 70$
$\begin{align} {M_1} &= 12 \times 3 + 1.0 \times 3 + 16 \times 1 \\ &= 55 \\ \end{align} $
$\begin{align} {M_2} &= 12 \times 2 + 1.0 \times 3 + 16 \times 1 \\ &= 43 \\ \end{align} $
$\begin{align} {M_3} &= 12 \times 1 + 1.0 \times 3 \\ &= 15 \\ \end{align} $
$\begin{align} {M_4} &= 12 \times 1 + 16 \times 1 \\ &= 28 \\ \end{align} $
$\begin{align} {M_5} &= 12 \times 2 + 1.0 \times 3 \\ &= 27 \\ \end{align} $
これらが、出現するピークの候補である。 よって、これら以外のピークが存在する②③④は誤り。
したがって、正解は①。 
| 2024/01/27 17:00|センター化学・共通テスト化学|TB:0|CM:0|▲
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