BSG モーラタイプ M型 による料理撮影 : 39medaka
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BSG モーラタイプ M型 による料理撮影
記事 No.220

私は、メニュー等の料理撮影でも、クリップオンストロボ + BSG モーラタイプ M型を 3台使ってライティングし撮影しています。
大型ストロボ( モノブロック含 )や、傘さえも使いません。
宴会料理等の集合写真は無理ですが、単品や定食程度の料理なら何の問題も無く撮影できます。

今日は BSG モーラタイプ M型のみで撮影を行った、料理撮影の現場の一コマをご紹介したいと思います。

BSG モーラタイプ M型 による料理撮影_c0210599_334619.jpg
テーブルに置かれた ランドセルMac
今撮影した画像が実際にラフデザイン通りにトリミングされたらどう見えるか、撮影の現場で料理長やデザイナーとチェックしているところです。

今回は、レストランのメニューに使う料理( 22カット )の撮影でしたが、その全てをクリップオンストロボ + BSG モーラタイプ M型 3台3灯で撮影しました。
絞りを開ける( ピント面の前後をボカす )イメージっぽい撮影のリクエストがあっても、クリップオンなら光量を小さく絞れるので、その対応能力は大型ストロボよりも高いといえます。

BSG モーラタイプ M型 による料理撮影_c0210599_14395414.jpg

BSG モーラタイプ M型 による料理撮影_c0210599_18534547.jpg
ヘタの有る?丸い人参やグリーンピースの表面反射を見ると BSG モーラタイプ M型のライティング位置が容易に想像できます。
特に変わったライティングをしている訳ではありませんよ...

BSG以外に樹脂トレや白レフも使いましたが、あの原始的?な傘が不要なのは ちょっとした快感です。
長く続いた傘バンの時代は もう終わりです。( 大型ストロボでは使いますけど。)
BSG モーラタイプ M型は、付属の専用ディフューザーを取り付けて料理にグッと近づければ " テリ " が簡単に表現できますし、傘よりも占有面積が小さいのでフットワークも良い。
しかも単三電池でレストランのメニュー撮影が出来るのですから、ホント良い時代になりました...
 
by 39medaka | 2011-04-24 14:48 | 機材 | Comments(8)
Commented by zoo_photo at 2011-04-24 22:51
1枚目と2枚目のトマトのサイズが違うのはたまたまなのでしょうか?
(変なツッコミですみません。)
Commented by 39medaka at 2011-04-24 23:33
zoo_photoさま、有り難うございます。
料理カメラマンの zoo_photoさんが人参をトマトとお間違いになったのですか?
まだまだ修行が足りませんねぇ。( ウソ、冗談です! 色が似てますよね。 )
これは人参を丸くクリ抜いたものです。まぁ、人間のやる事ですからその辺はテキトウだと思いますよ。
Commented by zoo_photo at 2011-04-25 00:34
ウッ!
1枚目の緑のポッチはヘタでは無いのですね・・・
確かにトマトを熱々にするのは変ですね・・・汗

キラキラが美味しそう・・・
Commented by 39medaka at 2011-04-25 03:21
zoo_photoさま、有り難うございます。
遠目から見ると確かにヘタに見えますね。
相変わらず観察眼が鋭いなぁ...(笑)
Commented by focus at 2011-04-25 12:24 x
このご時世で躊躇してる間にBSG売り切れましたか。
まあ、しょうがないですが、自己責任...(笑&汗)
そこで、色々考えているうちにちょっと名案が浮かび、いま試し撮影中です。
ベンさんの料理撮影術のように、テリ、フットワーク、単三電池駆動などを基本に入れて。
ただし、その後の出来は、感性次第ですが............?
Commented at 2011-04-25 22:49
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 39medaka at 2011-04-26 00:16
focusさま、有り難うございます。
その明暗...いや、名案って何ですか?
あっ、そうか、答えは Jazz喫茶「 キネブチ 」ですよね。
分かってますとも...
Commented by 39medaka at 2011-04-26 06:23
鍵コメさま、有り難うございます。
上と下の写真は同じじゃないですし、断面用のカットではありません。

料理のイメージ撮影では、しばしば「 シズル感を出したい。」という要求があるのはご存知だと思います。

料理が運ばれて来る → 定位置に料理をセットする → ソースをかける → ジュワー!っとソースが勢い良く舞い踊る → トッピングを振り掛ける → ハンバーグをナイフで切る → まだソースの勢いは衰えない → 切ったハンバーグの断面を少し開いて見せる → 断面から肉汁が出て来る → 湯気の立つ位置とタイミングを確認して素早くシャッターを切る → ソース踊りの勢いが若干弱くなってきたか? → いや、最初の勢いとは違う感じがする → 本当だ、違うね → もうシャッターは切れないな。

この間、十数秒?
大人 2人が各作業分担を決め、時間差でテキパキと手を動かす。
サッと料理の前から人影が無くなったと思いきや、キラリ*とカメラマンの目が輝いた瞬間にシャッターを切る!
そして、ボツになった写真が 2番目の写真なのです...

中々一枚で OKは出せないのですよ。
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