Saijiki ハンゲショウ 2024 @神戸市立森林植物園
こんにちは。今日も終日大阪の予定です。皆様いかがお過ごしでしょうか。まだ夏はこれからが本番だというのに暑いですね。熱中症にご注意ください。
さて、先日、声なき声さん「うるわしの日々」で、半夏生の事を書かれていました。半夏生というのは夏至から数えて11日目、今年でいえば7月1日から5日間を指します。七十二侯で、半夏(烏柄杓:カラスビシャク)が生える時期です。これと時期を同じくする植物で、ハンゲショウっていうのがありまして、それが写真のものです。ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草です。湿地に生えるのですが、成長すると葉が白く化粧をしたように変化するので「半化粧」とも書きます。このハンゲショウを見ると暑くなってきたなぁって実感しますね。
声なき声さんがか行っていらっしゃいましたが、半夏生にはタコを食べる習慣が関西にはありましてね。これがいつ頃からの習慣かはよくわかっていないんですよね。タコを食べるや、サバを食べるや、うどんを食べるや、お餅を食べるや、いろんな習慣があるんですよね。もともと半夏生というのが農事から来ていますので、田の神様にまつわる習慣や、暑くなり始めるころなのでスタミナ食だとする習慣であったりとかが混在するようです。前者は「さなぶり」=田植えの終わりに田の神様を送る行事であり、さなぶり餅を作る習慣は結構残っているんじゃないでしょうかね。あぁ、食べたくなってきた。
あ、ところで関西の皆さん、タコ食べました?