鹿児島;種子島酒造、安納とロケット
朝崎さんの奄美唄のはなしを書いたので、このあたりのエントリーということで、安納芋の芋焼酎の話。先月、日本からの出張者Nさんに頂きました。Nさんが田舎に里帰りしたときに買われたそうです。
種子島といえば、宇宙センター、というぐらいロケット打ち上げで有名なところですが、ではなぜ「種子島が選ばれたのか?」というクイズをNさんから受け、私、天文屋失格でございました、、、うう、悲しい。もっとも重要な部分を私答えられませんでした、、、。私、高校生の頃、地学研究部というマイナー部に所属しておりました。
Q;なぜ、ロケット打ち上げは種子島からなの?
A;まあ、JAXAのHPにでもリンクをはっておきます。
1)赤道に近いから(はああ、、、これを答えられませんでした、、、)
赤道に近いほうが、打ち上げるのにエネルギー的にもっとも有利になるんです。多くの衛星が利用する軌道である赤道上への静止軌道に向けてロケットを打ち上げるときに、軌道面制御のエネルギーが少なくてすむということと、赤道面なら地球の自転エネルギー(運動エネルギー)を最も加算することができる、最大限利用できるという点です。うーん、頭が硬くなってるなあ、、、これを一番に挙げられなかったのは、、、。
2)東側に海が開けていること
自転エネルギーを利用するのは一番に書いた通りで、そうすると東側に打ち上げるわけで、切り離した部分(ブースター)が下に落っこちますが、ここの安全確保の為にも、海であることが必要なんです。うん、これはこたえられました。
3)陸揚げができる大きな港があること
まあ、これは後付け的な気がしなくもないですけど、、、。他にも沖縄は利用できなかった、というのもおおきな理由なんでしょうね。
勿論、これを考えると赤道上で打ち上げればいいじゃないか的発想もできなくないんでしょうけど、国内に技術を留めておくという理由もあるわけですね。
そんな種子島からやってきた安納芋の芋焼酎、美味しく頂いております。はあ、美味しいですねえ。
種子島酒造
http://www.tanegasima.co.jp/