群馬#5 蘭展 at 桐生市有鄰館
群馬桐生ネタ3つ目です。お邪魔したのは6月の下旬ですので、もう2か月ほど前です。桐生は繊維業で栄えたので大きな商家があったようですね。写真の有鄰館と呼ばれている建物は桐生新町重要伝統的建造物群保存地区内にあり、江戸時代にこの地に移り住んだ商家・旧矢野家のかつて酒・味噌・醤油蔵。現在も11棟が残されており、現在はいろんな催しものに利用されています。有鄰館の名前は、「論語」里仁の「子曰。徳不孤。必有鄰。(子曰く、徳はこならず、必ず隣あり)」から。
ちょうど訪れた日には、地元の愛好家たちによる和蘭展が開かれていました。ウチョウランがずらっと並んだ空間は見ごたえがあります。日本、朝鮮半島原産の山野草でランで、花は初夏に咲きます。展示会場でも紅紫色や白の愛らしい花をたくさん見ることができました。環境変化や乱獲で野生のものは絶滅危惧の状態。目で楽しむだけにしておきましょう。
そして、一緒に展示されていた富貴蘭、宝錦。この趣味にはまっちゃうとたまらんだろうなぁ、、、と思いつつ栽培家のおやじさんにいろいろ聞いちゃいました。いやぁ、そりゃたまらんでしょうなぁ。