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なんでもない日々となんでもないこと。

Days キビナゴの天ぷらを肴に、、、@会社近く

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こんばんは。今日で8月も終わります。あっという間でしたねえ。ほんと。さて昨日は大阪は夕方に雨が降って、そして帰路についた9時前にも土砂降りでした。タクシーに乗ったのですけど、ずっと阪神-広島戦のTVを流しながらでした。運転しながらずっと画面が見られるようにセットしていること自体驚きですけど、ずっとチラチラ見ながら、新御堂を飛ばすんですから怖い怖い。生きた心地しなかった、、、。音も落とすことなくですから、、、。運転してるときは消してください、、、。

さて、今夜の写真はキビナゴの天ぷらです。産地がどこなのか聞きそびれましたけど、キビナゴの出荷は九州の県が多いですよね。鹿児島や長崎は水揚げが多いです。キビナゴの旬といえば、寒いころが身がしまっていて美味しいといわれますが、産卵の頃の初夏も漁獲量が多い時期です。なので、8月も終わりに食べたのはちょっと時期外れかなぁ。

月末月初なので、忙しいのですが、9月は「かなり」忙しい月になります。今決まっているだけで、福井、富山、滋賀、東京3回。privateで岡山とか、、、。うーむ。ぞっとするなぁ。

Category : Days
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東京#98 練馬産の夏野菜で、、、料理「冬瓜と枝豆とベーコンの煮物」 @東京自宅

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こんにちは。週末は金曜の夜移動で東京の自宅に帰っております。今週は毎年恒例「夏休みの宿題絶賛追い込み期間」です。今日のネタは息子の宿題の一環。旬の野菜を使った料理を作る、だそうです。

だいたい旬の野菜、という感覚は日本のスーパーマーケットではなかなか感じ取れないかもしれません。世界中からやってくる食材たちがありますからね。ということで息子・妻と一緒にJA東京あおばの直売所を訪れて、旬の野菜をチェックしに行ってきました。トマト、ナス、ししとう、ピーマン、キュウリと夏野菜がいっぱい。それも地元・東京都内産の野菜たちです。JA東京あおばは、東京都板橋区・北区・豊島区・練馬区を管内としているので、桜台の直売所では練馬区などで生産された野菜ほかを直売しています。今回頂いた冬瓜と枝豆も練馬産でした。息子は直売所の方に冬瓜の食べ方を聞いてきて、煮物や味噌汁をrecomendされたので、今回は煮物にいたしました。農家さんや直売所の方などに「おすすめ」を聞くというのはポイントですよね。

冬瓜って生産量のランキングでいくと、1位沖縄(32%)、2位愛知(17%)、3位岡山(14%)です。合計では8,220トンが出荷されています(データ:農林水産省・地域特産野菜生産状況調査・令和2年産地域特産野菜生産状況) 冬瓜は7月、8月が旬で出荷のピークとなります。冬の瓜と書くのに、旬は夏という変わった名前です。これはそのまま冷暗所で保存すると冬までもつことから、漢字では冬瓜と記すようになったと言われています。

と、いうことで今回は息子の夏休みの宿題、ではなく夏野菜を使った料理、でした。


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枝豆も練馬産!

↓前回の東京entry
東京#97 野田岩でうなぎを食べに @港区東麻布
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2396.html

Category : 関東
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北海道#55 十勝石を拾いに @上士幌町

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こんばんは(日付かわったのでおはようございます、ですね。)一昨日は弾丸・富山出張でした。北陸新幹線が延伸するともう少し楽になるのでしょうかねえ。そして今日(日付が変わったから昨日)は弾丸・香川出張でした。とほほー。

さて、北海道旅entryの続きです。上士幌町では、十勝石拾いを楽しみましたよ。十勝石というのはいわゆる黒曜石(Obsidian)ですね。歴史の勉強をしたら石器時代のところで必ず学ぶやつです。このエリアは黒曜石が産出することで有名ですよね。このあたりの子供たちは必ず石拾いを経験しているとか。教科書にのっている石が近所の河原で拾うことができるとなれば、そりゃそうですよね。

Gaius Plinius Secundus(大プリニウス)によるNaturalis Historia(博物誌)には、Obsiusという人が発見したことが記載されており、英語のObsidianは、これに由来しています。

博物誌では、下のような記載となっています(ラテン語です)。
In genere vitri et obsiana numerantur ad similitudinem lapidis, quem in Aethiopia invenit Obsius, nigerrimi coloris, aliquando et tralucidi, crassiore visu atque in speculis parietum pro imagine umbras reddente.
- Gaius Plinius Secundus, Naturalis Historia 36.196.1-

英語版だと下記のproject gutenbergで読むことができます。
The Natural History of Pliny, Volume 6 (of 6) by the Elder Pliny
CHAP. 67.—OBSIAN GLASS AND OBSIAN STONE.
https://www.gutenberg.org/ebooks/author/50041

Pliniusが生まれたのは、西暦23年乃至24年といわれており、現在の北イタリア・Como湖周辺の出身です。Como湖はきれいな湖ですよねえ。7,8年前に出張で行った時のことを思い出します。

Category : 北海道
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北海道#54 ラワンブキ、、、でか! @足寄町

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こんにちは。北海道entryの続きです。上士幌町から足寄方面に抜けて、足寄町で大きなhamburgerを食べた、なんてentryを時系列は逆転していますが過日upしていますが、昼食の後に、足寄に来たので、ラワンブキを見に行きました。

↓ともかく大きいお昼ご飯でした。
北海道#46 Woody bellのhamburgerが大きい件@足寄
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2466.html

ラワンブキというのは螺湾(らわん)川や茂足寄(もあしょろ)川に沿って自生するアキタブキの一種なのですが、とても大きくなることで有名なフキです。高さ2,3mにはなるので、大人の背丈よりも大きくなり、茎の太さも10cmに達することも。いやぁでかい。

フキだけに食べられるので、道の駅などではラワンブキを利用した弁当が売っていたりしますよ。

今回お邪魔したのは「ラワンブキ鑑賞圃場」です。毎年6月7月ごろが見ごろのようです。しかし、なぜこんなに大きくなるのか?というと最近の研究(2015年:九州大・北海道演習林、足寄動物化石博物館の研究グループ)では、螺湾川や茂足寄川の上流から流れてくる豊富な栄養分が、巨大に成長させる要因であることが発表されています。栄養が多いとこうなるのか!

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でか!

Category : 未分類
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北海道#53 トロッコ遊び @上士幌町

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おはようございます。今日は朝から富山出張なので4時起きで動き始めました。早めに準備が整ったのでblogにたどり着けました。

さて北海道entryの続きです。層雲峡側から銀河の滝をこえて、上士幌町に抜けるべく走り、国道沿いに旧国鉄士幌線・第三音更川橋梁の周辺で配線跡にトロッコ遊び用の線路を少し引いて、配線跡を楽しめるようにしていたので、立ち寄ることにしました。配線跡を見たい、というのもありますし、子供にとっては遊びですし。

士幌線は帯広駅で根室本線から分岐し上士幌町の十勝三股駅までを結んでいた路線。1925年開通で、1987年に廃止されました。水量によって湖に浮き沈みするタウシュベツ川橋梁が有名なのですが、今回は訪れず。

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トップの写真のごとくトロッコ用に線路を引き直し、自転車でトロッコ遊びをするというもの。大人も子供も楽しめました。国道沿いに近いところですけど、熊がいますからね、周りに気をつかいながらの遊びとはなりますが。

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川沿いなので、ハンノキがたくさん生えていました。高校生の頃、ハンノキの球果の化石を追いかけていたころを思い出しました。

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キノコの群生しているを見るとついつい写真を撮りたくなってしまいます。

Category : 北海道
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Days 虫の音が聞こえ始めました @大阪

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おはようございます。土日は大阪の近場で過ごしましたので関西weekendでした。その疲れ?が出てか昨日は本調子になれなかったかな。(何を言ってるんだ。)

さて一昨日は、大阪市立中央図書館から任地宅まで散策をしながら夕方の散歩をいたしました。任地宅の近く空中庭園の近くを歩いていますと昼間の暑さがすこしやわらぎ、虫の音が聞こえてきました。週末に降った雨も暑さをやわらげたのでしょうね。こんなに暑いのに秋の虫の声がしておりました。着実に季節が変わってきているですね。


庭草に村雨降りて こほろぎの鳴くこゑきけば秋づきにけり
(万葉集巻第十 2160 よみ人知らず)

歌意:庭の草ににわか雨が降ってこおろぎの鳴く声を聞くと秋らしくなった。

とか。古事記の時代から、虫の音を声と聴いてきたその感性を次の世代にも手渡したいものです。

Category : Days
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北海道#52 ビールで乾杯 @層雲峡

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おはようございます(といっても深夜ですけどね)。金曜日ですね。今日一日乗り切れば週末です。お盆休み疲れが出ているためか、寝て起きてを繰り返しています。あかん!

さて、今日も北海道旅の続き。黒岳登った後、層雲峡のキャンプ場2泊目。晩御飯を作る前からビールがうまい!一日の登山が終わったらやっぱりビールでしょう。そして北海道に居ても、いなくても結構な頻度で飲んでいるのが、クラシック。

旭川周辺のスーパーで売っていたクラシックは限定ラベルかね、ゴールデンカムイ缶でした。漫画もTVも見ていないんですけど人気ですよね。作品が好評で、なんだか舞台となった場所がえらい人気だとか。五稜郭では兵糧庫が毎年8月限定の特別公開されますが、ここがクライマックスの舞台だとかで、にぎわっているそうです。兵糧庫は幕末の函館奉行所開設の頃(約160年前)に建設されたものです。妻曰くはなんだか描写がXXXとか言っていたので私は読まず見ずじまいになるかもなぁ。


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アイヌの歴史にかかわる作品では、池澤夏樹さんの「静かな大地」が何度も読んでいる作品かな。単身赴任の家にも持ってきています。

Category : 北海道
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大阪#96 ポテトざる蕎麦を十三で

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おはようございます。今日も一日officeで仕事の予定です。といってもwebでいろいろと面談やmtg.がありますので忙しそうですねえ。

さて、今朝の写真は、昨日の晩御飯です。昨日は阪急を利用したので十三で乗り換えをしたのですが、お腹がすきすぎて自宅までたどり着かず、エキナカの若菜そばで蕎麦を頂くことにしました。(お昼はたこ飯とか肉じゃがとかしっかり食べたのになぁ。)
昨日も蒸し暑かったので、冷たい蕎麦かなぁ、と思っていたら、メニューにポテそばに冷たいのもあるじゃない。しかし温かい蕎麦にポテトはわかるんだけど、、、冷たいの?

↓温かいのはこういう感じにしますよね。
大阪#50 ポテト蕎麦を十三で
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-1661.html

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どうもこうやって、揚げたてポテトと冷たい蕎麦を同時に楽しむってことのようなのですよねえ。まぁ、これはこれでありかな。ちょっと味が濃いので汗をかく夏場にはちょうどいいのかもしれません。食べすぎは注意です。


前回の大阪ネタ↓
大阪#95 盛りだくさんなうどん @創作うどん「ほしの」さん
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2434.html

Category : 近畿
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北海道#51 大雪山・黒岳久しぶりー

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こんばんは。今日は午前は資料作成、午後は会議と一日がかりになってしまいました。とほほ。

さて今夜の写真は、北海道旅の続き。厚岸の牡蠣を食べた翌日、層雲峡側から大雪山・黒岳に登った時のものです。黒岳を登るのは15年か20年ぶりか、、、もう忘れちゃったなぁ。前回は9月に登ったのでずいぶん紅葉が進み始めていて寒かったのですが、今回は8月でしたので、まだ多くの花が残っていましたよ。花が好きなので、写真を撮りつつ登りましたのでずいぶんとゆっくりペース(我が家とH君とこの子、子供2名は元気で、おっさん二人の方がえっちらおっちら)で登りました。

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イワギキョウ。英名はmountain harebell。山頂付近にたくさん咲いていましたよ。

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コマクサ。これも見るとうれしくなりますよねえ。和名は花の形が駒=馬の顔に似ていることに由来するけど、英名はありません。なのでKomakusa。

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エゾコザクラ。こちらも英名はないのかな。学名だけ。Primula cuneifolia。サクラソウの仲間ですからプリムラですね。かわいらしくて、たまらーん。

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チングルマ。和名のチングルマは、実の形が子供の風車=稚児車から転じたもの。いやぁ、標高の低いところでは、ほとんどわさわさの実になっていましたが、雪が残っている高所にはチングルマのお花畑が残っていてよかったー。

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ミヤマリンドウ。個体によっては薄青色からずいぶん紫色によったものまで多様です。

いやぁ、もっともっとたくさんの花にも出会いましたけど、花のハイライトでした。今日も気分よく寝られるかな。

Category : 北海道
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Days お盆休みは終わった、、、

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おはようございます。昨日の早朝便で東京から大阪に移動し、定時出社をいたしました。写真は品川を出てすぐぐらい、A席(海側)から車窓です。線路好きの方には好きな場所だと思います。早朝からの移動でしたが結構人が乗っていました。お休みモードの人がまだ多かったようには思いますが。今週お休みというお客様もいたりで、完全に通常モードに戻るのは週の後半、来週ぐらいからでしょうかねえ。

昨日は京都で「五山の送り火」がありました。3年ぶりにすべての火床に火を灯しての実施でしたので、仕事終わりに京都まで足を運ぼうかなと思っていたのですが、夕方から雷雨の予報も出てたし、大阪では土砂降りになったのでやめておきました。京都でも7時過ぎに雨が強くなり、点火予定の8時前には雷も鳴っていたそうで、点火時刻を若干遅らせての実施だったようです。五山の送り火、もうしばらく見に行ってはいなかったので、残念でした。今日も一日がんばろっと。


Youtubeにupされていました。

Category : Days
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北海道#50 厚岸の牡蠣焼いちゃいました @層雲峡のキャンプ場

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こんにちは。北海道旅の続きです。赤平の炭鉱見学の後、翌日に黒岳を登るため層雲峡のキャンプ場に向かいました。最近はキャンプが随分と流行っていますからね、ここのキャンプ場もかなり整備されていました。今回の北海道旅はH君と息子さん、我が家も親子という4人組での旅で、キャンプ場の予約などH君がやってくれていたのでとても助かりました。キャンプ場に行く前に地元のスーパーで食材を買って行きましたので、夜ご飯はキャンプ場で頂きました。写真はキャンプ場1日目に頂いた厚岸の牡蠣(スーパーで買ってきた)。厚岸の牡蠣といえば全国区で有名というより海外なんかでも有名なので、今回の旅でも食べるかな、と思っていました。焼き牡蠣、おいしいんですよねえ。厚岸では夏でも寒流の影響で海水温が上がりにくい海域があることから、一年を通して牡蠣を頂くことができますが、明治期の乱獲、昭和58年の大量斃死を経て、垂下式の養殖がメインとなって今に至っています。

厚岸で牡蠣が獲られるという最も古い記録はオランダ人によるものです。1643年(寛永20年)にオランダ東インド会社(VOC=Verenigde Oost-Indische Compagnie)のMaerten Gerritsz. de Vries(1589-1647)が率いるCastricum号が厚岸に寄港し、その航海記録がオランダの国立総合公文書館に保存されていました。その記録には、アイヌの生活と豊かな厚岸の自然が記されており、またアイヌの村人が牡蠣とハマナスの実を届けたとの記載があります。(厚岸市のwebsite他の記載にありますが、残念ながらNationaal Archief,Netherlandのonlineで探索したのですが見つけることができませんでした。航海日誌の日本語訳は国立国会図書館あるのでまた読んでみたいと思っています。)

あぁ厚岸の牡蠣の蘊蓄纏めてたらまた牡蠣が食べたくなってきました。

Category : 北海道
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北海道#49 空知川露頭炭層を見てきました @赤平

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おはようございます。東京は昨夕から夜にかけて台風の影響で雨が降り風も強かったですが、今朝は静かです。今日も暑くなりそうですよ。

さて今朝の写真は、蝦夷御用御雇。文字通り空知川に面したところに出ている石炭層の露頭です。赤平炭鉱見学の後に立ち寄りました。看板などが掲げてあり、観光資源として見せようとしているのかなぁとも思いますが、何せ看板からその場所が結構距離があって、ん?というぐらいしか見れません。写真もzoomしています。まぁそれでも地層好きの私には十分なのですが。

この空知川露頭炭層ですけど、安政4年(1857)に、松浦武四郎(1818-1888)によって発見され、その後、明治6年(1873)に榎本武揚(1836-1908)らのよる炭層調査で赤平の炭層も再発見、翌年開拓使に招聘されたBenjamin Smith Lyman(1835-1920)によって確認されています。松浦武四郎キター!榎本武揚キター!ライマンキター!って感じです。幕末・明治期の北海道歴史をたどっていると出てくる方々です。松浦武四郎が初めて北海道(当時は蝦夷地と呼ばれていた)を訪れたのは、弘化3年(1846)のことで、その時は松前藩医・西川春庵の下で訪れ択捉島、樺太にも足を延ばしています。安政2年に訪れた時は幕府の蝦夷御用御雇で、2回目のことでした。アイヌの地名を収集していることが、今の地名保存に繋がっているとも言えます。

あ、露頭の話から、ずれてしまった。

Category : 北海道
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北海道#48 旧赤平炭鉱立坑を見学に行ってきた

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こんにちは。お盆休みですが、妻は出勤、息子は部活、娘は夏期講習と東京にいますが、今日は一人ぶらりです。

さて、北海道旅の続きです。キウス周堤墓群を後にして赤平に向かいました。今回赤平を訪れたのは旧住友赤平炭鉱立坑を見学するためです。現在は赤平市が管轄しています。炭鉱関連の工具や資料、図面、写真などが展示されたガイダンス施設を先に見学させて頂いてから、ガイドツアーをお願いいたしました。ガイドのMさんはこちらの炭鉱で実際に働いていらっしゃった方で、立坑櫓の中の保存された施設を丁寧に教えて頂きました。今回の北海道旅の一番の目的はこれで、息子に炭鉱を実際に見せたかったんですよね。

赤平の炭鉱の歴史は、1895年に歌志内の空知炭礦の疎水坑が空知川に向けて開設されたことから始まりました。その後、1918年に茂尻炭礦、1937年には豊里炭鉱、1938年に住友赤平炭鉱、赤間炭鉱と大手4炭鉱が開坑しています。これには鉄道開発が大きく寄与しており、大正2年(1913)に下富良野線(現在の根室本線)が開通し道央圏の幹線鉄道が整備されたことで沿線地域の開発が進みました。

今回訪れた旧住友赤平炭鉱は昭和13年(1938)に開鉱し、平成6年(1994)に閉山。最盛期の出炭量は年間190万トン、約5千人が働いていました。この炭鉱は赤平市及び歌志内市にまたがる1,800haの砿区に埋蔵量4億トンを保有し、合計23層の炭層からなっており、現在もこのエリアの地下には膨大な石炭層があります。しかし海外と比べて採掘コストの高さ、国のエネルギー政策の転換から1994年の当炭鉱の閉山によって赤平地域における約100年の歴史を閉じました。

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今回見学させて頂いた立坑は昭和38年(1963)に完成。総工費約20億円。高さ43.8m、深さ650m。

施設では機材が残されており、中には昭和56年(1981)に発生した北炭夕張新炭鉱ガス突出事故によって閉鉱となった夕張新鉱で使われていた機材がその後、この赤平で使われ、現在保存されているというものもあったりします。当時小学生だった私にとってこの事故は強烈な印象をもって鮮明に覚えています。

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ここで採掘されていた石炭はカロリーも高く、良質な石炭だったそうです。仕事で石炭の現物を見る機会はないことはないのですが、実際に旧炭鉱を訪れるのは2回目です。子供たちなら尚更、石炭や炭鉱に接することなどないですし、本で学ぶのとは違いますから、また子供たちを連れてきたいと思っています。


↑赤平市が作ったyoutube

前回はこれ↓
北海道#47 キウス周堤墓群に行ってきた
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2469.html

Category : 北海道
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Days パセリがあったので、、、

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おはようございます。今日は山の日ですね、山に行っている友人もいるみたいです。今日は東京の自宅周辺でうろうろすることにしています。

さて今朝の写真は先日parsleyパセリがあまったので作ったパスタです。本当はクスクスと一緒に頂きたかったのですがクスクスを切らしていたのでfusilliと一緒に頂きました。parsleyの料理ってやっぱりパスタが多いかなぁ。parsleyは地中海・南イタリア、アルジェリアあたりが原産で古くから料理に使われています。二年生植物biennial plantで、成長して花が咲き種ができるまで2年かかる面白い植物なんです。

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parsleyの独特の香り成分にはApioleアピオールや、pinenesピネン類などが含まれています。Apioleはceleryセロリなどにも入っていますし、異性体はdillディルなどにも入っています。いずれも香りの強い植物ですね。香りの強いherbや野菜って料理を引き立ててくれますよねえ。料理に使った古の人々ってすごいな、といつも感心します。

Category : Days
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山口#21 萩といえば夏蜜柑ですよ

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おはようございます。今日は夕方に東京で商談があるので、お昼頃の新幹線でまた高速移動することになりました。本当は明日の予定だったんだけどなぁ。ということでまたまた移動する日です。

さて、山口旅の続きです。萩といえば維新の英雄群像が思い出されますが、今日のentryは夏蜜柑です。萩の町を歩いていますと様々な場所で夏蜜柑に出会えます。花の季節になると甘い香りがします。

萩の町に夏蜜柑が増えたのは、明治維新後のこと。廃藩置県後の明治6年(1873)、国民皆兵とする徴兵令によって士族階級が存在意義を失いました。その3年後には家禄が廃止され武士は生活基盤を失い、同年発生した前原一誠らの萩の乱は40日ほどで鎮圧されました。そんな武士階級が生活に困窮をする状況下で、旧藩士の小幡高政(1817-1906)がそれまで庭木として鑑賞されてきた夏蜜柑の栽培を奨励しました。幕末に藩庁が山口に移ったことで萩の城下町には無人となっていた武家屋敷地があり、これを蜜柑畑に転じたことが拡大に繋がりました。「耐久社」を結社し夏蜜柑で産業奨励した小幡高政やそれに呼応して蜜柑農家となっていった人々がいなければ(最初は簡単には広まらなかったんですけどね)、今の萩の風景は違ったものとなっていたことでしょう。

夏蜜柑は越冬し4月5月に酸味が落ち着いて他の果物が流通しない時期に食べごろとなることから、萩の夏蜜柑は増え、その後、オレンジ等柑橘類の輸入自由化で大量に輸入かんきつ類が入ってくるまでの間、夏蜜柑は夏の果物のトップランナーの一角だったのです。

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かんきつ公園の夏蜜柑。萩の夏みかんをはじめ柑橘類約380本が植えられています。ここは小幡高政の旧邸で、後に田中義一別邸となり、2004年にこのかんきつ公園ができました。萩博物館に時間を使いすぎて、あまり時間がなかったので駆け足でお邪魔しました。一番良いシーズンは花の季節、4月5月でしょうね。時間を作って橙園之記を見に行きたいですね。

Category : 中国
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山口#20 瀬つきあじづくし定食を食べたんだよね

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こんにちは。先日のentryで恵美須ヶ鼻造船所跡に行ったことは書きましたね。その時に萩漁港にも立ち寄っていますが、その時に頂いたのが瀬つき鯵の定食です。山口県の日本海には多くの瀬=天然礁があり、その瀬に定着した鯵が瀬つき鯵。九州の西の海域から対馬海流にのって山口の沿岸に来遊した真あじが瀬に住みつくと、そこで成長して脂がのってより美味しくなります。

回遊性の鯵(沖あじとか黒あじとか呼ばれます)と比較すると、脂がのって体色がやや黄色を帯びるため「黄あじ」とも呼ばれます。大きく4つの瀬があり、それらが萩漁港、山崎漁港、下関漁港に水揚げされます。

鯵は味善し、ですから刺身、塩焼き、南蛮漬け、から揚げ、てんぷらとなんでも好きですけど、私一番好きなのは「なめろう」か「フライ」か、、、悩むなぁ。

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もちろん刺身も旨い!

山口#19 恵美須ヶ鼻造船所跡にも行きましたよ。
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2470.html

Category : 中国
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Ireland#5 Beef and Guinness Stew again!@自宅

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こんばんは。任地・大阪の家に戻ってきました。さて昨日は自宅でご飯を作りました。Youtub*を見ていて、息子が息子が食べたい、と言い出したので久しぶりにGuinness Stewを作りました。以前にupした時は、子供たちがまだ苦みに弱かったので、Guinnessを入れる量を減らしましたが、今回は1本丸々投入しました。私はこの味の方が好きですね。

以前にupした時はこんな感じ↓
Ireland#3 Irish Beef and Guinness Stew
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-1633.html

Dublinに行ったら絶対飲んで食べたいなぁと思っています。The Brazen Head, Mulligan's, Temple Bar Pub, Authur's Pub,,,ああ行きたいところ沢山あるんだよねえ。

Category : Europe欧州
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Days 羽田の空 

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こんばんは。今は羽田空港のラウンジでbeer timeを楽しんでおります。明日は会社トップに同行するので遅刻するわけにはいかないので日曜移動です。先週、新幹線で80分の遅延が発生してドキドキしたので、早めに任地に戻ろうかと、、、。

ということで羽田空港からの夕焼け。今日は一日暑かったねえ。今週末は東京の自宅でゆっくりさせてもらいました。Prime Vide*で「竜とそばかすの姫」やら「Moonfall」やらを見たりしました。だらーんとした週末のというのも悪くはないですね、たまには。

Category : Days
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沖縄#61 発酵玄米ご飯の月桃包み @道の駅ぎのざ

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こんばんは。沖縄旅entryの続きです。宜野座の道の駅でちんびんを食べたことを書きましたけど、この時には他にもたこ焼きとか買って頂きました。写真は宜野座食べた発酵玄米ご飯です。今回のは月桃の葉で包んだものでした。月桃の葉は抗菌・防腐作用があるということから、炊し葉に使ったりしていますね。餅を包んだムーチーは食べたことがある人も多いのではないでしょうかね。

沖縄#45 ムーチー(鬼餅)も葉っぱに包んでるよ
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2144.html

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月桃の名前は台湾の現地語からのようですね。台湾からかぁ。台湾にも月桃ありますね。中国本土では艶山姜と呼びます。英語ではshell gingerといいます。(学名はAlpinia zerumbet)。これは花の形が貝のようだからですね。

Category : 九州沖縄
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沖縄#60 ちんびん @道の駅ぎのざ

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こんばんは。沖縄旅entryを続けます。写真は道の駅ぎのざで買った「ちんびん」。お昼のおやつに頂きました。水で溶いた小麦粉に黒糖を加えて薄く焼いて、それを巻いたものでほとんどクレープです。パンケーキ状のものが大好きな私にはたまらないねー。新潟・新発田のぽっぽ焼きに似ています。まぁぽっぽ焼きは切って細長くしていて巻いていませんけどね。

ちんびんは、もともと「ユッカヌヒ=四日の日=旧暦5月4日」に食べるハレの食べ物だったのですが、現在では日常的な食べ物です。スーパーでも普通に売ってるし、粉の状態でちんびんミックスも売ってるしね。

ちんびんとよく似ていて小麦粉生地で焼いたものにアンダンスー(油味噌)を巻いたものがポーポー。ちんびんの名前は中国語の煎餅(jiānbǐng)からの移入語と考えられています。

Category : 九州沖縄
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沖縄#59 芋~野國總管の像 @道の駅かでな

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こんにちは。沖縄旅のentryを書いていますが、うむくじについて書いたので野國總管についても書かなきゃね。野國總管ってのは「野國の總管=役職名」で、今書いているのは、芋を琉球に伝えた人物で、慶長年間にこの役に付いていました。現在では、個人名は与那覇 松と推定されています。芋を伝えたことから「芋大主」(ウムウフシュ)と呼ばれています。

当時の中国と琉球の関係は、中国が冊封使を派遣して琉球国王を任命し、それに対し琉球国王も進貢使を派遣して献上品を貢いでおり、「貿易を行う」という関係でした。(今の価値観では判断してはいけません。) 野國總管はこの進貢船の水夫を監督する立場にあり、1605年に福建省から芋を持ち帰ったのです。この話を聞いてすぐに野國總管を訪ね、苗を貰い受けて学んだ栽培方法を農民たちに指導し広く琉球に普及させたのが、第二尚氏王統琉球王国の役人であった儀間真常(1557-1644)です。芋は当時の琉球の食糧事情から約15年で琉球中に広まったといわれています。

サツマイモは中南米原産で、これがルソンに伝来したのが1571年。そして陳振龍(1543?-1619)によって福建へ渡ったのが1594年。さらにそれが琉球にまで及んだのが1605年ですから中国に伝わってわずか11年で、ルソンにわたって34年で伝わっています。それほどにサツマイモは栽培面からみても導入しやすかったのでしょう。今はサツマイモと一般には呼ばれますが、鹿児島(薩摩)では唐芋と呼ばれ、他では琉球芋とも呼ばれていました。(ルソンとサツマイモの話はまた別の機会に)

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この像のあるのは道の駅かでな。この道の駅は、米軍・嘉手納基地が展望できるテラスがあります。ほぼ毎回米軍基地を見に行きますね。

Category : 九州沖縄
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沖縄#58 ウムクジアンダギーを食べました。

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おはようございます。今日は東京で過ごしますが、明日の夜便で大阪に戻ります。暑いですねえ。

今日は、5月の沖縄旅の続きです。今朝の写真はウムクジアンダギー=うむくじてんぷらです。ご存知ですか?「うむくじ」というのは「芋くず」の意味ですね。芋くず=さつまいもの澱粉と紅芋で作られる沖縄食の一つです。紅芋の香りと甘さと、もっちりした食感が溜まらんのですよ。温かくても冷たくても美味しいんです。

紅芋、薩摩芋は1605年に野國總管が中国福建省から苗を持ち帰り、その後、儀間真常が栽培の普及に努めたことによります。現在は読谷村が産地として有名です。沖縄で栽培されている品種では、備瀬(びせ)と宮農36号の2種がメインですね。

いつもの地場のスーパー、サンエ*で買ってきて、ホテルで頂きました。サーターアンダギーとともに沖縄のおやつの定番ですね。

前回の沖縄entry:
沖縄#57 SEASIDE AT KADENA MARINAで夕食@嘉手納
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2465.html

Category : 九州沖縄
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山口#19 恵美須ヶ鼻造船所跡にも行きましたよ。

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こんにちは。今日は世界遺産ネタですね。山口旅の中で訪れた場所で、「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として登録された恵美須ヶ鼻造船所跡です。写真の通り、まだね整備がされていないというか、まぁ「跡」ですからね、実はこのままでいいのではないかとも思います。

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嘉永6年(1853)、幕府が大船建造を解禁したことで萩藩でも大船建造ができるようになりました。安政3年(1856)に萩藩は洋式造船技術と運転技術習得のため、幕府が帆船のスクーナー船を製造した伊豆に船大工棟梁・尾崎小右衛門を派遣しています。尾崎は伊豆で造船に携わった高崎伝蔵らとともに帰萩し、恵美須ヶ鼻に軍艦製造所を開所いたしました。安政3年4月に建造地を定め、同安政3年12月(1857年1月)には、丙辰丸(全長25m)が進水しています。早っ!丙辰丸建造には大板山たたらの鉄が使用されています。

ちなみに丙辰丸の前に切組木屋(きりくみごや)で、全長8mほどのバッテーラ船(1本マスト2段縦帆)を建造しています。切組木屋というのは、絵図木屋で設計した原寸大の図面から木形を作り、木取りした部材を組み立てる場所です。バッテーラ船といえばバッテラ。

大阪#85 寿司常でバッテラ 
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2276.html

万延元年(1860)には2隻目の庚申丸(全長43m)が進水しました。この2隻の船は、異なる造船技術でそこも珍しいそうですね。

山口entryはまだ続きますよ。

↓丙辰丸建造にも使われました。
山口#18 大板山たたら製鉄遺跡に行ってきた
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2464.html

Category : 中国
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北海道#47 キウス周堤墓群に行ってきた

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おはようございます。今日は東京でmtg.があるので木曜の夜中に自宅にたどり着きました。東西うろうろしていますね。本当は飛行機移動を考えていたのですが、東京付近の天候が不安定であったので、新幹線移動に切り替えました。

さて、北海道・夏休みシリーズです。7月27日から31日まで夏休みで息子と北海道に行ってきました。友人H君も息子と二人旅でご一緒旅でした。27日の朝一便で新千歳について、そこから北上しました。早速、千歳市を走る国道337号沿いにあるキウス周堤墓群に立ち寄りました。ボランティアの解説をお聞きすることができ、詳しく説明して下さったOさん、ありがとうございました。

最近、世界遺産が増えてきているので、「いつの間にかの世界遺産」じゃないですが、このキウス周堤墓群も世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産のひとつです。構成遺産の中では最北の遺跡です。周堤墓は、地面を丸く削って、掘った土を周囲にサークル状の土手(周堤)にして積み上げて盛り土にしたお墓です。キウス周堤墓群は、縄文時代後期(3200年前頃)に造られた墓です。まぁ一見すると、なんだか盛り上がってるなぁ、ぐらいの印象ですが、一番大きなものは直径が75mもあり、確認されている縄文時代の墓としてはかなり大きいクラスです。

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開拓使時代に馬車道が通され、その後それが国道337号の整備するときに発掘がなされたそうな。発掘調査が行われるまではチャシ(アイヌの施設で、砦、祭祀の場、見張り場など多目的な用途で使われていたとされる)と誤認定されていたそうです。このあたりには、以前は沼地があり、近くに川面流れていて鮭鱒が遡上し採集生活には適していたんでしょうね。キウス一帯の遺跡から竪穴住居跡、貯蔵穴跡、土偶なども発見されています。

周堤墓には周堤の切れ目があり、ここを通って周堤墓に出入りしていたと考えられています。現場では、そっと周りから見学できるという状態ですので周堤墓内の土坑墓を見ることはできませんが、ベンガラが施されたものも多かったそうな。遺跡といえばベンガラ!ですけど、北海道にもベンガラがあるそうです。立石(墓標?)が埋められたものも見つかっています。

時間があれば、というか次回訪問の時には、出土した土器や木製品が保存展示されている「北海道立埋蔵文化財センター」、第4号墓で発見された62cmの石柱などの展示がされている「千歳市埋蔵文化財センター展示室」も訪問したいなぁ、と思います。

ちなみにキウスという地名は、アイヌ語のki-us=カヤ・多くある、もしくはki-us-i=カヤ・多くある・ところ)の意味だそうな。


↓前回の北海道entryは、今回の北海道旅の3日目の食事でした。
北海道#46 Woody bellのhamburgerが大きい件@足寄
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2466.html

Category : 北海道
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China#49 麻婆豆腐、、、辛!@秋葉原

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おはようございます。先日、山椒の実について書きましたけど、今日のentryは花椒の辛さが際立つ麻婆豆腐です。

Saijiki 山椒の実
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2457.html

夏休みの北海道旅行直後の東京出張で胃が疲れている上、昨日はあまりの暑さに食欲が湧かなかかったのですが、ちょうど昼食時間に秋葉原を通りましたので、陳家私菜で麻婆豆腐を頂きました。今日の麻婆豆腐は普通の辛さを選んだのですけど、がつんと辛さがやってきましたね。汗をかきかき食事をしていてTさんが辛いの強いですよね?といったぐらい辛そうに見えたのでしょうね。実際辛かったです。

花椒が効いてるー!痺れる辛さとさわやかな香り。よく四川料理で使われるスパイスです。日本の山椒と同属異種の植物の実ですが、辛み成分や香気成分は同じ成分を含んでいますので、先日の化学構造と同じものが含まれています。花椒の主産地は四川省、河北省、河南省などで薬としても使われています。赤い実を乾燥させてその果皮をつぶして使います。四川料理が代表的ですけど他にも貴州料理、雲南料理、西北料理などでも使われています。

お昼の定食は水餃子やサラダ、スープなどがついてきてご飯もお代わりできるのですが、昨日はやめておきました。隣のテーブルに座っているまだ若い中国女性ががっつり山盛りご飯と一緒に麻婆豆腐を食べている姿を見ると、元気だなー、って思いますね。いやぁ、胃が疲れてるのよ。

前回のChina entry↓
China#48 豆腐皮の和え物@新宿の蘭州牛肉麺屋
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2423.html

Category : Asiaアジア
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そら#27 2022年8月の星空

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おはようございます。今日は早朝移動で東京から大阪に移動します。さて、今朝のentryは久しぶりの「そら」です。8月は夏休みで夜空を見上げる方も多いことでしょう。

8月の宵には、夏の大三角(こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ)がとても目立ちます。都心部では無理ですが、少し電燈の少ないエリアにいって夜空を見上げますと、夏の大三角から南にかけて天の川を見ることができます。

8月はなんといってもお盆休みの時期に、ペルセウス座流星群を見るという方も多いのではないでしょうか。13日未明に見ごろ(極大)を迎えますが、満月近くの明るい月明かりに邪魔されてしまいますので、例年に比べて見にくい環境ではあります。とは言っても、流れ星を楽しむ方、いらっしゃるのではないでしょうか。お盆休みには、少し夜空を見上げる日があってもいいのではないでしょうか。

上記画像の著作権に関して:
Credit: National Astronomical Observatory of Japan
*国立天文台の著作物利用ガイドラインによる表示。

Category : Nature自然
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