烏有洞+
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なんでもない日々となんでもないこと。

Saijiki; 梅・森の関@神代植物園2016

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2016年の梅の花の続きです。森の関という名の梅です。緋梅系、紅梅性の淡い紅色をした中輪一重咲きの梅ですねえ。先週の大阪でも、そこかしこに梅の花が咲いていました。春ですね。

難波津に咲くやこの花冬ごもり 今は春べと咲くやこの花
王仁「古今集仮名序」

歌意は、「難波津(昔の大阪ですね)に咲いたよこの花が、冬の間は籠っていたが、今春になり咲きました、この花が」。素朴なええ歌ですね、、、。

Category : Saijiki
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大阪#24 一心寺に行ってきた

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晴れてよかったです。

先週は出張で大阪に3日いたのですが、土曜日は朝から天王寺にある一心寺(浄土宗)に行ってきました。3月12日は亡父の誕生日で、この日に一心寺に納骨をしました。胴骨はすでに納めていましたが、この日は本骨を納めました。このお寺の発祥は古く文治元年(西暦で書くのは何ですけど、1185年)に法然が草庵をひらいたことによります(らしい)。ここのお寺は納骨された骨で仏様(骨仏)を作られるので有名で、また仁王門が近代建築で、これまた有名なお寺です。

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お墓にいくと、「あ、通天閣が見えるんだね。」

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納骨を済ませて、東京に持って帰ってきました。娘が「何?」だって。「冥加」って知らぬうちに受ける仏の恩恵、ってこと。そのお礼、報恩のことだよ、って言ってもわからんかぁ。

Category : 近畿
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Saijiki; 梅・長束@神代植物園2016

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愛知県の稲沢・長束町由来の実梅で、梅干し用の品種だったそうです。長束は果肉が厚く昔は梅干用に広く用いられたが、果肉に黒斑ができやすかったことから廃れた品種だそうです。植物園だけにこういった品種にもであえるのがうれしいところです。

予約投稿にしていますが、このエントリーがアップされることは、大阪出張中ですね。

Category : Saijiki
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Saijiki; 梅・塒出錦@神代植物園2016

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塒出錦、、、またまた難読漢字ですねえ。読みは「とやで(の)にしき」。塒(とや)=鳥屋、つまり鳥の巣、鳥籠、ねぐらの意味です。かわいらしい梅です。中輪八重咲きの紅色ですが、幹に斑が入る特徴(錦性)があるので、この名前なんでしょう。

Category : Saijiki
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Saijiki; 山茱萸@神代植物園2016

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先日の植物園の続きです。黄色い花をつけているのは山茱萸。さんしゅゆ、ってなかなか読めませんよね。茱萸は「ぐみ」のことで、山茱萸はヤマグミともよばれます。春に咲く黄色い花なので、目を引きます。

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小さな花の集まりです。偽果は漢方として使われるんですね。

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薬効成分の一つMorronisideはiridoidの配糖体のひとつで、iridoidのグループは二次代謝物の一種として自然界に広くみられます。Isopreneから生合成されるterpenes。学生の頃をを思い出すなぁ。

Category : Saijiki
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Saijiki; 三椏、みつまた、さきくさ@神代植物園2016

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今日も春の野に咲く花の一つ、三椏(みつまた)の花です。ジンチョウゲ科の花で雁皮とともに和紙の原料として使われる植物です。枝が三つに分かれる、その姿からみつまた、古くの名前として三枝(さきくさ)であろうといいます。名前で「さえぐさ」さんという名前の方もいらっしゃいますからね、さきくさとの読みは納得です。

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もう少しで咲きます。三つに分かれていますよね。Wikipediaにも下の和歌が載っていました。

春さればまづさきくさの幸くあらば 後にも逢はむな恋ひそ吾妹 
柿本人麻呂「万葉集」巻十 

歌意は、春になればまずさきくさ(ミツマタ)の名のように幸せであったならまたいつか逢うことができるでしょう、愛しい人。歌の「さきくさ」は、花が「咲く」に掛かっていて、「幸(さき)く」と重ねている。春「先」に「咲く」その花の名に、愛しい人の幸を祈る気持ちを重ねるって、いい歌ですねえ。

Category : Saijiki
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Saijiki; 梅「紅千鳥」@神代植物園

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昨日は実梅、今日は花梅、「紅千鳥」。紅葉にも同じ名前の品種がありますね。この紅梅は、野梅系から変化した緋梅系です。緋梅系とは、枝や幹の内部が紅いそうですよ(手折ったことがないので確かめたことはありませんが。確認したいけど、なかなかそういう機会に出会っていません。)
きれいな、紅梅性の明るい紅色ですよねえ。春の空に映えます。紅梅の下でゆっくりと、お茶でもしたいですねえ。

Category : Saijiki
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Saijiki; ハクモクレンがそろそろ咲きます。


そろそろハクモクレンが咲きますね~。土日は都内は天気が持ちましたが、今日月曜日は夜明け前から雨です。せっかく咲き始めたハクモクレンなんですけどね。会社の近くのコブシの並木も咲き始めですが、、、。今週も大阪出張がありますし、頑張りますかね。

Category : Saijiki
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Days 休みの日は、図書館です。



昨日は図書館で大きなサイズの本にご満悦でした。この後、紙芝居を楽しんだり。図書館ならではの楽しみ方ですよね。ちなみにこのエントリーは携帯電話からのテストエントリーです。まあ、使えるかな。

Category : Days
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Saijiki; 梅「白加賀」@神代植物園2016

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梅は花梅と実梅に分けて呼ばれたりしますが、これは実の利用上の分け方です。写真の白加賀は実梅です。江戸時代から栽培されている種類で、花粉が少なく自家不結実性なので受粉用に他の品種なのですね。果実の収穫期は6月中旬、梅酒などに加工する青ウメとして有名なので実のほうが有名かな。花はこんな感じなんですよ。

Category : Saijiki
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Saijiki; 梅「見驚」@神代植物園

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また、一か月以上blogをupできていませんでした。2月も出張と来期の準備でblogに手を付ける時間がありませんでした、、、(とほほ)。まあ、2月が過ぎたからといって、3月も出張とやらがなくなるわけではないのですがね。

そんな間に季節は冬から春に。先週2月27日に梅を見に行ってきました。今年も、神代植物園です。この公園はバラがきれいなので晩春から秋にかけてお邪魔することが多いのですが、椿、梅園もあり早春にも楽しめる植物園です。上の写真も白梅、紅梅が美しく、黄色は山茱萸の花です。


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梅園の中で一際大輪を咲かせているのは、「見驚(けんきょう)」。読んで字のごとく見て驚く、大輪の花を咲かせる梅です。開花時期は2月から3月で、野梅系の八重咲きの大輪(30から40ミリ)で、花の色は咲き進むと白くなっていきます。

Category : Saijiki
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