烏有洞+
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なんでもない日々となんでもないこと。

Saijiki Halloween仕様?じゃないよね、かぼちゃ饅頭 @鍋横

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こんにちは。10月30日。明日はHalloweenですね。はい、私はまだChina出張中ですので予約投稿です。コメントへの返信、皆様のサイトにお邪魔することもままなりません。今年も東京の我が家ではカボチャをくりぬいてlanternを作っているはずですが(日本の気候だとcarvingしたらすぐに黴が生えてきてダメになるので、大体Halloweenの当日か前日ぐらいにしか作らないんですよね。

↓2021年はこんな感じでした。↓
Saijiki Happy Halloween 2021
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-2249.html


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勿論、昨年2023年もcarvingはしたんですよ。

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2023年はこんな感じでした。

今回は中国出張と重なってしまったため、東京の自宅で見ることはかなわず、また記録を見るって形ですね。何もないのも寂しいので、先日、 鍋屋横丁にある和菓子屋さんで買ったかぼちゃ饅頭をupしておきます。この時期になると、いろんなお菓子屋さんやパン屋さんでも「かぼちゃ」味のものが出ますよね。かぼちゃ好きとしては、年中あってもいいんですけどね。かぼちゃそのもの甘味もあり風味も好きなんですよね。(かぼちゃ、みんなが大好き!ってわけではないことは存じ上げております)

まぁHalloweenに合わせての期間限定ものもあれば、そうではなく秋の味覚として、ということもあるでしょうね。このかぼちゃ饅頭はどっちだろう、、、多分後者だとは思うのですが、、、。

明日はHappy Halloween!ってことで、お楽しみください。

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Saijiki ヒイラギモクセイ2024 @岡山市内

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おはようございます。ネギラーメンにニララーメンと美味しいけど強い香味のものが続きましたので、別の角度でいい「強い芳香」を感じる季節の花のentryです。

今朝のentryはヒイラギモクセイです。ヒイラギモクセイはヒイラギとギンモクセイの交雑種と言われていますが、どちらもモクセイ科Osmanthusの仲間ですね。ギンモクセイよりやや大きい花が咲いてキンモクセイ、ギンモクセイに比べると香りも柔らかいですねえ。よく見てみると公園やら植え込みにも結構入っているのですが、しっかり剪定されていると花の季節に刈られていて花が目立ちません。先日の岡山ではとあるビルの植え込みでいい香りを放っておりましたよ。

今日は金曜日。今日一日がんばりましょ。そして良い週末を迎えましょう。

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Saijiki 金木犀の花 2024 @近所

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こんにちは。今年も金木犀の花が咲きました。東京の自宅周辺では先週末頃から、大阪の単身赴任宅も先週から通勤時間に香りを楽しめるようになりました。あっという間に花の時期は終わりますが、今年も咲いたなぁ。この香りを楽しめるころは丁度良い気温で散歩が楽しいですね。

以前にも書きましたが、金木犀のあの甘い香りは、化学物質としてはγ-DecalactoneやLinalool、Linalool oxide、β-Iononeといったものが主な成分です。γ-Decalactoneは桃の香りを特徴づけている成分で、Linaloolはシソ科やクスノキ科、ミカン科などに含まれるモノテルペンアルコールですね。スズラン、ラベンダー、ベルガモットのような香りがあるので香料原料として使われています。

Linalool_Enantiomers_Structural_Formulae.png
Linaloolは光学活性を持っていますので、(S) 体はオレンジ様の香りで、(R) 体はラベンダー様であるとされています。

↓今年は金木犀のピークの時期に府立植物園には行かないかなぁ。
Saijiki ギンモクセイの花 2023 @京都府立植物園
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-2857.html
 

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Saijiki その茸、狂暴につき @大阪

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おはようございます。栗、鰻とくれば松茸です。ごんぎつねの繋がりで夏から秋の味覚3連続です。

先日、会食で松茸を頂きました。しかし松茸は自宅で食べるということは殆どないですねえ。しばらく自宅では松茸食べていない気がします。松茸といえば米国駐在をしていた頃は、輸出をしている業者さんから安く分けてもらっていましたので乱暴な食べ方をしていました。
 ↓
USA; キノコとスモーク牡蠣のパスタ@自宅
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-299.html

土瓶蒸しやら焼きやらを順番に頂き、どれも美味しく頂きました。鍋が有名なお店でさすがのお味でした。秋の味、堪能。

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そして、最後雑炊にするのですが雑炊にするときに入れた松茸の量が凄い。なんだ、牛蒡のささがきか?と思うほどの量をばぁっと入れて、これで作る雑炊。松茸の香りで一杯です。暴力的なまでの雑炊です。こんな贅沢な食べ方あるんですね。うまぁ!

松茸のあれこれを書こうかとも思いましたけど、やめときます、、、。

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Saijiki 栗の実 2024年 @大阪

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おはようございます。日曜日に大阪の低山上りをしている際に栗の実を拾いました。栗のイガのほとんどは開いていましたし、イノシシが食べたと思われるところもあったりで、残っていないかなぁと思っていましたら、残っている実がありました。なかなか立派です。掌に乗せると艶のあるその一粒を見ていると「ごんぎつね」を思いだしました。栗が印象的な作品です。兵十が火なわじゅうをドンとうち、ごんがばたりとたおれた時に、「ごん、お前だったのか、いつもくりをくれたのは。」という場面。子供の頃にあまりに悲しく涙したことが忘れられない作品です。

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立派な栗の実ですがどの木から転がってきたのかわからないものでしたので、1つだけにして自宅に持ち帰って茹でて頂きました。おいしく頂きましたよ。ほっこりした甘みもありました。

食料品店でもそろそろ栗が並び始めていますね。栗といえば三内丸山遺跡が有名ですので、日本列島でも古くから栽培されていたということが分かっています。古い文献を見てみましょう。延喜式・巻三十三・大膳下で諸国貢進菓子で出てくるのは、平栗子(ひらぐり)、甘栗子(あまぐり)、搗栗子(かちぐり)。平栗子(ひらぐり)は山城、丹波、因幡、甘栗子は丹波、搗栗子は丹波、但馬、播磨、美作が出てきます。比較的に都から近いエリアから貢物として上がっていたんですね。丹波などは今でも栗が名産ですもんねえ。

しかし名産地が生産量が必ずしも多いか?といえば違います。現在の生産量ランキングの上位といえば、1位茨城県(3,870トン)、2位熊本県(1,820トン)、3位愛媛県(1,570トン)です。4位岐阜県(774トン)。栗の国内全体の生産量は15,000トンで、上位4県でシェアの半分以上を生産しています。茨城だと笠間、かすみがうら、石岡などが主な生産エリアですね。

皆さんの食卓にもそろそろ栗が並びますかね。

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Saijiki ツリフネソウ 2024 @京都府立植物園

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こんばんは。先ほど富山から帰ってきました。サンダーバードと北陸新幹線を敦賀で乗り継いでの出張もだんだんと慣れてきましたね。

さて、今夕の写真は、先日の京都府立植物園で花の盛りになっておりましたツリフネソウです。紫色の方がよく言うツリフネソウで学名はImpatiens textorii Miq.。Im-patiensですから、せっかちな、とか、我慢できない、という意味のラテン語impatientiaからだそう。種のさやがくるりんとなって弾けて種が飛び出すからだそうな。なんか聞いたことない?そう、昭和時代に小学生をやった方なら、育てたであろうホウセンカ。そうこのホウセンカも近い種類なんですよ。いずれもツリフネソウ科ツリフネソウ属ですね。ツリフネソウ属はアジアやアフリカの熱帯を中心に1,000種近くもある結構大きなグループなんですよね。

ツリフネの名前の通り、船を吊り下げたような形をしていて、面白い形だなぁといつも感心します。

水急ぐ釣舟草を置きざりに  大橋敦子

水際に生えるツリフネソウならではの歌かな。

ホウセンカといえば、沖縄のこの唄よねえ。

てぃんさぐぬ花や 爪先(ちみさち)に染(すみ)てぃ
親(うや)ぬゆしぐとぅや 肝(ちむ)に染(すみ)り

ホウセンカの花は 爪先に染めて
親の言うことは 心に染めなさい

あぁ、沖縄行きたいなぁ。

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Saijiki  ムクゲ・鳥取花笠 2024 @京都府立植物園

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こんにちは。今日も暑いですねえ。お昼ご飯、何にしようかなぁ。

さて、昨日は京都に行きましたので、京都府立植物園にも立ち寄りました。昨年もこの時期にもお邪魔していますね。この時期は暑すぎて、植物園に来る人は少ないですね。人の少ない植物園を満喫することができました。暑いのに元気に花を咲かせている花といえば、槿(むくげ)でしょうね。フヨウ、ハイビスカスなども仲間のアオイ科の植物です。

写真は、昨年もupしていました、ムクゲ・鳥取花笠、学名はHibiscus syriacus ‘Tottorihanagasa’。7月頃から10月頃まで咲きますね。花笠という名前がついている品種は、半八重です。花は濃いピンク色で、花弁の中心は赤くなります。暑いにもかかわらず、こんなにきれいに花を咲かせてくれています。いいですねえ。

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大広場は暑くて人がいませんでした。

↓昨年の鳥取花笠↓
Saijiki ムクゲ・鳥取花笠 @京都府立植物園
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-2808.html

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Saijiki 生シークヮーサーで家飲み @単身宅

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こんばんは。今日も一日暑かったですねえ。今日は京都まで行ってきました。勿論、ねんパスを持っている京都府立植物園にも立ち寄ってきましたが、暑すぎて人が少なかったですね。

さて、先日のpastaの味変にシークヮーサーをonしていましたけど、今日も柑橘繋がりでその生シークヮーサーでサワーを作って家飲しました。好きなんですよね、これ。うまい!和名では平実レモンだそうだが、もうシークヮーサーで全国区でしょう。シー=酢=酸っぱいもの、クヮースン=食わし=食べ物、で「酸食わし」って名前なんですな。

暑いこの時期に獲れる青果用の青切りシークヮーサーを毎年どこかで頂いていますね。そう8月9月が季節です。この時期のが酸っぱいんですよ。バテている時にいいんですよね。ジュース用のものは10月~12月頃が収穫時期。生食もするのですがそれは1月2月です。

生シークヮーサーサワー、結婚して間もない頃、練馬に住んでいた時には、よく練馬の沖縄料理店に妻といってシークヮーサー残波サワーにして飲んでいました。昔は泡盛苦手でしたけど、今では好んで飲むお酒の一つになりましたね。

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生のシークヮーサーが手に入ったら、、、、いれちゃうよね。

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そして、こうなる。

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Saijiki 祇園会 前祭 宵山 2024

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こんばんは。皆様は先週の3連休はいかがお過ごしになられましたでしょうか。私は都内で用事があったので東京に帰っていました。毎日暑くて、少しダレしまいましてblogまで行きつきませんでしたね。

さて、今晩のentryは祇園会前祭、今日が宵山でしたので、仕事を終えてJRで京都に向かい、京都駅から地下鉄で四条へ。本当は明日訪れるということも考えたのですが、仕事の都合がつかなかったので、宵山に行ってきた次第です。去年は娘を連れて前祭の時に行ったんだよね。去年も暑かったけど、今日も蒸し暑かったですねえ。

↓去年もね、行きましたよ↓
京都#50 祇園祭も行ったのよ,2023 @河原町,京都
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-2772.html

宵山には夕刻からそれぞれの山鉾町で山や鉾を飾り付けて駒形提灯に明かりがともされます。京の夏の風景ですね。厄除粽を頂こうと思ったのですが、回ったところはもうありませんでした。いやぁ、そうですよね。宵山で厄除粽にありつこうだなんて無理があるのかなぁ。しかし去年も頂きました函谷鉾さんにて、今年も厄除粽を頂くことができましたよ。よかった。粽(ちまき)は、夏越の大祓の茅の輪くぐりの「茅」と同じで、「茅」を束ねて「巻」いたもので、それを「茅巻(ちまき)」と呼び、それが転じて「粽(ちまき)」を厄除けのお守りとするようになったといいます。祇園の粽、笹の葉ですけど、なんて言わないでね。(餅の粽、食べたくなってきました。)

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祇園囃子が奏でられにぎやかな四条通、そして室町通の交わる鉾の辻はもうとんでもない、人・人・人。私は、それよりも中に入って、少し人の少ないあたりの風情の方が好きですね。それでも人が沢山いらっしゃいますけどね。芦刈山のあたりが好きです。芦刈山の厄除粽が残ってないだろうかと伺いましたけど、あるわけはないわなぁ、、、。まぁなくとも我が家は夫婦円満ですので、問題なしでございます。

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皆さん大好き、長刀鉾のあたりはとんでもない人の数、、、。

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Saijiki ハンゲショウ 2024 @神戸市立森林植物園

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こんにちは。今日も終日大阪の予定です。皆様いかがお過ごしでしょうか。まだ夏はこれからが本番だというのに暑いですね。熱中症にご注意ください。

さて、先日、声なき声さん「うるわしの日々」で、半夏生の事を書かれていました。半夏生というのは夏至から数えて11日目、今年でいえば7月1日から5日間を指します。七十二侯で、半夏(烏柄杓:カラスビシャク)が生える時期です。これと時期を同じくする植物で、ハンゲショウっていうのがありまして、それが写真のものです。ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草です。湿地に生えるのですが、成長すると葉が白く化粧をしたように変化するので「半化粧」とも書きます。このハンゲショウを見ると暑くなってきたなぁって実感しますね。

声なき声さんがか行っていらっしゃいましたが、半夏生にはタコを食べる習慣が関西にはありましてね。これがいつ頃からの習慣かはよくわかっていないんですよね。タコを食べるや、サバを食べるや、うどんを食べるや、お餅を食べるや、いろんな習慣があるんですよね。もともと半夏生というのが農事から来ていますので、田の神様にまつわる習慣や、暑くなり始めるころなのでスタミナ食だとする習慣であったりとかが混在するようです。前者は「さなぶり」=田植えの終わりに田の神様を送る行事であり、さなぶり餅を作る習慣は結構残っているんじゃないでしょうかね。あぁ、食べたくなってきた。

あ、ところで関西の皆さん、タコ食べました?

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Saijiki ヒメアジサイ 2024 @神戸市立森林植物園

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こんにちは。今日のお昼は何食べよっかなぁ(予約投稿です)。あまりオーバーカロリーにならず、でもお腹は八分までは欲しい今日この頃です。

一昨日のentryでも紫陽花のentryを書きましたけど、sakulanboさんからのコメントで切り花にしたら日持ちしなくて、、、ということが書かれていましたが、日本の花屋のおすすめは、水切りをする時に少しだけ、アジサイにあった切り方をしてあげることです。切り花が水を吸い上げやすくするために、新しく水切りをしてあげると良いのですが、花によって茎の断面の面積が広くなるように斜めに切った方がよい花と、茎の断面がつぶれないように横にまっすぐ切った方がよい花とがあります。アジサイは前者。角度をつけて鋭角に斜めに切って、切り口の面積を大きくします。3~4cmぐらい斜めに切るといいです。切れ味の悪い鋏でやると、断面がつぶれて導管がふさがれて水あげが悪くなりますので、ない時はカッターナイフで斜めに切っ手上げてください。そして、茎の中にあるワタの部分を切った鋏の先で掻き出すことで、水あげが良くなります。

後は切り花は葉の数を少し落とすことです。葉からの水の蒸散量を落とすことで、水が多く残ります。アジサイは他の花と比べて水落ちしやすく萎れやすい花なんですけど、上記のようにしてあげると、長持ちします。

さて写真は、神戸市立森林植物園の正門を入って、スロープを降りていく一番初めに沢山植栽されている、ヒメアジサイです。手毬咲きなのですが、アジサイより花球が小さいですね。ホンアジサイとエゾアジサイの交雑種だと考えられています。牧野富太郎が1928年(昭和3年)に、信州・戸隠の民家に植栽されていたところを採取し命名しています。

鎌倉の明月院のヒメアジサイも有名でその青を明月院ブルーと呼んだりします。

この種は明治の始め、1879年(明治12年)に英国人植物学者のCharles Mariesによって英国に渡っていて、西洋アジサイの親として多くに遺伝子を引き継いでいますが、その際に、酸性土壌に植栽したことで赤色の花となったことからか、Rosea(赤)と名付けられています。面白いですねえ。

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Saijiki 夏越の祓 2024 @生田神社,神戸

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おはようございます。今年も早いもので今日で半年が経ちます。今年1年、どんな1年にするかなぁと正月に思い、雪山に行ったりしているうちに、探梅をするようになり、ちらっと見かけたら梅桃桜と花の忙しさを追いかけているうちに半年が過ぎる。半年経ったと思うといつも後ろの半年も酷暑があって、はやく秋にならないかなぁなんて思っていたら、秋はあっという間に過ぎて冬。そんなことで年重ねています。

半年ですから、今日は夏越の祓。ちょっと用事などもあるので一日前倒しで、神戸・三宮の生田神社で茅の輪くぐりをしてまいりました。(もともとは京都に行く予定でしたけど、人も多いし、暑いし、、、「そうだ神戸にしよう」ってなわけでした。皆様は茅の輪くぐりはされます?

茅の輪くぐりはスサノオノミコトと蘇民将来の話によります。旅の宿を求めた武塔神(後に自身の正体をスサノオノミコトだと述べている)をもてなした蘇民将来に対し、武塔神が茅の輪をつけさせた。後の世に疫病があっても、蘇民将来の子孫だといって、茅の輪をつけた人は災厄から逃れられる、という物語に由来しています。ちょっとぼやかして書いていますけど、気になった方は、調べてみて頂ければわかるのですが、この話、兄ちゃんの方、、、気の毒ですよ。

それはさておき、茅の輪を持って厄払いをするという風習がここからやってきており、夏越の祓は半年の穢れを清め、残り半年の厄払いをするという風習です。

さて、今年後半はどんな風になるかな。

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Saijiki 八重のクチナシ @単身宅近く

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おはようございます。今日は昨日と逆で四国からお客様がいらっしゃいます。(昨日は四国に行ってたんだけどね。)夕方は会食があったりで、まぁ今週も営業日はあと2日。早いねえ。

さて、今朝のentryは昨日と引き続き、クチナシの花。今日は八重です。こちらも単身宅の近くにて咲いていた花です。香りがいいんですよねえ。クチナシという名前は、その実が熟しても裂けず口が開かない様子を「くちなし」と呼んだとか。他にも説があるのですけど、これが一番しっくりきます。

誰もかく あらまほしけれ この花の いはぬに人の なほもめづらん

というのは、樋口一葉の詠んだ歌です。誰もがこのようにありたいと思うでしょう、語ることはなくとも愛されるこの花のように。といった意味ですね。いやぁ、語らずと愛される、というのは、当時でも廃れつつある美徳だったのかなぁとも思いますけどね。

人はコミュニケーションの生き物なのでクチナシのごとく「語らず」は難しいのですが、樋口一葉が5000円札の肖像から変わる2024年は、コミュニケーションをこえて、かまびすしいともいえる東京の夏となっています。

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Saijiki 一重のクチナシ @単身宅近く

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おはようございます。昨日は朝一健康診断でしたのですが、今年も色々注意されるだろうということが想定されます。いやぁ何より血圧が高くなっている。これまで影響がなかったのですが、メタボと加齢で、、、これは対策を打たなければなりません。心臓への負担はやはり心配があります。運動なんだろうな、、、と思いますね。そんな気持ちから昨晩は遠めの駅まで歩いて帰りました。歩きと運動だわ、、、三日坊主にならないことを祈りつつ。

さて、今朝のentryはまさに花の時期が始まった、クチナシの花です。先日も通勤で歩いているとその甘い香りがどこからかやってきて、「あぁクチナシがどこかで咲いている」とひとりごちておりました。(独り言つ、が古語としては正しい用法かな。)クチナシはアカネ科クチナシ属の低木で、いろんなところに植栽されていますよね。庭木や公園の植え込みであったり、、、。関東関西あたりだと花の時期はまさに今、6月から7月頃かな。写真は一重のクチナシですけど、植えられているので多いのは八重かもしれませんね。

昨日も午後に雨が上がり、会社からの帰りには、雲一つない夕空に月が出ていて、きれいな空だなぁと思っていたら、クチナシの香りがやってきました。

薄月夜 花くちなしの 匂ひけり

と詠んだのは、正岡子規。

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Saijiki シモツケの花、まだまだ咲いてますね @東京自宅近く

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こんばんは。週末に東京に帰ると、早朝から散歩しに行くのですが、最近はいろんな色合いのアジサイの花を楽しむことができます。まあそれだけでも楽しいのです。株によってはそろそろ時期が終わるかなぁっていうのも感じられたりしますよね。

今日の写真は、4月後半頃から先始めて、今シーズンど真ん中ぐらいのシモツケの花です。学名がSpiraea japonicaで、名前にjaponicaって入っているぐらいですので、東アジア~日本原産といわれています。東京ですと5月~8月に花が咲くバラ科の落葉低木で、小さな花が眼を楽しませてくれますね。私は、この色が好きですねえ。

シモツケっていう名前からは「下野」を想像しますね。今でいうところの栃木県。若いころはよく宇都宮に仕事で行っていました。できる限り午後アポイントで、夕方にかけて宇都宮に帰ってくるようにして、駅前で餃子を食べてから帰る、というのがいつもの流れでしたねえ。久しぶりに宇都宮に餃子食べに行きたくなったなぁ。あ、宇都宮で餃子が食べたくなったなんて書くと、よからぬ連想で脱法だとかなんだとかに絡められそうで嫌ですけど、、、。ほんと餃子に失礼だぞ!って思っちゃいます。

あ、シモツケの話からずれてしまった、、、、。

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お昼のentryで鶏葱麺を食べた話を書きましたけど、餃子が自慢のお店なので、ちゃんと餃子も頂きましたよ、、、ということで。つながった。

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Saijiki フェイジョアの花 2024 @ご近所

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こんばんは。ここのところ、2週連続で東京でしたが、今週末は東京に帰らない予定です。
が、週末に娘から宿題help依頼があったので、週末に向けて娘とはやりとりが増えそうですね。

さて、今日の夜の写真ですが、、、Feijoaフェイジョアの花です。先だってブラシの木の話を書きましたけど、フトモモ科の仲間シリーズで、庭木などで最近見かけるようになってきたのがこのフェイジョアです。中南米原産の植物で実(果物)が食用とされています。フェイジョアの実はパイナップルグァバとも呼ばれています。あ、グァバもフトモモ科ですよ。1980年代に新たなフルーツとして物珍しく注目をされたこともあるようなんですけど、イマイチ普及していません。その理由は、自家不和合性で遺伝子的に違う個体が近くにあって、受粉しなきゃならないんですよね。その上、たいしておいしくない(これは感じ方に個人差がある)っていうのが挙げられるようです。確かに、私もここ数年で何回か口にしました(四国出張の時に道の駅とかで売ってたりするんですよ)けど、まぁこんなもんかなぁというような感じで、特に美味しいとかおいしくないと感じない、つまり、あ!あれ食べたいよね!にならないってところが消費者に訴求しないんでしょうね。

しかし、その花は雄蕊がものすごく目立ちますし、花弁も鮮やかなので、目につきますので、庭木にはもってこいだと思いますね。

Kate Evansさんという方が'Feijoa: A story of obsession and belonging'という本を最近(February 27, 2024)出したそうなんですよね。ちょっと面白そうなのでそのうち読んでみたいと思いますが、フェイジョアだけに、、、多分日本語訳されることはないでしょうな、、、。

↓昨年のフェイジョア↓
Saijiki Feijoaフェイジョアの花 @ご近所
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-2727.html

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Saijiki 冷めん始めました 2024 @中津,大阪

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おはようございます。午前も午後も別の会議でした。さすがに疲れますね。座って話をしているだけでも、、、。

さて今朝のentryは冷麺。今年もやってきました冷麺の季節が。昨年も6月頭に食べていまして、やっぱり私は冷麺はどうも6月頭、梅雨入りするかしないかの時期に「冷麺始め」をすることが多いようです。皆様はいかがでしょうか?冷麺の具材で行くと、私は錦糸卵と椎茸が好みなんですよねえ。これが入っていないと気分があがってこないです。何が具材で入っているか?って冷麺では(でも)とても重要だと思います。

冷麺、冷やし中華の発祥の店の一つと言われている仙台の「龍亭」には行った事がなくて、食べてみたいんですよね。写真を見る限り美味しそうだし。1937年(昭和12年)頃の事だそうですよ。比較的最近の事なんですね。同じ時期に神保町の「揚子江菜館」でも生まれています。こちらは時々頂くことがあります。神保町だからちょくちょく行くし、、、というのが大きいんだろうな。仙台に、今仕事で行くことがないような、、、。

あ、梅雨の時期に食べ始める、なんて書きましたが、最近の雨は土砂降りでスコールのような雨の降り方が多いように感じますが、以前の梅雨ってもっとしとしと長く雨が降るような感じだったと思うのですが、いかがでしょうかね。

↓昨年も6月に始めています↓
Days 冷めん始めました @中津,大阪
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2749.html

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Saijiki Juneberryの実 2024 @中津,大阪

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おはようございます、今日から6月が始まります。もう1年も5か月が過ぎ、今月末には夏越の祓かと思うと、びっくりします。

さて6月なので、今日はJuneberryの実です。6月に実るからJuneberryと名がついています。和名はアメリカザイフリボクってなっていますが、学名はAmelanchier canadensisで「カナダのザイフリボク」って意味なんですけど、アメリカザイフリボクとよばれるのはこれいかに。まぁ北米大陸の東海岸に分布しており、CanadaとAmericaの両国にまたがっているので、まぁどちらでもおかしくはないのですが、学名にcanadensisって使っているのに何で和名にした時にアメリカとしたのかは不思議。

ザイフリボクという名前も変わった名前ですけど、これは白くて長い花弁花序が戦国武将の采配に似ることから采振木(ザイフリボク)と名付けられています。

さぁ6月もがんばろっと!

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Saijiki シャクヤク 2024 @京都府立植物園

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こんにちは。京都府立植物園にいって撮りためている写真たちをupしないまま季節が過ぎてしまいそうなのでupします。(お昼タイムの予約投稿です)

今日のお昼は、芍薬(シャクヤク)です。ボタンに似ていますけどボタンは樹になりますけど、シャクヤクは草本です。初夏、5-6月の花ですよね。トップの写真は、園芸品種「かぐや姫」。

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こちらは園芸品種「白雪姫」。日本と西洋の姫ですなぁ。

ご存じの通り、シャクヤクの根は生薬として使われていまして日本薬局方にも載っています。古くから使われていて、初出は何と「神農本草経」です。まぁ原本は散逸してしまっていますが、1~2世紀頃の成立と言われています。葛根湯なんかにも入ってます。

Paeoniflorin.png
成分としてはPaeoniflorinなんかが含まれています。

月末に向けてあと2日ですねえ。

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Saijiki 麦秋だね、、、2024年  @宗像,福岡

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こんばんは。今日は朝から顧客訪問と面談、そして午後はofficeで仕事でしたので大阪市内に終日おりました。初夏のいい天気でしたね。昨日は関連部署内のメンバーで会食しましたが疲れていたのでしょうね、最後の方はうつらうつらしていました。今日は会食もなく、一人単身宅でのご飯です。

さてタイトルは「麦秋」。黒棒で麦の話書いたのでね、、、麦ネタです。「麦秋」といってもなんのこっちゃ?と思う人が団塊Jr.(これも言わないか?)以降の世代では多いかもしれません。秋から初冬に播種された麦は春には緑と黄色の美しい姿で、今時期の5月後半から6月にかけて色づき始め、入梅前のこの時期が麦にとっては収穫の秋、ということで麦秋、ですね。

写真は、先日5月前半に福岡・宗像方面に出かけた際に見かけた風景です。福岡市内を抜けて車を走らせていくとそこここ麦畑が現れます。すっかりと色づいた麦の穂が美しい景色を作っていました。麦類の生産では北海道が6割を超えてダントツ1位なのですが、意外と知られていないのが福岡、佐賀が2位3位ということです。九州も麦エリアなんですよ。

<令和4年 小麦生産量>
・北海道 614,200t
・福岡県 75,400t
・佐賀県 56,600t
 全国計 993,500t

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宗像大社の隣の麦畑は、もう少しかな。

麦秋と言えば、このblogにお越しになられている方々では小津安二郎作品だね!って思う方も多いのではないでしょうか(多いはず)。作品名は旧字で「麥秋」。1951年の作品で戦後まもなくの頃の家族の姿を描いたもので、東京物語とともにご覧になられている方も多いと思います。今の時代の人達が見たら「えーーー?」って思ったりもするかもしれませんが、それがその時代のちょっと気取った風景だと思ってみて欲しいですね。

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Saijiki Stewartia rostrata 'Yoakemae' 2024 @京都府立植物園

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こんにちは。今日も大阪は天気がいいですね。奄美地方は昨日でしたか梅雨入りしたみたいですね。しばらくしたら梅雨の時期がやってきます。

今日のお昼のentryはナツツバキの仲間で中国原産のシナナツツバキの園芸品種「夜明け前」(Stewartia rostrata 'Yoakemae')です。写真では花が白勝ちですが淡紅色の花が咲きます。5/20に近所のヒメシャラの事を書きましたが、ヒメシャラもナツツバキの仲間です。よく似ています。「夜明け前」という名がつけられていますが、なぜなんでしょうね。島崎藤村の「夜明け前」だとしたら、、、どうもねえ。昨年、信州に行った際に島崎藤村を読み返しましたけど、「夜明け前」は読まなかったなぁ。

まぁ、お昼のentryなので「夜明け前」ってこともないんだけど、花はそんな感じでもないので((〃艸〃))。

↓先日こんなのを書きましたね↓
Days 今年もあっという間にヒメシャラの時期が、、、@単身宅,大阪
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2990.html

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Saijiki ブラシノキの花が咲きました 2024 @京都府立植物園

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おはようございます。昨日はお昼ご飯はうどん、そして夕食は焼きそばと「小麦祭り」のような一日でした。好きだからいいですけど、ダメって人も居そうですね。皆さんはいかがです?

さて今朝のentryはブラシノキの花です。MINAさんのblogにも出ていましたが(このentryの中の見取り図の話がなかなかびっくりです)、この時期になるとすごく目立つ花を咲かせるんですよね。英名もBottle brushで、名は体を表すです。瓶などを洗うブラシに似ているからですね。ちなみに中国語名でも瓶刷子樹という名前もあるそうですよ。学名はCallistemon speciosusで、英語ではこのCallistemonという呼び方もするようです。

Australiaが原産のフトモモ科の植物です。この赤く見えているところは長い雄蕊で、実際の花弁は緑で小さくて目立たないという不思議な花ですね。雄蕊が集まって花序がブラシのように見えている花です。赤色のものが目立つのでよく見かけるように思いますが、白は紫などの色もありますよ。和名はね、木が槇(マキ)の木に似ているから花槇(ハナマキ)とも呼ばれています。明治期に日本に入ってきたみたいですね。

フトモモ科というのは、足の「太もも」ではなくて、蒲桃(ふともも)科です。グァバやレンブ、フェイジョアがこのフトモモ科の仲間なんですよね。ともかく、見た目インパクトが鮮烈なので、一度見ると忘れない花です。皆様の近くでも見かけることあるかもしれませんね。(丈夫な樹なので庭木にしやすいんですって)。

では、今日も一日頑張ろっと。

フェイジョアの花も似てるよね↓
Saijiki Feijoaフェイジョアの花 @ご近所
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2727.html

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Saijiki オオデマリの花 @東中野,東京

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おはようございます。昨日は息子と妻とで進路の話をしました。自分の人生だから好きなようにしてもらいたいなと思いますね。私たちの時代の価値観とは違う価値観の世界に生きているということが頼もしいとも思います。enjoyしてほしいな。

今朝の写真は、GWの時に撮った写真かな。東中野の駅の植え込みに植わっていたオオデマリが花を咲かせておりました。オオデマリは漢字で大手毬。見た目通りです。原種のヤブデマリの園芸品種と言われています。アジサイ似ていますがガマズミ属の植物です。アジサイと似ているなぁと思うのは品種改良で装飾花で一杯になっているからですね。英名はJapanese snowballです。わかりやすい!

今日は会社で一仕事あってから高松出張に行ってきます。途中、岡山でご飯かな、、、。

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Saijiki Hydrangea magical colourdream @自宅

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こんばんは。今週も東京出張3日続いた後で、昨日大阪に戻ってきましたが遅くなってしまったのでblogに行きつきませんでしたね。

さて写真は先日出張を絡めて東京の自宅に帰っている時に、娘が「母の日」に花を買うんだけど何にするかなーって思っていろいろ考えて買ったアジサイです。品種はHydrangea magical colourdreamです。2-3か月かけて少しずつ花色が変化していきantique colorになっていくものです。花が長く持つというのがいいですね。東京ではいろんなところでアジサイが見られるようになってきましたが、皆様のご自宅の近くでもアジサイの花が見られるようになってきましたか?(と言ってもblogにお越しいただける方は、日本国内だけでも北海道から沖縄までバラバラなので、そろそろ、というのが該当しないかとは思いますが、、、)アジサイもね、園芸品種の多い植物です。毎年新しい品種が出されておりその数は数千とも言われています。

さて明日は四国・高松出張です。いやぁ、出張多すぎではないですかねえ、、、。何食べよかな。

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Saijiki 豆あじの南蛮漬け @日本橋,東京

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おはようございます。今朝は福岡に居ます。といってもこれから東京に帰りますけどね。昨日とうって変わって今日の福岡は雨。いろいろお邪魔したのが昨日でよかったわぁ。

さて今朝のentryは先日頂いた豆あじの南蛮漬けです。調べてみるとこの南蛮漬けという呼び方は、南蛮料理的ななにか、、、というところからやってきているという記述が多いですね。葱とは関係ないのかなぁ。蕎麦屋の鴨南蛮とかカレー南蛮とかは長ねぎの事ですからねえ。

ともかくこのネギをたっぷりと使った南蛮漬けというのが好きですね。油淋鶏も好きですけどね。豆あじは年中とれるのですが、旬と言われるのは初夏から秋にかけて。豆あじは捌くのがめんどくさそうと思われがちですが、包丁が無くても処理できますから(ご興味のある方は調べてみてください。)スーパーで豆あじを見かけたら南蛮漬けなんていかがですか?

さーて、東京に帰るかぁ!

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Saijiki ヒスイカズラの花 2024 @新宿御苑

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こんばんは。GW中に新宿御苑に妻と行ったという話を書きましたけど、息子は息子で、娘は娘でそれぞれ友人たちとお出かけに行ったので、その日は夫婦で新宿御苑に向かったんですよね。中高生にもなるとそうなってきますね。まぁまた旅行とかは付き合ってくれるとは思いますがね。

さて写真は新宿御苑の温室で咲いておりましたヒスイカズラ(翡翠葛)です。英名はjade vine。そのままですなぁ。マメ科の植物ですね。花の季節は3-5月。原産地はPhilippines諸島です。今は広く持ち込まれていて広がりを見せています。花の形が独特で、オウムの嘴やかぎづめに似たような形をしています。この花の受粉はコウモリによってもたらされるとか。コウモリが蜜を貰うために花序にぶら下がると雄しべ、雌しべがあらわれて、花粉がコウモリの頭に付着して違う株の花粉を運んでくれるのだとか。コウモリのいない温室などで増やすには人工的に受粉させる必要があるようですね。

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Saijiki エゴノキの花が満開2024 @中野区,東京

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おはようございます。昨日は都内・神田周辺でのお客様との面談でしたが、終日雨でしたね。GWがずっと天気が良かったので丁度良い潤いの雨だったんではないでしょうかね。

さて今回のentryはエゴノキ。この時期になると白い花を沢山つけて木の下には落ちた花(花自体がポトリと落ちる)が目を惹くんですよ。エゴノキは下向きに鈴なりに花をつけるのですが、落ちるのも早く、見る人の気がせくようなところがある花です。以前も書いたことがありますが、エゴノキは「えぐい(古語:えぐし)」から来ていると書きました通り、saponinが含まれるので実が「えぐい」ことから来ているそうですね。昔の人類は実になっているものをかたっぱしから食べてみたんでしょうね。それで、「これ、えぐいわぁ、無理無理!」ってなったんでしょうね。

佐伯一麦さんが仙台文学館のnewsで昨年エゴノキの花について触れていましたが、歌舞伎の時代物で伊達家のお家騒動に取材した作品である「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」に出てくる「ちさの木」というのがエゴノキなんだとか。ちさの木=萵苣の木ですね。

ところでこの外題で伊達騒動とわかるの?といえばわかるんだって。香木で有名な伽羅は名木なので読みは「めいぼく」、先代は「せんだい=仙台」、萩はミヤギノハギで有名ですけど仙台の花。物語は足利家のお家騒動のお話に仕立ててありますが、なるほどこれで伊達のお家騒動の事ってわかるんだねえ。この伽羅というところも、仙台藩主・伊達綱宗が伽羅で作った下駄をはいて廓通いをして、その行いを咎められて、、、ってことなんですね。

この作品の人気のある場面が「御殿の場」でそこで謳われる唄に「ちさの木」が出てくるんですね。知らないことが沢山あってblogで書くことも尽きないものですなぁ。

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Saijiki ヤマグワの実ができ始めてました @中野区,東京

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こんばんは。今日は終日東京都内でのお仕事でした。本当ならThai出張になりそうだったのですが、それは同僚のEさん&Sさんにお願いしました。私はwebで、、、。海外とはwebも行けるようになったので便利になりましたよね。

さて今日のentryは近所を娘と散策をしていた時に見かけたヤマグワです。娘がね、学校の宿題で「身近な遺跡を調べる」っていう課題をやるというので近場の遺跡のあった場所を散策しました。まぁもう公園になっている場所なので遺跡らしさは全く残っていないのですがね。当時の教育委員会の調査報告書なんかを娘が借りてきて読みながら当時の姿を想像しながらの課題作成をするのですが、現場を見に行こうってなったんですよね。シイやらカラマツやら当時の地層から出土する植物群も植栽されていているようですね。(考えて植栽されているんだろうな、、、多分)ヤマグワも当時からあったんだろうなぁ。(ちゃんと調べていませんが)

ヤマグワは北海道から九州まで日本全国に広く自生するクワ科の落葉樹です。普通に見られる桑(クワ)の一種で、元々桑というとこのヤマグワを指すそうですが、養蚕に用いられるために中国からのマグワも導入されたりということで、日本で広くみられるのはこの2つに加え、シマグワやハチジョウクワ、オガサワラグワなどがあるそうです。クワは、蚕が「食う葉」だから「くわ」だとか。諸説あるらしい(語源を辿れば大体こうなってしまう、、、いつものパターン)。

大正・昭和育ちの方は、黒紫に熟した実を口にしたこともあるのではないでしょうかね。甘いので生食できます。口の中が紫に染まるんですよねえ。葉は乾燥させてお茶のようにして飲んだりもできます。

私が学生の頃は農学部だと必ずお蚕さんを育てるという授業がありました。資源昆虫系の先輩方の部屋にいくと部屋の中でお蚕さんと一緒に住んでいた人もいましたね(学生寮に住んでいたので変わった先輩たちが沢山いました。)学校から桑を持って帰って育てたりしていました。

実際の養蚕の現場、例えば群馬の例でいくと、稚蚕期(1~3齢)のカイコは人工飼料で飼育され、その後の壮蚕期(4~5齢)は桑葉を与えて飼育されています。稚蚕期のカイコは病気に弱く清浄環境での人工飼料での飼育が供給面からもよいようです。人工飼料で完全無菌での周年飼育の技術を確立(京都工業繊維大学と京丹後市)がnewsになったのは2019年の事ですから、日進月歩しているんですね。

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Saijiki ヒトツバタゴ2024 @山東省,中国

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おはようございます。GW直前ですね。私の部署は今日は会議があってそれが終わったら月末の資料(先日作ったものとは別モノ)を作成します。GWの間のところで完成!を目指して、、、。部の皆さんにはちゃんとGWを楽しんで欲しいですね。皆様はどんなGWのご予定でしょうか。

さて今朝の写真は中国出張で見かけたヒトツバタゴ。hotelの中庭に何本も植えられていたのですが、車から見ているといろんなところに植栽されていました。まぁよくある庭木なんでしょうね。成長も結構早いようですし植えやすいのかな。中国語では、流蘇樹、流疏樹、茶葉樹、四月雪と呼ばれます。中国は広いので四月に雪のように咲くからでしょうかね。いい名前だなぁ。

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まさに四月雪です!満開!英名はChinese fringetree。本州の多くではGW頃から咲き始めるかな。ヤマボウシなどと同じ頃。シマトネリコに似た白い小花が多数集まって咲き、散る姿はまさに雪のようです。

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Saijiki モッコウバラ 2024 @自宅近く

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おはようございます。今年もモッコウバラRosa banksiae f. lutea Rehderがきれいに咲き始めました。4月になり例年より気温が高いせいでしょうか。1週間ほど早いですかね。中国原産の薔薇で薬用としての名前は、香花刺(コウカシ)。江戸時代・享保年間(1716-1736)に移入されてきています。白花と黄花がありますが、写真は黄花のもの。名前からはどんな香りがするのかな?と思わわれるでしょうが、黄花のモッコウバラは香りがしません。

自宅近所と書きましたが、毎年見ているところは昨年大きく刈り込んじゃって、写真は別のところ。今年あたりは一昨年ほどではないものの、またきれいな花を見せてくれるかな。今週末あたり見られればいいかな。その樹の花は。

↓昨年はモッコウバラのentry書いてなかったのか、、、
Rose#36 木香薔薇 2022春 @自宅近く
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2412.html

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