2023年8月10日
【シルバー界の帝王】クロムハーツはなぜ高い?カリスマが創る孤高のブランド
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クロムハーツとは、1988年に設立された「シルバー界の帝王」と呼ばれているほどアメリカではとても有名なシルバーアクセサリーブランドです。その他のブランドとは一味もふた味も違うぞと言わんばかりの立ち位置からなる王者の貫禄は、シルバーアクセサリー好きであれば誰もが納得できると思います。
そんなクロムハーツはシルバーという安価な素材を売りにしているのにもかかわらず、高価過ぎて購入が難しいブランドとなっています。「シルバーアクセサリーなのになんでこんなに高いんだろう」と疑問に持つ人も多いのではないでしょうか。さて、この記事ではクロムハーツはなぜ高いのかを徹底的に紐解いて解説していきたいと思います。
モチーフの意味やクロムハーツが買える場所についても紹介しますので、ぜひご覧ください。
目次
1.クロムハーツがハイジュエリーな理由は5つ。
クロムハーツがシルバーアクセサリーなのに高い理由は大きく分けて5つ。
・職人のハンドメイドだから
・人気があり入手難易度が高いから
・唯一無二の立ち位置で競合がいないから
・セレブや芸能人が愛用しているから
・輸送コストや為替の影響があるから
上記のように、クロムハーツがハイジュエリーと言われる理由は様々。ココからはそれぞれの理由について細かく解説していき、クロムハーツがなぜ高いのかを明確にしていきたいと思います。
1-1.①職人のハンドメイド(手作り)
クロムハーツが高い理由と言えばまずはこれ。
アクセサリーブランドの多くは、機械を使って型に材料を流して固めて出来上がり。みたいな流れが効率もよく生産量も多くできるので、この方法で作ります。しかしクロムハーツはここから一味違います。
大まかな作り方は変わらないのですが、クロムハーツの代名詞でもある使用感を出す黒ずみのような燻(いぶ)し加工や、緻密な装飾はすべて手作業で行っています。芸術作品・美術作品を展開しているアクセサリーブランドと言っても過言ではありません。しかも、加工ができる職人の数も限られている関係上、生産数がさらに少なくなり大量生産するといったことは出来ません。
1-2.②人気があり入手難易度が高い
「クロムハーツの良さがわからない」「クロムハーツはダサい」などと世間では言われがちですが、ぶっちゃけクロムハーツは人気です。なので欲しいアイテムがあってもなかなか手に入りません。クロムハーツに魅了された人々はハマったら最後、その沼から抜け出すことは出来ずにそのままクロムハーツコレクターと進化することが多いです。
「別に人気だからって価格にはあまり関係ないんじゃないの?」
「他のシルバーアクセサリーブランドは人気があってもそこまで高くないよね?」
と疑問を持つ方も多いのですが、それは違います。
クロムハーツには他とは比べ物にならないくらいの圧倒的な需要の高さがあります。ファンが増えればブランドとしての需要も当然上がるので、今までの価格よりももっと高く売れるのでは。と考えて価格を上げるのは普通ですよね。
実際にクロムハーツも2022年6月に商品の値上げをしています。クロムハーツはそれでも売れるので品薄が続いています。
わかりやすく言うと「そもそも人気があり、需要に対して生産が追いつかず入手難易度が高くなった」というのが正解です。世の中のクロムハーツコレクター達は新品や1点物などの入荷を今か今かと待ち構えています。なぜならコレクターも、いちクロムハーツ愛用者でありいち大ファンなのだから。
1-3.③唯一無二の立ち位置。競合がいない
シルバー界で唯一ラグジュアリーポジションに立っているクロムハーツ。価格競争できるブランドは他にありません。日本においてクロムハーツの正規店は、南青山・銀座・原宿・新宿・大阪・神戸・名古屋・福岡の主要都市にしかありません。シルバーアクセサリーのブランドで都心にしか出店しない敷居の高いブランドは他に無いです。
次に、重厚感のあるデザインとひと目でクロムハーツと分かるロゴ。
その男心をくすぐるデザインは、クールながらもセクシー。存在感・重厚感がありながらも何故かどんな服装にも合わせやすく汎用性の高さも魅力的です。クロムハーツは中世ヨーロッパをテーマにしたモチーフが多く、ブランドならではの独特な世界観を一目で見て取れます。
右に出る者はいないというよりかは、「出られるものなら出てみな」と言わんばかりの強気なイケイケのフォント。ここでも他のブランドには無い存在感を放っています。この強気なロゴから垣間見えるクロムハーツの余裕な感じはまさに唯一無二でかっこいいです。
上記のことにより、クロムハーツの競合がいないと言える理由は二つ。
・価格において競争するものがいない。
・ここまで攻めたデザインで大多数の指示を受けているブランドはない。
これを踏まえたうえで、なぜ高いのか。という問いかけに対しては「それがクロムハーツだから。」といういかにもクロムハーツっぽい説明が付けられます。
1-4.④芸能人やセレブが愛用
90年代の日本においてもシルバーアクセサリーブームを巻き起こしたクロムハーツ。CHクロスやダガーなど数々のモチーフを世に出してきましたが、芸能人やセレブが愛用したことにより人気が上がったことは間違いなくクロムハーツの値段が高い要因の一つです。
クロムハーツを愛用している芸能人については5章で詳しく紹介させていただきますが、日本での火付け役となったのは間違いなく俳優の木村拓哉さんです。愛用しているのは「ダガーリング」。クロムハーツの定番モチーフで、重厚感とクロム感が本当にかっこいいです。
1-5.⑤輸送コストや為替の影響
クロムハーツはアメリカのブランドなので、製造もすべてアメリカで行いそこから各国へ輸出されます。そのため、為替や輸送のコストも考慮された金額になります。現在のように円安の状況だとそれだけ輸送のコストも上がり、税金などにも影響してくるので、高額になるタイミングはかならずあります。
少しでもクロムハーツを安く買いたいと考えるのであれば、為替のチェックや、円高の時を狙って購入するのもいいのではないでしょうか。
2.クロムハーツが人気になるまでのヒストリー
クロムハーツが人気になるまではその歴史が大きく関係しています。
ココではクロムハーツがどのようにして今の位置を確立してきたのか。歴史とともに紹介していきたいと思います。
2-1.「創設者リチャード・スターク」と2人のカリスマが創り上げる
創設者であるリチャード・スターク(以下:リチャード)はクロムハーツのアイコン的存在です。
「クロムハーツ=リチャード」
と言っても過言ではない存在で、日本のみならず世界のセレブとの交流も深いです。現在でもブランドに携わっていて、クロムハーツにとってリチャードは欠かせない存在です。
リチャードのファッションスタイルは、黒Tee×レザーパンツ。
「レザーパンツは毎日履いているよ。家に一人でいたら履いたまま寝てしまう。仕事に追われることがあったらその後の人生のためにレザーパンツ20本作ってからやめるよ」
と語っています。
毎日着るパジャマのように一貫されたスタイルの彼にあこがれて、レザーパンツを買った人も多いはずです。
そんなリチャードがクロムハーツを創り上げるのに引き込んだカリスマは2人。
クロムハーツは3人のカリスマによって作り上げられました。
ジョン・バウマン
リチャードが全米を旅している最中に出会った凄腕の営業兼レザークラフトマン。
レザークラフトへの実力と情熱はクロムハーツを始める上で絶対的に必要なもの。自身の理想とするバイクウェアを作るという信念を貫き通し、ブランドの始まりを作った人物。
レナード・カムホート
クロムハーツのデザインを具現化する天才彫金家。アクセサリー全てのデザインを手がける。わずか三年でクロムハーツを世界に認められるシルバーアクセサリーブランドまでのし上げた実力者。
クロムハーツを抜けた後、Leonard Kamhout(現・LONEONES)を創業。
2-2.始まりは「バイカージャケット」
今でこそクロムハーツはシルバーアクセサリーブランドとして名を馳せていますが、実はたった一枚のジャケットから始まりました。もともと父親の経営していた皮革の輸入会社で働いていたリチャードは、セールスマンとして愛車のハーレーダビットソンで世界各地を飛び回っていました。
そんな時にジョンと出会い意気投合。取り扱っていた製品に満足できなかったリチャードは「俺たちが身に着けたいと思うファッションを作ってやろう」という思いからオリジナルのバイク用ファッション製品を作り上げることになりました。ちなみにクロムハーツの名前の由来は「揺るぎない鉄のような心」「錆びないハート」などと言われています。
しかし、リチャードはこう語っています。
「特にブランド名に意味はないよ。響きがクールでかっこいいからつけたんだ。」
これが、シルバー界の帝王と呼ばれる「クロムハーツ」の始まりです。
2-3.衣装のアクセントでシルバーを起用し急成長。
オリジナルのバイク用ファッションを作り上げた彼らは、しばらくしてから映画の衣装を担当することになります。
リチャードの友人が監督を務めた作品。
「チョッパー・チップス・イン・ゾンビー・タウン」(Chopper Chips In Zombie Town)
※別名「CHROME HEARTS」
この映画こそ、クロムハーツがブランドとして急成長を遂げたキッカケと言われていますが、映画で起用された衣装はシンプルなライダースジャケット。リチャード自身も「その頃は製作費も高価なシルバーの装飾も出来なかった。今見てもクロムハーツだとは誰も気づかないだろうね」と語っています。
しかし、この衣装で作成したレザージャケットがバイカーの間で口コミが広まり人気が出始めます。元々アパレルウェアのパーツで使っていたボタンやファスナーなどをシルバーアクセサリーとして販売し、バイカーからロックミュージシャンと幅広い人々へ評判が広まっていきます。
バイカー用品から始まったクロムハーツは、映画の人気の高まりを受け、ハードロックミュージシャンも愛用するブランドへと進化していきます。
2-4.ハードロックとの切り離せない関係
1980年代から1990年代にかけて人気に火が付いた音楽のハードロックやヘヴィメタル。その中でも特にクロムハーツを愛用していたのは、イギリスの伝説バンド「セックスピストルズ」のベーシスト・スティーブジョーンズで、レザーパンツを最初に買ったといわれています。
クロムハーツ創設者のリチャードもこう語ります。
「一番最初にクロムハーツを愛用したのはスティーブだったよ」
後にセックスピストルズとのコラボレーションアイテムも販売するほど、彼らの間には深い信頼関係が確かに存在しています。
そんなセックスピストルズとのコラボアイテムはドッグタグ。オモテ面にはイギリス国旗のユニオンジャック、裏面には彼らの名曲「God Save The Queen」をモチーフにした「GOD SAVE STEVE JONES」の文字が刻印されているユニークなネックレスです。
元々バイカーファッションをメインとしていたクロムハーツはスティーブとの出会いを機に、多くのハードロックファンを虜に。シルバーアクセサリーブランドとしての知名度を上げることに成功しました。
2-5.世界のセレブ御用達のキングオブシルバーへ。
数々のミュージシャンやバイカーたちを虜にしてきたクロムハーツはここからさらに飛躍します。
1992年にアメリカファッションデザイナーズ協会(以下:CFDA)のアクセサリー部門で最優秀賞を受賞しました。CFDAはファッション業界で最も栄誉ある賞と言われていて、受賞後の効果は絶大。
その後のクロムハーツはリチャードの娘ジェシーをデザイナーとして迎え入れて、キャップや家具、さらにはジッポライターなどの雑貨製品の作成にも注力を注ぎます。
「シルバー製品以外でも、良質な素材が手に入るまでは製作は進めない」
というリチャードの信念を貫き通しながらも、ブランドとして留まる姿勢を全く見せません。
世界的なセレブをはじめとして一般の人々にも爆発的に認知が広がり「キングオブシルバー」という唯一無二の地位を獲得します。
※クロムハーツを愛用している芸能人については、5章で紹介させていただきます。
3.クロムハーツのモチーフに込められた意味
クロムハーツはアクセサリーの製作をするにあたって強い信念を持っています。
現在の唯一無二の地位を確立したクロムハーツの代表的モチーフを紹介させていただきます。
3-1.【CHクロス】災いから身を守る
クロムハーツの大黒柱であるCHクロス。
「災いから身を守る」という意味が込められています。
十字架には他にも「交わる」「交流」の意味があります。
バイク用品から映画をきっかけにロックファッション、シルバーアクセサリーブランドへ。そして雑貨などの多種多様な文化と深いかかわりを持つクロムハーツの歴史にふさわしい意味合いのモチーフとなっています。
ブランド設立当初からあるクロムハーツの代表的なモチーフです。
3-2.【BSフレア】権力や主権
ユリの花をモチーフにした気品あふれるデザイン。
BSというのは「ボーイスカウト」の略称でアメリカのボーイスカウトのマークにユリの紋章が使われていたことがモチーフの由来となっています。
・ユリの紋章=王家の象徴
・ユリの花言葉=純粋・純潔
このことから、BSフレアは権力や主権という意味合いが込められています。
ネックストラップにレザーブレードを使うと、上品ながらもクロムハーツ特有の厳つさを表現することができます。
3-3.【ダガー】大切な人を守る
ダガーは中世の短剣をモチーフにしていて「大切な人を守る」という意味が込められています。男くさくてかっこいいですよね。剣は武器ですが、あくまでも自分や大切な人、愛する人を守るという意志を象徴しています。
派生製品のダブルダガーというモチーフもあり、単体のダガーに比べて重厚感も2倍に。守るべき人がたくさんいる人は、その重みを象徴するために選ぶのも自分なりの意味が込められていてかなりクールです。
3-4.【ケルティック】ケルト神話の番犬
ぱっと見だと何のデザインかわからないケルティックは、ケルト神話に出てくる番犬をデザインしたモチーフ。精鋭の戦士たちが10人がかりでも倒せなかったと語り継がれていることから「守護」の意味合いを持っています。
このことからなる意味合いは捉え方によって、守るだけでなく強さの象徴にもなります。どんな状況でも臆さない屈強な気持ちを表現できると言えます。数あるクロムハーツのモチーフの中でも少しマニアックなので「えっ、それクロムなの?」といったセクシーさも感じさせるものとなっています。
人と被りたくないけどクロムハーツの重厚感とワイルドさは捨てたくない。。と感じる方にはかなりおススメです。
3-5.【フローラル】華やかさと生命力
その名の通り花をイメージしたフローラルモチーフは、クロムハーツのみならず美術品や工芸品として古くから扱われてきました。現代ではタトゥーのデザインとしてもかなり人気を集めています。
クロムハーツでのフローラルモチーフの意味は「華やかさと生命力」
単体でも存在感のあるモチーフですが、ダガーやクロスなどそのほかのデザインと組み合わせることで高級感とクロムハーツ特有の男らしさを表現するとともに、緻密な加工から読み取れる繊細さも全面に出すことができます。
3-6.【スター】夢・希望・魔除け
クロムハーツの成り立ちにも関係している、パンクロックのアイコン「スター」
このモチーフには夢や希望、そして魔除けの意味も込められています。
星=夢と希望
と言われればなんとなくイメージは付きやすいですが「なんで魔除け?」と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
魔除けと呼ばれる理由は「ダビデの星」というモチーフが大きく関係しています。
日本では六芒星と説明すれば、ほとんどの人はイメージしやすいと思います。クロムハーツではユダヤスターと呼ばれる星をモチーフに製作をしていて、スピリチュアルな意味合いが隠されているのではないかと言われています。
初期のスターモチーフでは、よく見る五角形の星型で現在ではほとんど見かけることの無い希少なモデルとなっています。クロムハーツは時代によってデザインが変わることが多いのも魅力の一つです。
3-7.【ハート】幸福・愛情
心臓の形から着想を得ているハートモチーフは「幸福・愛情」を象徴しています。
クロムハーツと言えば男らしいごつごつしたデザインが特徴的ですが、コロンと丸いデザインはとても可愛らしいものとなっています。
女性のイメージが強いハートですが、クロムハーツのハートモチーフはアイコンであるツルがついていて優しいイメージ且つ情熱的な愛情を表現しています。プレゼントとして渡せば、皆さんの愛情が強いものだという意味を込められてとても素敵です。
4.クロムハーツを買う場所はいつも以上に慎重に選ぼう。
クロムハーツを買うにはいくつかの方法がありますが、このブランド特有の注意点なども加味して選んだ方がいいです。ここからは、クロムハーツが買える場所や注意点について紹介していきたいと思います。
4-1.正規直営店が安心。だけど品薄の可能性。
ぶっちゃけどのブランドを買う時にも言えることなのですが、クロムハーツを買う上で一番安心できるのは直営店での購入です。
日本にあるクロムハーツ直営店は以下の通りです。
・東京(南青山・銀座・新宿・原宿)
・大阪
・兵庫(神戸)
・愛知(名古屋)
・福岡
現在の国内のクロムハーツは「クロムハーツジャパン合同会社」が運営しています。2016年まではユナイテッドアローズがライセンス契約の元、クロムハーツの正規代理店として運営していましたが、2024年にライセンスが切れるのでクロムハーツ本社へ株式を譲渡する形となっています。
コロナや生産数の影響で、品薄の状態が続いていると言われています。
4-2.直営店が入りづらかったらセレクトショップ!
直営店の他にユナイテッドアローズの一部店舗とDOVER STREET MARKET GINZAにもクロムハーツは並んでいます。直営店は入りづらそうな雰囲気、、という方もセレクトショップであれば入りやすいのでは無いでしょうか。中でもユナイテッドアローズ六本木店はかなり品揃えがいいと言われています。
DOVER STREET MARKET GINZAは、コムデギャルソンの川久保玲がディレクションするセレクトショップ。コラボ商品なども販売していました。実は、コムデギャルソン青山店がクロムハーツの取り扱いを開始したことで日本にクロムハーツが広まりました。
近くに店舗がある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
4-3.フリマアプリなどはNG。クロムハーツは偽物が多い。
クロムハーツを買うに当たって特に注意しなくちゃいけないことは
「偽物を購入してしまうこと」
です。
クロムハーツはとても人気のブランドの上、素材もシルバーと比較的安価で作れる製品のため、偽物の精度も他のブランドと比べてかなり高いです。単純に本物を一個仕入れて同じ型を取ってしまえば簡単に偽物を作れます。
クロムハーツはぶっちゃけプロの鑑定士でも真贋はかなり難しいため、いくら正規店で購入したといってもインボイス(保証書)がないと買い取ってくれない業者も多いです。このことから、クロムハーツはかなり偽物に注意しないといけないブランドと言えます。フリマアプリと中古品の購入は慎重に。
5.クロムハーツを愛用する有名人とセレブ
シルバーアクセサリーの帝王と呼ばれているクロムハーツは、世界のセレブたちを魅了しています。ココからは、クロムハーツを愛用しているセレブ・有名人を紹介していきたいと思います。
5-1.俳優・歌手 木村拓哉さん
元SMAPで俳優・歌手の木村拓哉さんは、日本でクロムハーツが流行るきっかけとなった火付け役の一人です。
クロムハーツに限らず、木村さんが着用したアイテムは爆発的な人気が出てしまうほどの影響力を持っています。フリマアプリなんか見てると「キムタク着用」とか「木村拓哉着用」などの文字をよく目にします。
そんな木村さんが着用しているクロムハーツのアイテムは無骨で男らしいもの。シルバーアクセサリーやレザージャケットを着用していることが多いです。クロムハーツのお手本のような合わせ方でかっこいいです。
5-2.歌手 氷室京介さん
BOØWYの氷室京介さんは、クロムハーツとかなり深い関係を築いていて、リチャードスタークと最も親しい日本人なことは間違いありません。コラボアイテムではなく、コンサートのグッズをクロムハーツに作ってもらったというところがその関係値の深さを物語っています。
なぜ、クロムハーツは氷室さんのことを別格視しているのか。
リチャードと氷室さんが対談したときに語っていた内容で
「クロムハーツのレザージャケットを着てライブに臨んだ時に暑くて脱ごうとしたら、アクセサリーが引っかかって脱げなかった。だからハサミでバッサリ切った。」
という話があります。
これを受けてリチャードは
「自分の服を切られるのは初めてだったからうれしかった。だから敬意を表して新しい革を当てて作り直してあげた」
と語っています。
2人の中でしかわからない共通点を感じます。世界規模で探してもコンサートグッズを出したのは氷室さんだけと言われるくらいの信頼関係です。
5-3.デザイナー カールラガーフェルドさん
「シャネル」や「フェンディ」のデザイナーを務めていたモードファッション界のレジェンド・カールラガーフェルドさんは、クロムハーツのリングをすべて持っていると言い切っていたほどクロムハーツを愛してやまなかったことでとても有名です。
元々ジュエリーを重ね付けすることが定番スタイルだったカールラガーフェルドさん。クロムハーツでも「ジャラ付けスタイル」がイケてるとされているので、スタイル的にもマッチしています。
また、カールラガーフェルドさんがクロムハーツについてこう語っていました。
「男がつけていいジュエリーはクロムハーツくらいだ」
男らしさを象徴するクロムハーツと感性が1番近いのは彼かもしれません。
5-4.BIGBANG G-DRAGONさん
クロムハーツの第2の火付け役と言えば、BIGBANGのG-DRAGONさんと言っても過言ではありません。いうまでもなく、彼もクロムハーツの愛用者です。
2012年リリース曲の「ONE OF A KIND」ではクロムハーツの世界観を全面的に出しています。シルバーアクセサリーはもちろんスケボーやバービー人形などクロムハーツのオリジナルアイテムが使用されています。
そんなG-DRAGONさんとクロムハーツの関係はかなり密接。スポンサー契約をしないことで有名なクロムハーツと唯一協賛した彼は「クロムハーツの歩く広告塔」と呼ばれているほどです。
5-5.モノマネ芸人 コロッケさん
モノマネ芸人のコロッケさんは、日本で一番のクロムハーツコレクターといわれているほどの愛用者です。クロムハーツが日本で流行する前からファンで、所有するアイテムの総額はなんと「1億円以上」なのではないかと噂が回ったこともあります。
長女のMADOKAさんも、コロッケさんの影響でクロムハーツを愛用しているのですが、そのアイテムのほとんどはコロッケさんからパクったものと言われています(笑)
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はなぜクロムハーツが高いのかについて書かせていただきました。
自分たちの作りたいものを作る。という信念を基にバイカー用品から様々な歴史を経てシルバー界の帝王へ。そのこだわりを曲げない姿勢で多くの人々を虜にしてきた人気の高さが、クロムハーツが高いと言われる最大の理由なのかもしれません。
クロムハーツに憧れを抱いている筆者も、この記事を書いてて「生き方カッケ~~~!」て思いました。さらに欲しくなりました。