ポスドク募集について

領域長メッセージ

私たち人間の住む地球表層の環境について研究しています。特に、人間活動の影響を受けた気候変動とその影響の解明、将来予測、地球温暖化や大気汚染を引き起こす原因物質の大気・海洋・陸域における動態などについて、観測・実験・モデル解析などの方法で取り組んでいます。大学では継続の難しい、大規模で長期の環境モニタリングも担っています。
意欲ある方、歓迎します!

研究室・推進室で求める人材

クリックで各研究室をご覧いただけます。研究内容についてはお気軽にお問い合わせください。

物質循環観測研究室
荒巻 能史 室長
フィールドワークが好きな人,化学的な手法で物質循環研究がしたい人
ara[at]nies.go.jp
地球大気化学研究室
谷本 浩志 室長
化学の視点で地球を調べたい人
tanimoto[at]nies.go.jp
大気遠隔計測研究室
西澤 智明 室長
雲・エアロゾルのリモセンに興味がある、装置・プログラムを作るのが大好き、データサイエンスを活かしたい人
nisizawa[at]nies.go.jp
衛星観測研究室
森野 勇 室長
宇宙から衛星を使って地球のいぶきを測ってみたい人
morino[at]nies.go.jp
地球規模の物質循環の研究がしたい人、宇宙から地球環境を見てみたい人
tanimoto[at]nies.go.jp
気候や大気質に関係したシミュレーションやデータ解析に興味がある、考えることが好きな人
ogura[at]nies.go.jp
過去の気候変動を理解したい人、将来の気候変動を予測したい人
shiogama.hideo[at]nies.go.jp
地球の「いま」を知りたい人、出かけるのが好きな人
tmachida[at]nies.go.jp
観測データを通じて自然と対話できる人、新しいアイディアで前例のないデータを取ることにチャレンジできる人
yoshiyu[at]nies.go.jp
「データを取る・見る・使う」に関心がある人、チームワークが好きな人、AIを使いたい人
tshirai[at]nies.go.jp

戦略的研究プログラム

気候変動・大気質研究プログラム
PG統括よりメッセージ

気候変動・大気質研究プログラムは、国立環境研究所の戦略的研究プログラムの一つです。
100年先の地球を変えたいポスドクを募集します。未経験者も歓迎いたします。
気候変動と大気汚染を解決したい意欲のある人はぜひご応募ください。
問い合わせ:tanimoto[at]nies.go.jp

キャリアパス

NIES研究職、環境省、国立研究所の研究職、大学等の研究職、民間企業の研究職や総合職、NIES高度技能専門員など

職種・待遇

職名 特別研究員
勤務時間 フルタイム
基本給・手当 年俸制490万円程度より、通勤手当、各種保険等
雇用期間 最長5年

現在公募中の募集については「採用案内」のページをご覧下さい。未経験者も歓迎いたします。
公募中以外の採用については、研究プロジェクトの状況や予算の都合等によります。

*准特別研究員について
修士修了の方も歓迎です。修士号の資格で働く准特別研究員制度があります。研究所で働きながら博士号取得を目指せます。

地球システム領域における連携大学院について

連携大学院とは、国立環境研究所(国環研)と大学との間で協定を締結し、国環研の研究者が大学教員(連携教員)に就任して、大学院生を受入れ、研究指導や講義、学位論文審査などを行う制度です。連携先の大学院に進学すると、大学で講義などが受けながら、連携教員の指導の下、大学や国環研内の施設を利用して研究を行い、大学院の学位(修士号、博士号)を取得することができます。国環研では、連携大学院制度を利用した学生受入れを積極的に進めることで、将来の環境研究を担う人材の育成に貢献することを目指しています。

谷本 浩志 教授 : 名古屋大学大学院環境学研究科

毎日一度は空を見上げますよね。「空気の中身」を化学の視点で研究するのが大気化学です。気候変動や大気汚染の問題に野外観測、室内実験、モデリングを通じて取り組んでいます。
研究室ウェブサイト
問い合わせ:tanimoto[at]nies.go.jp

町田 敏暢 教授 ・ 中岡 慎一郎 教授 : 東北大学大学院環境科学研究科 地球環境変動学講座

大気の成分は時間と共にどんどん変化しています。場所によってもずいぶん違っています。そんな大気の「今」と「過去」を最前線の観測結果を交えながら、一緒にイメージしてみませんか。
研究室ウェブサイト
問い合わせ:tmachida[at]nies.go.jp / nakaoka.shinichiro[at]nies.go.jp

斉藤 拓也 教授 : 東京大学大学院農学生命科学研究科 生圏システム学専攻/神戸大学大学院人間発達環境学研究科

揮発性有機化合物(VOC)をキーワードとして、自然生態系や人間社会と大気とのかかわりについて研究しています。VOCは、その一部が森の香りとして知られる化学物質群で、森林では主に植物のストレス対抗手段として生産・放出され、さらに植物―昆虫間のような生物間コミュニケーションにも利用されています。一方で、大気に放出されたVOCは、大気汚染、温暖化、オゾン層破壊をもたらしうるという側面を持っています。私たちは、植物が放出するVOCの化学的多様性の把握、放出パターンの種による違いやその規定要因の解析などを通して、VOCを介した森林―大気相互作用の解明を目指しています。
東京大学大学院 研究室ウェブサイト
神戸大学大学院 研究室ウェブサイト
問い合わせ:saito.takuya[at]nies.go.jp

見学・相談、いつでも歓迎いたします。室長宛てにご連絡ください。メールアドレスの[at]を@に変更してお送りください。