BRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPH 交換レビュー
先端だけのPanaracer ワンタッチ口金(BFP-EZEF)とは違い、口金キャップ、ホースとのセットで多くのフロアポンプと互換性があり、ヒラメ使用者からの評判も良いBRIDGESTONE アルミフロアポンプ 補修用 イージーエアヘッド A416011 PR-SPHの交換レビュー
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それに対して少し遅れて販売の始まった画像のBRIDGESTONE アルミフロアポンプ 補修用 イージーエアヘッド A416011 PR-SPHは、口金、口金キャップ×2、パッキン(コマ)×2、ホースのセット販売で、Panaracer ワンタッチ口金と取り付けホースセットを別々に購入するよりも安いのと、価格もワンタッチ口金とそれほど変わらない価格(このブログを書いている時点)が魅力。 どちらも台湾メーカーBETOのOEMですが、なぜかPanaracerを本家と勘違いしている人が多かったりします
どちらもOEMのPanaracer、BRIDGESTONE、他ブランドのフロアポンプ用交換パーツで、Panaracerではワンタッチ口金。 BRIDGESTONEではイージーエアヘッドと、同じ口金(ヘッド)でもブランドごとに製品名は違い、ワンタッチ口金のみのPanaracerには取扱説明書が付属しますが、BRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHは簡素な袋に入っているだけで、取扱説明書が付属しないのが少々残念な違い
BRIDGESTONE イージーエアヘッドを分解するのに工具は必要なく、それぞれネジで固定されているだけなので素手で分解可能
ロックリング、ワンタッチ口金コアと呼ばれるパッキン部分を取り外した口金内側には若干のグリスと、フロアポンプ、ホースからの空気の通り道用に2つの穴が空いているのが確認できます。 グリス不足も動きが悪い原因として考えられるので、まずは口金内側にグリスを塗っておきます
(´・ω・)_/ 次に動きの固い原因と考えられるのが、中央に空気の通り道用の2つのスリットが空いたOリングが3つ挟まっているワンタッチ口金コア。 レバーの無いスライドさせるタイプの口金は、Oリングが1つでも初回の動作は抵抗があるのですが、このBRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHに至っては3つも可動部に使われているため、どうりで固着と勘違いしてしまうほど抵抗があったはずです
ワンタッチ口金コア部分もネジで固定されているだけなので更に分解でき、Oリング、米式用パッキン、仏式用パッキンまで取り外す事が可能
中央のOリングは構造上グリスを塗るくらいしか摩擦抵抗を減らす方法が無さそうですが、両端のOリングは内部にパッキンのある赤青のパーツに強く挟まれる事で潰れて外径が膨らむパーツ。 締め付け具合を必要最小限に減らす事で外径を0.1mmくらい小さくして抵抗を減らせそうな位置関係にあるので、試しにネジの締め付け具合を必要最低限にして組み直してみた所、動画とほぼ同じ抵抗の少ない動きに改善したので、初期状態では両端のOリングが必要以上に強く締め付けられていたために赤青パーツの圧力でOリングの外径が大きくなっていた事が固着と思えるほど動きが悪かった主原因と判明
同様の症状で動きが固すぎて使う気に慣れず困っていた方は、英式/仏式 ワンタッチ口金コア BFP-EZEF-COREに交換したりせず、両端のOリングの締め付け具合を弱めて動きが改善するか試すのがおすすめです。 逆に初期不良や、使っているうちに起きるかもしれない不具合で空気が漏れる場合の原因もワンタッチ口金コアのOリング、パッキン部分なので、増し締めする事で空気漏れは解決します(´・ω・`)
Panaracer 楽々ポンプ エアゲージ付は、 ワンタッチ口金 BFP-EZAFが最初から付いているフロアポンプではなく、ママチャリ用のトンボ口、仏/米 変換アダプターが付属するママチャリ、ロードバイク、クロスバイクに対応した空気圧計付きの空気入れ
同じ台湾メーカーBETOのOEMなので、フロアポンプとホースを固定している口金キャップはBRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHと見分けがつかない酷似した形状で、ホースの直径はイージーエアヘッドより少し細め
口金キャップを反時計回りに回して取り外し、パッキン(コマ)の付いたホースを引き抜いたら逆の手順でBRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHへとホースごと交換すれば取り換え作業は終了
口金キャップは寿命まで滅多に取り外す事のないパーツで固着に近い固さで強く締まっている事もあり、緩めるのが少々大変な事を除けば個別に分解する必要は無し。 口金とホースをまるまる交換するだけの付け替え作業だけで取り付けでき、ホースのサイズに違いがあってもBRIDGESTONE イージーエアヘッドとは完全な互換性がある事を確認
口金キャップを回して外し、パッキン(コマ)の付いたホースの取り外し
BRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHを装着
Panaracer BFP-GBGもホースの直径が細く、口金キャップの形状も違いましたが、口金の内径、ネジのピッチは同じなので、BRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHに交換でき、空気漏れする事のない完全な互換性を確認
ホースの直径に違いがあっても空気漏れせずにそのまま取り付けられる互換性のある構造を調べるため、左から順にPanaracer BFP-GBG、Panaracer BFP-YBG、BRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHの口金キャップ、ホース、パッキン(コマ)部分を並べて比較。 ホース先端にあるOリングは共通サイズ。 ホースのサイズを比較すると、右のBRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHのみ約2mm太いホースが採用されており、中央のBFP-YBGと同じに見える口金キャップとは全長が微妙に違い、画像上側のホース出口は、各々のホースの太さに合わせた内径の口金キャップが使われている違いがあります
肝心のフロアポンプと接続するホース先端のパッキン(Oリング)の直径と、ホースが圧力で抜けないように固定するための口金キャップのネジ部分の規格が合っている事で、ホースの直径に違いがあってもホースがスッポ抜けたり、空気漏れが起こらず、互換性が確保されていた事が分かったPanaracer BFP-YBG、BFP-GBGとBRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHの組み合わせ
口金キャップの形状から、広く流通するこのタイプの空気入れもおそらくBETOのOEM
口金キャップを取り外し、BRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHへとホースごと交換
問題無く交換でき、最安値の普通の空気入れが仏式バルブに対応するフロアポンプへと無駄にグレードアップ
ホームセンターなどで売っている空気入れとも互換性がある事は確認出来ましたが、空気圧系のないフロアポンプなので、寿命で交換する機会が訪れたら価格がそれほど変わらない英式専用のPanaracer 英式専用ワンタッチポンプ BFP-PSEZB1-Sか、英式/仏式バルブの両方に対応したPanaracer ワンタッチポンプ BFP-PGEZ1-Bに買い替えるのがおすすめ(´・ω・`)
(´・ω・)_/ 赤い米式側のワンタッチ口金コアに親指を当て、バルブを奥に押し込み仮装着。 差し込み時の最初の一瞬だけ空気が漏れますが、ロックをしていない押し込んだだけのこの状態では、口金が米式と仏式でそれぞれ独立している関係で仏式バルブの先端を押している状態ではないため、手を放しても空気漏れは無し
親指を離し、矢印先の黒い部分を摘まんで押し下げるか、親指で上から押し込むとワンタッチ口金コアの赤い米式側がスライドして上に飛び出し、レバーを動かしたのと同じように、パッキンに圧力がかかってロックが完了。 この状態で空気を入れます
(´・ω・)っ 公式動画
バルブから引き抜く際は飛び出していた赤いワンタッチ口金コアを親指で押し込んでロックを解除し、上に引き抜くだけですが、最初のワンタッチ口金をチューブバルブに押し込む段階で必要以上に奥まで押し込むと、引き抜く際のバルブとパッキンの抵抗が無駄に増えてしまうので、装着時は必要最低限の深さに押し込むのが理想
装着もロックも持ち手で全て下方向に押し込むだけの取り付け動作は、ワンタッチと言うよりレバー操作不要のワンハンドでの取り付け操作になるため、レバー式より1アクション少ない装着の速さが魅力。 時間の無い朝に重宝しそうですが、デメリットは他のフロアポンプ同様に古くなってきたチューブへの装着。 Birzman ZACOO MAHA4のように、リムナットを回さなくても問題の無いロック方法があるフロアポンプであれば話は別ですが、リムナットの位置が不完全な場合、下方向に押し込む事でしかロックできないBRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHはチューブバルブ根元への負担が高く、いつかトドメを刺す確率が高そうな気がします
レビュー後に手放したフロアポンプもありますが、メーカー、ショップ関係者を除けば日本一の台数を所有しているはずのフロアポンプ。 互換性があるのかないのかハッキリしないTOPEAK、SERFAS、GIYO、LEZYNE、Birzman、OEMとの互換性や取り付け方法については別記事でメーカー別に紹介(´・ω・`)
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Panaracer 補修部品 ワンタッチポンプ用 米式 仏式 ワンタッチ口金 BFP-EZAFとBRIDGESTONE アルミフロアポンプ 補修用 イージーエアヘッド A416011 PR-SPHの違い
(´・ω・)_/ Panaracer 補修部品 ワンタッチポンプ用 米式 仏式 ワンタッチ口金 BFP-EZAFは画像の通り先端の口金部分のみの販売で、互換性のある同じPanaracerのワンタッチ口金が付いたフロアポンプを既に持っている方が口金の寿命で交換時期を迎えた場合に購入する修理用交換パーツ。 そのため他社のフロアポンプは取り付け部分のネジ(口金キャップ)のピッチが合わず、ワンタッチポンプ用ホースセット BFP-H-02AGEZを購入する必要があるため、交換用の口金単体としては最安値の部類に入るものの、お安く交換したくても手を出しにくい口金として有名でしたそれに対して少し遅れて販売の始まった画像のBRIDGESTONE アルミフロアポンプ 補修用 イージーエアヘッド A416011 PR-SPHは、口金、口金キャップ×2、パッキン(コマ)×2、ホースのセット販売で、Panaracer ワンタッチ口金と取り付けホースセットを別々に購入するよりも安いのと、価格もワンタッチ口金とそれほど変わらない価格(このブログを書いている時点)が魅力。 どちらも台湾メーカーBETOのOEMですが、なぜかPanaracerを本家と勘違いしている人が多かったりします
どちらもOEMのPanaracer、BRIDGESTONE、他ブランドのフロアポンプ用交換パーツで、Panaracerではワンタッチ口金。 BRIDGESTONEではイージーエアヘッドと、同じ口金(ヘッド)でもブランドごとに製品名は違い、ワンタッチ口金のみのPanaracerには取扱説明書が付属しますが、BRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHは簡素な袋に入っているだけで、取扱説明書が付属しないのが少々残念な違い
口金の分解と調整
他の方のレビューにもある通り、動画のようなスムーズな動きはせず、体重をかけて壁に押し付けるなどしないと初回の押し込み操作は固着と思えるほどの固さで動かない赤青のワンタッチ口金コア(BRIDGESTONEでの製品名は不明)部分。 動きが固い原因を探るため、BRIDGESTONE アルミフロアポンプ 補修用 イージーエアヘッド A416011 PR-SPHを分解して構造を把握しますBRIDGESTONE イージーエアヘッドを分解するのに工具は必要なく、それぞれネジで固定されているだけなので素手で分解可能
ロックリング、ワンタッチ口金コアと呼ばれるパッキン部分を取り外した口金内側には若干のグリスと、フロアポンプ、ホースからの空気の通り道用に2つの穴が空いているのが確認できます。 グリス不足も動きが悪い原因として考えられるので、まずは口金内側にグリスを塗っておきます
(´・ω・)_/ 次に動きの固い原因と考えられるのが、中央に空気の通り道用の2つのスリットが空いたOリングが3つ挟まっているワンタッチ口金コア。 レバーの無いスライドさせるタイプの口金は、Oリングが1つでも初回の動作は抵抗があるのですが、このBRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHに至っては3つも可動部に使われているため、どうりで固着と勘違いしてしまうほど抵抗があったはずです
ワンタッチ口金コア部分もネジで固定されているだけなので更に分解でき、Oリング、米式用パッキン、仏式用パッキンまで取り外す事が可能
中央のOリングは構造上グリスを塗るくらいしか摩擦抵抗を減らす方法が無さそうですが、両端のOリングは内部にパッキンのある赤青のパーツに強く挟まれる事で潰れて外径が膨らむパーツ。 締め付け具合を必要最小限に減らす事で外径を0.1mmくらい小さくして抵抗を減らせそうな位置関係にあるので、試しにネジの締め付け具合を必要最低限にして組み直してみた所、動画とほぼ同じ抵抗の少ない動きに改善したので、初期状態では両端のOリングが必要以上に強く締め付けられていたために赤青パーツの圧力でOリングの外径が大きくなっていた事が固着と思えるほど動きが悪かった主原因と判明
同様の症状で動きが固すぎて使う気に慣れず困っていた方は、英式/仏式 ワンタッチ口金コア BFP-EZEF-COREに交換したりせず、両端のOリングの締め付け具合を弱めて動きが改善するか試すのがおすすめです。 逆に初期不良や、使っているうちに起きるかもしれない不具合で空気が漏れる場合の原因もワンタッチ口金コアのOリング、パッキン部分なので、増し締めする事で空気漏れは解決します(´・ω・`)
フロアポンプ 口金 交換
動きの悪いワンタッチ口金コアの動きが改善したので、完全互換と思われる価格の安さから日本で1番売れたフロアポンプ、Panaracer 楽々ポンプ エアゲージ付 BFP-YBGとBFP-GBGのホースと口金をBRIDGESTONE アルミフロアポンプ 補修用 イージーエアヘッド A416011 PR-SPHへと交換して互換性をチェックPanaracer 楽々ポンプ エアゲージ付は、 ワンタッチ口金 BFP-EZAFが最初から付いているフロアポンプではなく、ママチャリ用のトンボ口、仏/米 変換アダプターが付属するママチャリ、ロードバイク、クロスバイクに対応した空気圧計付きの空気入れ
同じ台湾メーカーBETOのOEMなので、フロアポンプとホースを固定している口金キャップはBRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHと見分けがつかない酷似した形状で、ホースの直径はイージーエアヘッドより少し細め
口金キャップを反時計回りに回して取り外し、パッキン(コマ)の付いたホースを引き抜いたら逆の手順でBRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHへとホースごと交換すれば取り換え作業は終了
口金キャップは寿命まで滅多に取り外す事のないパーツで固着に近い固さで強く締まっている事もあり、緩めるのが少々大変な事を除けば個別に分解する必要は無し。 口金とホースをまるまる交換するだけの付け替え作業だけで取り付けでき、ホースのサイズに違いがあってもBRIDGESTONE イージーエアヘッドとは完全な互換性がある事を確認
Panaracerとの互換性
Panaracer 楽々ポンプ エアゲージ付はロングセラーモデルゆえにマイナーチェンジの回数が多く、購入時期が違えば同じ型版であっても構成パーツに違いが多くあるのが特徴。 口金キャップの形状が先程のBFP-YBGとは違いますが、このBFP-GBGも基本的には同じ規格の口金キャップなので交換手順は全く一緒口金キャップを回して外し、パッキン(コマ)の付いたホースの取り外し
BRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHを装着
Panaracer BFP-GBGもホースの直径が細く、口金キャップの形状も違いましたが、口金の内径、ネジのピッチは同じなので、BRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHに交換でき、空気漏れする事のない完全な互換性を確認
ホースの直径に違いがあっても空気漏れせずにそのまま取り付けられる互換性のある構造を調べるため、左から順にPanaracer BFP-GBG、Panaracer BFP-YBG、BRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHの口金キャップ、ホース、パッキン(コマ)部分を並べて比較。 ホース先端にあるOリングは共通サイズ。 ホースのサイズを比較すると、右のBRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHのみ約2mm太いホースが採用されており、中央のBFP-YBGと同じに見える口金キャップとは全長が微妙に違い、画像上側のホース出口は、各々のホースの太さに合わせた内径の口金キャップが使われている違いがあります
肝心のフロアポンプと接続するホース先端のパッキン(Oリング)の直径と、ホースが圧力で抜けないように固定するための口金キャップのネジ部分の規格が合っている事で、ホースの直径に違いがあってもホースがスッポ抜けたり、空気漏れが起こらず、互換性が確保されていた事が分かったPanaracer BFP-YBG、BFP-GBGとBRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHの組み合わせ
空気圧系の無い空気入れとの互換性
続いてホームセンターなど、どこにでも売っている空気圧計のない軽量プラスチック製空気入れの口金をBRIDGESTONE アルミフロアポンプ 補修用 イージーエアヘッド A416011 PR-SPHと交換できるか互換性をレビュー口金キャップの形状から、広く流通するこのタイプの空気入れもおそらくBETOのOEM
口金キャップを取り外し、BRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHへとホースごと交換
問題無く交換でき、最安値の普通の空気入れが仏式バルブに対応するフロアポンプへと無駄にグレードアップ
ホームセンターなどで売っている空気入れとも互換性がある事は確認出来ましたが、空気圧系のないフロアポンプなので、寿命で交換する機会が訪れたら価格がそれほど変わらない英式専用のPanaracer 英式専用ワンタッチポンプ BFP-PSEZB1-Sか、英式/仏式バルブの両方に対応したPanaracer ワンタッチポンプ BFP-PGEZ1-Bに買い替えるのがおすすめ(´・ω・`)
BRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPH レビュー
チューブバルブへの装着準備は普通のレバー式のフロアポンプと同じ手順で、チューブバルブの先端を回し、プシュッと1押し。 バルブの根元を傷めないようにするためのリムナットをリムと接するまで回して取り付け準備が完了(´・ω・)_/ 赤い米式側のワンタッチ口金コアに親指を当て、バルブを奥に押し込み仮装着。 差し込み時の最初の一瞬だけ空気が漏れますが、ロックをしていない押し込んだだけのこの状態では、口金が米式と仏式でそれぞれ独立している関係で仏式バルブの先端を押している状態ではないため、手を放しても空気漏れは無し
親指を離し、矢印先の黒い部分を摘まんで押し下げるか、親指で上から押し込むとワンタッチ口金コアの赤い米式側がスライドして上に飛び出し、レバーを動かしたのと同じように、パッキンに圧力がかかってロックが完了。 この状態で空気を入れます
(´・ω・)っ 公式動画
バルブから引き抜く際は飛び出していた赤いワンタッチ口金コアを親指で押し込んでロックを解除し、上に引き抜くだけですが、最初のワンタッチ口金をチューブバルブに押し込む段階で必要以上に奥まで押し込むと、引き抜く際のバルブとパッキンの抵抗が無駄に増えてしまうので、装着時は必要最低限の深さに押し込むのが理想
装着もロックも持ち手で全て下方向に押し込むだけの取り付け動作は、ワンタッチと言うよりレバー操作不要のワンハンドでの取り付け操作になるため、レバー式より1アクション少ない装着の速さが魅力。 時間の無い朝に重宝しそうですが、デメリットは他のフロアポンプ同様に古くなってきたチューブへの装着。 Birzman ZACOO MAHA4のように、リムナットを回さなくても問題の無いロック方法があるフロアポンプであれば話は別ですが、リムナットの位置が不完全な場合、下方向に押し込む事でしかロックできないBRIDGESTONE イージーエアヘッド A416011 PR-SPHはチューブバルブ根元への負担が高く、いつかトドメを刺す確率が高そうな気がします
レビュー後に手放したフロアポンプもありますが、メーカー、ショップ関係者を除けば日本一の台数を所有しているはずのフロアポンプ。 互換性があるのかないのかハッキリしないTOPEAK、SERFAS、GIYO、LEZYNE、Birzman、OEMとの互換性や取り付け方法については別記事でメーカー別に紹介(´・ω・`)
コメント
No title
おおっ、レバー操作なしで固定できるフロアポンプがあったのですねぇ(◎_◎;)
フレンチ式の場合、どうしても慌ててやると、チューブバルブの先端部を曲げてしまったり気を使います。ワンタッチで確実に操作ができるならば便利ですね。
押し込む深さとか馴れが必要のようですが、ご紹介ありがとうございました。
それにしても、フロアポンプ買い過ぎですよ~(笑)
2021-08-26 20:16 torikera URL
Re: No title
2021-08-27 22:15 FUCHS URL