2023年01月 : 煌めき日誌

煌めき日誌

夫と二人暮らし。日々を気ままに綴ります。たまに夫も更新します。

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2023年01月


先日、芥川賞・直木賞の受賞作品が発表されました。

以前の私にとっては、ニュースで見ても「へ~」と聞き流していただけの話題でしたが、ここ数年は、毎回楽しみにしています。

書店で本を選ぶときは、たまたま目に留まったものや、なにげなく手に取ったものの中から、賞や評価に関係なく、買ってきたつもりでした。
ですが、そうやって選び、実際に気に入った本が、実は ”○○賞作家" の作品であることが多いと気づいてからは、直近の受賞作&受賞者にも興味がわくようになりました。 

そして、さっそく読んだのは、井戸川射子『この世の喜びよ』。

まるで詩のよう。すいすいすらすら流れていく文章です。
読んでいて、じんわりと、幸せな気持ちになりました。

この世の喜びよ
井戸川射子
講談社
2022-11-09


主人公である「あなた」が、自分自身や娘たちとの過去を振り返りながら、何気ない日常を過ごしていく穏やかなストーリー。
母として・娘としての立場を想像しやすい分、女性の読者からの評価が高そうな印象です。

この作者の本は、今後も注目していきたいです。


良い読書をすると、連鎖的になにか読みたくなるもの。

常に積読をしておくタイプではないので、読書熱が高まったときに、その都度、本を探しています。

ネットサーフィンの末、鷺沢萠『海の鳥・空の魚』を選択。

大学生のときにこの作家の作品に出会いたかった……今更そんなことを思ってしまうような、20代の青春が散りばめられた短編集です。

海の鳥・空の魚 (角川文庫)
鷺沢 萠
KADOKAWA
2012-10-01


まず、この、本の紹介文を見ただけで、ビビッとくるものがあります。まさに「煌めき」。

どんな人にも光を放つ一瞬がある。その一瞬のためだけに、そのあとの長い長い時間をただただすごしていくこともできるような――。恋、カレッジライフ、うたかたの日々。まちがった場所に戸惑い、溜息しつつ、何かをつかんだ輝きの一瞬、喜びの涙がこぼれた。海中に放たれた鳥のように生きてゆく、大好きな仲間たち。気鋭女流のきらめく作品集。

こんな素敵な女性作家がいたことも、そして、20年ほど前に若くして亡くなっていたことも、まったく知りませんでした。

小説も、流行り廃りが激しいですね。
どちらかというと、現役で活躍する売れっ子作家たちの入れ替わりの激しさなのでしょうか。

この間、田辺聖子の小説かエッセイを探した時にも、同様のことを感じました。

いくら人気作家の作品も、時が流れると、書店にはほとんど並ばなくなってしまうようです。
結局、電子書籍で読みました。鷺沢萠もそうです。

基本的に、本は紙で読みたい派なのですが、これからは電子書籍も利用していこうかな。
とくに、既に読みたいものが決まっているような場合は。

なにより、書店で取り寄せってもらったり通販で届くのを待たなくていいという点がいいですね。

「これよかったよ」と人に気軽に貸したりしづらいのは、ちょっと寂しいことですが。

今後は、書店に行くのは、あてもなく新たな本との出会いを求めているときだけになりそうです。

きっと、何事も「慣れ」なんだろうと思います。
iPad での読書にも、だんだんと慣れていきたいです。








ここ数日、”最強寒波” に関するニュースを目にすることが多く、たしかに今週は一段と寒いです。

どうせ寒いのなら、雪が降ってくれたら嬉しいのですが、今日の予報は霙だそうです。

幸いにもとくに外出の予定はないですし、冬の寒さと戦う気概も持ち合わせてはいないので、家であたたかく過ごそうと思います。

モコモコに着込んだり、暖房をガンガン使うのがあまり好きではない私は、体を動かしたり、局所的にヒーターを付けたり、といった方法をとっています。


体を動かすと、たとえ家の中でできる程度の運動でも、お風呂上りの状態くらい、カラダが芯から温まります。

プランク、レッグレイズ、エア縄跳びあたりは、5~10分の短時間でグッと効果を感じます。

筋トレチックなものが苦手な人には、家の中を歩き回ったり、その場で足踏みするのもオススメです。
テレビや動画を見ながら、もしくは、本や雑誌を読みながらだと、あっという間に30分ほど過ぎます。

もしもこれを、二宮金次郎のごとく、屋外でやっていたらかなり危険なので、そういう意味でも室内が良いと思います。

自宅にルームランナーを設置しているような場合は、もちろん、それを利用するに越したことはありませんが、機器が無くともやる気があれば意外とどうにかなります。

私は基本的に勉強がてら運動するように心掛けており、これをニノキン勉強法と(勝手に)名付けました。
昨年から実践しているのですが、学習時間と運動時間を確保できて、一石二鳥です。


机に向かって手を動かす必要のある勉強をするときは、セラミックファンヒーターのお世話になっています。
これは一瞬で暖かくなります。さすが、文明の利器。


そして、一日の終わりにはポカポカお風呂。

もともと私はシャワー派だったのですが、ここ最近はきちんと湯舟に浸かることが増えました。

結局、よそのお風呂や温泉よりも、家のお風呂がいちばん心地良いんですよね。
貸切状態の大浴場や露天風呂に匹敵します。

一押しの入浴剤は、なんといっても、ツムラのくすり湯。

めちゃくちゃぐっすり眠れます。Amazonでのレビューも素晴らしいです。



ただ、生薬というだけあって、香りにはクセがあるので、そこは好みが分かれる点かもしれません。

我が家では、常備して毎日のように使うというより、バブやきき湯など他の入浴剤との違いを楽しみながら、たまに使っています。

👇効能・効果など、詳しくは公式サイトをご覧ください。



ちなみに、ツムラの株主優待の品にも選ばれており、私自身はそれをきっかけに知りました。



※この株主優待は100株以上かつ3年以上の継続保有などの条件があります。最新の情報は公式のIRページを参考にしてください。


この記事を読んでも心はあたたまらないと思いますが、上記の内容を実践すると、少なくともカラダはあたたまるはずです。レッツトライ!








あけましておめでとうございます。


我が家は今日から通常モード。

日常が戻ってきて嬉しいです。

おうち大好き。日常こそがheaven


今回の年末年始は、前回に比して、だいぶ暖かかったのが良かったかな。

こんな季節なのに、高原で美味しくソフトクリームが食べられるなんて……

去年のお正月には、寒すぎて考えられなかったことです。


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この10日間ほどは、帰省したり、初詣に出かけたり、かなり活動的に過ごしました。
普段はほとんど家か予備校かの私からしたら、なかなかのハードワークでした。
もちろん疲れたには疲れたのですが、家族が喜んでくれたなら、これも良い思い出ということですね。


さてさて、私の今年のお正月の目玉は、なんといっても歌舞伎!

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新年早々、浅草公会堂へ「新春浅草歌舞伎」を観に行きました。

若手の役者が揃っており、軽やかでエネルギッシュでした。

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生で「連獅子」を見られて感激しました。


今年も良い一年になりますように。


おみくじは半吉、siriによると末吉でした。
まずまずのようです。

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余談ですが、夫は3年連続で凶を引いていました。






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