永田先生ライブペインティング!!
2010年 04月 12日


和紙に椿と金魚を描いていく先生。
表と裏、両方から描きこんでいって風合いを出すのだとか。
しかし下書きを修正するのに練りけしを使用する際、
少し力が入り「こする」だけでも紙がよれてしまう。そうすると、
せっかく裏から描いたものが必要以上に表に滲み、
風合いが今一つ…
そんな繊細な作業を息も潜めて見守るお客様がた。
すると先生は、
「話しかけてもいいんですよ〜」
「椿の色、この赤とこの赤、どっちがいい?」
とリクエスト式に進めてくださる場面も。
そこで
「どっちも!まだら〜」
と言ったのは佐藤先生(笑)
「他人事だと思って!」と笑いながら佐藤先生のリクエストに応える形で描き進めていきます。


一日目は鉛筆の下書きから。
二日目はなんと、
「失敗した」という絵をご持参されて、
加筆していって違う風合いの絵に生まれ変わらせる!
といった技を見せていただきました。
アクリル絵の具と日本画絵の具の質感の違いや、
モチーフのヒント、
いろいろなお話を交えながらライブペインティングを見せていただきました!
永田先生ありがとうございます!!

二日目(部分)を、光をやや後ろから当てながら撮影した画像です。
わかりにくいですけど、ぼんぼりのようで幻想的でした。
椿の葉の影?が、紙の後ろから描いている部分ですよ。