おはようございます。
宮崎県の名産物といえばやはり「チキン南蛮」でしょう。宮崎地鶏が非常に有名で、私も宮崎でチキン南蛮を食べたことがありますが、あれを食べてしまうとほかのチキン南蛮はもうチキン南蛮ではないと思えてしまいます。今回は宮崎市内の中でも名店の「おぐら」という店を友人に教えてもらったので行くことにしました。
宮崎からはそのおぐらというお店を紹介してもらった友人と合流し、チキン南蛮を食べることに。宮崎市の中心部は駅から5分10分ほど歩いたところにあり、繁華街の裏路地のようなところにお店は構えられていました。1枚の鶏肉がぜいたくに使われているチキン南蛮はなんとも言えない食べ応えでした。少し遅めのお昼ご飯ながらもしっかり腹ごしらえして、向かうは宮崎空港駅です。
今回の旅はなんといっても「日帰り」、それを実現するために宮崎空港にやって来たのです。ただ、飛行機に乗るのではなく帰りも行きと同じ「にちりんシーガイア」に乗車します。行きで5時間半かけてきた道を再度戻っていきます。博多発が宮崎に就くのが13時過ぎ、宮崎空港発が16時過ぎということでしっかり3時間ほど宮崎観光できるので満足です笑
宮崎空港から乗車するにちりんシーガイア号も行きと同じく787系です。私はてっきり往復ともに同じ運用の流れで行きと同じ編成に乗るだろうと思っていたんですが、どうやら違う運用らしく宮崎空港から乗車した編成は行きと違う編成でした。さて、今回の旅のメインディッシュともなるのですが、乗車するのは1号車にあるグリーン個室。ただのグリーン車ではなく、完全個室となる空間です。主に2人から4人向け用の広さとなっており、壁沿いにL字型の豪華なソファーと回転リクライニング式の座席が1つ用意されています。
このグリーン個室は窓も大きめになっており、眺めもなかなかに最高です。逆に外からも丸見えなので少し恥ずかしいですが、、、笑そして他のグリーン車の車内とも完全に分断されており、部屋の中で多少騒いでも周りに迷惑をかけないのが非常にいいポイント。ということで今回はこのグリーン個室を目いっぱい使って、、、、
宴の開催です!宮崎駅近くのスーパーでお酒やお菓子などのつまみを買い込んでおいて大正解でした。約6時間の旅となるのですが、こんだけ豪華にお酒やらお菓子やら並べとけば旅もあっという間です。広い窓から流れる景色とともに飲む酒は最高でした。とはいうものの、チキン南蛮を食べたばかりということもあり、多少お腹は膨れていましたので乾杯も宮崎空港ではなく宮崎駅を出たタイミングでスタートしました。
往路と同じ経路を全く同じ車両でたどっていくのですが、それでもやはり眺めや空間が違うと全く違う雰囲気を感じとれて飽きがこないです。16時過ぎに宮崎空港を出た列車は佐伯あたりでかなり日が暮れた状態になり、大分ではもう完全に日が暮れていました。このにちりんシーガイアを乗り通す人なんてオタクぐらいで、大分や別府の発車時間は19時や20時と少し遅めということもあり、往路に比べて復路の方は利用者が少ない印象でした。
酒を楽しみながら乗ること6時間、あっという間に博多まで戻ってきてしまいました。同じ日の朝7時半に出て、22時に戻ってくるという強行軍な行程でしたが、宮崎日帰り旅行いかがでしたでしょうか?なかなかにちりんシーガイアで往復する人は見たことがないのですが、これはこれでいい思い出となりました。こんなバカな行程に後半付き合ってくれた友人にも感謝です。今回はチキン南蛮だけ食べて3時間ほどで離れてしまった宮崎ですが、このほかにもいいところはたくさんあるので、それはそれでまた別で訪れたいと思います。今回の旅はこれにて終了、前回に引き続き最後までご覧いただいた皆様ありがとうございました。ぜひ次回の旅でお会いしましょう~。