革ハンドルの自家補修
全然買う気が無かったのにディーラーで試乗した時に若い頃に乗っていたユーノス500と同じオルガン式アクセルだった事をきっかけにどんどん引き込まれて購入するに至った我が家のマイカーのマツダ「アクセラ」です。
ハイブリッドでもディーゼルでも大排気量でもないオーソドックスな1500CCのガソリンモデルですが、6速ATで気持ちよく走らせる事が出来ます。
ユーノス500に乗っていた時はV6の2000CCという高スペックが活かせずにオートマ制御が悪くて発進時にタイヤが空転したりしていたのとは対照的にアクセラのオートマ制御はなかなか良くできていて普段はオートマとしてここぞという場合にマニュアル的に各ギアをホールドして走らせる事が出来るので大変気に入っております。
そんなお気に入りのマイカーもいつの間にやら3年以上が経過しました。最近革ハンドルに爪の跡?の様な傷がついているのを最近見つけてしまい気になっていました。
時計でいうと5時の部分なのでそれほど気にならないのですが、(写真はハンドルを回転させて10時の部分にしています)手触り的にはかなり気になるので、とりあえず気にはならない程度を目指して補修を始める事にしました。
※この作業は以前乗っていた車(初期型後期モデルのホンダフィット)の革ハンドルがヘタった時に数回実施していたこともあり、初めての作業では無くハードルも下がっていてドキドキ感はそれほどありませんでした。
補修に必要なもの
アドカラーの黒。革のキズ補修と言えばコレが必須になります。ホームセンターで運良く入手出来るケースもありますが、探すのが億劫なので今回はネット経由で入手しました。
キャップのフタでチューブに穴を開けて使用します。※写真は無造作にシートの上に置いていますが穴を開けるときにドバっと中身が出たりして下手すると車内が汚れて大惨事になりかねないので極力新聞等の上で作業する事をオススメします。
耐水ペーパー1000番。自宅にあった端切れを利用しました。もう少し粗い番手でも良いかもしれません。
他にはアルコール・ティッシュ・新聞(アドカラーで車内を汚さないように)等があればいいと思います。
で、傷部分を耐水ペーパーで軽く削りアルコールで脱脂してから、アドカラーを少しずつ薄く傷の上に乗せていきます。指を使う人とか綿棒を使う人とかティッシュを使う人とかいろんな流儀がありますが、今回は指で実施しました。
何回か実施して乾かした後、耐水ペーパーで軽く整える作業を繰り返していきます。
目につく場所でないので手触りが元に近くなればいいなと思って作業したのですが、見た目的にも問題ない位には戻す事ができました。
補修工程
・1000番の耐水ペーパーで補修部分をならす程度に軽く削る
・アルコールで補修部分を清掃する
・アドカラーを「薄く」塗っていく
・塗った部分を耐水ペーパーで軽くならす様に削る
・色が合わずに目立つ場合➡補修部全体を軽く水で溶いたアドカラーで調整塗り(※今回未実施)
皆さんもDIYで愛車に手を掛けてあげてください(くれぐれも自己責任でお願いします)