雨季に入りましたな!と思ったら今はピーカン!!
こりゃ身体まいりますわ・・・エンドウです。
なわけで・・・
いよいよ第3部に突入
(途中に色んなものが入りこんで、さっぱり意味分からなくなってきてますが)
第1部
第2部
をお読みくださいまし。
第3部より、遂に(笑)やっと・・・(笑)
本題!!プランテーションや工場の見学が始まるわけです。
では、ここでパーム油とは何ぞや?から入りますか。
真面目なお話の始まりぃぃ
【パーム油】
アブラヤシの果実から得られる植物油である。
通常ギニアアブラヤシ(学名 Elaeis guineensis)から得られる。
食用油とするほか、マーガリン、ショートニング、石鹸の原料として利用される。
近年では、バイオディーゼル燃料としての利用も進められている。
2007年現在、世界で最も生産されている植物油の一つである。
以上、Wikipediaより(笑)
これがパームの木です。この枝と幹の間にごにゃごにゃとしたもの
これがパームの実です。
パーム(椰子)ですが・・・ココナッツ・・・よくバリ島にあるものとは
異なる品種でございます。
そぎ落とした実です。
この赤い部分から油を絞るわけです。
集積場&分類場(RAM)へ持ってって、品質のチェックをし分類、
工場に持ってくという感じですね。
(品質については後ほど解説しましょう)
何にでも使われてる万能の油、というのがこれでしょうね。
世界大戦時、パーム油はフィリピンが世界1位だったとか。
それをマレーシアが抜き、そして近々にインドネシアが1位になると
言われております。国土の広さ、労働層の充実、どれを
とってもマレーシアにはとって変わるでしょう。
(適当ですのですみません)
プランテーションというとかなり【悪】というイメージがある人も
多いかとは思います。西洋諸国が植民地の豊かな森林を伐採し
地球環境を駄目にし、利益を根こそぎ本国へ持ち帰り
植民地は絶えず貧困、みたいになってた過去は事実。
しかし、その時代も終戦と共に終焉。
今となってはこれが発展途上国の経済を支えてきてる
立派な産業として成り立っているのです。
そこの住民はこの産業が無くなってしまったら皆路頭に迷う事になるわけです。
T氏はその辺を考慮して色んなシステム作りに力を注いでおります。
さて、まずは工場に行ってみます。
ここは毎時5tのパームの実を処理できる能力のある工場です。
ここのに先ほどの大きなままの実を入れて加熱します
加熱した実をこのグリグリ(笑)で赤い部分だけをとります。
油を搾り出してます。
残りカスです。
今まではこの残りかすを捨ててたわけなのですが
これをバイオエネルギーにする装置も建設中
(そのエネルギーも売却予定)
これによりパームは無駄が一切無いものとなるわけです。
さて、さきほど住民の話がちょろっと出ましたけど。
住民保護、救済策として・・・
パーム果実は大口での取引が主流で、小口の取り扱いは一般的でないのです。
よって小規模のパーム農園経営者にとっては、小口の取り扱いを行う買い手を
見つける必要があります。このような小規模のパーム農家を取引先とする
パーム果実購入拠点で集積場、分類場(RAM)を設置します。
ここで、少量のパーム果実を検品・計量し、パーム果実を購入。
一定量にまとめて、大口取引先へ売却します。
小規模農家がある程度の量になるまで待つ必要がなく、即時換金可能となり、
パーム果実の公表価格以下で回収し、公表価格で 売却する事が可能であるため、
確実に収益を上げられ、会社、農家、双方にメリットがあるのです。
事業体系でも色んな選択肢があるわけです。
この第3部でご紹介したものでは
「工場」
「集積場RAM」がありますね。
工場の方が収益は爆発的に大きいのですが
初期投資がかなり必要となります。
集積場RAMに関しては収益は工場に比べると小さいのですが
確実になおかつ安定して利益はもたらせます。
さてさて・・・他にもでてきますよ・・・
これからも
おもしろいぜぇ~インドネシアって
第4部へ続く・・・
是非、ポチッと御願いします!!