こだわりの自然素材から生まれるフレグランス、スキンケア、メイクアイテムなど。数々の製品を展開し、男女問わず広く人気を集めるコスメティックブランド『SHIRO』。2024年でブランド誕生から15周年を迎え、廃棄物ゼロを目指す「SHIRO 15年目の宣言」を発表。また、“リユース”を社会の新しい標準にすべく『SHIRO リユースプロジェクト』*を実施するなど、「意志のあるブランド」として地球課題にも向き合う。同社の事業概要と併せて、アンビ(AMBI)を通じて入社した転職者の「声」、そして最新の募集職種をお伝えする。
*『SHIRO リユースプロジェクト』...2024年8月から期間限定で始動した、使用済みのガラス容器を回収して繰り返し使う”リユース”のための実証試験。
2024年、ブランド誕生から15周年を迎えた『SHIRO』。札幌からスタートした直営店舗は日本全国に広がり、さらにはロンドンや台湾に実店舗を構え、米国では自社EC、中国では越境ECでの販売を行う。日本発コスメティックブランドとして、グローバルにおいても認知度を高めている。
多くの人たちのこころをとらえている背景には、シロの誠実なものづくりの姿勢がある。ブランドが誕生して以来、ものづくりの基点となっているのは「自分たちが毎日使いたいものかどうか」。「何が売れるか」というマーケティングありきの製品づくりではなく、「自分たちが毎日使いたいものをつくる」という想いを軸に、やりたいことをプレゼンしながらものづくりを進めていく。
もうひとつ、シロが大事にしてきたのは「素材の恵みを余すことなく使う」こと。製品の素材は、本来であれば剪定後に捨てられてしまう枝葉や製造工程で生まれる副産物、見た目などから規格外とされてしまうものが優先的に使用されている。たとえば日本酒をつくる際の副産物である酒かすを素材とした「酒かす米ぬかシリーズ」。いまではSHIROのスキンケアを代表するベストセラーの製品となっている。
SHIROのスキンケアを代表する「酒かす米ぬかシリーズ」
近年では、厳選した食材を届ける食のセレクトショップ「SHIRO LIFE」、素材のおいしさを料理で伝えるカフェ「SHIRO CAFE」、SHIRO が提案する美しさを最大限体感できるサロン「SHIRO BEAUTY」、一棟貸しの宿泊施設「MAISON SHIRO(メゾンシロ)」など。いずれも、製品づくりで出会った素材の数々を身近に感じてもらうため、そして「SHIRO」の世界観を体感してもらうために、多様な業態の展開を推進している。
そして、シロは次なるフェーズへ。ブランド誕生から15周年を迎えた2024年、すべての資源の価値を見つめ直し、本質的な循環のために廃棄物ゼロを目指す「SHIRO 15年目の宣言」を表明した。2024年8月からは、『SHIRO リユースプロジェクト』が始動。使用済みガラス容器を回収、洗びんし、繰り返し使い続けるためのスキームを構築する実証試験を行っている。
素材の恵みを活かしたものづくりをしているからこそ、限りある資源を、地球の未来を守りたいーー「意志のあるブランド」として、100年先の未来をつくるための挑戦を続けている。
ここからは、実際にアンビ(AMBI)を通じて2023年11月にシロに入社し、データアナリストとして活躍しているメンバーの声をお届けする。シロで働く醍醐味、やりがいとは?
※所属部署は取材当時のものとなります。
■ 回答してくださった方
お名前:阿部善明さん(38歳)
所属:リテール部門 リテール統括グループ 兼 マーケティング部門 オンラインG
職種:データアナリスト
前職:大手小売企業(アパレル)
入社年次:2023年11月
▼現在のお仕事内容・醍醐味について
現在は国内店舗、自社オンラインの両チャネルにおける分析・検証を中心に行うデータアナリストとして働いています。一般的なアナリストとは違い、戦略も自ら立案し、旗振り役として施策を推進する役割も担っています。ときには自ら店舗に立ち、「施策が上手くいっているのか?」「もっと改善するためには?」と、一連の行程に携わることが出来ることがやりがいにも繋がり、より深い分析・検証にも繋がります。
また以前勤めていた大手小売り企業に比べ、ひとつひとつの意思決定と実行までのスピード感があるため、検証内容がすぐ行動に反映され、結果を見ることが出来るのも醍醐味のひとつです。
写真右が阿部善明さん
▼SHIROで働く魅力・やりがいについて
まだまだ成長途中の企業で毎年会社の規模も大きくなっており、課題は色々とありますが仕事に対して前向きな人が非常に多く、挑戦が尊重される風土です。”パッケージレス(箱なし)”や”廃棄物ゼロ”など業界内でも新しい取り組みをしており、社員にも同じく業務では本質的な課題解決が求められます。納得感を持って業務に取り組むことができ、やりがいに繋がっています。
また、SHIROの製品は魅力に溢れており、家族や友人にも製品を自信を持って薦めることができます。実際に製品を使った人から褒められることは大きな喜びです。まだまだ伝えられていない製品の魅力もあり、今後の事業の伸びしろを感じています。
現在、シロでは製品企画・マーケティング・Webディレクターなど、約9ポジションで積極採用を行なっている。
とくに募集を強化しているのは、「製品企画」のポジション。「自分たちが毎日使いたいものをつくる」という想いを軸に、ワクワクするものをゼロからつくる。プロダクトアウトの考え方でものづくりに向き合いたい方にとってはやりがいのある環境だという。
また、中途入社者の前職は化粧品業界に限らず、多様な業界からの転職者も多い。前職の経験よりも、同社が重要視するのは、「シロでやってみたいことが明確にあること」、そして「シロで働く理由や製品への愛がある」こと。そういった、シロとの接点に自分ならではのストーリーがあれば、働く原動力に繋がると考えられている。
そのほか、活躍している社員の共通項として、「100年、200年続くブランドをつくるひとりとして、ともにブランドをつくっていきたいという主体性がある」、「新しいことに前向きで挑戦や失敗や変化をいとわず、その環境を楽しめる」といった志向性があるという。
最後に社内制度についても触れておこう。同社では、「世の中をしあわせにするという理念があるからこそ、社員のしあわせを大切にしたい」という考えのもと、誰もが安心して長く働ける環境づくりを行っている。興味を持った方は、ぜひ実際の求人も併せてみてほしい。
■シロ独自の社内制度
・ライフサポート休暇
年次有給休暇とは別に月1日付与される制度。体調管理(ワクチン接種・生理・更年期・不妊治療など)や通院・家族の通院付き添いの際などに計画的に活用してもらい、従業員の健康増進と心理的負担の軽減に役立てるもの。
・子ども手当
お子様が高校卒業相当にあたるまで、お1人あたり月10,000円を付与
・カムバック制度
退職後に「また働きたい」と希望される方をお迎えする制度。ひとりひとりのキャリア選択を後押しし、シロ以外で得た経験を改めて会社に活かしてもらうことを前向きにとらえる制度