こんにちは
飯田市のリフォーム屋さん 恵夢住宅設計室の田中です。
今日は、いつもと少し方向性を変えて、ガラス窓についてお話ししたいと思います。
現在、「省エネキャンペーン2024」が行われています。家電量販店の広告やテレビCMでも盛んに宣伝しているので、皆さまもご存じだと思います。その中でも、サッシの断熱化は高い補助金がもらる工事として、大注目です!
昨日、窓を断熱窓に交換するお客様のお宅へ、現地調査に行ってきました。
こちらのお客様のリフォーム予定は、古いサッシを取り外して、新しく断熱性の高い窓を取り付けるという工事になります。
さて、昨今は地球が沸騰化すると言われるほど、毎年最高気温を更新していますよね。電気代も高騰していて、少しでも効率よくエアコンを使いたいとの思いをお持ちの方は多いかと思います。
断熱化をするには、まず壁だと思いがちです。ですが、実は、壁よりもまず窓の断熱をするのがお勧め。なぜなら、下の図のように夏の熱の流入は70%が窓からといわれているのです。
そこで、窓の断熱化を国でも進めているというわけです。
では、一口で断熱窓といいますが、どのようなものがあるのでしょうか。
一般的によくお勧めするのは、「複層がガラス」を用いたサッシです。
ガラスが二重になっていて、中には中空層があります。絵では二枚のガラスですが、今では三枚のガラスを用いて二つの中空層をつくる三層ガラスもあります。
チェックのポイントはそこだけではありません。
ガラスの表面にLOW-E加工がされているかどうかもポイントになります。昼間には家の中が鏡のようになって見えづらくなる加工の事です。こちらも断熱効果があります。
さらに最近増えているのが、中空層にアルゴンガスを封入したガラスです。アルゴンガスといえば、化学の授業で周期表を丸暗記した辛い記憶を思い出しますが(私だけ?)、希ガスだけに非常に安定した物質で、空気よりも熱伝導率が低く、高い断熱効果があるガスとして知られています。
工事の流れですが、今回こちらのお宅では、「スマートカバー工法」という工事を行います。
「スマートカバー工法」とは 既設窓枠の上から新設窓枠をかぶせるカバー工法です。今回のこちらのお宅では、ご寝室として使っている二階の9窓を、断熱化する予定です。
1窓、約1日の工期の予定ですので、1週間から10日程の工期となります。
窓断熱の方法としては、ガラスだけを交換、内窓サッシを追加でつけるといった方法もありますが、こちらの施工例では、サッシごと交換する方法でリフォームを行いました。内窓サッシをつける方法にもメリットがありますが、外窓交換のいいところは、高い断熱性とすっきりとした納まりと使い勝手にあります。
こちらは、去年外窓交換を行った様子です。
①木製サッシを断熱性能の高い複層ガラスに交換
木製サッシは、やはり隙間風や防犯性に問題があります。枠も浅いので、内窓サッシでは対応できず、サッシごと交換することになります。
②四枚建てサッシを二枚建てサッシに交換
古いお家によくありますが、まぐさが下がってきてしまって、窓の開閉が難しくなっていました。
そこで、真ん中に柱を入れて、二つの窓にリフォームしました。
また、これまで説明したように、高性能のサッシは、昔のサッシに比べてとても重いので、特にリフォームでは、窓をコンパクトに作っておくことも、長い将来のことを考えればお勧めです。
ここまでブログを読んでいただいてありがとうございます。
こちらのお宅の外窓交換の様子は、またご紹介します♪
また、内窓サッシについても近々ご紹介したいと思います♪
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