お墓参りへ
あれから丸31年経った。
1992年11月21日の朝
母は突然逝ってしまった。
入院して50日弱
31年経っても鮮明に残る記憶は
家で倒れたとき
舌を噛み心肺停止した時
父が心配蘇生した時
救急車に一緒に乗って病院へ向かう時の様子
処置後、今晩が山場ですと言われた真っ暗な部屋の情景
頭の手術をして、幻覚を見ていた時の様子
２度目の急変の時の物々しい状況
亡くなる時の様子
この瞬間の断片だけが今も鮮明
後の記憶がほぼない。
それだけ、受け止めきれない情報が脳に入ってきたんだろう。
ずっと病室で寝泊まりしていたので、亡くなる日も
一部始終をずっと見ていた。
母は、父が来るのを待って逝ってしまった。
生と死には、現実的に目に見える時間の境目はなく
亡くなったと診断された後も、生きているように見える。
血が巡らなくなっていくのを、ただじっと見ていた。
まだ爪が紫になっていない。顔色も変わらない。
それを確認し、ただただじっと見ていた記憶。
紫色になった爪を見て、
母が他界したことが現実になってしまった瞬間が訪れた。
とっても冷静にその現実を俯瞰してみていたように思う。
なんでこの日を選んだんだろう。
この日は、母が入籍した日だった。
45歳という年齢
弟は中学3年生だった。
私が19歳
兄が21歳
二日後の11月23日で私は20歳になった。
この日は、葬儀の日
今、この日だった意味をこう理解している。
誕生日を祝ってもらうため。
家族が集まるきっかけの日
兄が結婚してから、命日は有給を取って実家に来るようになった。
そして、私も息子の施設さんへの送迎がなくなったので
今年は2年ぶりに兄夫婦に会った。
この時、兄がケーキを買ってきてくれる。
今年は、「お取り寄せしたんだ。」って言ってた。
なんのケーキがいい？と聞かれていたので
モンブランかチーズケーキが好きと答えたら
5種類のチーズ入ったケーキを用意してくれた。
7号だったみたいで、おっきーーーーーーw
箱25センチあったw
父と4人で食べて、残りの半分は息子のためにと
お持ち帰り♪
お昼には、餃子が食べたいと強いテレパシーを送り続けw
まさかの、餃子を買ってきてた。いえ〜い！！
餃子の王将の食べ比べ3種類と
豚汁を作ってきてくれて、お腹い〜ぱい。
作ってもらう料理って、ないから
それだけでも嬉しい。
お墓行って、お昼食べて、早めにケーキ食べて
あっという間に帰宅時間
息子帰宅の15分前に着
なんもしたくないw
母がこの日を選んだのは、必然だったんだろうな。
弟からは、LINEで「お誕生日おめでとう」とメッセージが来た。
母がつなぐ日は、やっぱり偉大だな。
兄も弟も、奥さんとまぁ〜仲良くて
命の大切さや尊さを経験しているからかもしれない。
前日に、伊勢神宮に旅行に行ってきた兄夫婦
iPadで旅行の写真を見せてもらったら、二人の写真が多いことw
お義姉さんは、私の３つ下で世代は同じだけど、
やっぱり気を遣われているのがわかる。
義妹は、7つ下。人懐っこく全然タイプが違う。
弟夫婦もまぁ〜仲がいい。
子供5人いるんだけど、一番下が中１になって手が離れて
二人で旅行行ったりしてる。
拗らせは私だけか（笑）
弟は仕事の内容の発信にYouTubeをやってって、
兄も会社のYouTube撮影を始めていて、公開するらしい。
びっくり！私にはそんな度胸はないな。
やっぱり守る家族と信頼し合えるパートナーがいると、心を強くするのかな。
そんな風に感じた日だったな。
柚子の収穫
今年もゆずがすごいことになってる。
1年おきに、多かったり少なかったりと変動があるんだけど
去年の強剪定が、良かったみたい。
垂れ下がってしまったらしく
ロープで結んでいるらしい。
父の予想では、1000個
切っても切っても、どこを切ったのかわからないw
去年よりも、少し大きい？感じのものが多かったな。
朝は、まだ小雨が降っていたんだけど
時間がないので、小雨で帽子かぶって収穫スタート
まだまだ、たっくさん。
今日から１料理に、ゆず1個だな。
この人生は一度きりだから
人生には波があり、
その時々に、波を乗りこなすテクニックが必要な時もある
だけど、きっと乗り越えられるんだ。
そう、ここまで生きてこられたんだから、
それが証明なんだ。
日々のことをあげたら、大変でしかない。
私の悲鳴か怒鳴り声が響く家w
お隣さんには、「よく頑張っているよ」って言われる( ´ㅁ`; )
だけど、その辛さに囚われて生きるのは嫌だから
思い込んでしまうようにしてる
どんなに辛くて悲しくて虚しくてしんどい時があっても
切り替える気持ちを作るために
理由を考えず
ただ、「幸せなんだ。命を頂いたことが、理由もなく幸せなんだよ」
ってね。自分に言い聞かせるんだ。
気持ちの切り替えが難しい時は
場面の切り替え、これは気分転換で外に出ること
自分がネガティブに傾いていると、気づいてあげて対処してあげることが
自分の一番の理解者になり、自分に優しい行動をしていることになる。
他人を羨む人生をやめると、
誰かの凄いこと：自分の否定的な部分
この対比をしなくなるんだ。
自分は自分、他人は他人
違う人物だと知っていても、無意識には比べているから
それをやめることは、モノの見方が大きく変わる。
視点を変えることができれば、
人生も豊かに変わっていくんだ。ってね。実感してる。
自分に
ハッピーバースデー
52歳もありがたく、命を使わせていただき
人生を楽しみます！！
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