富士山とイソヒヨドリ(^^;) : フォト エチュード  Photo-Etudes
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富士山とイソヒヨドリ(^^;)

 イソヒヨドリが、生息域を都心から丘陵地にまで拡大しているという。
そもそもは「磯にすむヒヨドリに似た鳥」=「磯鵯」と名付けられているが、ユーラシア大陸の岩場に広く分布する鳥でだそうで日本では海岸が生息にふさわしい環境だったということのようだ。
そんな鳥が、1980年代から内陸部に進出し始め、今では八王子の鉄道駅周辺から、関西では高野山・吉野山での繁殖の事例があるそうだ。なぜそうなったのか?今のところ答えは出ていないようだ。
 日の出近くの海岸線を歩く。
冬は、天気さえ良ければ毎日が湾岸富士見日和だ。
大寒を過ぎ、太陽はその日の出の場所を幕張メッセに近づける。
元旦は右の高いビルのもっと右だった。

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 陽が昇る少し前から、富士山がほんのりと色付く。
埋め立てが進み東京湾最奥最北部となったようなここからは、浦安の街の向こうに富士山がそびえる。
もうすぐダイヤモンド富士の時期になる。

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 堤防で写真を撮っていると、イソヒヨドリも堤防上で盛んに獲物を探している。
およそ二キロほどの間に3羽の♀タイプがでている。
消波ブロックにでてくる微細藻類を飼料とする生物を狙っているのだろう。
ゴカイとかイソメとかなのだろうか?
 イソヒヨドリ ♀(磯鵯 Blue rock thrush )

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 何枚撮っても堤防のコンクリートではなんだから、ここならではのお遊びをしてみた。
「湾岸富士とイソヒヨドリ」!
 イソヒヨドリ ♀(磯鵯 Blue rock thrush )

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 ついでに、ハクセキレイも出てきてくれた。
 ハクセキレイ(白鶺鴒 White Wagtail)

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 散歩や釣りの人が通れば、お気に入りのここに待避する。
満月を過ぎ下弦にむかう月とイソヒヨドリ!(^^;)
 イソヒヨドリ ♀(磯鵯 Blue rock thrush )

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 遊んでいる間も、イソヒヨは盛んに狩りをしている。
何を捕まえたのか?まったく知識がないが・・・。
 イソヒヨドリ ♀(磯鵯 Blue rock thrush )

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 ゾゾを過ぎメルセデスで習志野は終わり、その北側には「初代南極観測船しらせ」が係留され一般公開されたこともある。(画像は2017の公開時のもの再掲)
船橋港第10灯浮標(ライトブイ)が浮かぶ。
この標識が航路の右舷で左に可航水域があり右には浅瀬や岩礁があることを示しているそうだ。
ちなみに緑の浮標式は左舷側でその左に浅瀬や岩礁があるということになる。
赤ブイを右舷に、緑ブイを左舷に見て北上すれば、おのずと船橋港へ入港できる航路標識だ。
 さて、戻ろうか。

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by photo-etudes-eiji | 2022-01-22 12:00 | 野鳥