2021年 10月 31日
選挙に行ってきた。
完全自粛から少しずつ・・・。
選挙に行ってきた。
いつもなら１０～２０人ほどの行列程度だが、午後からの雨予報のせいか校門まで伸びる８０～１００人ほどになっていた。
行く前にすこし図表を見ながら考えてみた。
法的には拒否できるとはいえ、「ダイヤモンド・プリンス号」以降のクルーズ船寄港拒否には、「美しい国・日本」として情けない対応だと思った。
「未曾有のウィルス」ということから、対応の難しさや困難も十分考えられたが・・・これが人として正しい態度なのか？国際社会から尊敬される対応なのか？疑問を持たざるをえなかった。
エイプリルフールそのもののような「国民の不安がパッと消える」というアベノマスクには、呆れた口がマスクから出てしまった。
最前線の医療従事者等が困難に直面しているのに、そこではなく、不織布ならともかく昔から問題を指摘されていた自分でも作れる布マスクとは！！
そのうえ、介護施設などに配るために調達した布マスク約1億4千万枚のうち、約8300万枚が倉庫に保管され、2020年8月から2021年3月にかけての保管費用が約6億円に上ったという。
オリンピックの延期も甘い希望的観測で決め、閣議決定で「感染拡大が収束して以降」と決めながらいつの間にか収まりもしないのに「Go To トラブル＝トラベル＆Eatキャンペーン」がすすめられる。
Go To キャンペーンそれ自体に感染拡大のエビデンスはなかったと言いながらも、東京もふくめるなど第３波の全国拡散を生み医療現場に多大な負担をかけることとなった。
感染第４波の始まりに会わせたかのような、人流抑制といいながらのオリンピック聖火リレーが始まり、第５波でオリンピック開会とともに8月20日に過去最多となる25851人の新規感染者数となった。
後手後手の対応は、保健所機能崩壊・医療飽和～自宅放置～自宅死につながっていった。
ワクチンが切り札とされたが、エッセンシャルワーカーでさえついこの前の９月末にやっとだった。
忖度・記録隠し・サクラを見る会の身内に便宜・法務大臣始めの選挙買収・大臣室や議員事務所での現金授受・野党候補の選挙ポスター剥がし・個人を装った広告ウェブ会社をつかったネット対策コメント乱発・・・・。
思い出せば色々あり過ぎて寝られなくなってしまうほど。
結果はどうなるのだろうか？
旧保守勢力を極右勢力が補い、革新リベラル勢力は旧態依然ながら批判票をそこそこ集めるというヨーロッパ型の構図に移っていくのだろうか。
by photo-etudes-eiji
| 2021-10-31 20:41
| 風景
