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本やネット記事で途中で読む気がなくなるダメな文章の書き方3パターン

本やネットで色々な文章を読んでいる時に、「うわ、この文章読みやすい!」と感動することもあれば「この文章何が言いたいんだ…分からないよ」と思うこともそれ以上にあります。

ではそんな分かりにくい"ダメな文章"はどんな特徴があるのか?3つに絞ってまとめてみました。

 

途中で読む気がなくなるダメな文章の書き方3パターン

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1.見出し文だけ読んでも概要が頭に入ってこない

忙しい時や移動中などにサッと記事を読みたい時に、見出しだけ読んでも中身がまったく想像できなかったり何が言いたいのか分からない文章はやはり読みにくいです。

大見出し、中見出し、小見出しのように大中小3つの大きさに分かれているだけでかなり読みやすさが違ってきます。整理された文章は見出しだけを読んでもある程度の内容は頭に入ってくるものです。

ちなみにこの記事は大見出しが「途中で読む気が〜」で中見出しが「1見出し文だけ〜」の部分、そしてこの文章が小見出しになっています。これだけでも見出しを読めば全体が10秒でなんとなく理解できますし、興味を持ったらより詳細を読んでもらえます。

2.一段落の文章が長い、または長く見える

これも多いのですが、同じ文量の文章でも改行や段落分けが少ない記事はそれだけで長く見えてしまい、気軽に読めないため真剣に読まないユーザーにとっては離脱されやすい記事になります。<:p>

3-4行で改行したり、または改行の代わりに写真や絵を適切に使っている記事はやはりメリハリがあり読みやすいですね。そして最近はスマホから読む人がかなり増えているので、スマホから読まれることも意識しなければいけません。

ではスマホから読みやすい文章は何か?それは"一段落の文の量とまとまり"です。どういうことかと言うと、たいていの場合、記事はPCから書くのでついつい改行位置や文章のまとまりもPCから見た時にちょうどいいものになりがちです。

しかし、スマホから見たら「うわ、この文章5〜6行もあるよ、読みにくいな」と思われてしまうことも多いのです。PCから見たら2~3行で良い感じにおさまっていても、スマホから見ると長く見えてしまうことはしょっちゅう起こります

逆に文章が上手かったり読みやすさに配慮されているサイトではちょっと多いかな?と思うくらい改行や段落分けがされていたり、写真が絵などが挿入されていてメリハリがついて読みやすくなっていたりします。

実際、この記事もPCから書かれているので調整はけっこう大変で、記事を公開してから「あ、ここの文章多すぎだから改行しなきゃ…」など思うこともしょっちゅうです(笑)なのであまり人のことは言えませんが、自戒を込めて。

3.結論が分かりにくい

分かりやすい文章であれば読むだけで自分にとって得られる情報やメリットがすぐ分かるので良いのですが、「結局どうすればいいの?」と読み終わった後でも分からないままになる記事を割と見かけます。こういう記事は必然シェアもされにくいので、あまり目にする機会はないかもしれませんが。

そこでオススメなのは、最初または最後に目次やまとめを書くことでかなり文章全体で伝えたいことが分かりやすく相手に伝わります。また、自分にとっても頭の整理ができるので後々の自分のためにもなります。

ガッツリとした文量のあるまとめである必要は必ずしもなく、自分の意見や感想、記事の中身を2〜3行で書いてあげるだけで文章に締まりが出て良い感じに終わります。

 

私自身もブログを書いて4~5年経ちますが、今だに文章を書くことは難しいなと思うこともよくあります。しかし少しずつ、自分なりの文章の書き方が出来てきて効率的にブログ記事を作れるようになってきました。

そんな中自分がやっちゃったなと思うダメな書き方をまとめてみたのですが、いかがだったでしょうか?文章を書くことにお悩みの方の参考になり、他山の石としてもらえれば幸いです! 

 

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