私が学生のころ、当時は主流だったWindows VISTAのノートパソコンを買って、さらになけなしのお金で2〜3万円ほども払ってMicrosoftのOffice製品(パワポ、エクセル、ワード3点セットのやつ)を買ったものでした。高いけどOfficeが入ってないノートパソコンはネットブラウジングしか使えないので泣く泣く購入…というのをよく覚えています。
でも、今はちょっと見ないうちにOffice製品がなんと全て無料で使えるようになってました!おまけにオンラインでデータをクラウド保存できるし、機能も十分すぎて神すぎました。Microsoftさんありがとう。
ワードもパワポも全部無料で使える『Office Online』
使い方はかんたん、Office OnlineにアクセスしてHotmailなどで使っているMicrosoftのアカウントでログインするだけです。アクセスすると、Officeでこれまでソフトウェア版で市販されていたものが一通り無料で使えます。
- Word
- PowerPoint
- Excel
- Outlook
- One Drive
使ってみたところ、どれも無料で基本的な性能は使えるのでかなり重宝しています。ソフトウェア版の半分ほどの機能ですが、普通に文章書いたり説明資料作るのにはまず困らないくらいの性能はあります。これもうソフトウェア版買う必要ないんじゃ…
Amazonだと今だに3万円くらいしますからね。 もうソフトウェア版はよっぽどのことがない限りは必要ないでしょう。
また、オンライン版のOfficeはどれもオンライン共有などGoogle Docsとほぼ同じ機能があるので誰かとプロジェクト共有してドキュメント編集、なんてことも普通にできました。やっぱり今は何でもクラウド化ですね。ローカルに大事な資料があって誰もアクセスできない、なんて時代はもう過去のものなのかもしれません。
Office Onlineの欠点はファイルをOne Driveにしか保存できないことだけ
Office Onlineの唯一と言ってもいい欠点は、MicrosoftのクラウドストレージサービスであるOne Driveにしかファイルを保存できないという点ですね。私はふだんDropbox派なので、この点だけはちょっと不便さを感じます。
One Driveにしか保存できないことのデメリットはDropboxなどと互換性がないことよりも、インターネットに接続できる環境でなければファイルを開くことすらできなくなるという点だろう。ですが、最近はChrome Bookなどでもオンライン環境を前提にしたデバイスも登場していますし、飛行機や電波のない地下などで作業する必要がなければほぼ問題にならないかもしれません。今はiPhoneなどスマホでテザリングもありますしね。
なので、Office Onlineで作業をしたい人はふだん使っているファイルをOne Driveにアップロードしておけば問題なく利用できるので、ファイルをコピーしておくと良いでしょう。ちなみにOne Driveは15Gまで無料で使えるクラウドストレージサービスなので、ファイルのバックアップ用に使えば普通に便利でした。
いやー、昔はパソコンを買ったら必ず一緒に購入していたOffice製品がクラウドで利用できるようになったんですね。時代の変化を感じます。最近のMicrosoftさんの製品はどれも素晴らしいですね、今後もサービスの質向上に期待しております。