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- 「ナナメッティ」は角度が変わるとどんな違いが出るの? 3種類の角度を試打して最適なゴルファー像を探ってみた
昔からティーを目標方向へ斜めに刺すと「ちょっと飛ぶ」といわれていました。それを製品化したのがFORWARD TEE「ナナメッティ」。発売から10年でなんと500万本も出荷されたそうです。「ナナメッティ」には傾斜角度が13、16、18度と3タイプあり、弾道やゴルファーとの相性があるそうです。打ち比べて、それぞれの特性や相性を探ってみたいと思います。
「ナナメッティ13°」はボールが乗せやすくて少しだけ低スピン
昔からティーは地面に垂直に立てるのが常識。目標方向へ傾けてティーアップできる「ナナメッティ」はルール違反ではないかと感じるゴルファーもいると思います。
しかし特許も取得しているため競技でも使用可能。他にはない話題性もあり、「ナナメッティ」は発売から10年で累計出荷500万本を突破しているといいます。
地面に対しての傾斜角度は13、16、18度の3種類のラインアップがあり、それぞれマッチする弾道やゴルファーのタイプがあるそうです。試打してそれぞれの最適ゴルファー像を探ってみました。
まずは「ナナメッティ13°」から。普通のティーを少し斜めに刺す感じなので、わざわざ「ナナメッティ13°」じゃなくてもいいのでは、というのが最初の感想。
ボールを置くお皿の部分に工夫がされていて、ターゲットに向けて置くと真っすぐ飛びそうなイメージが出ます。ティーショットの後にも見つけやすく、斜めに刺す手間よりも「ナナメッティ13°」を使った方がトータルで時短になりました。
いつもの弾道との違いはあるのかといえば、普通のティーを斜めに刺したときとほとんど変わらないけれど「ちょっとスピンが減ったかも?」と思わせる弾道でした。
「ナナメッティ16°」は多スピンや高弾道を抑えたい人にオススメ
続いて「ナナメッティ16°」。「たった3度の傾きで違いが出るのか?」「ティーの刺し方で角度調整できるのでは?」という疑問もありました。ですが、使ってみると「ナナメッティ16°」の効果をすぐに実感できました。
16度傾けてティーアップできる「ナナメッティ16°」は、普通のティーでは不可能な傾きを実現していました。通常のティーでは16度斜めに刺すとボールが皿から落ちてしまうはずです。
ティー自体は非常に軽いのにお皿が大きく設計されているのですが、最初はボールを乗せるのにちょっと苦戦します。それでも、ショットしてみると普通のティーとは明らかな違いがありました。
ハッキリと低スピン弾道になり、最高到達点の高さが抑えられてビックリしました。今使っているドライバーだと少し弾道が高すぎてスピンが多いと感じている人なら、「ナナメッティ16°」で弾道の改善ができてしまいます。
また、低スピンになるのでアゲンストのホールで使うのも、飛距離ロスを最低限に抑える効果がありそうです。
正直、「ナナメッティ16°」の角度では、ボールをインパクトする前にティペッグに当たってしまうのではないかと疑問がありましたが、お皿の位置が工夫がされていて邪魔にはなりませんでした。ここまでの傾斜角度がつくと、インパクトでヘッドがアッパーに動きながらロフトが立つように抜けていくので、それが低スピンになる理由のようです。
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