エフェクトが開発してきたシステムやソフトウェアをご紹介いたします。
スマートフォンや家電、⾃動⾞などを中⼼に組み込んでいます。
ホームネットワークシステムとは、1台のホームユニットでカメラ、センサー、ドアホンなど様々な機器をスマートフォンで遠隔操作できるシステムです。開発初期からホームユニットおよびデバイス側の開発に携わり、実現⽅針の検討から⾏いました。
リハビリ⽤ゲームボックスとは、カメラと距離センサーを利⽤し起⽴運動(椅⼦の⽴ち座り)を判定するデバイスです。顔認識技術による顔の位置・座った位置により起⽴を判定します。制御ソフトにはmrubyを内蔵し、C/C++による⾼速処理とmrubyの簡易性を両⽴しています。
センサー検知により、⾃動的に獣害が嫌う⾳源を再⽣することで獣害を追い払う装置の開発を⾏いました。ソフト開発だけでなく、部材検討・調達・防⽔ボックス加⼯・部品実装までトータルで対応いたしました。
DECT規格に準拠した海外向け固定電話の組込開発として、ユーザインタフェースのアプリケーションレイヤからハードを制御するドライバ部分等を開発しました。電話機の基本動作制御から、Bluetoothを搭載した携帯電話との連携や着信拒否などのセキュリティ⾯での機能等、幅広く機能追加も⾏いました。
洗浄装置・露光装置など、半導体製造装置の制御ソフトの開発を⾏っています。制御装置(VME/PLC)およびGUI⽤のWindowsアプリケーション、装置のシミュレータなど、組み込みからアプリケーション開発まで幅広く対応しています。
製造ロボットなど産業⽤ロボットを中⼼に開発を⾏っています。
教育⽤ロボット「あるくメカトロウィーゴ」は、教育機関で広く使⽤されているScratchという⾔語で動作でき、プログラミング教育の教材として活⽤されています。弊社では組込開発の技術⼒を活かし、ロボットのアプリレイヤ、ミドルウェア、ドライバー部まで幅広い範囲を担当し製品化に貢献しました。
最先端のAI技術開発、及びその技術の社会実装のための技術開発を⾏っています。
建設現場等に配置した複数の俯瞰カメラにより対象(⼈や重機)の位置と動きをモニターし、危険状態を⾃動監視するシステムです。エッジ側から送られてくる検出位置の情報と、LiDARにより作成した現場の3次元マップを組み合わせて、対象物体の3次元位置を推定するアルゴリズムを搭載。複数の対象が密集していても、それぞれの位置を推定出来るよう⼯夫しています(特許出願中)。※経産省「産業技術実⽤化開発事業費補助⾦」を受けた開発。
構造物表⾯の画像から、損傷、汚れ、正常の判定を⾃動で⾏うシステムです。これまでは⼈間の⽬で実施していた作業をディープラーニング、フィルターや濃淡変換を⽤いた画像処理、その他様々な機械学習の⼿法を組み合わせた状態判定アルゴリズムを開発し⾃動化しました。実証検証と精度向上に向けて改良中です。
実⽤化の迫った量⼦コンピュータを社会課題解決に活⽤するための技術開発に取り組んでいます。
組み合わせ最適化問題を量⼦コンピュータ(アニーリングマシン)を⽤いて解くためには、問題をQUBO(2次制約なし2値最適化)と呼ばれる形式に展開する必要があります。本開発では社会課題の⼀つに量⼦アニーリングを適⽤する、QUBO形式に展開するための数学的⼿法の開発、実装、検証を実施しています。
ドローン(無人航空機)を活用したシステム開発を行っています。
⾚外線カメラを搭載したドローンで撮影したデータをつなぎ合わせ1枚の画像にし、太陽光パネルの状態を確認するソフトを開発しています。独⾃の故障個所判定アルゴリズム、OpenCVを利⽤した検出アルゴリズムを搭載。俯瞰合成のための補正機能、誤検出や検出漏れがあった場合の故障個所の設定、報告書作成機能など実⽤的な機能も提供しています。
斜張橋ケーブル点検ロボットの改良を実施させて頂きました。現在の使⽤⼿順や問題点をお客様とともに確認・検討し、課題解決のため各デバイスの組み込み開発を実施しました。
「⾃律⾶⾏ドローンによるイチゴ農園監視システム」および「⾃律⾶⾏ドローンプラットフォーム」の開発を通じて、ドローンの遠隔制御による⾃律⾶⾏システムを開発しました。ドローンで撮影した画像をPC側で解析し、制御コマンドを送信。⾃律⾶⾏の制御にはVisual/LiDAR SLAMを利⽤し、ドローンの⾃⼰位置推定を⾏っています。
⽴体視が可能なコンテンツ開発を⾏っています。
バイオマス発電所の紹介コンテンツとしてVRツアーソフト開発を⾏いました。VR(Virtual Reality)は、近年注⽬が⾼まっている技術の1つで、専⽤ゴーグル等を通して仮想的に構築したデジタル世界に⼊り込み現実に近い体験を提供します。今後BIM/CIMデータのAR化などにも応⽤していく予定です。
AR(Augmented Reality)技術を使⽤して、展⽰会などで実際の商品がない状態でも商品を確認できるシステムです。 商品表⽰⽤の専⽤ソフトウェアにより、携帯端末上で確認します。写真のみに⽐べARは⽴体的で⼤きさが感覚的にわかり、実際に⼿に取るように様々な⽅向から⾒たり商品の⽐較をすることが可能です。
カーナビ・ドライブレコーダー、各種ECU(スマートキー、イルミネーション系、機能安全(ISO26262))などの開発実績がございます。その他⾞載IoTへの関わりとして、電気⾃動⾞と連動するパワコン開発や、⾳声により⾞に⼀部機能を制御する研究開発等を⾏なっています。⾃社保有のAI/画像処理技術を⽣かし、⾞の安⼼/安全への取り組みにも⼒を注いで参ります。
弊社がこれまで培ってきた組み込みシステムの技術を活かして様々な機器をインターネットで接続します。例えばセンサー機器の情報をリアルタイムにサーバーに送信し、データの蓄積・分析に役⽴てます。また、離れた拠点に設置した機器を制御したり、異常を検知することで保守への利⽤が可能です。UART、I2C、SPI等の有線やBLE、ZigBee等の無線で接続された機器を集約し、HTTPおよびMQTT over WebSocket等の通信プロトコルで様々な環境でのサーバー通信を実現します。
公開(オープン)されている仕様に準拠したソフトウェアを活⽤しシステムやアプリケーション開発を⾏っています。
現地で写真を撮影しながら保存・整理できるシステムです。 写真のExif情報から撮影⽇時は撮影場所などの情報を取得して写真の整理を⾏います。データはWebサーバー上に保存するので、別デバイスで確認や活⽤を⾏えます。
システムは専⽤のAndroidタブレットとWebシステムで構成されています。写真データの保存・取得はWebDAVで⾏っており、専⽤アプリなしでも可能です。Webシステムのアプリでは国⼟地理院の地図データ上に撮影した写真が吹き出しで表⽰され、どの地点で写真を撮影したのか確認できるようになっています。また現在サーバーシステムの地図上に任意の作図を可能とする追加機能も開発しています。
温度計などのセンサー情報や⼊退室情報など様々なデータをグラフや表で確認できるようにするWebシステムです。 このシステムのために作成したWebアプリケーションはReact Reduxを利⽤したSPA(Single Page Application)で実装しており、⾼機能で⾃在に修正できるダッシュボードと⾃在にカスタマイズ可能なグラフ機能を滑らかな動きで実現しています。
点検時にタブレット端末から項⽬を記⼊し、サーバーで管理するシステムです。Webブラウザを使⽤するため、点検結果をすぐに反映できます。⼊⼒内容はサーバー上に保存しているので通信が失敗しても再⼊⼒する必要がなく便利です。当システムは⻑期にわたり不具合を起こさず運⽤され、ユーザーフレンドリーに設計したUIとともに⾼い評価を受けました。
⾃社または、⼀部の受託開発では回路設計と試作品製作を⾏っています。様々な組み込みソフトウェアの開発とともに組み込み機器に接続する装置やアダプタ等、そのシステムの要件に合わせた専⽤の電⼦回路を設計しています。