温水ボイラとは|東京ガス

温水ボイラ

潜熱回収などの先進の技術導入で、驚くほど高効率化したボイラ。

機器紹介

クリーンな天然ガスを使用する省エネ、低コスト、省スペースのボイラ。

クリーンな天然ガスを使ったガス温水ボイラは、電気式に比べて多くのメリットがあり、導入実績も豊富です。環境にやさしく快適に活用できる機器は、これまでも高い評価を得てきました。ますます性能向上も進み、充実したラインナップを誇ります。

導入のメリット

メリット1 低コスト
電気式に比べて低コストで設置でき、初期投資を軽減できます。
メリット2 環境にやさしい
天然ガス自体のクリーンさ(低NOx、低SOx)に加え、高度な燃焼技術・伝熱構造の開発によってガス温水機器の環境性はさらにアップしています(超低NOx、低騒音、高効率)。
メリット3 省エネ
電気に比べて送電ロスが少なく、都市ガスはほぼ100%ムダなくエネルギーを使用可能です。また、油ボイラに比べて最大10%以上の高効率性能を発揮し、ススによる効率の低下もありません。
メリット4 省スペース
電気式と違い、大容量の貯湯槽が必要ありません。
また、油式やプロパンガス式に必要な油やLPGボンベ貯蔵スペース、給油やボンベ入れ替えのためのタンクローリーや配送トラックの駐車スペースも不要のため、スペースを有効に使えます。
メリット5 簡単操作で管理も容易
ボイラー技師などの取り扱い資格者は不要。誰でも蛇口をひねるだけでお湯が使え、掃除の手間や管理も省けます。

超高効率潜熱回収型温水ボイラ

潜熱回収型温水ボイラは、従来の温水ボイラでは捨てていた廃ガス中の水蒸気の潜熱まで利用することで、95%~100%超の高効率化を実現します。省CO2、省NOxにも貢献します。排気温度は、従来150〜200℃超ですが、潜熱を回収することで100℃以下になります。

タフセーバー

「タフセーバー」は超高効率ガス給湯器と高効率貯湯槽をワンパッケージにまとめた給湯システムです。CO2排出量と運転コストを大幅に削減します。ワンパッケージなので施工が簡単で、ローコストでシステムを構築できます。
メリット1 効率よく運転!
タフセーバーは省エネ運転制御システムを搭載。優れたポンプ制御で、省エネ運転をトータルに実現します。

給湯熱量削減効果 グラフ

メリット2 効率よく燃焼!
外気に放熱される廃熱のムダを解消する「潜熱回収型ガス給湯器」で、排気放熱を約5%におさえ、約95%の高効率燃焼を達成します。
メリット3 効率よく貯める!
お湯の温度低下を防ぐ「流動境界貯湯方式」の高効率貯湯槽の採用で、有効貯湯量は30%以上、出湯能力は2倍以上(従来型との比較)という高効率を実現します。

ワンパッケージだから施工が簡単 ローコストでシステムを構築!

ジェネボシステム

発電とボイラの新しい組み合わせで省エネ・省CO₂、省スペースを実現

「ジェネボシステム」とは、(1)ガスで発電して、その廃熱を有効利用して温水をつくり出す「ジェネライト」と、(2)部分負荷効率の高い比例制御バーナー搭載の温水ボイラをユニット化したシステムです。

特長1 優れた環境性(省エネ、省CO₂)と経済性

「ジェネボ」は、本体内部に廃熱回収機能を設けたため、「ジェネライト」の廃熱温水を直接活用することができます。また、「ジェネボ」内に搭載したガスバーナーに比例燃焼制御を採用することにより、従来の温水ボイラに比べて、部分負荷効率が大きく向上しました。 これらにより「ジェネボシステム」は、従来のガス焚き温水ボイラより格段に優れた環境性、経済性を実現します(年間の一次エネルギー消費量を約23%削減(※1)、CO2を約26%削減(※2))。

特長2 設計施工の簡易化・省スペース化
これまでは、「ジェネライト」と温水ボイラを組み合わせる際には、それぞれの熱の利用用途を踏まえた上で、廃熱利用のための熱交換器や制御装置などを設計・施工する必要がありました。「ジェネボ」は、「ジェネライト」の廃熱温水配管を接続するだけで廃熱温水を利用できるので、設計・施工が容易です。また、熱交換器や制御装置などが不要になるため、従来と比較して設置面積を約25%(※3)低減することが可能となり、省スペース化が図れます。

※3:BHP-816GとCP5VBを設置する場合の例