Ed.ベンだよりNo.37が発行されました。
今回のタイトルは「距離:コロナとともにある社会を考える」です。
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ペスト、天然痘、スペイン風邪、コレラ、マラリア、HIV、エボラ出血熱、デング熱・・・人類の歴史は感染症とともにある、と言われるように、人間はこれまでも様々な感染症と闘ってきたということは、なんとなく知識としては知っていましたが、今回の新型コロナウイルスに関わる一連の騒動を身をもって経験する中で、感染症の影響力(いやいや、破壊力というべきでしょうか)の大きさに圧倒されるとともに、感染症との「闘い」がどのようなものなのか、ということを身に染みて感じているこの頃です。目には見えない、しかし、確実に存在している「ウイルス」に私たちの社会全体が振り回されています。それでも、経済を回していかなければならない、しかしそれでも、感染拡大は防がなければならない。まったく両立しそうにない、このふたつの事柄を、なんとか成り立たせるための知恵が試されているようにも思えます。
一方で、「コロナよりも人間が怖い」という声もよく耳にするようになりました。垣根を超えて助け合わなければならないときに、なぜか分断が生じてしまう。文字通り、命懸けで仕事に当たっている人々に心無い言葉が投げかけられてしまう。そんな哀しいことが起こらないようにするためには、何が必要なのか、やはり私たちの知恵が試されているように思います。
みなさんは「新しい生活様式」そして「コロナ後の社会」をどのように思い描きますか?「新しい」社会が今までよりも優しい社会になるように知恵を出し合いたいと思います。特に今回のEd.ベンだよりでは「コロナ後の社会」における学校教育についてどのようにとらえるか問いかけられています。どうぞお読みください。そしてみなさんが新しい挑戦を考えるきっかけにしていただきたいと思います。
また、6月から8月前半にかけてのEd.ベンチャーの学習会のお知らせも掲載されています。
現在ほとんどの学習会がZoomを利用したオンラインで開催されています。参加をご希望される方は担当者または事務局にメールにてご連絡いただければと思います。