澄みきった海を、このまま。
Our Projects私たちの取り組み
千年先の、未来へ。エコアイランド宮古島とは
エコアイランド宮古島が始まった背景
宮古島市は、隆起珊瑚礁からなる平坦な島で、大きな河川も無く、台風や干ばつを受けやすい、とても厳しい自然環境にあります。 仕事や生活に使う水のほとんどを地下水に頼っていますが、平成元年に地下水の硝酸態窒素濃度の上昇があり地下水を保全することの重要性について再認識をし、島内の環境全体に対する意識も向上しました。 また、ライフスタイルの変化やオーバーツーリズムなどの影響で自然環境への負荷が増大しており、観光資源でもある自然環境の保全が必要な時代がやってきました。 宮古島市は離島であり、食料やエネルギーなどの資源の供給を島外に依存していることから、島内資源の循環や再生可能エネルギーの地産地消の取り組みを進める必要も出てきました。 さらに、人口減少や少子高齢化の影響で「地域力」の衰退が予想されることから、島内の産業振興についての議論も活発になっていきました。 このような島内の様々な情勢から、宮古島市の将来目指すべき姿として、エコアイランド宮古島というビジョンが誕生しました。
エコアイランドのスローガン千年先の、未来へ。の誕生
市民の声を元に作られたスローガン
2016年、行政・市民・学生と様々な立場の方々が集まって、エコアイランド宮古島とは何かを議論するワークショップが市役所で開催されました。事前の市民アンケートでは、「資源とエネルギーを大切にする」「ゴミのない美しい島づくりを目指して住民一人一人が行動する」が、エコアイランド宮古島宣言の中で、最も訴えるべきテーマという結果でした。
「わたしたちのエコアイランドってなんだろう。」
各グループに分かれて、市民目線のエコアイランド宮古島を考えていただきました。
高校生から、100年まで美しい宮古島を残したいという発言があり、100年のその先の千年先とし、「千年先の、未来へ。」が誕生。2018年に「エコアイランド宮古島宣言2.0」のスローガンとして発表されました。
「千年先の、未来へ。」ロゴは申請すれば使用する事ができます。ぜひ、ご利用ください!
エコアイランドのビジョンエコアイランド宮古島宣言2.0
私たちが、目指すべき宮古島市の姿
- 1.私たち市民は、島の生活を支えるかけがえのない地下水を守ります。
- 2.私たち市民は、美しい珊瑚礁の海を守ります。
- 3.私たち市民は、みんなの知恵と工夫で、限りある資源とエネルギーを大切にします。
- 4.私たち市民は、ゴミのない地球にやさしい美(か)ぎ島(すま)宮古(みゃ~く)島(ずま)を目指し一人ひとり行動します。
- 5.私たち市民は、緑・海・空を守り、すべての生物が共に生きていける環境づくりのため行動します。
- 6.私たち市民は、よりよい地球環境を取り戻し・守るため、世界の人々とともに考え・行動し、未来へバトンタッチします。
- 2018(平成30)年3月30日 宮古島市
宮古島市版SDGsエコアイランドが目指す5つのゴール
宮古島市版SDGsの設定へ
宮古島市は、平成30年3月30日に「エコアイランド宮古島宣言2.0」を発表しました。この新たな宣言の中で、2030年、2050年に目指すべきエコアイランド宮古島の姿を5つのゴールとして設定しました。その後、エコアイランド宮古島推進計画検討委員会で1年間の検討を続け公表されました。 持続可能な開発目標「SDGs」の取り組みが世界中で進められていますが、エコアイランド宮古島を掲げてきた宮古島市は、 5つのゴールを「宮古島市版 SDGs」 と位置づけ、いつまでも住み続けられる島づくりに向けて一層取り組んでいくことになりました。 敢えて高い理想的な目標を設定されておりますが志高く、市民や事業者の皆様とともにゴールを目指していきたいと考えています。
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地下水を守る(窒素濃度を下げる)
1リットル当たりの窒素2016年 5.05mg2050年 2.17mg -
家庭系ごみ排出量を減らす
1人1日当たり2016年542g2050年434g -
エネルギー自給率を上げる
自給率2016年2.9%2050年48.9% -
サンゴを守る(サンゴ被度)
優占群集2016年ハマサンゴ20~30%ミドリイシ5~10%2050年40%70% -
固有種の保全(外来種対策)
クジャク個体群2050年市全域から根絶
持続可能な島づくりのために進めている私たちの取り組み
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エコアイランド宮古島が始まった背景 環境省は、2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指すことを首長自らが、または地方自治体として公表された地方自治体をゼロカーボンシティとしています。宮古島市は、令和4……
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いいコトをしたら、ちょっといいコト この島にいいコトをした人に、ちょっといいコトでお返しする。そんな細やかだけど、地域を想いやる気持ちの循環を可視化できないだろうか。この島にやさしいコトをした人に、ちょっといいコトが起……
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宮古島市版SDGsをもっと身近なものに 小さな島だけど、きちんと見ればいろんな色がある。その色一つ一つがいつまでも輝き、住み続けられる島であるために、島の環境・観光・暮らしについて丁寧に発信するローカルエコマガジン。こ……
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せんねんプラットフォームが目指すもの 宮古島市では、2019年より環境省の「環境で地方を元気にする地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業」を通して、本市における地域循環共生圏(ローカル SDGs)構築に向け取り組んで……
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唯一の島しょ型環境モデル都市 宮古島市は、2009年1月に環境モデル都市としての認定を受け、国内唯一の島しょ型環境モデル都市として、積極的に低炭素社会の実現に向けた取り組みを進めています。宮古島市の取り組みは、エコアイ……
唯一の島しょ型環境モデル都市 宮古島市は、2009年1月に環境モデル都市としての認定を受け、国内唯一の島しょ型環境モデル都市として、積極的……
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エコアクション・カンパニー認定制度とは エコアイランド宮古島の推進に協力する市内の民間法人・企業(事業所)を協力企業として認定することにより、民間主体の取り組みを促すとともに、市民や観光客と直に接する機会が多い事業所が……
エコアクション・カンパニー認定制度とは エコアイランド宮古島の推進に協力する市内の民間法人・企業(事業所)を協力企業として認定することによ……