鉄道写真家 衣斐 隆 : Photo Blog 2014年06月
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ギャラリートーク開催します!

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現在、奥会津写真家集団「写好景嶺」を中心としたメンバーによる只見線支援写真展「心のふるさと奥会津只見線」、おかげさまで始まって以来多くの方に足を運んでいただき、四季折々の素晴らしい風景を鑑賞いただき、日本の原風景を走る只見線の早期全線復活を多く人々に賛同と支援をいただいております。

今回の写真展開催にあたって、その付帯企画として出展写真家によるギャラリートークも開催初日に行われましたが、残念ながら私は仕事の都合で参加できず。楽しみにしていた方には大変申し訳なく思います。しかし、明後日22日も再びギャラリートークが行われます。当日は初日とは異なり首都圏在住の出展者によるもので、また違ったアプローチもあることでしょう。またそれだけでなく、「Railway Graphic D.E.F.」メンバーの遠藤真人君によるフォトセミナー「紅葉只見号を撮る ~SL撮影の極意~」も。実は今回の写真展のプリントはそのほとんどが遠藤君によるもので、色や質感にこだわったプリントも見どころの一つ。同時開催で「EIZOガレリア銀座」にて個展〈Overrun〉もやっているので、こちらもチェックしてください。

そして何と、私にとって初めてとなるギャラリートーク「奥会津モノクロスナップ」も開催!写真展の企画段階で関係者からお声がかかり、仕事のスケジュールを加味しながら何とか準備することが出来ました。今回私が最も得意とするスナップ、とりわけモノクロフィルムで撮っていた奥会津の作品をこのような舞台で初披露させてもらうことになりました。只見線のスナップ写真を中心に、集落を散策しながら撮ったものも紹介します。スライドを眺めながら、奥会津を訪問している気分になってもらえたら幸いです。ぜひ会場にお立ち寄りください。

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場所: 東京都港区南青山4-18-9 秋山庄太郎写真芸術館 第2、3展示室
日時: 2014年5月30日~2014年6月29日の金、土、日曜日(月~木は休館) 11:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料: 一般 500円、小中学生 300円、障がい者手帳お持ちの方(及び付添1名まで) 300円
展示内容: 只見線が走る奥会津の風景写真、
2013年度 乗って!来て!只見線ゆる鉄キャンペーン フォトコンテスト 優秀作品、
平成23年7月の新潟・福島豪雨被害状況写真
主催: 秘境只見線を愛する会
共催: 奥会津五町村活性化協議会
付帯企画: 写好景嶺メンバーによるワークショップ開催

・只見線ギャラリートーク / 11:00~12:00(写好景嶺首都圏メンバー)
・フォトセミナー紅葉只見号を撮る ~SL撮影の極意~ / 15:00~16:00(遠藤 真人)
・スライドショー「奥会津モノクロスナップ」 / 16:30~17:30(衣斐 隆)
[ 2014/06/20 22:00 ] BLOG | TB(-) | CM(0)

北海道新幹線の駅名決まる!

北海道新幹線の駅名がようやく正式決定しました。

函館市が「新函館」を、北斗市が「北斗函館」と両者主張を譲らず。リミットまで協議したけど結局JR北海道の意思を尊重する、と言って。そのJR北海道は昨今のトラブルから強気になれずに北海道にお伺いを立てて、何の工夫もなく「新函館北斗」駅に決定してしまいました。twitterをはじめ、いろいろネットを見ていると、やはり皆さん、この駅名には首をかしげていたり、すんなり受け入れてくれていなかったり…。

実は当初、私は「函館北斗」駅を推奨していました。駅の所在である北斗市の立場を考えると、市の名前を入れても良いよね、と。確かに最近の合併市名だから馴染みが無い、という意見も多いけど、新幹線駅から新しい歴史を作る意味合いでも大事かな、と。語呂もひらがな七文字(はこだてほくと)なら言い易いし、長くても覚えられるギリギリの範囲かな、と。

ところがこれに「新」というひらがな二文字を入れただけで、まるで「新函館(北斗)」という函館のオマケという印象になってしまいます。ひらがな九文字(しんはこだてほくと)は恐らく覚えきれないでしょうし、定着しないでしょう。青森側の「奥津軽いまべつ」にしても同じくひらがな九文字、どうしてもっと簡単で親しみやすい駅名にできなかったのだろう?まあ間違いなく「新函館」とか「今別」とか呼ばれるうちに、誰もがそれを正式の駅名だと思い込んでしまうでしょうね。正直分かり切っていたことではあるけど、今回の駅名決定には正直がっかりしました。これだったらそのまま「新函館」で良かった気がしてなりません。

でもまあ決まってしまったものはしょうがない。紆余曲折はあったにせよ、駅名も決まったことだし、開業まであと1年半ほど。寝台特急の去就や江差線の第三セクター化など、まだまだ落ち着いていられないですが、北海道の鉄道の新しい歴史を心待ちにしたいと思います。

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Nikon D4 / AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
函館本線 渡島大野駅にて
[ 2014/06/11 22:00 ] BLOG | TB(-) | CM(0)