2010年 02月 14日
ネゴシエーションの研究 |
2007年10月から5ヶ月間ハワイ大学ロースクールで、ネゴシエーションの勉強をしてきた。そこで学んだネゴシエーションのテクニックは非常に興味深いものが多く、とても勉強になった。同時に、ネゴシエーションの考え方やテクニックの効果は文化的要因によって左右されることもわかった。
アメリカのロースクールでは、実務法曹にとって必須の能力であるネゴシエーションを教えるが、日本のロースクールや、ましてや法学部では、ネゴシエーションを専門的に教えることはほとんどない。逆に考えれば、これを専門科目として提供できれば、金沢大学として特徴ある取り組みとして宣伝できるかもしれない。
そこで、ネゴシエーションやADRの一般論をふまえた上で、なおかつ「日本的な」応用の仕方について考えるために、しばらくネゴシエーションの勉強を続けることにした。2009年度後期には、自主ゼミをやろうということで学生に呼びかけたところ、何人かの学生が集まってくれ、好感触を得た。
ネゴシエーションと言うと、ビジネスにおける交渉がイメージされがちであるが、ネゴシエーションの考え方やテクニックの応用範囲は、夫婦喧嘩や兄弟喧嘩から、コミュニティの紛争、国際紛争の解決など、我々の生活のあらゆる場面をカバーしている。これは、展開次第では、非常に面白い素材になるだろう。
アメリカのロースクールでは、実務法曹にとって必須の能力であるネゴシエーションを教えるが、日本のロースクールや、ましてや法学部では、ネゴシエーションを専門的に教えることはほとんどない。逆に考えれば、これを専門科目として提供できれば、金沢大学として特徴ある取り組みとして宣伝できるかもしれない。
そこで、ネゴシエーションやADRの一般論をふまえた上で、なおかつ「日本的な」応用の仕方について考えるために、しばらくネゴシエーションの勉強を続けることにした。2009年度後期には、自主ゼミをやろうということで学生に呼びかけたところ、何人かの学生が集まってくれ、好感触を得た。
ネゴシエーションと言うと、ビジネスにおける交渉がイメージされがちであるが、ネゴシエーションの考え方やテクニックの応用範囲は、夫婦喧嘩や兄弟喧嘩から、コミュニティの紛争、国際紛争の解決など、我々の生活のあらゆる場面をカバーしている。これは、展開次第では、非常に面白い素材になるだろう。
by eastriver46
| 2010-02-14 23:10
| 英米法関係