2004年 03月 19日
白い巨塔おける東佐枝子(矢田亜希子)の大罪 |
ついに昨日最終回となりました。考え方が違うだけで、根底では尊敬しあっている2人の医師を通して、医療のあり方とか、生き方の問題を問うドラマで、いろいろと考えさせられました。
伊藤英明が演じる柳原先生も、あそこまで意気地がなく、最後、自分のせいにさせられそうになった途端に真実を語るという醜悪さを反面教師しようという意味で評価できます。(ウソはつきとおせ、と言っているのではありません、念のため)
最悪なのは、矢田亜希子演じる東佐枝子。里見先生にべたべたするでもなく、かといって距離をおくでもなく、微妙な位置取りでふらふらしてただけ。あげくに、「里見先生と一緒に生きていく」(それって不倫やんけ)とかあれだけ批判した財前も含めた上で「みんなのように強く生きていきたい」とか勝手なことを言いたい放題。
優等生気取りで父親(東教授)の苦悩や煩悶も理解できず、裁判に勝ちたいから父親を巻き込んだエゴイスト。あれなら、徹底的に世間体にこだわる東のおくさんや、紅会の方が倫理的だ。
矢田亜希子も「よーく考えよー」とか温泉で遊んどらんと、芝居を磨いて、脚本家に文句言うくらいでないとだめ。もし自分が財前の(あるいは里見の)立場だったら、と置き換えてドラマを観る人もいるかと思いますが、「自分が佐枝子だったら」と置き換えて共感できる人が何人いるのだろう。
こうなるとオリジナルで東佐枝子がどのように描かれていたのか気になるところです。観た人、誰か教えて下さい。
伊藤英明が演じる柳原先生も、あそこまで意気地がなく、最後、自分のせいにさせられそうになった途端に真実を語るという醜悪さを反面教師しようという意味で評価できます。(ウソはつきとおせ、と言っているのではありません、念のため)
最悪なのは、矢田亜希子演じる東佐枝子。里見先生にべたべたするでもなく、かといって距離をおくでもなく、微妙な位置取りでふらふらしてただけ。あげくに、「里見先生と一緒に生きていく」(それって不倫やんけ)とかあれだけ批判した財前も含めた上で「みんなのように強く生きていきたい」とか勝手なことを言いたい放題。
優等生気取りで父親(東教授)の苦悩や煩悶も理解できず、裁判に勝ちたいから父親を巻き込んだエゴイスト。あれなら、徹底的に世間体にこだわる東のおくさんや、紅会の方が倫理的だ。
矢田亜希子も「よーく考えよー」とか温泉で遊んどらんと、芝居を磨いて、脚本家に文句言うくらいでないとだめ。もし自分が財前の(あるいは里見の)立場だったら、と置き換えてドラマを観る人もいるかと思いますが、「自分が佐枝子だったら」と置き換えて共感できる人が何人いるのだろう。
こうなるとオリジナルで東佐枝子がどのように描かれていたのか気になるところです。観た人、誰か教えて下さい。
by eastriver46
| 2004-03-19 23:42
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