FIIO FF3Sが登場 〜快適性が向上したFF3

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FIIO FF3Sが登場 〜快適性が向上したモデル

Ff3s

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FIIO FF3Sが中国で販売開始となりました。FIIO FF3Sはその製品名の通り、FF3のマイナーチェンジモデルとなります。この記事ではその製品情報を日本語に意訳してまとめていきます。ヘッドホン祭りでは試聴ができましたのでインプレッションも記載しています。また当ブログでも少し先になりますが、購入予定ですので今後レビュー記事も作成する予定です。

tipsFIIO FF3SはFF3と同じく14.2mmのダイナミックドライバーを採用したイントラコンカ型イヤホンです。FIIO FF3Sはユーザーからのフィードバックを経て、FF3からシェル素材を変更したことで重量が大幅に減少し、またリケーブルが可能なモデルとなりました。シェルの素材が変更となったことから、どのようなサウンドの変化があるのか気になるモデルです。一方で重量の減少はFF1やFF5のように装着時の快適性が向上したモデルとなっていそうです。

開封動画

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FIIO FF3S 発売日・価格

発売日:2023年11月17日(中国:9月28日) 価格:16,500円(海外499元/89.9ドル)

販売ページ:Amazon / eイヤホン

FIIO FF3Sの海外価格は499元とFF3の発売時の価格(599元)と比べると100元(約2000円)安くなりました。シェルの素材変更や価格の見直しによるものと見られます。そのため日本価格もFF3の定価1.7万円より同様に2000円程度安くなると予想しています。仮にFF3Sの日本価格が1.5万円だと買いやすい価格に見えますね。昨今の円安の影響からか、FF3Sの日本価格は16,500円とFF3の定価16,940円と同価格となりました。海外価格はFF3よりも安くなりましたが、日本価格は同価格ということで円安の厳しさを実感しますね。

FIIO FF3S スペック表

まずFIIO FF3SとFF3の比較表を作りました。実際にスペックを比較してみると変更となった点は①シェルの素材とそれに伴う重量、②リケーブル化の2点です。その他では大きな変更点はなさそうです。そのためシェルの違いによるサウンドと装着感が注目点です。

製品名FF3SFF3
ドライバー14.2mmダイナミックドライバー14.2mmダイナミックドライバー
ドライバータイプPU+ベリリウムメッキドームPU+ベリリウムメッキドーム
シェルタイプアルミニウム合金316Lステンレススチール
シェル表面処理マット鏡面
重量3.9g7-8g(簡易測定)
インピーダンス45Ω/1kHz45Ω/1kHz
感度105dB(1kHz@1mW)105dB(1kHz@1mW)
ケーブル交換独自0.78/2pin
*FF1共通
不可
ケーブル152本/4芯の銀メッキケーブル
TPU被膜
152本/4芯を銀メッキ
TPU被膜

FIIO FF3S 製品概要

軽くて肌触りの良い装着感

FF3S

FIIO FF3Sは新しい質感のアップグレードにより新しい装着感を提供します。FF3Sのシェルにはアルミニウム合金素材を採用し、またマットな表面処理を施したことで前モデル(FF3)と比較して、全体的な外観は繊細で深みのある質感です。さらにより軽い装着感で、片側当たりの重量はわずか約3.9gです。より敏感なユーザーの耳にも適しています。重量の変化によって外耳道の圧迫が大幅に軽減されると言われており、FF3Sではイヤホン単体の重さがFF3と比較して約52%軽量化されており、長時間聴いていても疲れにくく、新たなレベルの快適さを実現しています。

ケーブル交換可能な設計

FF3S

ユーザーからのフィードバックに基づき、FF3Sは独自0.78/2pinでケーブル交換可能としました。多くのユーザーに拡張性を提供します。またイヤホンの接続部にはブラインドで確認できるデザインを採用し、左右の区別もしやすくしています。

アウトドアにも使用しやすいフィン付シリコンリングの付属

FF3S

FIIO FF3Sはオープン型のイヤホンでハイキング、自転車などのアウトドアスポーツに適しています。そのため、新しくアップグレードされたFF3Sには、フィン付シリコンリングを標準装備しました。

14.2mmの大型ダイナミックドライバー

FF3S

FIIO FF3Sは14.2mmの大型ダイナミックドライバーにより、豊富な出力をもたらします。音は自然で、ドラムのリズムがより濃厚で、力強いです。研究開発チームのテストで、FF3SにPU+ベリリウムメッキドームの組み合わせとし、ベリリウムは高剛性、軽量特性を持つことで歪みを減少させます。PUはその特性により、音の低周波数がより弾力的になり、中音ではボーカルが潤い、高音も大幅に改善されます。高音の有効周波数は17kHzまで、より大きな周波数レンジは横方向の音場をさらに広げます。

販売ページ:Amazon / eイヤホン

以上となります。FF3からの主な変更点は繰り返しとなりますが、重量の変化による快適性の向上となっています。サウンド面での変化についてはまた購入できてからレビューをしていきたいと思います。なお、まだ購入はできていませんが、ヘッドホン祭りにて試聴をしてきました。そのサウンドはFF3というよりもFF1の上位機種のようなサウンドシグニチャーを持っていました。試聴インプレッションの詳細は下記リンクの記事をご覧ください。

FIIO新製品情報 in ヘッドホン祭り2023秋

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EARLFIIOファン

FIIO製品を中心としたオーディオ情報を発信しています。FIIO製品は専門的に最新情報を最速でお届けすることを目指しています。当ブログではFIIOのイヤホンの全ておよび2022年以降の新製品の多くを購入し、レビューを行なっております。

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