「九州のものづくりに貢献する」 その使命を実現するために | ものづくり産業に特化したセールス・マーケティング支援|Apérza DX(アペルザDX)

アペルザメールの開封率は28%に達する時も。
お客様とのコミュニケーションに必須の仕組みとなっている。

取材=2020年2月 ◎ 文・写真=松井 智

 今年で創立70周年を迎える創ネット株式会社(以下、創ネット)は、福岡県博多に本社を構える老舗技術商社である。九州・博多の地に根差し、「九州のものづくりに貢献する」という経営理念のもと、他社とは一線を画する技術力や広大なネットワークを生かして、事業を展開している。
 「時代の流れを考えると、会社の成長だけを追い求めるのは難しい。社員の生き方を考えることが重要」と代表取締役社長の小口氏は語る。
 時流を踏まえ、先端技術を積極的に取り入れる創ネットは、その伴走役としてアペルザ クラウドを選択した。そんな創ネットが目指す目標や、アペルザ クラウド導入の経緯、活用方法など詳しいお話を伺った。

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―まず初めに、御社が目指すところや目標をお伺いさせてください。

代表取締役社長 小口幸士 氏

小口:会社として売上を増やすという目標は当然あります。加えて、社員一人ひとりが、やりがいを持って働ける職場環境を作ることも重要な目標としています。

社員全員で今以上に働いて売り上げを増やし、会社の成長や利益率を出来るかぎり追求するというよりも、社員一人ひとりの幸せや生き方を重視することが最も大切であると考えています。売上を大きく伸ばし、市場シェアを大きく伸ばすといった回答の方が経営者として格好良いのかもしれませんが(笑)

また、経営理念にも揚げている通り「九州のものづくりに貢献する」というのが会社のポリシーです。そのために、当社が持つ様々な企業や組織とのネットワークやFA関連のソリューション提案力で地域に貢献することも大きな目標になっています。

少し個人的な話にはなってしまいますが、当社の本社所在地である博多では有名なお祭りがたくさんあります。今年は、私が住んでいる町が、とある祭りを仕切る当番の町になりました。

その取り組みの中で、祭り開催までのスケジュール管理や各種資料の作成、様々なコンセプトの設定などを私が主に担わせてもらっています。それは、これらの仕事が私の得意なフィールドであるからというわけです。一方で、当然ながら私には不得意なフィールドもあります。しかし、そういった分野には、それらの領域を得意とする数多くの仲間たちが存在します。

このように別々の得意なフィールドを持つ人たちが、各自が得意とする技術やネットワークを生かし、一丸となって祭りを通じて地域を盛り上げようとしています。このような取組みこそ、創ネットが事業においても成し遂げたい形です。

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―アペルザ クラウドの活用方法について具体的にお聞かせいただけますか?

小口アペルザ クラウドのメール配信機能を活用し、お客様にメールマガジンを配信しています。メールで配信する内容に関しては、2週間に1回の営業リーダーが集まるミーティングにて、どのようなものを配信するかを決めています。

配信頻度は、現在はまだ月に1回程度ですが、今後は週1回ぐらいの頻度にできればと考えています。メールマガジンはプル型のマーケティング手法だと考えているので、今は送信対象の絞り込みをそれほど行っていません。あえて対象を絞らず、認知拡大を主目的として出来るかぎりお客様全体に配信をしています。

それでも、開封率は最高28%という数値が出ています。件名やコンテンツ次第でメールは効果が変わるので、そのあたりを考えながら継続できると良いですね。

メールマーケティングの活用時において、何より重要なポイントは、メールがクリックされるなどの反応が確認できたら、そのお客様に必ず訪問するなどのアクションをとることです。

今後、機能追加されると聞いている「営業フォロー通知機能※」 は、このような営業活動をサポートしてくれるので非常に素晴らしい機能だと考えています。※インタビュー後の2020年3月にリリースされました。
欲を言えば、顧客のアクションがあった時に、営業マンのToDoを自動で作成してカレンダーに入れてくれるような機能があると更に良いですね。

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―今後の展望をお聞かせください。

小口:メールマガジンも慣れてくると活動自体がマンネリ化してくると思います。そのため、何か起爆剤になるような面白いこともはじめていきたいと考えています。Youtube動画を利用したPR活動やfacebookを使った商品紹介など、やりたいことはたくさんありますね。
また、メールやSNSなどを活用し「創ネットに期待していることは?」というアンケートを行うなど、お客様からの声を自社の活動に反映していきたいとも考えています。

事業を進めるにあたって大切なことは数多くありますが、それぞれの活動の裏付けとなる情報を得ることは非常に重要です。リアルなお客様の声などの生きた情報を現場の社員に伝え、社員皆で顧客のニーズを認識し、営業活動に活かしていきたいと考えています。

―本日は、ありがとうございました!

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