友人の誘いに乗って参加することにした「あにまるしぇ東大阪」。東花園は思ったよりも遠く、予定時刻より10分ほど遅れて到着した。テントがブースなのだが、まず自分自身のテントを探すことが難しい上に、会場発表のブース番号と出店配置の番号が異なるという分かりにくさも少しあった。おかげで先のブログでは存在しない番号を紹介してしまった。
更には追加で依頼した机が通っていないなど、端から前途多難を予想させるが、こちらはどうにかなった。
イベントとしてはステージを中心に出店が並ぶ地元の秋祭りといった感じだ。
私は撒こうと思っていたチラシデータが届かなかったため、それを逆手にとって自分自身の本を売ることにした。それほど売れることを期待したわけではないが、話しかけてくれる人は多かった。
友人のブースは整体体験だったため、手の空いている私はその手伝いをしながら通り行く人々を眺めていた。家族連れが多いイメージであった。
昔、作家を目指していた方が来店し、整体を受けた上に私の本も一冊買っていってくれた。それを皮切りに人がポツポツとくるようになった。一冊も売れないと思っていただけに少し驚いた。
結局、売れた本はその一冊だったが、本について聞く人も多かったため、何か手軽なものを一つ作っておけばもう少し違ったかもしれない。
私はクラフトビールを飲みながら、飲食ブースから物を買ってはつまむという満喫モードに入った。コスプレイベントでもあったため、こだわりの格好をしている人もいて外を見る分には飽きなかった。
最後には友人のロビンさんがやってきてくれて、一緒に帰った。久々に諸々のことを語ることができたから、これもイベントに参加したことによる恩恵だろう。
行動を起こせば何かあるというもので、出版の仕事に繋がりそうな出会いもあった。こちらはこれから進むものの、中身を具体的にしていく予定だ。撒くものがないからと断っていたらその先はなかっただろう。
来年も開催するかもということで、その際はしっかり準備して行きたいなと思った次第。