【東海エリア版】2023年版「住みたい田舎」ランキング
目次
「自分にあった二拠点生活・移住先が分からない…」
「知らないだけで、もっと自分にぴったりなまちがあるのでは…」
そんな方には「住みたいまち検索」がおすすめ!
政府機関が発表する中立・公平なデータをもとに、
全国1,741すべての自治体から
本当にぴったりなまちが探せるのは、
二拠点・移住ライフ大学の「住みたいまち検索」だけです。
2023年、日本の心臓部とも称される東海地方の「住みたい田舎」をご紹介します。
美しい海岸線から豊かな山間部、歴史深い温泉街まで…。
このランキングでは、東海地方が誇る隠れた名所をお届けします。新しい生活の一歩を東海地方で踏み出すあなたへ未知なる美しさとの出会いになれば幸いです。
東海エリア おすすめの田舎ベスト10
今回は月刊誌『田舎暮らしの本』(宝島社)が発表した、「2023年版第11回 住みたい田舎ベストランキング」の結果を参考に紹介していきます。
それではさっそく見ていきましょう!
1位 中津川市(岐阜県)
中津川市は、約7.9万人が暮らす岐阜県にある”とかいなか”なまち。
長野県との県境にあり市内には中央アルプスや恵那山、清流木曽川などの四季折々の絶景を望める場所が多数あります。そのほか、富士見台高原や苗木城跡、多数のキャンプ場をはじめ自然が身近に感じられるまちです。
電車で、市内にある中津川駅から名古屋駅まで約1時間(特急)、東京駅まで約3時間(特急・新幹線)と、休日のショッピングも市街地で気軽に楽しめるでしょう。また、車で名古屋市移動するには約1時間かかります。さらにリニア中央新幹線が開業予定なので、利便性は向上するでしょう!
移住支援制度は、東京圏からの移住で最大300万円の移住支援金の対象であり、その他、空き家情報バンク、住宅取得支援などを実施しています。
中津川市(岐阜県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
2位 静岡市(静岡県)
静岡市は、約70万人が暮らす全国5位の大都市圏。県内で2番目に人口の多い都市で、商業都市、ビジネス都市として機能しています。
北には南アルプス、南には駿河湾と自然も豊か。天気の良い日には富士山を眺めることもできます。
生活環境は、駅前には大型の商業施設があり生活するうえで不便さを感じないでしょう。
子育て環境は、市内には14か所の子育て支援センターがあり、子育ての悩みの相談にのってくれます。小学6年生まで預けられる放課後児童クラブもあるので、共働き世帯にとっては心強いですね。幼稚園・保育園、病院なども充実しています。
また、東海道新幹線の駅、静岡駅があるので、こだま・ひかりが停車し、最短で東京まで54分で行けます。浜松市と同様、東京だけでなく、大阪、名古屋へのアクセスも非常に便利です。また、市内はバスや電車も発達しており、不便なく移動できるでしょう。
静岡市(静岡県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
3位 豊田市(愛知県)
愛知県豊田市は、約42万人が暮らす都市で、トヨタ自動車の本社があるまちとしても有名です。
市の大部分が山間部の自然豊かなまちでもあり、自然を楽しむスポットが多く、四季折々の自然が美しい景勝地として有名な香嵐渓などがあります。
生活環境は、大型の商業施設から地元のスーパーをはじめ娯楽施設など必要なものはすべて市内で揃います。鉄道は豊田線・三河線、愛知環状鉄道線が市の中心部を走り、車での移動も東名高速道路、新東名高速道路、伊勢湾岸自動車道などが通り県内外へのアクセスに便利です。また、セントレア空港へも市街地から1時間圏内なので、国内外どこへでもアクセスできます。
子育て面では、待機児童がここ10年弱ゼロを維持しており、中学校卒業までのお子さんの医療費の助成が受けられます。
豊田市(愛知県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
4位 飛騨市(岐阜県)
岐阜県飛騨市は、約2.5万人が暮らす雄大な自然が特徴のまち。
市は3000mを越える飛騨山脈などの山々に囲まれ、約93%が森林です。 年間を通しては、平均気温11度で四季の移り変わりを肌で感じることができ、とても自然に恵まれた地域です。
空気や水がとてもおいしいため、ブランド牛やお米など特産品が豊富です。飛騨牛や飛騨コシヒカリなど、全国に誇る特産品が豊富にあり、新鮮な食材も地元のスーパーや産直市場で安く手に入ります。
また、富山市街地まで車で2時間ほどなので、富山空港から全国の都市部にも出やすいです。飛騨市と同じく観光スポットが豊富な高山市まで、車で30分程度で行けるのも魅力です。
子育て面では、18歳までのお子さんの医療費が実質無料であったり、妊娠出産に関する助成制度、子育てに関する相談窓口が充実していたりと、大自然に囲まれのびのび子育てができます。
飛騨市(岐阜県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
5位 恵那市(岐阜県)
岐阜県恵那市は、豊かな里山の風景が残る約5万人が暮らす田舎まち。
恵那山の麓に広がる恵那市は、きれいで豊富な水や空気、歴史的な街並みを残す城下町といった自然景観だけでなく、情緒もあふれる点も魅力です。
恵那駅前に商業施設が集まっており、一通り生活に必要なお店やサービスは揃っています。総合病院も多数あり産婦人科もあるため、市内で出産も可能です。また、病児保育病後保育の公的サービスもあります。
特徴的な点は、恵那駅や恵那インターから名古屋駅までのアクセス性の良さ。JRや車で約1時間の好立地であるため、気軽にショッピングを楽しめる環境です。
そんな恵那市では、市内で住まいを購入した場合などに最大60万円の補助金が出たり、市内の空き家のリフォームや家財道具の片付けなどに補助金が最大150万円でます。
恵那市(岐阜県)の病院やスーパー、保育所など暮らしに関する街の情報はこちら
6位 高山市(岐阜県)
岐阜県高山市は、東京都と同じくらいの日本一広い市に約8.5万人が暮らします。
山や川、渓谷など自然に恵まれており、美しい四季の変化を感じられる場所で、国際観光都市としても有名です。飛騨市には伝統工芸をはじめ、家具や農業、畜産業、林業も盛んで、就農、起業などに対する支援も充実しています。
風情溢れる古い町並でよく知られている飛騨高山は、乗鞍や北アルプスなどの山々あり、荘川桜や臥龍桜などの自然あり、奥飛騨温泉郷の温泉ありと見どころがたくさんあります。飛騨牛や高原野菜、酒造りも盛んに行われており、見る、食べる、楽しむが楽しめます。
市内の移動は車が必須で、雪も降るのでスタッドレスタイヤの交換など、自動車関連の出費は増えそうですが、車があれば日常生活に不便は無いでしょう。
子育て面では、市内に大学や専門学校もあるなど充実した教育環境です。そのほか、子育て支援金の支給や、中学校卒業までのお子さんの医療費が無料となる制度もあります。
住まいに関する支援には、戸建ての空き家を購入や賃貸する方へ補助金が出たり若者向けの定住補助金があります。
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7位 伊賀市(三重県)
三重県伊賀市は、江戸時代に城下町や伊勢神宮への参拝者の宿場町として栄えてきた背景があり現在も活気があります。
約8.6万人が暮らすこのまちは、伊賀流忍者でも有名で独自の文化を感じられるでしょう。
地域によってさまざまな特徴を持つまちで、市街地での利便性を重視した暮らしや、農山村地域での田舎暮らしなど、理想のライフスタイルを選べる環境です。
また、伊賀市は、大阪・京都・名古屋の各都市部から車で約80分というアクセスの良さから、仕事の拠点としても人気があります。テレワーク移住の方や都市圏への移動頻度が多い起業家の方にもおすすめです。
市では、移住コンシェルジュによる総合相談窓口やあなたのためのツアーを用意してくれる支援があります。また空き家バンクを設置しているほか、空き家の購入時には最大40万円の補助金がでます。そのほか、お試し移住の際に1泊あたり5,000円を上限に補助してもらえる制度もあります。
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8位 藤枝市(静岡県)
藤枝市は、静岡県の中央にある約15万人が暮らす地方都市です。
豊かな自然あふれる山々と活発な民間投資により都市機能が集積し活気もある市街地がある「ほどよく都会、ほどよく田舎」なまちです。
生活環境は、スーパーマーケット約80店舗、コンビニエンスストア約40店舗があり、JR藤枝駅周辺には商業施設が集まっています。医療体制も藤枝市立総合病院は救急救命センターに指定され、治療に高度な専門性を必要とする3次救急も対応できます。
交通利便性は、JR東海道線をはじめ空港や高速道路など遠方の都心部へのアクセス性が高いです。特に、国道1号・国道1号バイパス東名高速道路、新東名高速道路などが整備された車社会でもあります。
子育て面では、スポーツを主軸に教育支援を行っている「夢の教室」事業は市内の全小学校で、トップアスリートを招き講義をしています。お子さんが3人以上いる多子世帯へ、教育施設の使用料や入館料などを免除しています。
住まいに関して、子育て世帯が新築住宅、新築マンションを購入し移住した際の費用を助成する制度があります。
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9位 名張市(三重県)
三重県名張市は、豊かな自然と交通利便性を兼ね備えたまちで約8万人が暮らしています。
身近に広がる豊かな自然で、鮎釣り、ゴルフ、カヌー、サイクリング、キャンプなどのアウトドアを楽しめるので、そういったライフスタイルに憧れがある人にはおすすめです。
交通利便性では、特急で大阪へ55分、名古屋へ85分、東京へは新幹線で3時間45分と気軽に都市圏へショッピングも楽しめる環境です。駅周辺には、公共施設や大型商業施設、飲食店も揃っており、大阪府のベッドタウンとしても注目を集めています。
子育て面では、子ども支援センター「かがやき」をはじめ、子ども発達支援センターや、マイ保育ステーション、地域の広場といった、子育て中の親子の交流や育児相談、お子さんを遊ばせることができる環境が揃っています。また、中学3年生までの医療費の助成も受けられます。
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10位 郡上市(岐阜県)
岐阜県郡上市は、市の面積の約9割を森林が占め山や川など自然が豊か。
約4万人が暮らすこのまちには、ゆったりとした時間が流れ、情緒あふれるローカル線を眺めることができます。のんびり子育てしたい方にもおすすめです。
郡上市は、雪が良く降るエリアや比較的温暖なエリアなど地域によって異なる顔を持ちます。農業をやってみたい方や、ウインタースポーツを楽しみたい方、静かに郊外で子育てしたい方など、理想の暮らしに合わせて住む場所を選択すると良いでしょう。
また、名古屋駅まで特急に乗れば約50分と都市圏へのアクセスが良好です。車でも市内の郡上八幡ICから高速で約1時間で名古屋市街地へ移動できます。
市では、高校卒業までのお子さんの医療費が実質無料であったり、子育て支援センターでの一時保育といった子育て支援があります。
また、市外への通勤費が補助されたり、空き家のリフォームに最大30万円の補助金が用意されていたり、市内で就業する方には家賃補助といった支援もあります。
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東海地方でなければダメ!というこだわりがある方も多いと思います。
しかし、全国色々な地域の情報収集をされたい方は、各エリアごとのランキング記事も参考にしてみて下さい!
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はじめての移住計画を立てる際の注意点
移住をして後悔しないために。ここからは、移住で失敗しないための注意点を解説します。事前に移住前に考えて注意ポイントをクリアして移住を進めて下さい。
こちらの記事では、ご自身の移住が「失敗だった!」と語る方のリアルなインタビューの内容を掲載していますので参考までにどうぞ!
家族にきちんと相談し勝手に決めない
家族に良く相談せずに移住という重要な決定をしてしまうと、移住後にお互い不満がたまってしまいます。きちんと、お互いに理解と納得をしたうえで、移住を決めましょう。
パートナーも、ご自身で決めた実感があれば不便や不満なことがあっても乗り切れるでしょう。
個人的には、経済的な支援のみならず行政が出産〜育児〜高校くらいまで、その時々で相談できる窓口や一貫したサポートがあると、子育て世帯に寄り添ってくれているなぁという印象を受けます。
特に子育て世帯の読者の方へチェックして欲しい自治体の支援や子育て環境のチェックポイントをまとめた記事はこちら!
仕事を見つけて移住すると失敗が少ない
移住にお金の問題はつきもの。
移住前に、仕事を見つけておくと大変安心して移住を決断できます。
理想は、リモートで業務ができる職種や会社の雇用が決まること。安定した給与や保障などもあるので、リスクを最小限に抑えることができます。
地方には都会と比べて企業も少ないので、求人もぐっと少なくなります。その場合は、起業やご自身で生計を立てる手段を考え無ければならず、その土地の暮らしを楽しむことができないかも・・・。
しかし、田舎には田舎特有の、1次産業(農業・林業・漁業)などで働く選択肢があります。人手が足りていない田舎では、歓迎されるとともに、経験としては面白いかもしれません。
参考記事:移住成功の秘訣は仕事探しにあり!地方で仕事の探し方や転職の方法など徹底解説
光熱費が地方によっては倍以上になることも
特に、ガス代が地方によっては大きな差があります。理由は、インフラ面で都市ガスが普及しておらずプロパンガスを利用するケースが多い地域があるから。また、雪国で都市ガスが普及していない場合は、倍以上の費用がガス代だけでかかってくることもあります。
地域選び・物件選びの際は特に注意が必要です。
参考記事:地方移住のデメリット11選!先輩移住者の失敗事例から学び移住の現実を知ろう
お試し暮らし体験をしておく
そのまちで暮らすことを決めるうえで、お試しで移住体験をしておくことをおすすめします。その街のイメージや理想、世に出ている情報だけではなくて、自分の足で確かめて感じたことがすべてです。
できれば、1ヵ月滞在すること、そして、夏と冬と2つの季節を体験しておくと失敗が少ないです。
例えば、夏は海沿いで趣味ややりたいことができるけど、冬は寒すぎて風も強いし、車もサビるし、洗濯物も潮風で干せない!そして、冬は暇!
といったことや、
想像以上に雪が降って、寒すぎで暖房も全然効かない!雪かきしなければ、車でどこにもいけない!
みたいなことが起こる確率をぐっと減らせますよ。
参考記事:お試し移住(暮らし体験)は必須!注意点や種類や申請手続きについても解説
終わりに
都会の喧騒を離れ、「いつかは理想のライフスタイルを叶えたい」そう思っているなら、その気持ちを忘れないように持ち続けることも大事です。
・「はっきりしていない!」
・「現状の働き方では無理!」
そんな方に向けてライフスタイル診断ができるようになりました。LINEから簡単に診断できるのでぜひ使ってみてくださいね!
公的な機関ではなく、どこかの市町村に属しているわけでも無い
民間のサービスだからこそあなたの理想の暮らしの応援者として寄り添います。