ほっと　野鳥

　2月27日（火）通常の通院で、久しぶりの2ヶ月ぶりに病院に行きました。2ヶ月ぶりというのは、通院期間が安定してくれば1週間、2週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、半年、1年後というようになるのですが、2ヶ月ぶりということはだんだん安定して来たなということだったはずなんです。ところが、この通院の時に今まで一度もなかった眼圧が上昇。通常の範囲の上限をはるかに超えた数値であったため、朝早くから行っていた（午後から仕事に行けるようにしている）のですが、急遽緊急手術をすることで午後から設定されました。これは眼に注射をするだけではあるのですが、中に入れる薬品がおそらく硝子体注射と言われるもので、新生血管（以前にこれを切除する手術をしています）を抑えたり網膜？の末端からの水分？とか何かが出ているのではないかという判断のためでした。以前の病気で網膜壊死しているのでレーザーによる網膜のビス留めを眼の中一杯にやっているのですが、それでもレーザーが打つことのできない場所が末端（黒眼に近い方）にあるのでそこからではないかと判断されました。

　注射をしたので、様子をみて3月2日（金）に術後を確認しました。眼圧が思ったより下がらず、通常範囲上限をわずかに上回る程度までにはなりました。でも出ていることに変わりはありません。この時に網膜の末端の方？を調べてその状況を撮影したり、状況を複数の眼科医師で確認して、これは網膜の末端を治療しないとどうしようもないということになりました。そのための治療機器がこの病院にはないので、私が最初にお世話になった県では一番？治療機器が充実している病院へ紹介されました。

　3月5日（月）紹介された病院へ。ここでも眼圧は通常範囲内にわずかに及ばずでした。そのため、私の場合、通常の緑内障とは違い、網膜壊死したことによる弊害からのものであることは明白なので、レーザーによるビス留めをさらに追加し、網膜の末端？部位を固定する必要があるとして、網膜冷凍凝固術＋網膜光凝固術という手術をすることになりました。血管新生緑内障という範囲に入るものらしいです。網膜光凝固術というのは今までやっているレーザー治療なのでちと痛いですけど沢山体験済みです。網膜冷凍凝固術というのが分かりません。通常通っている医師が痛い治療ですけどと言っていたのを思い出したました。そうしたら、この病院の医師も、少し痛いんですよ、終わった後もその日は続くことがありますと。うーん、そう言われてもなあ。やらなければさらに通常？緑内障の手術をしないといけないらしいので、痛くても仕方ありません。

　3月22日（木）手術の日。ここまで遅れた理由は、私の仕事の都合と医師の手術日で合う日だったので。更にいうと地元の眼科で行った注射手術がまだ影響を持っているので大丈夫と判断できたからです。ついに初体験の網膜冷凍凝固術を実施。痛い痛いを言われていたのですが、局部麻酔がうまいこといったようで、それほどの痛みはありませんでした。冷凍するからといって冷たいということもありません。この術は半円周分まで実施。おそらく後半分は生かしておくのだと思われます。ただ、眼を抑えたり、何か色々じっくりやっていたので、レーザー治療（熱によるビス留めですよね）の網膜叩き？と相まって、左右の視点がズレまくってしまいました。左眼の視点が斜め左上方へと映るため、両目では右眼の視界に左眼の邪魔な視界がかぶさってくる感じです。この視点のズレは以前も経験があるので（ここまでズレまくることはなかったですが）、徐々に戻ってくると思われます。

　現在、うーんちと痛いです。というのは、左眼の焦点を合わせようとすると痛みがあるんです。視点のズレは予想通り戻りつつあります。　左眼全体的に鈍痛というほどじゃないのですがでも痛みが残っている感じです。ともあれ、これで安定してくれるといいんですが。ダメだったら、一般的？な緑内障の手術をすることになります。ひとまず終わったばかりなので3月29日（木）に通院して進行状況を確認して来ます。