主原料が昆虫という、これまでにない発想で作られた「ヨラ」。
動物栄養管理士や昆虫食専門家によって開発されたイギリスのドッグフードで、アレルギーや地球環境に配慮されているのが特徴です。
これまで200種類以上のドッグフードを調査している当サイトでは、今回再発売となったヨラを取り寄せました。愛犬に与えてみての口コミ評価や原材料の安全性などの調査結果をお伝えしていきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Aランク ※S~Eランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.5 |
栄養バランス | 4.5 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 4.7 |
コスト | 2.3 |
内容量 | 1.5kg |
価格(通常) | 5,852円 | 価格(定期) |
1袋購入
5,266円 (10%OFF) 2袋購入 3袋以上購入 |
価格/日 | 305円 |
価格/kg | 3,121円 |
カロリー/100g | 360kcal |
目的 | 主食として使用可能 |
主原材料 | 昆虫類 41.5%(乾燥昆虫 28%、昆虫 8%、昆虫オイル 5.5%)、サツマイモ、ジャガイモ |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 1歳以上 |
原産国 | イギリス |
当サイトは、ヨラをAランクと評価しました。
ヨラの原材料には注意すべき添加物が含まれていません。
そればかりか、昆虫という新しい食材によりアレルゲンやホルモン剤、抗生剤などさまざまなリスクを大きく減らせることがわかりました。
更に一般的な家畜と比べて昆虫飼育は地球への負担が少ないため、環境問題に関心の高い人にも価値あるドッグフードとなっています。
継続するにはコスト面が難点となるものの、アレルギーなどの悩みでフードを模索している場合、新しい道が開けるのではないでしょうか。
目次
実際にヨラドッグフードを購入してみました!
今までにまったく経験のない、昆虫を原料にしたというドッグフードのヨラ。一体どんなものなのか、興味津々です!
届いたヨラをさっそく見ていきたいと思います。
パッケージはご覧のように濃紺をベースに、地球の生態系と昆虫がシンボリックにデザインされた感じ。なかなかかっこいいです。
裏面がこちら ↑ になります。原材料や給餌量、与え方などを日本語で表記されたシールが貼られています。
下の方に描かれているのは、地球環境への影響が少ないことを示す数値です。詳しくは後述します。
原材料や給餌量は、このように側面にも英語表記があるのですが、ちょっとわかりづらいので、日本語シールはありがたいですね!
賞味期限は、裏面右下にBBDとして月/年の順で印字されています。
では、袋を開けていきましょう!
切り口から手で開けていたのですが、かなりしっかりした素材のため途中からハサミを使いました。上部にはジッパーが付属しています。
恐る恐る中を覗いてみると…茶色のドライフードが目に入ってきました。当たり前かもしれませんが、見た目の昆虫感はまったくなし!
手に取ってニオイを確かめてみましたが、特に鼻を刺激するようなものは感じられませんでした。無臭ではないんですが、イヤな感じではないです。
三角形で、大きさはというと一辺が13mmをやや超えるくらい。厚みは7、8mmでしょうか。ちょっと大きめでゴロンとした印象を受けます。
我が家の愛犬の器に盛ってみたのがこちら。
ちなみに、おなじみのドッグフードから切り替える時は一気に変更せず、少しずつヨラを混ぜる割合を増やしていくようにしましょう。
最初は25%くらいで次に50%、75%から100%にしていくといった具合ですね。最低でも7日間ほどかけて変更する感じです。
我が家の愛犬はそろそろ慣れてきた頃なので、いよいよ100%ヨラを食べてもらいます!
おお~、なんの疑問もない様子で勢いよく食べてくれます。食べ終えてもまだ足りなさそうな感じで、ふんふん辺りのニオイを嗅いでいました。
ヨラドッグフードを1袋試してわかったこと!
犬は昆虫フードに対して食欲を感じるのか?実際に食べるのかな?という事前に感じていた問題は、あっさりとクリアしました。
食事の様子から、本当に気に入って食べてくれてるんだなということが伝わります。
初めてのフードに切り替えたため、体調不良が起きないか気になっていましたが、これといって変化はありません。元気に遊んでいます。
ただ、我が家の愛犬は今のところアレルギーがないので、そのあたりがどうだったのかはハッキリしません。
でも原材料を見る限り、肉や魚にアレルギーがある犬で飼い主さんが切実に試行錯誤しているような場合だと、かなり期待できる選択肢になるのでは?と思います。
ヨラドッグフードを試して感じたメリット・デメリット!
- 肉や魚などにアレルギー症状を示す犬にも合わせやすい。
- 肉・魚類にありがちなホルモン剤や抗生物質の心配がない。
- 小麦を始め、穀物を摂らずに済む。
- 香料や着色料などの添加物を避けられる。
- 地球の環境問題に貢献できる。
- 継続利用するにはコストが高め。
- フード粒が大きく、超小型犬には不向き。
昆虫という珍しい食材を使用しているヨラ。これによるメリットは上記のようにいくつもあります。
使用中のドッグフードにアレルゲンや抗生剤などなにかしらの心配や疑問を抱えている場合、ヨラを利用することで解決できる可能性があります。
再発売されたヨラはグレインフリーとなり、以前よりも更にアレルギー対策しやすいドッグフードとして生まれ変わっています。
それと、パッケージ裏の数値にあったように、大きな特徴は地球の環境への負担が減らせることですね。これは、ほかのドッグフードにはなかなかない大きなメリットだと思います。
ただメリットの多い分、コストがかかるというデメリットがあるのはやむを得ないかもしれません。
また、フード粒が結構大きめなので、超小型犬など犬の口や歯が小さい場合は砕いてあげる方がよいでしょう。
手間やコストはかかっても、他では得られないメリットのある商品なので、上記の点に惹かれる飼い主さんはぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ヨラドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、ヨラの原材料と安全性についてです。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。ヨラには、特に危険な原料はありませんでした。
タンパク質 | 20%以上 | 水分 | 8.5%以下 |
脂質 | 13%以上 | 灰分 | 9%以下 |
粗繊維 | 7%以下 | エネルギー | 360kcal/100g |
ヨラの原材料はどんなものがどれくらいの割合で使われているか、かなり細かく記載されています。
また、輸入代理店である株式会社レティシアンの公式サイトやイギリスの公式サイト(英語)をチェックしても、大きな問題点やおかしな添加物は見当たりませんでした。
そこでわかったことを以下にまとめてみます。
- 動物栄養管理士・昆虫食専門家によって開発されたレシピ。
- 原料の昆虫はオランダの食用昆虫工場で飼育されたもの。
- 香料・着色料は添加されていない。
- 製造工場は欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の基準をクリア。
- 仕入れから製造出荷まで徹底したトレーサビリティーを確保。
単に昆虫といわれると、いろいろ疑問が生じるのも当然かもしれません。ですが、その辺で採集されたものではなく、専用の施設で食用昆虫として飼育されたものが使われています。
主原料となる昆虫の種類は、主に「Hermetia illucens」の幼虫を使っているとのこと。ちなみに、和名は「アメリカミズアブ」となります。
高い栄養価を持つ昆虫を衛生管理のしっかりした工場で加工していて、人間が試食もしているとのことですよ。
また、使用されている昆虫の栄養価と吸収率は、お肉と比べて遜色ないどころか上回るという報告もされています。
といっても、鶏や牛といったなじみ深い食材に比べると、心情としてなんとなく抵抗感があるかもしれません。
ですが、低コストで育てられた家畜にありがちなホルモン剤や抗生剤投与の心配もありません。安全性という面でも、むしろ価値が高いといえるのではないでしょうか。
飼い犬が複数の食品にアレルギーを示す場合、フード選びには頭を抱えることもあるわけです。でも、そんな飼い主さんにとって朗報だと思います。
「肉や魚を避けたいけれど、タンパク質はちゃんと摂らせたい」という願望を両立させることも可能なドッグフードだなと感じました。
- 鶏・牛・豚などの家畜、魚にアレルギーのある犬。
- 小麦や穀物が合わない犬。
- 香料・着色料に敏感になっている犬。
- ポテトを問題なく食べられる犬。
- 肉や魚以外でしっかりタンパク質を摂らせたい人。
- アレルギーリスクを抑えられるフードを使いたい人。
- なるべく添加物を避けたいと考える人。
- 日頃から地球の環境問題を意識している人。
ドッグフードが地球環境を守ることに繋がるなんて素晴らしいですよね。もし飼い犬と相性が良いようなら、検討リストに入れても良いでしょう。
ヨラドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ヨラドッグフードの良い口コミ
現在調査中。
ヨラドッグフードの悪い口コミ
現在調査中。
ヨラドッグフードの口コミ・評判まとめ
イギリスでのヨラの販売が開始されたのは2019年。日本で参考になりそうな口コミは、まだあまり確認できていません。
口コミが増えたら、そのつど追記していきたいと思います。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
初回購入 | - | - | - |
定期購入 |
5,266円
(1.5kg×1袋) 4,974円 4,681円 |
- | - |
通常購入 | 5,852円 | 6,732円 | - |
送料 |
※11,000円以上は無料 |
2,000円以上は無料 | - |
どこでヨラを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
ヨラドッグフードをもっとも安く購入できるのは公式サイト!
調査したところ、ヨラドッグフードの正規品を購入できるのは、公式サイトとAmazonからだとわかりました。
楽天での取り扱いは現時点で見当たりません。Amazonで販売はされていますが、転売品や並行輸入品といった可能性もあり、賞味期限のリスクなども考える必要があります。
Amazonでの購入を検討するなら、販売元が輸入代理店である「株式会社レティシアン」であることを必ず確認した方が良いでしょう。
定期コースの利用なら最大20%OFFで購入できる!
公式サイトでは、ヨラを購入する際に割引のある定期コースが利用できるのもメリットです。定期コースの割引は、1回の購入個数によって以下のように変わります。
- 1袋・・・10%OFF
- 2袋・・・15%OFF
- 3袋以上・・・20%OFF
1回に2袋以上購入する場合は、送料や代引き手数料なども無料となりますよ。
お届け周期は、1〜13週間ごとのあいだで都合のいいように変更できるので、間隔をあけて3袋ずつ届けてもらうようにすれば毎回20%OFF価格での購入も可能です。
定期コースはいつでも解約・休止・変更が可能!
定期コースは縛りなんかがあって面倒くさそう…と思うかもしれません。でもヨラの定期コースにはそんなものはありません。
1回で解約することも周期や個数の変更もできるので、とりあえずお試しでという場合も定期コースの利用がお得なんです。
何か変更したい場合は、次のお届け日の7日前までに連絡しておくようにしましょう。
ヨラドッグフードは犬のアレルギー対策にいいの?
ヨラを利用することで、犬のアレルギーリスクを抑えることが可能です。犬のアレルゲンとなりやすい食物には、以下のようなものが挙げられます。
飼い犬がどの食物に対してアレルギー症状を起こしているのかわからない場合、こういった原材料を避け、できるだけ単一タンパク源のドッグフードを与えてみる方法が有効です。
昆虫が主原料のヨラは、当然肉類を一切使用していません。再発売となったヨラはグレインフリーとなり、とうもろこしも不使用となりました。
上記のような要素を大幅に避けられるドッグフードだというわけなんですね。
ただし、ヨラにはポテトが使われているので、これが原因になっている犬には合わせられません。
食物アレルギーに関してはこちらの記事も参考にしてくださいね。
ヨラドッグフードが地球環境にいいってどういうこと?
ヨラの大きな特徴の一つは地球環境に優しいドッグフードということ。
具体的には、家畜と昆虫を比べると飼育するのに必要な土地・餌・水の量がかなり違うということです。
昆虫・鶏・牛別に、タンパク質10kgを生産する場合に必要な「土地/温室効果ガスの排出量/水」を比較表にしてまとめました。
タンパク源 | 必要な土地(㎡) | 排出する 温室効果ガス(kg) |
必要な水(L) |
---|---|---|---|
昆虫 | 45 | 60 | 54,000 |
鶏 | 300 | 375 | 340,000 |
牛 | 2,100 | 1,500 | 1,120,000 |
このように、昆虫の飼育ではどの項目もかなり削減できることがわかります。
そのペットフードの原材料に牛や鶏ではなく昆虫を選ぶことで、地球の資源や地球温暖化の問題に貢献できることになるんですね。
ヨラドッグフードの1日あたりの給餌量はどれくらい?
ヨラの1日あたりの給与量は以下の表を目安にしてください。
体重(kg) | 1日あたりの給与量(g) 成犬(1歳~7歳) |
1日あたりの給与量(g) シニア犬(7歳~) |
---|---|---|
1~5 | 30~85 | 29~81 |
6~10 | 103~150 | 97~143 |
11~15 | 161~200 | 153~190 |
16~20 | 213~250 | 202~238 |
21~25 | 260~295 | 247~280 |
26~30 | 303~340 | 288~323 |
31~35 | 351~383 | 333~363 |
年齢を重ねたシニア犬には成犬よりやや量を減らす、といった具合ですね。
ただ、7歳を過ぎたからといって、どの犬も必要な栄養素がいきなり減るわけではありません。
犬種や活動量によってはむしろタンパク質を多く摂取した方がよい場合もあります。犬の体調やうんちの状態を確認しながら、判断していきましょう。
ヨラドッグフードのQ&A
ヨラドッグフードは子犬に与えてもいいの?
ヨラドッグフードの名前はどういう意味なの?
ヨラドッグフードまとめ
- 動物栄養管理士・昆虫食専門家によって開発されたレシピで安心。
- 昆虫はオランダの食用昆虫工場で飼育されたもので安全性を高めている。
- 食物アレルギーに配慮し、肉・魚・穀物は使っていない。
- 犬の健康にとって不要な香料・着色料は不使用。
- 家畜にありがちなホルモン剤や抗生剤投与の心配がなくて利用しやすい。
- 製造工場はFEDIAFの基準をクリアしていて品質管理を維持。
- トレーサビリティーが徹底されていて、何かあっても追跡可能。
- 公式サイトの定期コース利用なら最大20%オフ(4,681円)となって割安。
- 家畜ではなく昆虫を使っているため、地球の環境問題に貢献できる。
- ポテトが体質に合わない犬は不向き。
ヨラは、食物アレルギーに配慮されているドッグフードを探す飼い主さんに向いているなと感じました。
食物アレルギーに配慮し、肉・魚・小麦は不使用で、最近注目されている昆虫が採用されています。オランダの食用昆虫工場で飼育されたものを使っているので、安全面も安心です。
家畜ではなく昆虫だからこそ、飼育に必要な「土地/温室効果ガスの排出量/水」を減らすことができます。環境問題にも貢献できますね。
公式サイトの定期コースを利用すれば、最大20%オフとなり割安で購入できるのも良い点です。長く利用しやすい工夫もされています。
愛犬の体質にポテトが合わない場合は不向きですが、これといって気になるところがなければ一度合わせてみても良いでしょう。
ヨラドッグフードの基本情報
内容量 | 1.5kg |
価格(通常) | 5,852円 |
価格(定期) |
1袋購入
5,266円 (10%OFF) 2袋購入 3袋以上購入 |
販売会社 | 株式会社レティシアン |
公式サイト | https://www.yoradogfood.com/ |