兵庫県多可町では、獣害駆除された鹿の廃棄が課題となっています。その対策として作られたのが、地域課題解決型ドッグフードTASHIKA(タシカ)です。
公式サイトには「確かな品質」「確かな栄養」「確かな満足」と書かれていましたが、実際はどんなフードなのか購入して確かめてみました!
ここでは、TASHIKA(タシカ)の原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Aランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.1 |
栄養バランス | 4.0 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 4.3 |
コスト | 2.9 |
内容量 | 300g、1kg |
価格 | 935円(300g) 2,970円(1kg) ※公式サイト参考価格 |
価格/日 | 272円 |
価格/kg | 2,970円 |
カロリー/100g | 384kcal |
目的 | 一般食 |
主原材料 | ニホン鹿肉、かぼちゃ、さつまいも |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
当サイトは、TASHIKAをAランクと評価しました。
鹿肉の処理や調理法など細かい部分まで情報開示しているフードです。食材数が少ないにも関わらず、独自の調理法により優れた栄養価を実現しています。
また、人工香料・着色料・保存料をはじめとする添加物も使われていないため、手作り食の代用としても利用しやすい内容です。
これらのことから、高栄養価の食事を与えたい人・肉食寄りの食事を与えたい人に向いているでしょう。ただ、魚にアレルギーを抱えているなら注意が必要です。
一般食ではありますが、公式サイトにTASHIKAのみを与えて問題ないとの記載があり主食にもできます。
目次
実際にTASHIKA(タシカ)鹿肉ドッグフードを購入してみました!
実際に、TASHIKAの鹿肉フードを購入してみました。今回はお試しサイズの300gです。
裏面は上記画像のような感じで、ナチュラルな印象を受けます。
賞味期限はシール表記のようです。私が購入したものは約3ヶ月持ちます。
パッケージを開封してみると、お試し300gにもジッパーがありました。これなら、お出かけ用やトリーツ用としても便利そうです。
中を覗いてみると、ふんわりとお出汁の香りがします。それと、かぼちゃやさつまいもが入っているためか、甘い香りもしてきました。鹿特有のニオイはありません。
何粒が手に取ってみました。感触に油っこさはありません。サラッとしています。
粒の大きさを比較するため、1円玉硬貨と私がいつも愛犬に利用しているモグワン、それとTASHIKAを並べました。
TASHIKAの直径は約8mmでしょうか。長さはマチマチで、上記写真では大きめと小さめを選びました。モグワンとは形が違いますが、長いものが多い気はします。
小型犬に与えるなら、少し折ってあげても良いかもしれません。
TASHIKA(タシカ)ドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、TASHIKAの原材料と安全性についてです。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
粗たんぱく質 | 40%以上 | 粗灰分 | 6%以下 |
粗脂質 | 18%以上 | 水分 | 8%以下 |
粗繊維 | 3%以下 | 代謝エネルギー | 384kcal/100g |
TASHIKAにはこれといって気になる添加物がなく、安心して与えられるドッグフードだなと感じました。
一般食ですが、主食として使用できるとのこと。さらに「総合栄養食の基準値に不足しているのは亜鉛のみ」と具体的な記載があることにも好感が持てます。
サプリメントを使わずに、ここまでの栄養を揃えているのも良い点です。まずは、TASHIKAの取り組みと特徴を以下にまとめました!
- 原材料は国産を中心に、人間が口にしても問題ないものを多く使用。
- 良いお肉だけを厳選して-20℃で殺菌し、タンパクのムダな変質を防いでいる。
- 人工香料・着色料・保存料などは一切使っていない。
- 食品工場並みの自社精肉施設、食品を提供していた設備をできるだけ再利用し製造。
- 鹿肉を解体・販売するための処理施設は「食肉処理業(獣肉処理業)」「食品販売業」の営業許可に必要な設備基準を満たしている。
- 独自の低温・圧縮製法加工で手作り。
こういった特徴があります。原材料欄を見ると、食材数が少なく、名前を見てどんなものかわかるものが使われていました。
シンプルな材料で作っているからこそ、食物アレルギーを抱えている犬は利用しやすいと言えます。
ただ、魚の種類は「など」となっていました。魚類にアレルギーを抱える犬は注意した方が良いでしょう。
強いていうなら、食材の産地がもう少し具体的だと良いなとは思いますが、TASHIKAのこだわりを見る限り変なものではないと予想できます。
鹿肉に関しても詳しく記載があり、良いお肉だけを厳選して-20℃で殺菌。こうすることで、タンパクのムダな変質を防いでいます。
処理施設は「食肉処理業(獣肉処理業)」「食品販売業」の営業許可に必要な設備基準を満たしているんです。こういった情報を開示していないフードも多いので、安心できます。
さらに、独自の低温・圧縮製法加工で手作りなのも、他のドッグフードとはひと味違う点です。低温・圧縮製法だからこそ、素材の持つ栄養を損なわないように調理できるのでしょう。
それと、粗タンパク質40%以上・粗脂質18%以上と、全体的に栄養価が高めです。そのため、1日のエネルギー消費量が多い犬や少食な犬ほど向いていることがわかります。
- 1日の運動量が多く活動的な犬。
- 一度にたくさん食べられない少食な犬。
- 鶏肉や牛肉にアレルギーを抱えている犬。
- 人工香料・着色料など、添加物に敏感になっている犬。
- 肉食寄りの食事をさせたいと考える人。
- 高タンパクドッグフードを探している人。
- 変な原料のドッグフードを与えたくない人。
TASHIKAの原材料と安全性を調べてみて、安全とは言い難い添加物や気になる原材料のない良好なドッグフードだなと思いました。
鹿肉の処理方法や調理方法まで開示しているのも、消費者側に寄り添っています。
TASHIKA(タシカ)ドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ここからは、TASHIKAを愛犬に与えている飼い主さんの声をご紹介していきます。
TASHIKA(タシカ)ドッグフードの良い口コミ
TASHIKA(タシカ)ドッグフードの悪い口コミ
TASHIKA(タシカ)ドッグフードの口コミ・評判まとめ
TASHIKAの口コミを調査してみたところ、全体的には良い評判が多いと感じました。リピートしている飼い主さんは、健康を意識している人が大半のようです。
良い口コミには「よく食べる」「油っぽくなくて良い」といった声が多く見受けられ、食物アレルギーを抱える犬の飼い主さんの喜びの声もありました。
ですが、悪い口コミも一部にはあり「食べない」「粒が大きくて食べにくい」との声もあり、食べっぷりに関しては意見が分かれています。
小型犬の飼い主さんからは、粒サイズに関する口コミもありました。その犬の咀嚼力によっては、食べにくい場合もあるようです。
TASHIKAを選ぶなら、最初はお試しサイズの300gを選ぶのが良いでしょう。実際に食べてくれるか、体質に合うのかなど確認することができます。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | 935円(300g) 2,970円(1kg) |
- | 1,320円(300g) 3,630円(1kg) |
送料 | 770円〜 5,000円以上で無料 |
- | 店舗によって異なる |
どこでTASHIKAを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
TASHIKA(タシカ)ドッグフードは公式サイトが安い!
TASHIKAの価格を調査したところ、公式サイトが最も安いことがわかりました!Amazonはドライフード単品での取り扱いがなく、ジャーキーやトリーツのセットのみです。
ただ、公式サイトの通販は地域によって送料が変わります。お住まいの地域によっては楽天が安い場合もあるので、送料をよく確認するのがおすすめです。
TASHIKA(タシカ)ドッグフードの給餌量は1日どれくらい?
TASHIKAの給餌量はパッケージに記載されています。ですので、ここでは「子犬」「成犬」「老犬」の3つのライフステージに合った与え方や注意点をまとめてみました。
子犬の場合
子犬の場合は毎日成長するため、まめに体重を測って給餌量を確認するのが良いでしょう。月齢だけでは、栄養過多や栄養不足の原因となってしまうかもしれません。
与える回数は、生後10週まで1日分を4回ほど、生後3ヶ月過ぎたあたりからは、その犬の予想される体重の50%近くになるまで1日3回に分けるのがおすすめです。
生後5~6ヶ月頃からは1日2回程度にします。
成犬の場合
成犬の場合、15kgまでは体重の約1.2%、15kgからは約1%の給餌量が目安となります。
ただし、個体差や運動量によっても必要な量は変わるため、体重と照らし合わせながら調整するようにしましょう。
成犬は食餌と食餌の間隔が長くても問題ないので、回数は1日2回で大丈夫です。
老犬の場合
老犬の場合は、成犬に与える量より20~30%程減らした量が目安です。年齢によって消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎは内臓や消化器官に負担をかける可能性があります。
消化器への負担を軽くするためにも、餌の回数は1日2~3回に分けて与えるのが良いでしょう。
給餌量が合っているかはうんちを見るのがおすすめで、うんちが柔らかければ量を減らす、硬ければ量を増やすといったように調整してください。
TASHIKA(タシカ)ドッグフードのQ&A
TASHIKA(タシカ)ドッグフードにはキャットフードもある?
TASHIKA(タシカ)ドッグフードは主食として使える?
TASHIKA(タシカ)ドッグフードまとめ
- 原材料は国産を中心に、人間が口にしても問題ないものを多く使用していて安心。
- お肉は-20℃で殺菌し、タンパクのムダな変質を防ぎ有効成分を摂取できるよう工夫。
- 人工香料・着色料・保存料などは一切使わず、犬の体に優しい。
- 食品工場並みの自社精肉施設、食品を提供していた設備で製造し安全性を追求。
- 独自の低温・圧縮製法加工で手作りし、栄養を損なわないよう配慮。
- 高栄養価で、運動量が多い犬・少食の犬にもピッタリ。
- 300gのサイズがあり、実物で試すことができて便利。
- 獣害駆除された鹿の廃棄課題に対して、少なからず貢献できる。
- 魚類にアレルギーを抱える犬は注意が必要。
TASHIKAを購入調査してみて、品質や内容に安心できる良好なドッグフードだなと感じました。これなら、手作り食の代用としても使いやすいでしょう。
原材料は国産中心で、人間が口にしても問題ないものを多く使用。第一主原料のお肉は-20℃で殺菌し、タンパクのムダな変質を防いで有効成分を摂取できるよう工夫しています。
また、食品工場並みの自社精肉施設、食品を提供していた設備をできる限り再利用しているのもTASHIKAの特徴です。
さらに、鹿肉を解体・販売するための処理施設は「食肉処理業(獣肉処理業)」「食品販売業」の営業許可に必要な設備基準を満たしています。
それと、獣害駆除された鹿の廃棄課題に対して貢献できるという点も、TASHIKAならではのメリットです。
でも、魚にアレルギーを抱えている犬には注意してください。魚は「など」と記載されていて、どの種類が使われているか不明なためです。
とはいえ、全体を総合するとTASHIKAは犬の健康を大切にして作られているのが伝わります。気になる部分がなければ、一度愛犬に試してみたいフードです。
TASHIKA(タシカ)ドッグフードの基本情報
内容量 | 300g、1kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 935円(300g) 2,970円(1kg) ※公式サイト参考価格 |
製造販売者 | NPO法人cambio |
公式サイト | http://npo-cambio.org/tashika |