LBSカルチャー(乳酸菌、納豆菌、酵母菌の共棲発酵培養物)を配合したドッグフード「プロフェッショナルバランス」。
ここでは、プロフェッショナルバランスの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Dランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 3.1 |
栄養バランス | 4.3 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 2.9 |
コスト | 4.7 |
内容量 | 1kg、3kg、6kg ※スタンダードタイプ(1歳から成犬用)の場合 |
価格 | 1,595円(1kg) 3,456円(3kg) 6,156円(6kg) ※Amazon参考価格 |
価格/日 | 103円 |
価格/kg | 1,026円 |
カロリー/100g | 約350kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから) |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 子犬用(1歳まで)/成犬用(1歳から)/高齢犬用(7歳から) |
原産国 | 日本 |
当サイトは、プロフェッショナルバランスをDランクと評価しました。
これといって有害な化学合成物質が使われていない点は良いのですが、原材料の使い方や情報量の少なさに焦点を当てると良好なフードとは正直言い難い部分があります。
これなら、同じ会社のメディコートの方がいいと私は感じました。ただ、当サイトでE~Fランクと評価しているドッグフードよりはまだ安心だなと思いますね。
フードにそんなにお金をかけられない、でもなるべく変な原料を愛犬に与えたくないと考える人におすすめのドッグフードと言えます。
目次
実際にプロフェッショナルバランスドッグフードを購入してみました!
プロフェッショナルバランスの中身を確かめるべく、今回は「スタンダードタイプ(1歳から成犬用)」の1kgを購入してみました。
↑パッケージの裏はこんな感じ。
次に、袋を開封してみましょう。
プロフェッショナルバランスの1kgは500gずつ小分けになっています。
一度に全部開けなくていいので、小型犬や小食な犬を飼っている場合は助かりますね。
中を取り出すとこんな感じ。
中身が丸見えなので、日光や光が足らない場所に保管した方が良さそうですね。
フードの匂いは、ちょっとキツイかな?という印象を受けました。
でも全然気にならないレベル。穀物の匂いが強めで、決して嫌な感じではありません。
粒のサイズはどの位なのか、1円玉と私がいつも愛犬に与えているモグワンを一緒に並べました。
プロフェッショナルバランスの粒は約8〜10mmといったところでしょうか。大きすぎず、小さすぎずといった感じです。
他に超小粒タイプもあるので、このサイズでは食べづらそうな場合はそちらを選んでみるといいかもしれません。
プロフェッショナルバランスドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、プロフェッショナルバランスの原材料と安全性についてです。ここでは「スタンダードタイプ(1歳から成犬用)」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
タンパク質 | 24.0%以上 | 水分 | 10.0%以下 |
脂質 | 10.0%以上 | カルシウム | 0.9%以上 |
粗繊維 | 3.5%以下 | リン | 0.65%以上 |
粗灰分 | 8.5%以下 | 代謝エネルギー | 約350kcal/100g |
プロフェッショナルバランスは、これといって有害な化学合成物質が使われていません。
その辺りは高く評価できますが、残念ながら安価なペットフードにありがちな原材料の使い方が見られました。
まずは、以下にプロフェッショナルバランスの特徴をまとめてみたいと思います。
- 獣医師・ペット専門店・学術機関などの専門家が開発に携わっている。
- NIRSを使用して入庫される主な原材料の栄養成分をチェック。
- LBSカルチャー(乳酸菌・納豆菌・酵母菌の共棲発酵培養物)を配合。
- 自然な色を大切にした無着色。
- 研究開発センターと生産拠点の工場はISO22000を取得。
- 国内工場で生産。
プロフェッショナルバランスを製造するペットラインの公式サイトを見ると「原料は五感検査・栄養成分検査を行い、問題がないと判断されたもののみ使用」とあります。
産地については何も言及されていませんでしたが、ペットライン独自の基準で原材料をチェックし、クリアしたもののみをフードに使用しているようです。
ただ、結構肝心な情報が抜けているんですね。
食の安全性にこだわる私からすると、穀類は非遺伝子組み換え作物なのか?中国産の原料は使っているのか?といったことはきちんと知っておきたいものです。
ここ最近は、素材の産地をはじめ、畜産動物の飼育環境や作物の栽培環境もきちんと公開しているドッグフードが増えてきていることもあり気になります。
その辺りを気にしない人にとっては問題ではないのでしょうけど、愛犬にはできるだけ素材のわかるフードを食べさせたいと考える人には向かないドッグフードです。
- 特定のタンパク源にアレルギーがある犬(アレルゲンケア&pHコントロール)。
- 愛犬のお腹の健康や免疫力低下が気になる人。
- 比較的安いフードで愛犬の健康をサポートしたい人。
プロフェッショナルバランスは、なるべく変な原料を避けられるし価格も抑えやすいドッグフードだと思いました。
情報不足は気になるものの、価格面を重視したい場合は向いているでしょう。
プロフェッショナルバランスドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
プロフェッショナルバランスを実際に与えている飼い主さんはどう感じたのか?口コミ・評判を集めてみました。以下にご紹介しますね。
プロフェッショナルバランスドッグフードの良い口コミ
プロフェッショナルバランスドッグフードの悪い口コミ
プロフェッショナルバランスドッグフードの口コミ・評判まとめ
プロフェッショナルバランスの口コミを調査したところ、全体的に評判の良いドッグフードなんだなと思いました。
「何か良い変化が出た」といった改善系の口コミはとくにありませんでしたが「よく食べるようになった」等の食いつきに関する喜びの声がとても多かったように感じます。
あとは「うんちが臭くない」といった声も多かったですね。
その一方で、プロフェッショナルバランスにマイナス評価をしている飼い主さんも一定数いました。中でも多かったのは「品質に不安が残る」「食べない」といった声。
プロフェッショナルバランスは原材料についての情報があまりにも薄いので、安全性を重視する飼い主さんからはやや不満の声もあがっていました。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | - | 1,595円(1kg) 3,456円(3kg) 6,156円(6kg) |
1,512円(1kg) 3,456円(3kg) 6,156円(6kg) |
送料 | - | 2,000円以上で無料 | 店舗により異なる |
どこでプロフェッショナルバランスを買うのがもっとも安いのか?公式サイトと大手通販サイトであるAmazon・楽天を比較してみました。
プロフェッショナルバランスドッグフードの価格はAmazonも楽天も同じ!
調査した結果、プロフェッショナルバランスの価格はAmazonも楽天もほぼ同じであることがわかりました。公式サイトでの販売はありません。
プロフェッショナルバランスドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | プロフェッショナルバランス(スタンダードタイプ(1歳から成犬用)) |
---|---|---|
主原料 | 穀類(とうもろこし・コーングルテンミール)・肉類(ミートミール・チキンミール・チキンレバーパウダー) | |
穀物 | 穀類(とうもろこし・コーングルテンミール) | |
タンパク質 | 24%以上 | |
脂質 | 10%以上 | |
代謝エネルギー(100gあたり) | 約350kcal | |
内容量 | 1kg、3kg、6kg | |
価格 | 1,595円(1kg) 3,456円(3kg) 6,156円(6kg) |
|
当サイト評価 | Dランク |
私がいつも愛犬に与えているモグワンとプロフェッショナルバランスには、どのような違いがあるのかを比較してみました。
モグワンとプロフェッショナルバランスは、それぞれ特徴が異なるので一概に「どちらがおすすめ!」とこの場で断言することはできません。
使い分けとしては、1日の運動量が多くてアクティブな犬であればモグワンを、とくにそうじゃないようであればプロフェッショナルバランスくらいの栄養バランスが丁度良いでしょう。
あと、モグワンは穀物の代わりにイモ類を炭水化物として使用しています。そのため、穀物アレルギーが気になる場合はモグワンを検討してみるのもいいかもしれません。
どんなドッグフードもそうですが、犬の健康状態・生理状態・ライフスタイル・食材との相性によってどれが最適かは変わります。
あまりランキングや評価などに惑わされず、まずは愛犬が今どんな状態なのかをよく知ることから始めてみましょう。
プロフェッショナルバランスドッグフードの種類と特徴について
プロフェッショナルバランスには「スタンダードタイプ」「超小粒タイプ」「パウチタイプ」「アレルゲンケア&pHコントロール」の4つのラインナップがあります。
中でも、今回ピックアップした「スタンダードタイプ」と「超小粒タイプ」は種類が共通しているんです。その共通する5種類を以下にまとめました。
- 1歳まで子いぬ用
- 1歳から成犬用
- 7歳から高齢犬用
- 1歳から成犬用ライト(低脂肪・低カロリー)
- 腎臓・心臓の健康維持
商品名に「〇歳まで」「〇歳から」とありますが、どんなドッグフードも記載されている年齢はあくまでも目安です。
すべての犬が1歳から成犬になるわけではありませんし、すべての犬が7歳から高齢犬になるわけでもありません。あくまでも目安の1つとして捉えることが大事です。
ちなみに、ある程度成長が止まった子犬であれば、1歳未満でも成犬用への切り替えを検討しても良いでしょう。
いつまでも子犬用を食べさせているとカロリー過多となり、肥満や栄養過多の原因となり兼ねないので十分に注意が必要です。
それと、プロフェッショナルバランスはさほど気になりませんが、一部の高齢犬用ドッグフードはタンパク質がかなり低めに設定されている場合もあります。
腎臓病だったり活動量が極端に減ったシニア犬には低タンパク食が適していますが、健康で散歩・運動がたくさんできるシニア犬なら無理に高齢犬用へ変えなくても良いと思いますね。
いきなり低タンパク食へ切り替えると、筋力が衰えて老化を促進させてしまう可能性もあるためです。
今の愛犬にどれが適しているのか迷ったら、獣医師に相談した上で決めるのが無難でしょう。
プロフェッショナルバランスドッグフードのQ&A
プロフェッショナルバランスドッグフードの取扱店や販売店は?
プロフェッショナルバランスドッグフードまとめ
- 有害な化学物質は使われていない。
- 主な原料の栄養成分はNIRSを使ってチェックしている。
- LBSカルチャー配合でお腹の調子をサポート。
- ライフステージ別で選びたい場合には利用しやすい。
- 500gの小分けになっていて、消費量が少ない家庭は便利。
- 安価なペットフードにありがちな原材料の使い方がされていたのが残念。
- 原材料の使い方や情報量の少なさには、良好なフードとは言い難い部分もある。
- 犬の体質に穀類が合わない場合は控えた方が無難。
気になる有害物質が使われていない点は、プロフェッショナルバランスを高く評価できるところだなと感じます。
ですが、原料の使い方や原料に関する情報が少ない点については、私が思う良好なドッグフードとは離れている部分がありました。
動物性油脂という曖昧な表記の原料があったのも気になります。また、原料は遺伝子組み換え作物なのか?原産地はどこなのか?などの情報が不明確なのが残念に思いますね。
アレルゲンとなりやすいコーンが第一主原料として使われているため、食物アレルギーが気になる場合は少量から様子を見て与えるのが良いでしょう。
当サイトでE~Fランクのドッグフードよりはまだ安心な印象ですが、食の安全性にこだわる私からすると、きちんと素材のわかるフードを食べさせたいなと再認識しました。
プロフェッショナルバランスドッグフードの基本情報
内容量 | 1kg、3kg、6kg ※スタンダードタイプ(1歳から成犬用)の場合 |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,595円(1kg) 3,456円(3kg) 6,156円(6kg) ※Amazon参考価格 |
販売会社 | ペットライン株式会社 |
公式サイト | https://www.petline.co.jp/pb |