プレミアムフードや手作りサポート食などを販売するPOCHIが開発した「POCHIザ・ドッグフード」。
ベーシックシリーズ・エイジングケアシリーズの他に食事療法食など味違いも含め、ドライフードのみでも全11種類のフードがあります。
何かをトッピングする前提で栄養バランスが調整されており、手作り食を意識する飼い主さんからも高く評価されている人気のドッグフードです。
ここでは、そんなPOCHIザ・ドッグフードの原材料や安全性などを評価していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Aランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.4 |
栄養バランス | 4.3 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 4.6 |
コスト | 4.5 |
内容量 | 1kg、3kg ※ベーシックシリーズ3種共通 |
価格 | 1,750円(1kg) 4,750円(3kg) ※楽天参考価格 |
価格/日 | 177円 |
価格/kg | 1,583円 |
カロリー/100g | 315kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | サーモン生肉、フィッシュペプチド、ソラ豆 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | オランダ |
当サイトは、POCHIザ・ドッグフードをAランクと評価しました。
公式サイトの「POCHIザ・ドッグフードの開発ストーリー」を隅々まで読むと分かるのですが、かゆいところに手が届く!まさにそんなフードです。
使う食材と調理の仕方へのこだわりも感じられますし、最近の飼い主さんの傾向もしっかりと掴んでトッピングご飯ができるよう栄養バランスが細かく調整されています。
また、開発ストーリーの中で、自社のドッグフードについてネガティブなことまで(ほぼ)すべてを赤裸々に語ってくれているのはPOCHIぐらいでしょう。
フード自体とメーカーともに非常に信頼できるドッグフードです。
目次
実際にPOCHIザ・ドッグフードを購入してみました!
どんなドッグフードなのか確かめるため、POCHIザ・ドッグフードの「ワイルドサーモン」のお試しサンプル50gを購入しました!
サンプルの小さい袋ながら、裏面にはしっかり必要事項が記載されています。
袋を開けてみると、サーモン系の香りがふんわりと漂ってきました。香りの強さはまずまずで、ドッグフード特有のツンとくるようなニオイはありません。
いくつか手に取り出してみたところ、油っこい感触はほとんどなかったです。少し油が残りましたが、気にならない程度でした。
粒の大きさを確認するため、1円玉と私が普段愛犬のために用意しているモグワン、そしてPOCHIザ・ドッグフードを並べました。
モグワンは小粒ですが、POCHIザ・ドッグフードはさらに小さめです。コイン型のタイプで、直径約6〜8mmといったところでしょうか。厚さもそこそこです。
これなら、口のサイズが小さめの犬種でもスムーズに食べられるでしょう。
POCHIザ・ドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、POCHIザ・ドッグフードの原材料と安全性についてです。
ここでは、今回私が選んだベーシックシリーズの「ワイルドサーモン」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
POCHIザ・ドッグフードには、特に危険な原料はありませんでした。
タンパク質 | 30%以上 | 水分 | 10%以下 |
脂質 | 10%以上 | EPA | 2.5g/kg |
粗繊維 | 7.4%以下 | DHA | 4.5g/kg |
灰分 | 7%以下 | 代謝エネルギー | 315kcal/100g |
POCHIザ・ドッグフードの定番品「3種のポルトリー」の発売後に開発されたのが「ワイルドサーモン」です。
POCHIザ・ドッグフードのウリでもある「トッピングご飯」を作れるようにと、ワイルドサーモンもタンパク質30%・脂質10%・カロリー315kcalに仕上げられています。
私もそうですが、最近はドライフードに何かをプラスする「トッピング」が当たり前になりつつありますよね。トッピングを意識するなら、このフードは非常に扱いやすいと思います。
また、遺伝子組み換え食品・中国産原料・ミートミール・化学的な保存料や着色料などは一切使われていません。お肉や魚はすべて生100%です。
使用しているサーモンについて調べましたが、人間用として飼育したものでホルモン剤等の薬剤の心配もありません(POCHIに確認済)。
そして、ワイルドサーモンを含め、ほかの種類もすべてポテトフリー・グレインフリーになっています。アレルギーが気になる犬にも使いやすいですよね。
POCHIザ・ドッグフードは内容が本当にしっかりしているのに、価格が高すぎないところがすごく魅力的なんですよね。はっきり言って、コスパ最高です。
トッピングする時と忙しくてトッピングできない時の両方を考量して栄養バランスが調整されています。このような総合栄養食は他にほとんどありません。
どれも脂質やカロリーが高い、あるいはタンパク質が異様に高いドライフードばかりなので、POCHIザ・ドッグフードはまさにかゆいとろこに手が届くそんな商品と言えます。
- 穀物・グルテンアレルギーのある犬。
- 関節トラブルを抱えやすい犬種の成犬(エイジングケアシリーズ)。
- ドライフードによくトッピングをする人。
- コスパのいいドッグフードを探している人。
- いくつかの種類をローテーションで使いたい人。
- ドッグフードの安全性にこだわりを持っている人。
POCHIザ・ドッグフードの原材料と安全性を調査したところ、とても信頼できる内容だなと感じました。
中でも、トッピングや手作り食を意識している飼い主さんは、とても便利に利用できるでしょう。
POCHIザ・ドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
POCHIザ・ドッグフードを愛犬に与えている飼い主さんはどう感じたのか?口コミや評判を集めてみました。
POCHIザ・ドッグフードの良い口コミ
POCHIザ・ドッグフードの悪い口コミ
POCHIザ・ドッグフードの口コミ・評判まとめ
POCHIザ・ドッグフードの口コミをいろいろ見ていたのですが、どちらかというと「3種のポルトリー」が人気でネガティブな口コミも少ないですね。
「ワイルドサーモン」と「ラム+エイジングケア」は、合わない子には本当に合わないんだというのが口コミを見ていてわかるほどです。
「ワイルドサーモン」に関してはうんちが黒くなる「ラム+エイジングケア」に関しては下痢になったという声もありました。
もちろん好意的な声の方が圧倒的に多いのですが、これから購入する人は評価の低い口コミもしっかり見ておいた方がいいと思います。
ちなみに、ラムはお腹の弱い子(消化機能が悪い子)にはあまりおすすめできないタンパク源です。
ラム肉自体が消化に少し時間がかかるタンパク源なので、消化不良を起こしやすい犬には「3種のポルトリー」や「ワイルドサーモン」あたりを選んでおいた方がいいでしょう。
POCHIザ・ドッグフードの口コミを参考にする時は、POCHIの公式サイトか楽天がおすすめです。Amazonは参考になる口コミがほとんどありません。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回お試し | - | ||
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | |||
送料 | 660円 ※初回/3,300円以上は無料 |
2,000円以上は無料 | 店舗により異なる |
どこでPOCHIザ・ドッグフードを買うのがもっとも安いのか?公式サイト(POCHI)を基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
POCHIザ・ドッグフードの本体価格はどこも同じ!
調査した結果、POCHIザ・ドッグフード本体の価格はどこも同じであることがわかりました。そのため、どこで買った方がお得なのかは人によって変わります。
ただ、AmazonにはPOCHIザ・ドッグフードのトライアルセットの取り扱いがないんです。初めてのフードを愛犬に試すなら、まずサンプルを利用したいと考える人も多いと思います。
そこを踏まえるとトライアルセットの取り扱いがある公式サイトや楽天を利用した方が無難でしょう。
POCHIザ・ドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | POCHI ザ・ドッグフード (ワイルドサーモン) |
---|---|---|
主原料 | サーモン生肉 フィッシュペプチド ソラ豆 スイートポテト |
|
穀物 | グレインフリー | |
タンパク質 | 30%以上 | |
脂質 | 10%以上 | |
代謝エネルギー (100gあたり) |
315kcal | |
内容量 | 1kg 3kg |
|
価格 | ||
当サイト評価 | Aランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとPOCHIザ・ドッグフードには、どのような違いがあるのかを比較してみました。
それぞれ人間用の質の良い食材を使っている点、アレルギーに配慮して穀物やグルテンを含まない点は共通です。
でも、コンセプトやフードの特徴が異なるので「〇〇の方がおすすめ!」といった判断をすることはできません。
ざっくばらんに違いを述べるとするならば、POCHIザ・ドッグフードの方がモグワンよりも低カロリーでヘルシーです。
POCHIザ・ドッグフードは「トッピングをする前提」で作られているので、どの種類も脂質やカロリーが抑えられています。
また、POCHIザ・ドッグフードは種類ごとにタンパク源を分けていますが、モグワンはチキンとサーモンを併用しているんです。
鶏肉を好まない犬もいますから、そういった場合はサーモンやラムをメインにした種類も取り揃えているPOCHIザ・ドッグフードのような商品が適しているでしょう。
このように、それぞれ使っている食材がだいぶ異なります。
どちらを選ぶかは、評価や口コミだけで判断するのではなく、必ず愛犬の体質や健康状態をよく観察した上で決めるようにして下さい。
POCHIザ・ドッグフードの種類と特徴について
POCHIザ・ドッグフードのベーシックシリーズには全部で3種類のフード(総合栄養食)があります。それぞれの特徴などを簡単にまとめてみました。
商品名 | 特徴 |
---|---|
3種の ポルトリー |
POCHIで初めて誕生したオリジナルフード。 3種のポルトリー(チキン生肉・ターキー生肉・ダック生肉)を使用。 鶏肉好きな犬・活動量の多い犬・筋肉をつけたい犬などにおすすめ。 |
ワイルド サーモン |
サーモン生肉をたっぷり使用したフード。 家禽肉や獣肉が体質に合わない犬・皮膚・被毛トラブルを抱えやすい犬などにとくにおすすめ。 |
ラム | 動物性タンパク源としてラム生肉がたっぷり使われている。 アレルギーが気になる犬・消化器官が丈夫な犬におすすめ。 |
そして、3種類のドッグフードに共通している特徴を以下にまとめました。
- 人間用の食品と同等基準の原料を使用。
- ミートミールフリー(肉粉不使用)=すべて生肉・生魚を使用
- グレインフリー(穀物不使用)=代わりにイモ類や豆類を使用
- グルテンフリー
- ポテトフリー
- GMOフリー(遺伝子組み換え食品不使用)
- 中国産原料不使用
- 体に悪い化学合成物質フリー
これらの特徴があり、3種類ともトッピングすることを前提に栄養バランスが調整されています。
また、エイジングケアシリーズにも、3種のポルトリー・ワイルドサーモン・ラムの3種類が揃います。
エイジングケアシリーズは健康ケアを考え、11の観点から関節ケアや免疫力維持に良い成分などがバランスよく配合されているのが特徴です。
3種のポルトリーは、ほかに中型犬・大型犬用のミディアムラージ粒も販売されています。
POCHIザ・ドッグフードのQ&A
POCHIザ・ドッグフードにはお試しサンプルってあるの?
トライアルセットは「ベーシックシリーズ」と「エイジングケアトライアルセット」の2種類です。
POCHIザ・ドッグフードが50gずつ3種類+ガムやトートバッグなどが入っているお得なセットです。1人1回限りの注文となります。
試してみたい人は、公式サイト(POCHI)か楽天を利用しましょう。
POCHIザ・ドッグフードにはどんなおやつがあるの?
ふだん良いおやつがなかなか見つからない場合は、ぜひ一度POCHIを覗かれてみるといいかもしれません。
POCHIザ・ドッグフードは、2021年のリニューアルで何が変わったの?
そして「βグルカン」「サーモン油」が配合されています。
さらに、ブレンドハーブ追加と低GIのスイートポテトを採用しポテトフリーにもなりました。これらが変更された点です。
POCHIザ・ドッグフードに異物混入があったって本当?
すでに十分な対策をされているからだとは思いますが、どんな再発防止策を行っているのか消費者側からは全く見えないです。
なので、できれば公式サイトで詳細を確認できた方が良いなとは感じますね。
POCHIザ・ドッグフードまとめ
- 主原料のサーモンは人間用として飼育したもので、ホルモン剤の心配もなく安心。
- 生肉を使用し、自然な食材の香りで食いつきの良さを追求。
- 緑イ貝・βグルカンを配合し、関節のアクティブさと免疫維持をサポート。
- 犬の健康にとって必要のない、化学的な保存料・着色料など不使用。
- グルテン・グレイン・ポテトフリーで、これらにアレルギーがある犬に配慮。
- 衛生管理の厳しい工場で製造し、安全性を確立。
- トッピングしやすいよう、低カロリー・低脂肪に調整されている。
- 同じシリーズで栄養価がほぼ揃えられていて、ローテーションしやすい。
- 品質が良いのに、価格が良心的でコスパが良い。
- ハーブ類が体質に合わない場合は注意が必要。
POCHIザ・ドッグフードは、原料や栄養バランスにこだわっていて安心できるなと感じました。とくに、トッピングや手作り食を意識している人に向いているでしょう。
主原料のサーモンには人間用の生肉を使い、ホルモン剤の心配もなく品質が高いです。グルテン・グレイン・ポテトフリーで、これらにアレルギーがある場合にも利用しやすいですね。
工場も衛生管理を厳しく徹底しており、安全性の面でも安心です。この時点で、品質や安全性にこだわり、製造に関する情報を開示しようという姿勢が伝わります。
そして、品質が高いことに比べて、価格は良心的だなとも思います。内容がしっかりしていて、かゆいところに手が届くようなフードです。
でも、ハーブ類が体質に合わない場合は注意してください。POCHIザ・ドッグフードにはサンプルがあるので、健全な犬であっても本商品を購入する前に試すのが無難です。
また、2020年に異物混入が発生しましたが、その後「再発している」という話は聞こえてこないため、しっかりとした防止策が講じられているのだと思います。
トッピング前提なだけに、他とは違う良さがあるフードです。取り立てて気になる部分もなく、犬の健康を一番に考えているところにも好感が持てました。
POCHIザ・ドッグフードの基本情報
内容量 | 1kg、3kg ※ベーシックシリーズ3種共通 |
初回お試し価格 | 500円(5点セット) |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,750円(1kg) 4,750円(3kg) ※楽天参考価格 |
販売会社 | マーケティングパートナー株式会社(POCHI TOKYO) |
公式サイト | https://www.pochi.co.jp/ |