PAL&Iはペット用の消臭剤やシャンプーなどを展開する、イルミルド株式会社のブランドです。そんなPAL&Iには、2022年1月に発売されたドッグフードもあります。
「プレミアムドッグフード」とのことですが、実際はどうなのか?実物を購入して、粒の香りやサイズなどを確かめてみました。
ここでは、PAL&Iの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.6 |
栄養バランス | 3.8 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 3.8 |
コスト | 3.0 |
内容量 | 1kg |
価格 | 2,736円 ※Amazon参考価格 |
価格/日 | 270円 |
価格/kg | 2,736円 |
カロリー/100g | 357kcal |
目的 | 一般食 |
主原材料 | 鶏肉、大麦、玄米、鰹節、ビール酵母、大麦ぬか |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 成犬用 |
原産国 | 日本 |
当サイトは、PAL&IをBランクと評価しました。
食材は人間が食べられる品質で小麦粉・小麦グルテン不使用、さらにノンオイルコーティングと犬の健康が考えられていることがわかる内容です。
また、小麦粉・小麦グルテンはもちろん、香料・着色料・保存料・合成酸化防止剤不使用という点からも、安心して与えられるドッグフードだと感じました。
ですが、穀物や野菜にポストハーベストの心配はないのか、トレーサビリティーは確保されているのかなどもわかれば、今より安心感が増えます。
もう少し、情報開示が徹底されたら良いのになと思いました。なお、一般食なのでPAL&Iで補えない栄養はプラスする必要があります。
目次
実際にPAL&I(パルアンドアイ)ドッグフードを購入してみました!
それでは、実際に購入したPAL&Iを見ていきたいと思います!中央に「ザ・プレミアムドッグフード」と書かれているだけあって、ゴールドのパッケージが高級な印象です。
裏面は上記写真のような感じで、フードの特徴が細かく書いてありました。販売会社の公式サイトにはほぼ情報がなかったのですが、商品自体に記載する方針のようです。
賞味期限は下側中央にありました。販売者の欄には「イルミルド製薬株式会社」と書かれていますが、2022年12月1日から「イルミルド株式会社」に社名変更されています。
さっそく開封してみたところ、袋にはジッパーがついていました。開けた瞬間の香りは強すぎず、油っぽいイヤな感じもありません。お肉というより、鰹節と穀物の香りがします。
いくつか手に取ってみると、ベタつきもなくサラッとした粒です。
粒の大きさを比較するため、1円玉硬貨と私がいつも愛犬に利用しているモグワン、PAL&Iを並べました。
小判型のPAL&Iは一番長い横幅が約10×縦は約7mm。厚さもモグワンとそう変わらないので、小粒と呼べるサイズでしょう。
PAL&I(パルアンドアイ)ドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、PAL&Iの原材料と安全性についてです。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。PAL&Iには、特に危険な原料はありませんでした。
タンパク質 | 18.0%以上 | カルシウム | 0.91%(乾物) |
脂質 | 9.7%以上 | リン | 0.64%(乾物) |
粗繊維 | 1.1%以下 | ナトリウム | 0.12%(乾物) |
灰分 | 4.4%以下 | マグネシウム | 0.12%(乾物) |
水分 | 10.0%以下 | 代謝エネルギー (ME) |
357kcal/100g |
PAL&Iを調査してみたところ、特筆すべき気になる部分のない良好なドッグフードだなと感じました。ですが、公式サイトにPAL&Iの情報がほぼない点はやや引っかかります。
商品本体と通販サイトの商品ページに記載された情報をもとに、わかった特徴を以下にまとめてみました。
- 人間が食べられる品質の食材を厳選。
- 穀物・野菜は国内産、鶏肉は九州産の若どり生肉を贅沢に使用。
- 小麦粉・小麦グルテン不使用で食物アレルギーに配慮。
- 香料・着色料・保存料・合成酸化防止剤は使っていない。
- ノンオイルコーティングで犬の体に優しい。
- 食品工場会社が運営するペットフード工場で製造し、食品レベルの品質管理を実現。
- 窒素ガス充填包装で、フードの酸化を抑えられるよう工夫。
- 全成分を表示して情報開示に努めている。
PAL&Iは上記のようなこだわりを持っています。まず注目したいのは、人間が食べられる品質の食材を使っているところです。食材の品質を記載している点にも好感が持てます。
また、穀物や野菜は国内産で鶏肉も九州産の若どりを使用と、基本的に日本のものを使っているんです。工場も日本なので、国産のドッグフードを探している人にはピッタリでしょう。
穀物不使用のグレインフリードッグフードは増えてきていますが、PAL&Iはあえて穀物を8種使っているのも特徴です。でも、愛犬の体質に穀物が合わないようなら注意してください。
さらに、ノンオイルコーティングなのもポイントです。実際に、私が粒に触れた時にも変な油っぽさや油クサさがありませんでした。
風味付けをオイルコーティングに頼っていないのも、犬の体にとって優しいところです。どちらかというと肉ではなく、鰹節の香りで食いつきアップの工夫をしています。
ただ、PAL&Iは一般食です。この商品のみで主食とするのではなく、足りない栄養をプラスしてあげる必要があります。この点には気をつけましょう。
それと、全成分を表示して情報開示に努めているのはとても良い心がけだと思いますが、販売会社のサイトにPAL&Iの情報がないのは少し気になりました。
というのも、穀物や野菜にポストハーベストの心配はないのか、トレーサビリティーは確保されているのかなど、もう一歩踏み込んだ情報を知りたいなと感じたためです。
商品本体と通販サイトの商品ページにはこれらについて言及されていなかったので、これらの詳細がわかれば、今よりもっと安心して利用できるのになと思います。
- 室内で過ごすことが多い犬。
- お腹の調子が安定しない犬。
- 穀物を問題なく食べられる犬。
- 小麦グルテンにアレルギーを抱える犬。
- 添加物をできる限り避けたい人。
- 国産のドッグフードを探している人。
- 安全性の高い市販ドッグフードを選びたい人。
今回、PAL&Iを購入し調査してみて、良好なドッグフードだなと判断しました。
穀物や野菜のポストハーベストやトレーサビリティーの確保について不明なのはやや気になるものの、高品質な原材料を使い注意したい添加物がないのは安心できます。
上記に当てはまるなら、一度試してみても良いでしょう。
PAL&I(パルアンドアイ)ドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
ここからは、実際にPAL&Iを愛犬に与えている飼い主さんたちの声をご紹介します。
PAL&I(パルアンドアイ)ドッグフードの良い口コミ
PAL&I(パルアンドアイ)ドッグフードの悪い口コミ
PAL&I(パルアンドアイ)ドッグフードの口コミ・評判まとめ
PAL&Iの口コミを調査してみて、全体的に良い評判の件数が多いなと感じました。良くも悪くも、食いつきに関連する内容が目立っていましたね。
良い口コミには「食いつきが良い」「内容に安心できる」「体質に合っていた」といった声が多くありました。健康維持を意識している飼い主さんが多い感じがします。
とはいえ、悪い口コミもゼロではなくて「粒が大きかった(小型犬)」「食べない」「価格が高い」との声も見受けられました。
粒のサイズとしては小粒だと思いますが、小型犬だと食べにくい場合もあるようです。また、食いつきが良いとの声があった一方、食べないという声も一定数ありました。
価格については人によって感じ方が違うかなと思います。品質や内容に対する考え方にもよるでしょう。
PAL&Iの口コミは、総合すると肯定的なものが多く評判が良いと言えると思います。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | - | 2,736円 | 3,580円 |
送料 | - | 2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでPAL&Iを買うのがもっとも安いのか?公式サイトと大手通販サイトのAmazon・楽天の価格を比較してみました。
PAL&I(パルアンドアイ)ドッグフードはAmazonが安い!
PAL&Iの価格を調査したところ、Amazonが最も安いことがわかりました。公式サイトでの販売はありません。
ただ、楽天にはショップのメルマガによって割引になるものもあったため、検討時は見て周るのが良いでしょう。
PAL&I(パルアンドアイ)ドッグフードの給餌量は?
PAL&Iの給餌量はパッケージに記載されているので、ここではそれぞれのライフステージに合った与え方や注意点をまとめてみました。
成犬の場合
成犬の場合、15kgまでは体重の約1.2%、15kgからは約1%の給餌量が目安となります。
そうはいっても、犬の個体差や運動量で大幅に変わるため、体重と照らし合わせながら調整してみてください。
ちなみに、犬は食餌と食餌の間隔が長くても大丈夫なので、1日に与える回数は2回で良いでしょう。
老犬の場合
老犬の場合は、成犬に与える量より約20~30%少ない量が目安となります。加齢によって消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎてしまうと内臓や消化器官に負担をかけがちです。
消化器への負担を軽くするためにも、与える回数を1日2~3回に分けるのがおすすめですよ。
PAL&I(パルアンドアイ)ドッグフードのQ&A
PAL&Iドッグフードは子犬に与えられますか?
PAL&Iドッグフードの保管方法は?
PAL&I(パルアンドアイ)ドッグフードまとめ
- 人間が食べられる品質の食材を使っていて安心。
- 穀物・野菜は国内産、鶏肉は九州産の若どり生肉を使い安全性を高めている。
- 小麦粉・小麦グルテンは使わず、食物アレルギーに配慮。
- 犬の健康にとって不要な、香料・着色料・保存料・合成酸化防止剤不使用。
- ノンオイルコーティングで犬の体に優しい。
- 品質管理を徹底するため、食品工場会社が運営するペットフード工場で製造。
- ポストハーベストやトレーサビリティーなどの記載があれば一層良かった。
- 一般食なので、足りない栄養をプラスしてあげる必要がある。
- 穀物が体質に合わない犬に与える際は注意が必要。
PAL&Iを実際に購入調査してみて、食材の品質や犬の健康を大切にしているのが見てとれるドッグフードだなと感じました。
食材は人間が食べられる品質で、穀物・野菜は国内産です。さらに、第一主原料の鶏肉は九州産の若どり生肉を使っています。
食材の品質に妥協せず、そのうえで情報開示も行う姿勢は良い点です。
それだけではなく、小麦粉・小麦グルテンのほか、香料・着色料・保存料・合成酸化防止剤不使用で、犬の健康維持が考えられています。
ただ、穀物・野菜にポストハーベストの心配がないか、トレーサビリティーは確保されているかなどの記載もあれば、一層良いのになと思いました。
販売会社の公式サイトに、ドッグフードに関する情報がないのも少し気になります。もう少し踏み込んだ情報があると、PAL&Iに対する見方も変わるでしょう。
また、大麦・玄米をはじめとする、あわ・きび・ひえなど、8種の穀物を使用しています。これらが体質に合わない犬に与える際は原材料欄を最後まで確認した方が安心です。
それと、一般食なので足りない栄養はプラスしてあげる必要があります。情報が薄いところはやや引っかかるものの、全体的に見ると安心して与えられるドッグフードだと思いました。
PAL&I(パルアンドアイ)ドッグフードの基本情報
内容量 | 1kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 2,736円 ※Amazon参考価格 |
販売会社 | イルミルド株式会社 |
公式サイト | https://elumild.com |