透明性をキーワードに、どんな食材が使われているのか開示することを徹底しているのが「OPEN FARM(オープンファーム)」です。
商品名そのままのとおり、パッケージのロット番号から全食材の産地がわかる仕組みになっています。また、動物福祉に力を入れていることも特徴です。
そんなオープンファームはどんな商品なのかを見るべく「ターキー&チキンレシピ」の実物を購入し、確認してみました。
ここでは、オープンファームの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Aランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.6 |
栄養バランス | 4.3 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 4.6 |
コスト | 1.7 |
内容量 | 1.81kg、4.98kg |
価格 |
7,370円(1.81kg) 16,170円(4.98kg) ※「ターキー&チキンレシピ」のAmazon参考価格 |
価格/日 | 317円 |
価格/kg | 3,247円 |
カロリー/100g | 360kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 七面鳥肉、鶏肉、白身魚粉、ポテト |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | アメリカ |
当サイトは、オープンファームをAランクと評価しました。
七面鳥や牛といった家畜は、放し飼いで人道的に育てられており、抗生物質は一切使われていません。一部は成長ホルモンも不使用です。
安全とは言い難い添加物も見られませんでした。これだけでも、安全性や品質を重視して作られているのがわかります。
さらに、パッケージのロット番号から、全原材料の産地がわかるのも素晴らしい仕組みだなと感じました。情報開示を徹底し、安心して与えられるよう配慮されています。
とくに、愛犬に高品質な食事を選びたい人、高栄養価な食事を与えたい人は、他ドッグフードには見られないメリットが感じられるでしょう。
目次
実際に犬用オープンファームドッグフードを購入してみました!
では、私が実際に購入した犬用のオープンファームを見ていきましょう。今回は「ターキー&チキンレシピ」1.81kgを選びました。
裏面は上記画像のような感じで、日本語の説明シールが貼ってあります。
賞味期限は「BEST BY」に続く部分です。
はっきり明記されていたわけではありませんが、アメリカのドッグフードなので「月・日・年」の順番で並んでいるものと思われます。今回の場合は2025年4月1日です。
ちなみに、賞味期限の下側にある「LOT」の番号を、アメリカ公式サイトに入力すると、全ての原材料の産地がわかります。手軽に検索できるのは便利です。
次に、パッケージを開封したところ、ジッパーがついていました!日々のご飯準備もスムーズに行えますね。
中身を覗いてみると、チキンの香りがふんわりと漂ってきました。あまり香り自体は強くありませんが、お肉だとしっかり感じられます。
いくつか手のひらに取り出してみたのがこちら。程よい油感はありますが、ギトギトはしません。
粒サイズを見るため、1円玉硬貨と私がいつも愛犬に用意しているモグワン、それとオープンファームを定規とともに並べました。
オープンファームは概ね円筒形。サイズがバラバラなものの、直径約8〜11×厚さ4〜7mmほどでしょうか。モグワンと比べると、厚さがあるので少し大きめに見えます。
ざっくりというならやや大きめの小粒です。口の小さな犬種は、ちゃんと食べられているか観察した方が良いと思います。
オープンファームドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、オープンファームの原材料と安全性についてです。今回は「ターキー&チキンレシピ」を取り上げてみました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
オープンファームには、特に危険な原料はありませんでした。
粗タンパク質 | 30.0%以上 | ビタミンA | 5000IU/kg |
粗脂肪 | 14.0%以上 | ビタミンE | 50IU/kg |
粗繊維質 | 4.50%以下 | オメガ3脂肪酸 | 0.4%以上 |
水分 | 10.0%以下 | オメガ6脂肪酸 | 1.25%以上 |
DHA | 0.11%以上 | タウリン | 0.2%以上 |
カルシウム | 1.2%以上 | 代謝エネルギー | 360kcal/100g |
リン | 1.0%以上 |
オープンファームを評価するにあたって、本家であるアメリカの公式サイトをメインに調査しました。日本の輸入元の会社サイトにはあまり詳しいことが書いていなかったためです。
そうして私が感じたのは、オープンファームは愛犬の食事に対して徹底的にこだわっているということでした。商品名のとおり、オープンに開示しているのもわかります。
調べてみてわかった特徴を下記にまとめました。
- 放し飼いで人道的に育てられた家畜を厳選。
- 家畜に抗生物質は一切使わず、一部は成長ホルモンも使わない。
- 非遺伝子組み換え・有機の野菜をたっぷり採用。
- 穀物不使用のグレインフリー。
- 中国産の原材料は使わない。
- 動物副産物・人工香料・増量剤不使用。
- パッケージのロットコードから、全原材料の産地を確認できる。
オープンファームはこれらの取り組みを真摯に行なっており、愛犬の食事と健康を重視しているのが伝わります。それだけではなく、動物福祉にも力を入れているんです。
例えば、第一主原料である七面鳥の場合、100%動物福祉認証を取得しています。放し飼いの環境で育てられ、抗生物質や成長ホルモンは不使用です。
ストレスを溜め込まないよう配慮されているため、健康的な動物のお肉を摂取することができます。当然のように、動物副産物・人工香料・増量剤は不使用です。
さらに注目したいのは、パッケージのロットコードから全原材料の産地を確認できるところです。アメリカ公式サイトにロット番号を入力すれば、無料でいつでも確認できます。
ここまでオープンに、しかも手軽に確認できるよう整えられているドッグフードはなかなかありません。自信があるからこそ、ここまで開示できるのでしょう。
ひとつ気になるとすれば、どの種類も栄養価が高めです。運動量が多い犬・少量で多くの栄養が必要な犬にはピッタリな反面、そうでない場合は給餌量をよく確認するのが無難です。
栄養の摂りすぎは肥満の原因となる可能性があるため、マメに体型チェックを行うのが安心だなと思います。
- 少食な犬。
- 運動が大好きな犬。
- 涙やけが気になる犬。
- お腹の調子が安定しない犬。
- 食材に含まれる抗生物質や成長ホルモンが体質に合わない犬。
- 動物福祉も重視したい人。
- ドッグフードにお金をかけられる人。
- 安全とは言い難い添加物をなるべく避けたい人。
オープンファームの原材料と安全性を確認したところ、とても信頼できる内容のだなと感じました。愛犬に胸を張って与えられる。そんな印象のドッグフードです。
オープンファームドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
続いて、オープンファームを愛犬に食べさせている飼い主さんたちの声を「良い口コミ」と「悪い口コミ」の2つに分けてご紹介します。
オープンファームドッグフードの良い口コミ
オープンファームドッグフードの悪い口コミ
オープンファームドッグフードの口コミ・評判まとめ
オープンファームの評判を見てまわったところ、肯定的な声がたくさんあり、高く評価されているドッグフードだなと思いました。
目立っていた内容は「食いつきが良い」「品質が良い」「体調も問題ない」といった口コミです。オープンファームなら食べてくれたという喜びの声もありました。
全体的に、ドッグフードの安全性を重視する飼い主さん、元々愛犬の食事になんらかの悩みを持つ飼い主さんから支持されているようです。
悪い口コミはほとんどなかったものの「口にしなかった」という声は見つかりました。食べなかった本当の理由はわかりませんが、サイズは大きめの小粒くらいに感じます。
犬の口のサイズ・好みによっては食べにくい可能性もあるため、もし食べなかった場合はふやかしたり砕いたりしてみるのも方法です。
悪い口コミもありましたが、全体を総合するとオープンファームの評判は良いといえるでしょう。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | - |
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送料 | - | 2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでオープンファームを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
オープンファームドッグフードはAmazonが安い!
オープンファームを買うならどこが安いのか調査したところ、Amazonがもっとも安いことがわかりました。でも、楽天との差は110円で、ほとんど変わりません。
この程度の差なら、送料や会員特典などによって最安は変わると思います。検討する際は、複数の通販サイトを閲覧するのがおすすめです。
オープンファームドッグフードの種類と特徴について!
日本で購入できる犬用オープンファームには、4つの種類があります。各々の成分値と特徴を比較するため、下記にまとめました。
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
ターキー &チキン レシピ |
30%以上 | 14%以上 | 360kcal |
ラム レシピ |
30%以上 | 14%以上 | 363kcal |
ベニソン レシピ |
30%以上 | 14%以上 | 367kcal |
サーモン レシピ |
30%以上 | 14%以上 | 360kcal |
上記4つのオープンファームは、すべて全年齢対応の総合栄養食です。アメリカだともっと多くの種類が購入できるようですが、日本ではこの4種のみ確認できました。
いずれも成分値が近くなるよう調整されていて、フードローテーションしたい場合もスムーズでしょう。曖昧な表記の原材料がなく、安心して与えられるドッグフードです。
オープンファームドッグフードのQ&A
オープンファームドッグフード サーモンレシピの口コミはどう?
オープンファームドッグフードにお試しサンプルはある?
オープンファームドッグフードまとめ
- 放し飼いで人道的に育てられた家畜を使い、動物福祉を徹底。
- 家畜に抗生物質は一切使わず、一部は成長ホルモンも不使用で安心。
- 非遺伝子組み換え・有機の野菜を豊富に使い品質維持。
- 食物アレルギーに配慮し、穀物不使用のグレインフリー。
- 中国産原材料・動物副産物・人工香料・増量剤不使用で安全性を高めている。
- ロットコードから全原材料の産地を確認でき、個人でも追跡が可能。
- 高栄養価で、運動好きな犬・少量で多くの栄養が必要な犬にピッタリ。
- 同ブランド内に栄養価の近い4種があるため、ローテーションに便利。
- ポテトやフルーツが体質に合わない場合は注意が必要。
オープンファームの実物を手に取ったうえで、アメリカの公式サイトにて内容を調査してみて、とても信頼できるドッグフードだなと思います。
愛犬が口にする食事の中身はどんなものなのか?その透明性を改めて考えさせられました。パッケージのロットコードから、誰でもいつでも全食材の産地が閲覧できるのは便利です。
それに、動物福祉を重視しているため、健康的な動物のお肉が摂取できるのもオープンファームの良い点といえます。
高栄養価な分、運動好きな犬・少量で多くの栄養が必要な犬に向いています。でも、静かに過ごすことが好きな犬なら、マメな体型チェックで給餌量を調節するのが良いでしょう。
オープンファームからは、他のドッグフードにはないメリット・良い点があるなと感じられました。
オープンファームドッグフードの基本情報
内容量 | 1.81kg、4.98kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 7,370円(1.81kg) 16,170円(4.98kg) ※「ターキー&チキンレシピ」のAmazon参考価格 |
輸入元 | 大真物産株式会社 |
公式サイト | http://www.daishincorp.com/blog |