「ナチュラルバランス」の創設者が新たに開発したのが「LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)」です。消化器官の健康に着目した内容となっています。
良質な食材を使い、ラボ併設の自社工場による製造で、品質の高いドッグフードづくりを目指している商品です。
日本だとドライフードは全6種が取り揃えられていますが、今回は「サーモン・パンプキン&キヌア」を購入。粒の色や香り、サイズなどを実物で確かめました。
ここでは、ルーシーペットフードの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Bランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.5 |
栄養バランス | 4.3 |
無添加 | 4.9 |
安全性 | 4.5 |
コスト | 2.9 |
内容量 | 1kg、2kg |
価格(通常) |
2,970円(1kg) 5,885円(2kg) ※「サーモン・パンプキン&キヌア」の楽天参考価格 |
価格(定期) | ー |
価格/日 | 290円 |
価格/kg | 2,943円 |
カロリー/100g | 357.5kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | サーモン、チキンミール、乾燥ひよこ豆 |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | アメリカ |
当サイトは、ルーシーペットフードをBランクと評価しました。
肉類はUSDAの人間食肉基準GradeAをクリアしているうえ、チキン・ダックには抗生物質や成長ホルモン剤の心配がないものを使用しています。
遺伝子組み換え作物・BHA・BHT・香料・着色料なども不使用です。プレミアムと呼ばれるフードの基本的なポイントは押さえられています。
特筆すべきは、ルーシーペットフード独自技術(P.B.F)です。健康維持の要は腸内環境との考えから、このP.B.Fが悪玉菌の暴走を防いで善玉菌をサポートしてくれます。
全原材料のグレードや工場の安全性などが開示されたら尚良いですが、市販フードの中でも信頼度の高い商品だと判断しました。
目次
実際にLUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)を購入してみました!
それでは、実際に購入したルーシーペットフードをレビューしていきます。今回は「サーモン・パンプキン&キヌア(普通粒)」1kgをチョイスしてみました。
ルーシーペットフードには猫用もあるのですが、パッケージが非常によく似ているので間違えないよう気をつけましょう。
裏面は上記画像のような感じ。全て日本語で説明が書かれています。
次に、開封してみたのがこちら。1kgでもジッパーがあるので、消費量が少ない家庭でも利用しやすいです。
中を覗くと、ほんのり魚っぽい香りが漂います。魚系ドッグフードは香りが強いことも多いですが、こちらは控えめです。油臭さは感じられません。
数粒手に出してみると、油のベタベタ感がほとんどないのがわかります。油っぽさはゼロではないものの、違和感はないです。
粒のサイズを見るため、左から1円玉硬貨・私が普段愛犬に与えている「モグワン」・ルーシーペットフードを定規とともに並べました。
私が選んだルーシーペットフードは普通粒の方で形はコイン型です。直径約10〜13mmほど、厚みはそこまでありません。
小粒のモグワンと並べると大きいですが、ルーシーペットフードは小型犬でも普通粒を推奨しています。顎や噛む力のためなのだそう。形も力学的に噛みやすく配慮されています。
ルーシーペットフードで用意されている小粒は、シニア犬や丸呑みしてしまう犬向けです。とはいえ、食べてみないとわからない部分ではあるでしょう。
LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)の原材料と安全性について評価!
次に、ルーシーペットフードの原材料と安全性についてです。今回は、私が購入した「サーモン・パンプキン&キヌア」をピックアップしました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。
ルーシーペットフードには、特に危険な原料はありませんでした。
粗タンパク質 | 25.0%以上 | ビタミンE | 50IU/kg以上 |
粗脂肪 | 14.0%以上 | タウリン | 0.18%以上 |
粗繊維 | 6.0%以下 | オメガ3脂肪酸 | 0.4%以上 |
水分 | 10.0%以下 | オメガ6脂肪酸 | 3.0%以上 |
亜鉛 | 110ppm以上 | 代謝エネルギー | 357.5kcal/100g |
ルーシーペットフードを調査するにあたって、輸入・販売会社である株式会社プライムの公式サイトや商品本体を確認しました。
その結果、良質な素材を厳選しており、良好なドッグフードだと感じます。コンセプトや安全・品質に対する考え方も信頼度が高いです。
まずは、ルーシーペットフードの主な特徴をまとめてみます。
- 消化器系分野の第一人者の獣医師が推奨。
- 食材は、何年も協力してきた信頼できるサプライヤーから調達。
- 全ての肉類は米国農務省(USDA)の人間食肉基準GradeAをクリアしたもの。
- チキン・ダックには抗生物質や成長ホルモン剤の心配がない。
- サーモンは金属検査を実施。
- ルーシーペットフード独自技術のP.B.Fを、ほとんどの種類に使っている。
- ドライフードはトウモロコシ・小麦・大豆を使わず、アレルギーに配慮。
- 遺伝子組み換え作物・BHA・BHT・香料・着色料など不使用。
- ラボが併設された、カリフォルニアの自社工場にて製造。
上記のような取り組みが行われているので、良好だと判断しました。最初に注目すべきは、ルーシーペットフードが重要視するのは「腸内環境」だという点です。
腸内環境が、健康に大きく貢献すると考えているためだそう。そのための技術が、ルーシーペットフード独自のP.B.F(プレバイオティクス・バランス・ファイバー™)です。
P.B.Fとは、腸内の善玉菌に幅広い栄養を与え、多様な食物繊維・プレバイオティクスをバランスよく配合する独自技術。健康な体は、健康的な消化ができてこそということです。
健康な愛犬はもちろんのこと、お腹の調子が安定しない愛犬にとっても、心強い存在となるでしょう。
それに、チキン・ダックには抗生物質・成長ホルモン剤の心配はありません。サーモンにおいても、金属検査を実施し重金属の心配がないものを使用しています。
食材の品質にも十分注意が払われているんですね。
さらに、公式サイトの「よくある質問」のページで、細かく回答しているのも安心できる部分でした。
原材料にある「ナチュラルフレーバー」については説明があり、肉類を粉末にしたものとのこと。詳細がちゃんと書かれているのは安心です。
良好な商品ではあるものの、全原材料のグレードや工場の安全性などが明確ならば、もっと信頼度が上がるなと感じます。今後開示されると一層安心できるフードになるでしょう。
あと、今回私が購入した「サーモン・パンプキン&キヌア」にはチキンが使われています。チキンが体質に合わない場合は、原材料欄をよく確認してください。
- 毛並み・毛艶が悪い犬。
- お腹の調子が安定しない犬。
- トウモロコシや大豆が体質に合わない犬。
- ドッグフードにお金をかけられる人。
- 安全性の高いドッグフードを与えたい人。
- 栄養バランスに優れたドッグフードを探している人。
- 愛犬に安全とは言い難い添加物を食べさせたくない人。
ルーシーペットフードの原材料と安全性を調べてみて、取り立てて気になる部分がなく、安心して与えられる商品だと感じました。
全原材料のグレードや工場の安全性についてわかれば一層良いなとは思うものの、トータルで考えるとメリットの方が多いフードといえます。
LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)の口コミや評判ってどうなの?
続いて、ルーシーペットフードを愛犬に食べさせている飼い主さんたちの声を調査しました。良い口コミと悪い口コミの2つに分けてご紹介します。
LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)の良い口コミ
LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)の悪い口コミ
LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)の口コミ・評判まとめ
アメリカ産のルーシーペットフードは、まだ日本では浸透していないのか口コミ件数は少なめです。とくにAmazonでは海外の口コミが多くありました。
その一つひとつを見ると、全体的に高評価が多いことがわかります(LUCY PET FOODS dog foodのreviewsを確認しました)。
主な内容としては「よく食べる」「体質に合っていた」というもので、健康維持を重視している飼い主さんも目立ちました。
中でも「食いつきが良い」という趣旨の口コミは多いです。でも、悪い口コミには「食べない」「吐き出してしまう」との声も見られました。
悪い口コミの件数自体が少なかったとはいえ「食べるか」「体質に合うか」は、やはりその犬によって変わります。良い口コミが多いといっても、最初は少量から試すのが良さそうです。
海外の口コミも併せて見るなら、評判が良いドッグフードといえるでしょう。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 |
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送料 | 1,100円 | 2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでルーシーペットフードを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)の価格はどこも同じ!
ルーシーペットフードの価格を調査したところ、どこも同じだとわかりました。公式サイトでの通販もありますが、1kgは取り扱いがありません。
いずれも価格はどこも同じなので、一番利用しやすいサービスを選ぶのがおすすめです。送料や会員特典の確認も忘れないようにしましょう。
ちなみに、楽天には輸入・販売会社である株式会社プライムが運営する公式ショップもあります。保管状態が気になるなら、こちらを利用するのも手です。
LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)の種類と特徴について!
犬用のルーシーペットフード(ドライフード)には、全部で6種類があります。種類別に、成分値や特徴をまとめてみました。
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
サーモン・ パンプキン& キヌア |
25%以上 | 14%以上 | 357.5kcal |
ダック& ポテト |
22%以上 | 14%以上 | 352.5kcal |
ダック・ パンプキン& キヌア |
23%以上 | 15%以上 | 347kcal |
チキン・ ブラウン ライス& パンプキン |
24%以上 | 16%以上 | 364.5kcal |
スーパーフード ウルトラ ドッグ |
23%以上 | 12%以上 | 337kcal |
スーパーフード ウルトラ リデュース カロリー |
20%以上 | 9%以上 | 320kcal |
ルーシーペットフードは、全種グルテンフリーのドッグフードです。穀物は、一部の種類で使用されています。
「スーパーフード」と名前にあるものは、日本だけで販売しているもので独自技術P.B.Fが使われていません。この技術がお目当ての場合はよく確認するのが良いでしょう。
「スーパーフード」のつく2種はやや低カロリーですが、いずれも栄養価に大きな差はありません。
LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)のQ&A
LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)にお試しサンプルはある?
LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)は全犬種対応なの?
LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)まとめ
- 消化器系分野の第一人者の獣医師推奨で折り紙つき。
- 食材は、何年も協力してきた信頼できるサプライヤーから調達し品質維持。
- 全肉類はUSDAの人間食肉基準GradeAクリアしたもので安全性が高い。
- サーモンは金属検査を実施、チキン・ダックは抗生物質など使われておらず安心。
- ルーシーペットフード独自技術のP.B.Fで、腸内環境をサポート。
- ドライフードはトウモロコシ・小麦・大豆を使わず、アレルギーに配慮。
- 遺伝子組み換え作物・BHA・BHT・香料・着色料など不使用で犬の体に優しい。
- ラボが併設された、カリフォルニアの自社工場にて製造し衛生管理を徹底。
- 全原材料のグレードや工場の安全性がわかればもっと良かった。
- チキンや穀物が体質に合わない場合は注意が必要。
すでに有名な「ナチュラルバランス」の創設者が新たに開発したということもあり、内容に気になる点はなく良好なドッグフードだと感じました。
食材は信頼できるサプライヤーから仕入れています。中でも肉類の品質はとくにこだわっており、米国農務省(USDA)の人間食肉基準GradeAをクリアしたものです。
サーモンは金属検査を実施しており、チキン・ダックには抗生物質や成長ホルモン剤の類が使われていません。こういった取り組みがされているのは安心できます。
ルーシーペットフードは健康維持のためには腸内環境が重要との考えを持っています。腸内環境をサポートするためのP.B.Fが多くの種類に取り入れられているのもそのためです。
良い点は多いものの、全原材料のグレードや工場の安全性までも開示されていたら、今よりもっと安心できるドッグフードとなるでしょう。
それと「サーモン・パンプキン&キヌア」にはチキンが使われていました。一部は穀物使用の種類もあるため、合わない食材がある場合は原材料欄を最後まで読んでくださいね。
LUCY PET FOODS(ルーシーペットフード)の基本情報
内容量 | 1kg、2kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 |
2,970円(1kg) 5,885円(2kg) ※「サーモン・パンプキン&キヌア」の楽天参考価格 |
輸入・販売会社 | 株式会社プライム |
公式サイト | https://prime-k9.jp |