LIVEDOG(リブドッグ)は、健康食品などの通販事業を手掛ける株式会社クラウディアが東京大学と共同開発した国産ドッグフードです。
最近は似たような国産ドッグフードが溢れかえっていることもあり、LIVEDOGの良さや個性がいまいち分からない飼い主さんは非常に多いのではないかと思います。
そこで私は、愛犬がLIVEDOGを1袋試食して分かったLIVDOGの良さやデメリットなどをありのまま綴ることにしました。少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Aランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.6 |
栄養バランス | 4.5 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 4.6 |
コスト | 2.7 |
内容量 | 1.5kg |
価格 | 初回お試しモニター:1,980円(1.5kg) 通常価格:5,280円 定期購入価格:4,752円 |
価格/日 | 315円 |
価格/kg | 3,168円 |
カロリー/100g | 354kcal |
目的 | 総合栄養食 |
主原材料 | 鶏肉、大麦、玄米、ビール酵母、米ぬか |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
当サイトは、LIVEDOGをAランクと評価しました。
LIVEDOGの中身については「原材料と安全性について」の部分で詳しくお話しますが、100%日本産の原料を使った国産ドッグフードを求める飼い主さん、愛犬の骨&関節の健康を意識している飼い主さんにLIVEDOGは最適だと感じました。
ただ正直なところを言うと、決して安くはないドッグフードです。
愛犬の健康のために普段の食事にもお金をかけられるのであれば、ぜひ試しておきたいドッグフードと言えるでしょう。
目次
実際にLIVEDOGドッグフードを購入してみました!
LIVEDOGって実はすごく高いんですよ…。
1.5kgで5,280円という価格なので、かなり高級なドッグフードであることが分かりますね。
でもLIVEDOGに興味があった私は迷わず購入してみました!(現在はキャンペーンで1袋1.5kgが1,980円で利用できるようになっています!)
↑LIVEDOGのパッケージの裏はこんな感じ。
袋を開けてみましょう。
開封した瞬間から鰹節のいい香りが漂ってきます。
鰹節の香りは最近の国産ドッグフードあるあるだけど、嫌な匂いじゃないからドッグフードの匂いに敏感な飼い主さんから人気が高いんですよね。私も大好きな香りです。
袋にはちゃんとジッパーもついていて、遮光性もあります。
LIVEDOGの粒はこんな感じ。オイルコーティングされていないので、手が油っぽくなりません。
実は私このまま1粒味見をしてみたのですが、あまりにもおいしくてびっくり!鶏肉や鰹節の風味がかなり凝縮されていて、調味料など使っていないのに味が濃いんです。
良質な素材を丁寧に調理して旨味を活かすと、ここまでおいしいドッグフードになるんだってことを教えてくれる商品だと感じました。
味わいだけで比べるなら、以前私が試したことのあるドッグフード「UMAKA」と同レベルかもしれません。
粒の大きさを比較しようと、左から1円玉と私がいつも与えているモグワン、そしてLIVEDOGを並べました。
LIVEDOGは直径約8~9mmほど。モグワンより少し小さめですかね。
厚みもそこまでありません。これなら口の小さな小型犬も食べやすそうです。
それではこの辺りで、我が家の愛犬にLIVEDOGを試食してもらいましょう。
器にLIVEDOGを20gほど盛ってみました。
早速出してみたところ、何のためらいもなくパクパク。
夢中で美味しそうに食べています。
食べづらそうにしている様子もありません。
空っぽになっても器をペロペロ。
よほど美味しかったのか、いつまでも器をペロペロ舐めていました^^
LIVEDOGドッグフードを1袋試して分ったこと!
我が家の愛犬にはLIVEDOGが合っていたようで、食べている間はうんちもおしっこも良好でした。うんちが増えすぎることも、下痢や軟便になることもなかったです。
愛犬にはとくに食物アレルギーなどもないので、LIVEDOGで嘔吐したり皮膚に痒みが出たりといったこともありませんでした。
ちなみに我が家では、LIVEDOGにぬるま湯を軽く注いだものを食べさせていました。
こうすることで香りも引き立つし、適度に水分も補給できて一石二鳥です。
愛犬はフードから滲み出たお出汁がこれまたとても気に入ったようで、いつも嬉しそうにペロリと完食。トッピングなどをしなくても十分喜んでくれました。
個人的に感じたのは、
- 愛犬がドッグフードをなかなか食べてくれない。
- ドッグフード特有の匂いが苦手。
- ドッグフードの油っぽさが嫌い。
と悩んでいる人に、LIVEDOGのようなドッグフードが合うだろうなぁということです。
もちろん愛犬にとってアレルゲンとなる原料がない場合に限りますが、このような悩みがある場合は一度LIVEDOGを試してみる価値はあるかもしれません。
LIVEDOGドッグフードを試して感じたメリット・デメリット!
- 原料が純国産である(野菜や穀物は契約農家)。
- 原料は人も食べられるグレード。
- 小麦グルテンフリー。
- オイルコーティングされていない。
- フードの匂いが良い。
- 骨や関節のサポートに役立つ成分「パディナ」配合。
- 価格が高い。
- 通販のみの取り扱い。
- 中型犬や大型犬向きのサイズではない。
- 鶏肉アレルギーのある犬に合わせられない。
LIVEDOGのメリットは、何と言っても原料がすべて国産であることです。
海外から輸入した食材を使った国産ドッグフードが多い中、LIVEDOGは国内から取り寄せた食材を使って九州のペットフード工場で製造されています。
また、犬の体に負担となりやすい小麦粉(グルテン)、香料や着色料などの添加物、オイルコーティングが使われていないのもLIVEDOGの良いところでしょう。
ところが、そんなLIVEDOGもやはりメリットばかりではありません。
質の良い国産原料にこだわっているからこそ、価格が一般のドッグフードよりも高めです。よほど経済的余裕のある飼い主さんじゃないと、継続しにくいのが正直なところでしょう。
私のように中型犬を飼っている人はすぐに1袋なくなってしまいますから、どちらかというと小型犬向きのドッグフードというのも人によってはデメリットです。
LIVEDOGドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、LIVEDOGの原材料と安全性についてです。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよく分からない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。LIVEDOGには、特に危険な原料はありませんでした。
タンパク質 | 21.0%以上 | 灰分 | 7.0%以下 |
脂質 | 11.0%以上 | 水分 | 10.0%以下 |
粗繊維 | 1.5%以下 | 代謝エネルギー | 354kcal/100g |
まず結論から言うと、LIVEDOGの原材料には問題視するような原料はとくに何も含まれていません。公式サイトや関係者による記事もしっかり読ませていただきました。
強いて言えば、鶏肉、穀物、卵に対してアレルギーがある場合は控えた方がいいかなということです。とくに気になる原料がなければ、安全性も高いので利用してみるといいでしょう。
ちなみに、私がもっとも気になったのはタンパク質が21%とかなり低めな点です。
これは最近の国産ドッグフードによくある傾向で、恐らく日本で暮らす犬は運動不足になりやすいという観点からこうなっているのかもしれません。
明らかに代謝率が低い犬にはLIVEDOGのようなドッグフードが適していますが、しっかり散歩も運動もこなすのであれば、タンパク質は25~26%ほど欲しいものです。
ただ、LIVEDOGは国内産の原料(しかも野菜や穀物は契約農家のもの)にこだわるという、国産ドッグフードの中でも数少ない純国産ドッグフードだと思います。
- 超小型犬や小型犬。
- 1日の運動量が少ない犬。
- 鶏肉・穀物・卵アレルギーがない犬。
- 愛犬の骨や関節の健康を意識している人。
- 国産原料にこだわった純国産ドッグフードを探している人。
- ノンオイルコーティングのドッグフードを探している人。
品質も安全性も申し分ないドッグフードなので、原材料と栄養成分値が愛犬の体質と健康状態に合うようであればリストに入れてみるといいかもしれませんね。
LIVEDOGドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
LIVEDOGの口コミや評判を調査してみました。以下に「良い口コミ」と「悪い口コミ」に分けてご紹介します。
LIVEDOGドッグフードの良い口コミ
LIVEDOGドッグフードの悪い口コミ
LIVEDOGドッグフードの口コミ・評判まとめ
LIVEDOGの口コミを確かめるべく、SNSを中心に調査しましたよ。その結果、LIVEDOGは全体的に良い口コミが多いドッグフードだなと思いました!
良い口コミには「偏食が激しいのに食べた」「原料や品質が安心」「栄養成分が良い」との声がありリピーターも多い印象です。とくに食いつきに関する驚きの声は多数ありました。
そして悪い口コミは「体質に合わなかった」「食べなかった」「価格が高め」という声が目立ちましたね。
体質に合わない・食べなかったというのは、犬によって個体差があるのかなと思います。最初はお試し用パッケージを利用するのがベストでしょう。
価格については大型犬の飼い主さんからの声でした。公式サイトの定期コースは割引がありますが、前述の通り中・大型犬より、どちらかというと小型犬向きなのかもしれません。
LIVEDOGには悪い口コミもありましたが、良い口コミの方が大半でリピーターも多いドッグフードなんだなと感じました。
【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | 1,980円(1.5kg) | - | - |
定期購入 | 4,752円 | - | - |
通常購入 | 5,280円 | 5,280円 | - |
送料 | 630円 ※沖縄・離島は1,450円 |
無料 | - |
どこでLIVEDOGを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
LIVEDOGをお得にお試しできるのは公式サイト!
調査した結果、現在LIVEDOGをお得にお試しできるのは公式サイトであることが分かりました。
通販サイトのAmazonでも取り扱いがありますが、お試し用パッケージはありません。1.5kg入り商品が公式サイトの通常価格と同じ金額で販売されています。
公式サイトではLIVEDOGを1,980円でお試しできる!
LIVEDOG公式サイトの専用ページに限り、1.5kgのパッケージ1袋を1,980円で購入することができます。
1世帯1回のみですが、送料は無料。LIVEDOGがどんな感じなのかちょっとだけ見てみたいという場合にはおすすめです。
LIVEDOGドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!
項目 | モグワン | LIVEDOG |
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主原料 | 鶏肉・大麦・玄米(鶏肉は生肉を使用) | |
穀物 | 大麦・玄米・赤米・黒米 | |
タンパク質 | 21%以上 | |
脂質 | 11%以上 | |
代謝エネルギー(100gあたり) | 354kcal | |
内容量 | 1.5kg | |
価格 | 4,752円 | |
当サイト評価 | Aランク |
私がいつも愛犬に食べさせているモグワンとLIVEDOGには、どのような違いがあるのかを比較してみました。
あくまでも個人的な意見ではありますが、よく動いてよく散歩もし、1日のエネルギー消費量がそれなりに大きい犬はモグワンぐらい栄養のあるドッグフードが適しているでしょう。
逆に室内で過ごすことの方が圧倒的に多く、1日のエネルギー消費量が極端に少ない犬にはLIVEDOGのようなドッグフードが丁度いいかもしれません。
それぞれ原産国も特性も異なるので、今の愛犬の健康状態やライフスタイルにはどちらが合っているのか?それを見極められるよう毎日愛犬を観察するようにしましょう。
私が「〇〇の方がおすすめ!」とこの画面で決めることはできませんから、それぞれの特徴をよく理解した上で今の愛犬に合ったフードを選ぶようにして下さい。
LIVEDOGドッグフードの給餌量は1日どれくらい?
LIVEDOGのパッケージに記載されていた給餌量を参考に、与え方などをまとめてみました。
体重 | 1日あたりの給与量目安 |
---|---|
1~3kg | 31~71g |
4~6kg | 88~119g |
7~9kg | 134~161g |
10~12kg | 175~200g |
13~15kg | 213~237g |
それぞれのライフステージに合ったLIVEDOGの与え方や注意点は以下の通りです。
子犬の場合
子犬は毎日成長するため、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にするようにしましょう。月齢だけで判断してしまうと、栄養過多や栄養不足の原因となってしまいます。
餌の回数は、生後10週までは1日分を少量ずつ4回ほどに分けて、生後3ヶ月過ぎた頃から、その犬の予想される体重の50%近くになるまで1日3回に分けて与えましょう。
生後5~6ヶ月頃から、餌の回数を1日2回程度にします。
成犬の場合
給餌量は、その犬が1日に必要とするカロリー量から計算することもできます。1日に必要なカロリー量は以下の簡易式で求められます。
標準的な成犬(避妊・去勢済)の係数は、1.6です。この計算で出た数値をドッグフードの1gあたりカロリー(LIVEDOG=3.54)で割ると、給餌量の目安がわかりますよ。
ただし、個体差や運動量・ドッグフードの内容によっても大幅に変わるため、体重と照らし合わせながらコントロールするようにしましょう。
犬は食餌と食餌の間隔が長くても大丈夫なので、餌の回数は1日2回で問題ありません。
老犬の場合
老犬は、成犬に与える量よりも20~30%程減らした量を与えるようにしましょう。消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎると内臓や消化器官に負担をかけてしまいます。
餌の回数は、消化器への負担を軽くするためにも1日2~3回に分けて与える必要があります。
ここで紹介した給餌量はあくまでも目安で、運動量・体調・生活環境によって必要なエネルギー量が変わります。給餌量が合っているかどうかはうんちで分かるので、うんちが柔らかければ量を減らす、硬ければ量を増やすといった感じで調整して下さい。
LIVEDOGドッグフードは子犬に食べさせても大丈夫?
LIVEDOGは、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食の基準を満たすことが証明されているドッグフードです。
また、オールステージ対応となっているため子犬に与えても基本的には問題はありません。
しかし私が気になるのは、育ち盛りの子犬にLIVEDOGだけ与えるとやや栄養不足になってしまうのでは?ということ。
AAFCOでは成長期の子犬に必要なタンパク質の最小必要量が22.5%とされているのに対し、LIVEDOGのタンパク質は21.0%以上です。
体がどんどんつくられていく成長期にはより多くのタンパク質を摂取する必要があるため、LIVEDOGだけを与えると栄養不足が懸念されます。
体が成長している間はお肉やウェットフードをトッピングするなどして足りない栄養素を補い、ある程度成長が落ち着いたらLIVEDOGだけに絞るようにしてみましょう。
LIVEDOGドッグフードのQ&A
LIVEDOGドッグフードは他の国産ドッグフードと何が違うの?
まず、LIVEDOGは数ある国産フードの中でも珍しい純国産です。
原材料の一部は外国産という商品が多い中、LIVEDOGは日本国内から取り寄せた食材を使って九州の工場で製造されています。
あと、骨や関節のサポートに役立つ成分「パディナ」が配合されているのもLIVEDOGだけです。
グルコサミンやコンドロイチンはよく使われていますが、パディナを配合しているドッグフードは他にありません。
LIVEDOGドッグフードはなぜこんなに価格が高いの?
食材の品質・安全性を重視するほど原価が高くなるのは当然のことなので、自然とドッグフード本体の価格も高くなってしまいます。
あまりにも安いドッグフードは、どんな状態の食材が使われているのかすら分かりません。
1kgあたり数百円ということは、それなりの原料が使われているのは間違いないと思っていいでしょう。
LIVEDOGドッグフードまとめ
- 原料はすべて純国産のヒューマングレードを使用していて安心。
- ミネラル豊富なパディナを配合し、骨や関節を内側からサポート。
- グルテンフリーで小麦アレルギーの犬に配慮。
- オイルコーティングされていないため、犬の体に優しい。
- 犬の健康に必要ない、香料・着色料・保存料などは使っていない。
- 衛生管理が徹底された九州のペットフード工場で製造し、安全性を確保。
- お試しモニターは1袋が1,980円で試せる。
- 粒が小さめで、口の小さな小型犬でも食べやすい。
- タンパク質がやや低めなので、室内で過ごすことの多い犬に向いている。
- 鶏肉・穀物・卵が体質に合わない犬は注意が必要。
LIVEDOGは、愛犬の健康のため食事内容を意識したい飼い主さんが手に取りやすい商品だと思います。食いつきで悩んでいるなら試してみると良いかもしれません。
原料は純国産のヒューマングレードを使い、グルテンフリーで小麦アレルギーにも配慮されています。さらに、ノンオイルコーティングなので犬の体にも優しいです。
中でも一番の特徴は、ミネラル豊富なパディナエキスが配合されている点です。パディナは地中海のマルタ島で採取される海藻で、骨や関節をサポートしてくれます。
また、お試しモニターなら1世帯1回のみではありますが、1,980円(1.5kg)で利用できます。ワンコインで気軽に愛犬の反応を試せるのは嬉しいですね。
ただ、タンパク質はやや低めなため、室内で過ごす時間が長い犬向きかなと感じます。しっかり散歩も運動もこなす犬には、お肉やお魚などのタンパク源を添えても良いでしょう。
愛犬の健康を内側からサポートしたい、品質や安全性がしっかりしたドッグフードを選びたいという場合は、一度合わせてみてください。
LIVEDOGドッグフードの基本情報
内容量 | 1.5kg |
初回購入価格 | 1,980円(1.5kg) |
定期購入価格 | 4,752円 |
通常価格 | 5,280円 |
販売会社 | 株式会社クラウディア |
公式サイト | https://cp.claudia.co.jp/livedog_sp_hako |